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FAQs about ナルワンアワー(月曜日):How many episodes does ナルワンアワー(月曜日) have?The podcast currently has 355 episodes available.
March 07, 2021ナルワンアワー(月曜日) - 2021-03-08_第10回 謝謝台灣「日台心の絆」イベント間もなく東日本大震災発生から10年となります。震災発生後、日本は台湾から200億円を上回る世界最高額の義援金をはじめ、数々の支援や応援をもらいました。それに対して日本からも官民挙げて多くの人たちから感謝の気持ちを伝える動きが起こりました。そして台湾でも、感謝の気持ちを届けたいと、震災の翌年2012年に日本人留学生が中心となり「謝謝台灣」イベントが開催されました。それがきっかけとなり、以降毎年3月に、台湾の人たちへの感謝の気持ちを届けるとともに、被災地の現状を伝え、さらには日本と台湾の「心の絆」をより深いものにすることを目的にこの「謝謝台灣」イベントが行われてきました。その間、雨に見舞われ急きょ会場を移して行った年や、昨年(2020年)は新型コロナによる影響でイベントが中止となり、別の場所で展示のみ行ったりということもありましたが、毎年、台湾北部・新北市の淡水をイベント会場として感謝の気持ちを伝えるイベントを行ってきています。そして昨日3月7日に、淡水で10回目となる「謝謝台灣」イベントが行われ、そこで「日台心の絆」記念碑の除幕式が執り行われました。除幕式には、淡水区の巫宗仁・区長や、日本の対台湾窓口機関・日本台湾交流協会の村嶋郁代・広報文化部長らも参加しました。記念碑には、「日台・心の絆! 謝謝台灣 私たちは忘れない」と刻まれ、日本語と中国語で、「震災から10年の節目にあたり、私たちは台湾への感謝の思いを永遠に忘れないと誓い、その証としてここ淡水に『日台心の絆』の碑を寄贈いたします」と記されています。イベントの会場ではこの記念碑の除幕式の他に、ステージでは、東北からのビデオメッセージなどが放映され、中でも台湾からの義援金で再建された病院からのメッセージが流れると、その映像を写真に収める人の姿もありました。時折、霧雨が降る中、会場は多くの人が立ち寄っていました。今回、この「謝謝台灣」イベントの実行委員長を務める開南大学の留学生、佐々木咲さんは宮城県大崎市出身。当時小学4年生だった彼女は、激しい地震の揺れは今でも鮮明に覚えているそうです。ただ、震災発生から10年という月日が流れ、だんだんと震災の時に台湾からたくさんの支援を受けたことを知らない若者が増えていると感じています。佐々木さん自身も台湾留学を決めてから、震災の時に台湾からたくさんの支援を受けたことを知ったんだそうです。そこで、もっと知らない日本人が多いのではないかと思い、台湾と東北を繋げるために活動できるのであればと、改めて台湾留学への希望を高めたそうです。佐々木さん「東北出身ということもあるので、台湾の方々に感謝の気持ちを伝えたりし、日本人でも台湾人でも、東日本大震災から始まった絆を知らない人も多かったので伝いたいという思いから活動に参加させていただくことになりました。今回一番違うのは、記念碑が建てられたことが大きいです。淡水を訪れるたびに、日台の絆を再確認できるようにと、『謝謝台湾』の聖地が淡水であるということを皆さんに知ってもらいたいという思いがあります。コロナが落ち着いたらぜひとも淡水に来て、石碑と一緒に写真を撮っていただいて、日台の絆を確認していただきたいと思います。」「日台・心の絆」記念碑は台北新交通システムMRT(台北メトロ)レッドラインの淡水駅前、淡水老街広場に設置されています。これから、3月のイベントのタイミングに台湾を訪れることができなくても、この石碑によっていつでも心の絆を確認できるのではないでしょうか。また旅行が解禁になりましたら、ぜひ淡水までこの石碑を見に出かけてみてください。...more5minPlay
