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  • 朗読まとめ 山本周五郎アワー 「柳橋物語(再録)」 読み手七味春五郎  版元丸竹書房

    https://youtu.be/kV3BcW6j-2M

    ■柳橋物語

    1946年(昭和21年)7月 山本周五郎一人雑誌『椿』創刊号に前編が掲載され、1949年(昭和24年)1月~3月 『新青年』に前編を再掲載。中・後編を掲載。
     震災にみまわれた江戸の町を、噂に袋叩きにあいながらも、乳飲み子を抱えてたくましく生きる、娘おせんの姿を描いた愛と悲しみの物語。女の強さと、下町の人情を存分に描いた、山本周五郎の傑作中編。


    ■「むかしも今も」は、こちらから。
    第一話はこちらです→https://youtu.be/XEadUG2akF0
    第二話はこちらです→https://youtu.be/6KQPPy1JFXk
    第三話はこちらです→https://youtu.be/l2OoRZtJeMs


    ■時代背景、忠臣蔵と、災害。
     作中、赤穂浪士の討ち入りがたびだび話題にのぼります。
    ○吉川英治の忠臣蔵
    前篇→ https://youtu.be/UGFYWTl7QJc
    後編→https://youtu.be/DS1Xiq6zzBQ

     ということは、作品の舞台は元禄の終わり(大石らの切腹は二月)。年号は、宝永へとかわっていきます。当時元禄十六年の十一月(西暦では十二月三十一日)に実際に大地震があり、周五郎先生これを採用したものと思われます。(その後の宝永年間も巨大地震、噴火が続発)
     おせんが経験したのは、元禄大地震、江戸期の関東大震災とも呼ばれる大きな物でした(江戸では被害は軽微)。その六日後の火災も史実で、被害が大きくなりました。十一月から二月にかけて、江戸では大火が起こりやすく、地震の復興のさまたげとなりました。幕府では、「犬扶持(犬の食費)」の徴収をやめ、上納されていた銀子も、半年分返却、復興の資金に充てました。最初からとるなよ、とも思いますが……


    ■周五郎と戦争

     話がそれましたが。
     青ベか時代をへて、蒸気河岸の先生
    ○青ベか物語
    前篇→ https://www.youtube.com/watch?v=NLKu2osoGj8
    後編→ https://www.youtube.com/watch?v=LORtGwEwDTw

    は、東京にもどってまいります。そこで、巻き起こるのが、第二次世界大戦最中の東京大空襲。こうして、火災というのものが、周五郎の血肉に深く食い込んでいくことになるのでした。
     狷介固陋、頑固一徹、へそ曲がりじいさん——山本曲軒の性格の一端は、そんなところにも由来するのかも……


    ■登場人物
    おせん……上方へ行く庄吉と夫婦約束をする。
    幸太郎……おせんが大火の最中拾った男の子。
    源六……おせんの祖父。研師。「柏屋源六」主。
    茂七……髪結い。おせんの父。
    母……おせんの母。巳之吉との縁談を断り、茂七の女房となる。

    庄吉……おせんの幼馴染の大工。
    幸太……おせんの幼馴染の大工。
    巳之吉……大工「杉田屋」の頭梁。おせんを可愛がる。
    お蝶……巳之吉の女房。おせんを養女にと望む。

    勘十……藁屋。大火で記憶を失ったおせんを助ける。
    お常……勘十の女房。おせんを親身になって助ける。
    松造……お常の兄。無愛想ながらおせん達の面倒をみる。
    友助……材木問屋「梶平」の雇い人。勘十の友人。
    久兵衛……「梶平」の主人。
    和助……友助の子。大火後のおせんを助力する。
    おたか……和助の女房。おせんの助力をする。

    おもん……油屋の娘。おせんの親友。
    権二郎……飛脚「山崎屋」の雇い人。
    定五郎……「杉田屋」にいた老人。
    久造……源六の研師仲間。
    おらく……魚屋の女房。おせんの長屋の裏の住人。
    よね……おせんの針師匠。

    松造……「杉田屋」の雇い人。
    おいく……松造の女房。
    お鶴……松造とおいくの養女。

    お勘……舟八百屋の女房。大火後のおせんと同じ町内に住む。
    和泉杏順……医師。
    お花……おせん、おもんの針仲間。
    お喜多……おせん、おもんの針仲間。
    おもと……おせん、おもんの針仲間。
    絹……おせん、おもんの針仲間。
    およう……おせん、おもんの針仲間。
    加代……大工「山形屋」の頭梁の娘。庄吉の嫁。



