ある北国の川に、太助と呼ばれる大きなサケが住んでいました。

芝居のさかんな村で一番芝居のうまい権十おじいさんが亡くなってしまい、

役者のたのきゅうはお母さんが病気だと知り、大急ぎで山を越えて帰る途中、

ある日、小さな茶店にやってきた山伏姿の男が店の主人に、

吉四六さんが庄屋さんにカモ汁をごちそうすると呼ばれて、

一緒にお伊勢参りに向かっていたハチとクモが、道中、落し物の財布を拾いました。

子供たちが焼き栗をしている所に弘法大師が通りかかると、

お寺の和尚さんから「果報は寝て待て」という説教を聞いた夫婦が、

昔、木曽の御嶽山に天狗が住んでいました。

加賀の殿さまに可愛がられていた、弥三右衛門が殿様の命令で白ギツネに矢を放とうとしましたが、