February 28, 2021ナルワンアワー(月曜日) - 2021-03-01_林志玲とAKIRA初共演のお茶のCMが話題に!&コーヒー「ジョージア」が台湾発上陸!ここ数年、台湾のテレビCMに日本の有名人が登場することが増えてきました。それも日本の観光PRのCMではなく、一般の商品のCMです。例えば今、台湾で流れているCMでは、日本の家電メーカーや車のCMに福原愛が出演していたり、台湾のお茶のCMに阿部寛が出演していたり。過去には永瀬正敏や、渡辺直美なども台湾のCMに登場しています。そして今度は、お茶のCMに台湾の“国民的女優”・林志玲(リン・チーリン)とEXILEのAKIRA夫妻の初の共演CMが登場し、話題となっています。台湾では林志玲とAKIRAの結婚は、台湾でも人気の福山雅治が結婚した際の“福山ショック”にも負けない、“チーリン・ショック”と言われています。二人の結婚式は台湾南部の台南で行われましたが、その後、二人が台湾で公の場にほとんど出てくることがなく、ファンは「今、二人はどうしているのか」と気になっていたのですが、今回、初めて夫婦そろってCMに出演するということで、各メディアがこぞって話題として取り上げています。今回、林志玲とAKIRA夫妻が共演したのは台湾のお茶「御茶園」のCM。二人は普段から台湾のお茶を海外の友人たちにふるまったりしているそうで、今回、初めての夫婦共演のお茶のCM撮影は、特別な経験になったそうです。しかも、日本の有名なCMディレクター・谷一郎氏と、昨年(2020年)、日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞した河津太郎氏が担当し、全編日本で撮影されました。ただ、撮影の際、日本はちょうど新型コロナの第二波が来ている時ということで、撮影は200坪以上もの広さのある広いスタジオでソーシャルディスタンスを保てるようにし、スタッフは全員マスクをした上に透明のフェイスガードをするなど、厳重な防疫対策を取って撮影されました。撮影には台湾側からも関係者がリモートで参加していたそうで、今は新型コロナの影響で撮影もこれまでとは勝手が違ったりして大変そうだなと感じる一方で、今ではこのように、どこにいてもリモートで繋がることができるんだなということを感じますね。そして、気になるCMはお茶畑で二人が風を感じながらお茶の香りと、そのお茶を楽しむというもの。お茶のさわやかなイメージを表したCMとなっています。ちなみに、今回、日本で撮影されていますが、台湾で放送されるCMですので、セリフはもちろん中国語。そこで、二人で一緒に中国語のセリフを練習したんだそうです。このお茶のCMは既に台湾で流れていますが、台湾の人たちからもAKIRAの中国語はとても流暢だと好評です。日本では放送されませんが、「御茶園」のHPでCMだけでなく、YouTubeのオフィシャルサイトの方にはメイキング動画も公開されていますので、気になる方はぜひのぞいてみてくださいね。そして、このお茶だけでなく、今、台湾ではもう一つ注目されている飲み物があります。それは…日本のコーヒー「ジョージア」。「ジョージア」といえば、日本で9年連続コーヒー売上ナンバーワンに輝く日本の“国民的コーヒー”ですが、今回、台湾に初上陸しました!台湾の人も日本に旅行に行ったときに自動販売機で見て買って飲んだという人が多く、しかもこれまで台湾では販売されていなかったので、今、日本ロスとなっている台湾の人たちから喜びの声が上がっています。しかも、台湾でも毎日一杯のコーヒーを飲むという人も増えてきていて、台湾人一人当たり年間520台湾元(日本円でおよそ2,000円)分のコーヒーを飲んでいるそうです。そんな「コーヒーパワー」の侮れない台湾に「ジョージア」は、今回、「滴濾無糖黑咖啡(ドリップ無糖ブラックコーヒー)」と「滴濾拿鐵咖啡(ドリップカフェラテ)」の2種類を打ち出しており、発売から一週間足らずで既に好調な売り上げを残しているようです。ちなみに「ジョージア」のCMは、日本の映画にも出演したことがあり、日本でも人気のある俳優の陳柏霖(チェン・ボーリン)が出演していますよ。日本と台湾の交流は、ドリンクの分野でもとても活発です。...more5minPlay
