このデザインの意味論は、ウジトモコさん主催の[デザインマーケティングカフェ] デザインとブランドアイデンティティ セミナー&講演会(2010年)に、呼ばれて話した講演の再録です。
芦田宏直氏による「デザインの意味論」に関するプレゼンテーション資料は、デザインの根底にある「意味」の概念を探求しています。この資料は、知覚される世界がどのように意味によって形作られるかを議論し、フッサールの現象学やヴィトゲンシュタインの言語哲学、ハイデガーの存在論など、西洋哲学の主要な思想家の概念を援用しています。特に、「意味」を単なる知覚の対象ではなく、超越的な志向性や時間性として捉える視点が提示されており、アリストテレスの「エネルゲイア」やハイデガーの「死への存在」といった概念を通じて、終わりがありながらも継続する意味の性質が考察されています。最終的に、この資料は「フレーム問題」といった認識論的な課題にも触れ、意味がどのように構築され、それが人間の存在とどのように結びついているかを問いかけています。