    ■用語集
    ○前篇
    荷足……ニタリ・荷足船の略。川の運送でつかう、小さな船
    下風……カフウ・他の支配を受ける低い地位
    諸式……ショシキ・物価
    独活……ウド・ウコギ科の多年草。若芽やわらかく、香りがあるので、栽培もされる。
    風霜……フウソウ・年月、歳月。世の中の厳しい苦難や試練。
    名跡……ミョウセキ・代々受け継がれていく家名。
    しっこし……度胸。意気地。根性。
    昼食……チュウジキ
    状……ジョウ・手紙。書状。しらせ
    暑気……アツケ・夏の暑さ。しょきあたり。暑さのタメ病気になること。
    萌芽……ホウガ・物事の起こる兆し
    こはぜ……足袋、手甲、脚絆などにつけた爪形の留め具。
    荷葉飯……カヨウメシ・水に浸した餅米を、蓮の葉をかさねたセイロで長時間蒸した物。
    刺し鯖……背開きの塩鯖二尾をかさねて、頭のところで刺し連ねて一刺しにした物。
    後架……トイレ
    凜寒……リンカン・山本周五郎の造語か?
    定命……ジョウミョウ・前世の因縁できまる、人の寿命。
    刺し子……綿布を重ね合わせて、細かく刺し縫いした丈夫な物。柔道着、剣道着などに用いられる。


    ○中篇
    花街……カガイ・色町
    戯場……ギジョウ・舞台。劇場
    万金……マンキン・大金
    水禍……スイカ・洪水による災害。水に溺れること。水難
    犬張り子……犬をかたどったおもちゃ。子供のまよけ。
    緞子……ドンス・絹の紋織物。室町時代に、中国より伝わる。

    ○後篇
    家作……カサク・貸し屋
    賃餅……チンモチ・賃銭を払ってつかせた餅
    おにやらい……豆まき
    産土神……ウブスナガミ・生まれた土地の守り神
    修正会……シュショウエ・正月に寺院で行われる法会。吉祥を占う。
    気ぶっせい……気詰まりなこと
    川施餓鬼……カワセガキ・水死人の霊を弔うこと
    一半……イッパン
    半挿……ハンゾウ・湯水をそそぐための器。




    #朗読 #時代小説 #睡眠 #作業 #bgm


    5 hr 52 min
  • 【火曜ミステリー劇場 半七捕物帳】岡本綺堂作「蟹のお角」 【作業・睡眠用BGM】 朗読七味春五郎  発行元丸竹書房

    第五十九話は、前回の続きのお話。江戸を脱出し、半七の手を逃れたお角。横浜に現れた彼女はあらたな嵐を巻き起こす。

     幕末を舞台に、大江戸最高の御用聞きが、真相にせまります。

    ■江戸の洋犬
     幕末に英米人が、犬をカムヒア、と呼んだことから、当時の人には、カメや、と聞こえた。日本人は洋犬をカメと呼ぶようになった。日本で個人が犬を飼うようになったのは、明治六年以降。


    □半七捕物帳 再生リスト
    https://www.youtube.com/watch?v=OmWTJ71t4Fs&list=PLbLffmEwTDppu8wEkKJ4U1gfJyIrIuDVd

    ■今後の配信予定
    60 青山の仇討 5/24
    61 吉良の脇指 5/31
    62 歩兵の髪切り 6/7
    63 川越次郎兵衛 6/14
    64 廻り灯籠 6/21
    65 夜叉神堂 6/28
    66 地蔵は踊る 7/5
    67 薄雲の碁盤 7/12 
    68 二人女房 7/19
    69 白蝶怪 7/26

    ■登場人物
    半七……幕末江戸御用聞きの名親分
    お仙……半七の妻
    多吉……半七の子分
    亀吉……半七の子分
    松吉……半七の子分。背の高いことから、「ひょろ松」十九件の事件に登場。
    善八……半七の子分。三十前後。善ぱ、とも呼ばれる。弁天娘、あま酒売で、すでに登場
    幸次郎……半七の子分。正雪の絵馬、で、負傷。療養中
    三五郎……高輪の弥平の子分。横浜に出張中

    丹沢五郎治……八丁堀同心
    蟹のお角……女すり
    ヘンリー……ハリソン家のとなりにすんでいる。片言だが、日本語が話せる。
    ハリソン……横浜に異人館をひらく。商人だが、写真に精通する。
    アグネス……ハリソンの妻
    富太郎……ハリソン家のコック
    お歌……ハリソンに雇われている
    徳助……同上
    大助……同上
    義兵衛……同上
    島田庄吉……ハリソンに写真術を習っている
    吾八……島田の弟子
    お留……女髪結い
    国蔵……お留のせがれ
    甚八……国蔵の相長屋に住んでいる。

    ■用語集
    莫連……バクレン・すれていてずるがしこいひと。あばずれ
    洋犬……カメ。
    通辞……通訳
    鶏頭……ケイトウ・ヒユ科の一年草


    □目次
    0:00 蟹のお角 一
    8:38 蟹のお角 二
    19:21 蟹のお角 三
    30:42 蟹のお角 四
    40:58 蟹のお角 五
    49:11 蟹のお角 六