February 21, 2021ナルワンアワー(月曜日) - 2021-02-22_2021年、台湾で注目の日本のアニメ昨年(2020年)から日本で大旋風を巻き起こしているアニメ「鬼滅の刃」。台湾でも劇場版が公開になって以降、“鬼滅の刃旋風”が吹き荒れています。映画館に多くの人が集まっただけでなく、登場人物のコスプレをしている姿をSNSにあげている人も多く見かけますし、旧正月に欠かせないアイテムである真っ赤なご祝儀袋「紅包袋」までも「鬼滅の刃」のイラストが描かれたものが登場していました。もちろんちゃんと正規ライセンスを取っているもの。人気が爆発してから数か月しか経っていないのに、もう台湾オリジナルの正規商品を作り出して流通しているこのスピード感に圧倒されます。さらには、昨年(2020年)の台北市立図書館の貸し出し統計によると「鬼滅の刃」は1万5,317回の予約があり、予約回数第1位だったそうです。そんな“鬼滅の刃旋風”が吹き荒れている台湾で、今年に入ってから新たに人気を集めている日本のアニメがあります。それは…「PUI PUI モルカー」。今、日本で大人気の、羊毛フェルトでできた車になったモルモットのキャラクターたちが表情豊かに動き回る“ストップモーションアニメ”。実は台湾でも、「天竺鼠車車」というタイトルで、台湾のアニメーション代理店「木綿花(Muse)」のYouTubeで同時配信されていて、そのフォルムや動きに「癒される~?」と大人気になっています。しかも、ただ可愛いだけでなく、毎回、交通マナーや、動物の車内放置、ポイ捨てなど、様々な身近なエピソードが詰まっていて、子供だけでなく、大人もハッと気づかされるアニメーション。特に大人の方がハマっている人が多いようで、台湾のネット上では「子供だけが『鬼滅の刃』を観ていて、大人はみんな『PUI PUI モルカー』を観ている」などと言われています。2月2日からはテレビでも放送がスタートし、更に人気が高まっています。台湾のテレビは、ジャンルごとのチャンネルとなっていて、一日に何度も同じ番組が放送されることがよくあり、この「PUI PUI モルカー」も1日に3~5回放送されているのですが、2分40秒という短いストーリーということと、可愛さも相まって、何度も繰り返し見ている人が多いようです。さらには、ネット上では実際に自分で可愛い「モルカー」を作ってみた人や、巨大な「モルカー」を作ったり、実際の車を「モルカー」仕様にデコレーションして、街の人たちの反応を見る映像が上がったりと、まさに大人がハマっています。ちなみに、台湾では行政機関なども話題のものを取り上げてSNSで積極的に発信したりするのですが、なんと、日本で言うところの警視庁にあたる警政署の署長も、「NPA署長室」というフェイスブックページで、「今日はもう『モルカー』観ましたか?可愛くてみんな“萌え”ちゃうよね。この『モルカー』から学べることはこちら!」として、この「PUI PUI モルカー」のワンシーンを模したイラストと共に、交通安全に関する注意を呼び掛けていました。しかもそれがニュースで取り上げられ、話題となっていました。台湾の多くの人をも虜にする「PUI PUI モルカー」。この人気はまだまだ続きそうです。また、この「PUI PUI モルカー」だけでなく、今年(2021年)注目のアニメとして、現在も連載中の「進撃の巨人 ファイナルシーズン」や、34歳ニートの男が異世界で赤ん坊に生まれ変わり、新しい人生を送る“人生やり直しファンタジー”「無職転生~異世界行ったら本気出す」をあげている他、見逃せない作品として、体内細胞を擬人化したアニメ「はたらく細胞」の第二期と、「週刊少年ジャンプ」で連載中の「呪術廻戦」が紹介されています。以前は台湾で放送されるアニメというと、「ディズニー」「ピクサー」「宮崎駿」といった、国際的な名作…というものでしたが、最近では、セリフのない「PUI PUI モルカー」や体内細胞を擬人化したアニメ「はたらく細胞」のように、想像力を掻き立てるようなアニメも増えています。また、今はネットで放送されるアニメも増えてきましたし、台湾のアニメーションの代理店も常にアンテナを張っていて、名作だけでなく、日本の身近な作品もどんどんリアルタイムで中国語版として入ってくることから、日本で人気のアニメはほぼ同時に台湾でも注目を集めています。これからますます、日本と台湾でタイムラグなく、お気に入りのアニメの話題で盛り上がれますね。...more4minPlay
