今年最後の放送となりました。
5月に急逝した近藤勝重師範への想いを川柳やコメントにしてくださった方々、ありがとうございます。
カレンダーの表紙に残された師範のクセのある文字、忘れられませんね。
私は先日、近藤さんのお墓参りをさせてもらいました。青空のもと、お墓の前でしばらく時を過ごしました。
毎朝の習慣だった林檎のヨーグルトをお供えして。
そうしたら、なんだか近藤さんの声が聞こえてきたような気がしたのです。
これまでは「なんで、こんなことに?!」という自分の心の叫びが大きくて、他には何も聴こえなかったのに。
お墓参りをすることで、自分の心が整う。そんなことがあるのだと思い知りました。
失ったものは大きいけれど、のこしていってもらったものがどんなに大きいかも感じる年の瀬となりました。
皆さま、今年は哀しみを共にしてくださってありがとうございました。
そして、新しい番組で、また笑いを少しずつ取り戻してくださって、本当にありがとうございました。
どうか、よいお年をお迎えください。(水野晶子)