国鉄の失敗は、むしろコレの選択肢が間違ってたからこその話…とも言える訳です。
そもそも、鉄道法によって開業した鉄道会社の多くは、物資の大量輸送がメインで整備されてた歴史があって、その多くは、三岐鉄道北勢線や四日市あすなろ鉄道(旧近鉄特殊軌道路線)、黒部峡谷鉄道といった軽便鉄道(トロッコ輸送)からの改軌で編入した路線です。つまり、旅客は二の次で、路線の収益はほぼ、貨物輸送に頼っていた部分があった訳です。
しかし、戦後の高度成長期に輸送量に逼迫と、鉄道より高速道路の整備の方が比較的安価だった事、モータリゼーション化による速達性でトラック輸送に軍配が上がった事で、元々貨物メインだった路線は軒並み赤字運営となり、旅客輸送も高速バス路線網ができた事で不要となり、次々と廃止に至ったのです。
又、新幹線整備事業による並行在来線の存在意義も変わってきた事で、存続てきたとしても事業者変更による運賃の値上げや運転本数の減便は避けられず、敢えなく廃止も今後増える可能性はあるのです。