    #半七捕物帳 #オーディオブック #岡本綺堂

    1 hr 2 min
  • 【山本周五郎アワー】『悪伝七』【作業・睡眠用朗読】 読み手七味春五郎  発行元丸竹書房

    1936年(昭和11年)9月 『講談倶楽部』発表

     こちらは、「恋の伝七郎」 https://youtu.be/W2NREvAcgyc
    の前身らしい作品です。発表は、1936年(昭和11年)9月 『講談倶楽部』にて。
     恋の伝七郎が、昭和二十一年の作。十年の修作の後もかんがいぶかい作品となっております。


    ■登場人物紹介
    谷屋伝七……老職の次男だが、勉学も武芸も駄目な、不器用侍。
    市島三千馬……文武にすぐれた侍。金穀元締方勤め。
    忠太郎……やくざの三下。伝七が心を許す親友
    藤尾……太兵衛の娘
    大貫太兵衛……伝七らの通う剣術道場の師匠
    谷屋伝左エ門……伝七の父
    谷屋伝一郎……伝七の兄

    ■用語集
    才物……サイブツ
    眉目……ビモク
    秋波……シュウハ・流し目・色目
    牛耳……ギュウジ
    鼬の道……行き来がたえること
    延引……エンイン・仲良くすること。物事を先に延ばすこと
    勘考……カンコウ・よく考えること
    勤役……キンヤク・役を務めること
    名聞……ミョウモン・世間での評判。
    畏服……イフク・畏れ従うこと


    ■目次
    0:00 悪伝七 一
    10:02 悪伝七 二
    21:35 悪伝七 三
    31:36 悪伝七 四

    #山本周五郎 #朗読七味春五郎 #小説

    43 min
  • 宮本武蔵 火の巻 podcast

    文豪吉川英治が、江戸初期に実在した剣聖の生き様を描き抜く!

     五輪書を著し、自画像を残し、数々の実戦を戦い抜いた男。

     日本史上、もっとも著名な剣豪、宮本武蔵。今回お届けするのは、第三巻火の巻です。

     宍戸梅軒、佐々木小次郎、武蔵ではおなじみの人物が続々集結しています。  

    4 hr 44 min
  • オーディオブック 宮本武蔵 ①地の巻 第五編『野の人たち』 吉川英治作

    □登場人物紹介

    武蔵……たけぞう。後の宮本武蔵

    又八……新免宮本村から、武蔵とともに関ヶ原の合戦に参加した若者。

    お通……故郷に残してきた美しい娘。又八の許嫁

    無二齋……武蔵の厳格な父

    お吟……武蔵の姉

    朱実……戦場跡を徘徊していた少女

    お甲……朱実の母。後家。

    辻風典馬……野武士。お甲の旦那を殺し、野武士団の頭となる。

    有馬喜兵衛……宮本武蔵と決闘したとされる武士。十三才で勝利したとされる。

    辻風黄平……典馬の弟、兵法の達人。乱波

    お杉……本位田家のおばば

    丙太……お杉の孫


    □用語集

    春蚕……ハルゴ

    土豪……その土地の豪族

    作男……雇われて耕作をする男




    22 min
  • オーディオブック 宮本武蔵 ①地の巻 第四編『花御堂』 吉川英治作

    □登場人物紹介

    武蔵……たけぞう。後の宮本武蔵

    又八……新免宮本村から、武蔵とともに関ヶ原の合戦に参加した若者。

    お通……故郷に残してきた美しい娘。又八の許嫁

    無二齋……武蔵の厳格な父

    お吟……武蔵の姉

    朱実……戦場跡を徘徊していた少女

    お甲……朱実の母。後家。

    辻風典馬……野武士。お甲の旦那を殺し、野武士団の頭となる。

    有馬喜兵衛……宮本武蔵と決闘したとされる武士。十三才で勝利したとされる。

    辻風黄平……典馬の弟、兵法の達人。乱波

    26 min
  • 朗読時代小説  山本周五郎作/安永一代男 第十話「河原」

    一~八話はこちらです。

    https://youtu.be/gCIeGlzxA7s

    山本周五郎先生の最初の新聞連載であった、「安永一代男」の朗読連載を開始したいと思いますが、こちらは昭和八年仙台で発行されていた河北新報に、百二十一回にわたって連載しれていました。

    河北新報は戦災にあい、古い新聞がのこっておらず、安永一代男は長らく読者の目にふれることのない幻の長編となっておりました。  ところが、国会図書館に保存されていることが判明し、「浪人小説集」に掲載されました。

    丸竹書房Webサイトに、本文の掲載も同時に開始しております。こちらからどうぞ! https://bit.ly/3o9g1qi

    18 min

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