おじいさんとおばあさんは竹から生まれた女の子を大事に育てました。

やさしいおばあさんに頼りきりだった男は、急におばあさんを亡くして

真っ黒な羽のクッカルは、色とりどりで美しい羽根のカラスが羨ましくてしかたありません。

大きな芝居小屋ができたというので、山を越えて見物に来た吉四六さんでしたが、

足の速いのを自慢ばかりするキツネに、タニシが都までの競争を持ち掛けました。

とんちで有名な彦一も、年を取って死んでしまいました。

ある村に、たろ助という怠け者の若者がいました。

おじいさんとおばあさんは、瓜から生まれた可愛らしい娘を瓜子姫と名付けて育て、

ウナギつりの上手いおじいさんが、ある日大きなウナギを力いっぱい釣り上げると、

おじいさんは孫の太郎に「おかゆを作って待ってておくれ」と言って山へ仕事に出かけました。