北九州市立美術館で〜3/16(日)まで開催中の「磯崎新の原点 九州における1960-70年代の仕事」を2週にわたって特集します。
磯崎新は1931年大分生まれの建築家。晩年には“建築界のノーベル賞”と言われるプリツカー賞を受賞するなど国際的にも活躍した磯崎ですが、その初期のキャリアを形成したのは彼の故郷である大分、そして福岡や北九州で重ねた60〜70年代の仕事の数々でした。本展ではその時期に発表された建築に関する模型や資料、そして自身の建築をモチーフとした版画作品などを展示します。
くわえて本展では、当時の磯崎に活躍の機会を与えた重要人物であり、のちに稀代のアートコレクターとなる福岡シティ銀行(現・西日本シティ銀行)頭取の四島司(ししま・つかさ)と磯崎の関わりにも注目します。互いに影響し合いながら“建築とアートの融合”を目指した二人の協働が、その後、国際的にも価値ある現代美術を数多く擁する「四島コレクション」を形成していくまでの過程を、建築と作品群の展示を通して紐解いていきます。
特集前編となる今回の放送では、全6章で構成される本展の1〜3章にフォーカスし、磯崎が大分・福岡・北九州で手がけた代表的建築の数々を詳しく見ていきます。ゲストは同館学芸員の落合朋子さんと、建築家の水谷元さんです。