週末、とある国政政党の党首が、つまらん前置きで予防線張ったつもりで発言した事が大炎上した訳だが、有権者からしたら、前職が何であれ、議員バッジを着けた時点で“政治家”として見なす為、そういう姿勢や弁解は、一切通じません。
本編では横山ノック師匠の、参院議員としての振る舞いを例に挙げましたが、SNSがなかった昭和の頃でも、タレント議員の多くは、それこそ立場の都合上、舞台だろうがカメラの前だろうが関係なく、観客・視聴者の前では言葉を選んでギリギリのトコ…公表可能な部分のみ選んで発言してました。コレは、石原慎太郎氏や青島幸男氏も同じだったかと思います。
つまり、いくら本職がタレントや作家であっても、選挙で当選し、国政あるいは地方行政を担う立場になったら、どこで何を言っても“公の場での発言”として切り取られる事を意識して、慎重に言葉を選び、発言に責任を持ったのです。そういう腹芸ができない者程、思慮深さや警戒心が欠けてる事が多く、故に“失言”が原因で、政治家的にも芸人的にも社会から猛バッシングを受けるのです。
当然、政治家としての資質が問われる訳で、発言に対する訂正や謝罪ができないならば、次回以降それが“足枷”になる訳です。有権者の厳しい吟味は、如何なる功績や実力があっても、たった一つの“粗相”のみで批判され、失墜した権威は取り戻すことはできません。