「米関税影響は営業利益ベースで470億円マイナスも…ダイキンの通期見通し、当期最高益の背景」　ダイキン工業は８日、２０２６年３月期連結業績予想の売上高と営業利益、経常利益、当期利益の全ての利益段階で、５年連続の過去最高見通しだと発表した。データセンターや工場向け業務用大型空調（アプライド）などの需要が拡大。加えて差別化製品の前倒し投入やインドなど好調な地域での拡販で、過去最高業績更新を目指す。ただ、主力市場である米国の住宅用市場や、欧州のヒートポンプ暖房は厳しい事業環境が続くと予想する。