February 14, 2021ナルワンアワー(月曜日) - 2021-02-15_台北市立動物園と京都市動物園が生物多様性の保全で連携・協力を目指す覚書(MOU)を締結昨年(2020年)から、ジャイアントパンダの赤ちゃん「圓寶(ユエンバオ)」人気に沸いている台北市立動物園ですが、ここの注目は、ジャイアントパンダだけではありません。台湾で最も歴史がある動物園で、165ヘクタールの広大な敷地に、400種類以上の動物を飼育し、世界十大都市型動物園にも数えられる、東南アジア最大の動物園です。また、特徴はその長い歴史だけでなく、現在は、動物の本来の生活環境に近い環境を再現する「地理学生態展示法」を採用し、動物たちがストレスなく生活できるような環境を作っている他、近年では国内外の野生動物の飼育関連課題に積極的に参加していて、日本の動物園とも積極的に交流を続けています。2011年以降は、ほぼ毎年、日本の動物園と動物交流覚書(MOU)などを締結していて、日本との相互理解や友好親善の促進に貢献しているとして、昨年(2020年)12月には、日本と諸外国との友好親善関係の増進に功績のあった個人・団体を称える「外務大臣表彰」を受けています。そして今月2月8日、今度は日本の京都市動物園と「生物多様性の保全に関する連携および協力を目指す覚書(MOU)」を交わしました。この覚書では、生物多様性の保全にかかる今日的課題を共有し、それらの解決に向けた取り組みについて協力するとしていて、具体的には、「ニシゴリラや、グレビーシマウマの繁殖に係る相互協力や、京都市動物園のツシマヤマネコと、台北市立動物園のベンガルヤマネコの保全に係る相互協力、その他、国際的な生物多様性保全やSDGs達成に向けた連携と協力」を行うとしています。調印式は、新型コロナの影響でオンライン形式で行われ、台北市立動物園の劉世芬・園長と、京都市動物園の坂本秀房・園長がそれぞれの動物園を代表して署名。台北市教育局の陳素慧・副局長、台北市市長室の周台竹・渉外事務総監、日本台湾交流協会の村嶋郁代・広報文化部長、北村信幸・京都市文化芸術政策監、中華民国の総領事館に相当する台北駐大阪経済文化弁事処の李世丙・処長が立ち会いました。双方の連携および協力の第一歩として、まずは京都市動物園からグレビーシマウマの雄1頭を受け入れます。台北市立動物園の劉世芬・園長によると、双方の検疫条件をクリアしてから輸送が可能で、動物の移動は冬の気候のほうが比較的適していることから、今年下半期にも受け入れたいとしています。また、京都市動物園は日本で2番目に古い動物園で、霊長類の豊富な飼育経験があることから、台北市立動物園でも昨年(2020年)に繁殖に成功した、IUCN(国際自然保護連合)がレッドリストに指定している「ニシゴリラ」の繁殖技術と飼育に関する職員研修や交流を行っていくとしています。台北市立動物園は、東京の多摩動物公園、北海道の釧路市動物園、札幌市円山動物園、旭川市旭山動物園、大阪の天王寺動物園、横浜動物園ズーラシア、東京の上野動物園、愛知県の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)と友好協定を結んでおり、今回の京都市動物園が9園目となりました。一方、京都市動物園が海外の動物園と包括的な連携・協力をするのは初めてとのことです。このような交流が日本と台湾の絆をより深くし、動物たちにとっても良い未来につながっていくことを期待したいですね。...more5minPlay
February 07, 2021ナルワンアワー(月曜日) - 2021-02-08_今、注目を集めている絵本、「台灣早餐地圖(台湾朝ご飯マップ)」先月(1/26)、蔡英文・総統が自身のフェイスブックで「#po你最近買的書challenge(最近購入した一冊チャレンジ)」というハッシュタグを付けて、15冊の本を紹介しました。これは、本来この日、1月26日に「台北國際書展(Taipei International Book Exhibition)」が開幕する予定だったのですが、今年は新型コロナによる影響で、会場でのイベントは行わず、オンライン開催となったことに対して、蔡・総統が、「会場イベントが行われないのは残念だが、それでも私たちは本を買うし、本を読む。みんなで共に多元的で自由な台湾の出版業界を支持しよう!」とエールを送ったものです。これに応え、賴清德・副総統や、黃偉哲・台南市長といった政治家から、人気司会者の黃子佼(ミッキー・ホワン)、人気YouTuberの蔡阿嘎(アガー)、さらには大手通販サイトや外交部、台北植物園などのオフィシャルサイトの“中の人”までもが自身が最近買った本を紹介しています。