福岡の出版社・書肆侃侃房から2月に刊行された書籍「埃だらけのすももを売ればよい ロシア銀の時代の女性詩人たち」を2週にわたって特集します。
「埃だらけの〜」は、ロシア文学において1890年代から1920年代にかけて、多彩で才能あふれる詩人たちが登場した”銀の時代”と呼ばれる時代に活躍した女性詩人たちに光を当てます。本書の著者でありロシア文学の翻訳者でもある高柳聡子さんは、ペテルブルグの古書店で偶然見つけた「銀の時代の101人の女性詩人」という詩集を手がかりに、そこから15名の女性詩人を選出し、一人ひとりの作品とその背景をこの本のなかでご紹介していきます。100年前の忘れられた女性たちの言葉は、現代の私たちに何を伝えるのか—。
番組では高柳聡子さんと書肆侃侃房の編集者・藤枝大さんをゲストにお迎えし、高柳さんがこの詩集に出会うまでの素敵なエピソード、”銀の時代”とはどのような時代だったのか、そして本書タイトルの着想源となった詩を残した女性詩人アデリーナ・アダーリスについてお話を伺います。