そんなムーブメントを巻き起こした蔡・総統の書き込みですが、その紹介している15冊の本の中に、日本在住の台湾人作家さんが書いた本が入っていました。それは、イラストレーター「百香果」さんの絵本「台灣早餐地圖(台湾朝ご飯マップ)」─。「今日、あなたは朝ご飯を食べましたか?あなたはどんな朝ご飯が好きですか?」そんなテーマで、ページごとに各地の美味しい朝ご飯とその土地の文化を組み合わせた鮮やかなイラストが描かれた19ページの“朝ご飯マップ”です。例えば、“台湾式玉子クレープ”と呼ばれる伝統的な「蛋餅」や「豆漿(豆乳)」、台湾の有名な朝ご飯のチェーン店「美而美」といった全国的にお馴染みの朝ご飯はもちろん、台北市だと、買った朝ご飯を手に小走りのスーツ姿の男性が描かれていたり、西門町の辺りには「大腸麵線(もつ煮込み素麺)」のイラストと、観光客がそれを食べているような絵があったり、台湾北西部・苗栗エリアでは客家料理が描かれていたり、桃園国際空港の所在地である北部・桃園エリアでは、機内食のイラストまでもがあったりと、地域の特色もわかる絵本となっています。同じ麺料理や「蛋餅」や「魯肉飯(ルーローハン)」でも、地域ごとにちょっと違った特色がある部分も細かく表現されていますし、同じ料理でも地域によって名前の呼び方が違ったりしている部分も現地の呼び方に合わせて書かれていたりして、これは、台湾好きの日本人もきっと見てワクワクする絵本だと思います。作者の「百香果」さんは、台北出身。ご主人の仕事の都合で2009年に東京に渡ったそうですが、その時に初めて故郷を懐かしく感じたそうです。東京では食べたものを絵に残すようになっていたという「百香果」さん。元々、食べることが好きだったことと、学生時代にグラフィックデザインを専攻していたことから、食べ物を描くことは非常に自然なことだったそうです。2016年に台湾の出版社「聯經出版」が「十二個插畫家的台灣風情地圖(12人のイラストレーターが描く台湾の風景マップ)」を出版したのですが、その時のテーマの一つに「全台早餐(台湾の朝ご飯)」というのがあり、そのテーマへの注目度が高かったことから、単独で1冊の本にすることを決めたそうです。その時、出版社の人の頭に浮かんだのが、イラストレーターのイベントの際に知り合った、「百香果」さんでした。出版社の方の話によると、「百香果」さんのイラストは、とても温かみがあって、食べ物を描くのにぴったりだと思ったんだそうです。ただ、一般に、朝ご飯に関する情報というのは、どうしても自身が住んでいるエリアの情報に限られてしまいます。さらには、「百香果」さんは、日本に住んでいるということもあって、制作過程は大変なものになったそうです。2018年から資料集めに多くの時間を費やし、3年をかけ、「百香果」さんは、その間に3度台湾に渡り、13の都市を訪れ、調査を行いました。訪れた先では、現地の人たちから色々と話を聞き、みんなそれぞれが自身の住んでいる町の朝ご飯に愛着や誇りを持っていることを感じたんだそうです。そして完成したこの絵本「台灣早餐地圖(台湾朝ご飯マップ)」。今年、2021年の1月21日に台湾で出版となりました。中には、台湾南部・嘉義の30年の歴史をもつ「蓬來漢堡」や、70年の歴史を持つもやしそばを売る老舗の「豆菜麵老店」といった、新型コロナの影響で閉店してしまったお店のイラストもあります。出版社によると、多くの朝ご飯屋さんは、その土地の人にとって“懐かしい記憶”であることから、これらのお店もイラストに残すことにしたんだそうです。日本での販売は、現在のところ、楽天の通販サイトで販売されているのが確認できました。蔡・総統の紹介がきっかけで注目を集めていますので、書店に並ぶのはこれからかもしれませんね。ガイドブックではありませんが、この絵本をもって台湾の朝ご飯巡りをしたくなる、そんな1冊です。機会があれば皆さんもぜひ手に取ってみてください。...more5minPlay
January 31, 2021ナルワンアワー(月曜日) - 2021-02-01_注目を集める日台合作映画日本と台湾の間では、学生同士の交流や、企業間の交流など以前から様々な交流が行われてきましたが、ここ数年は更に交流が盛んになっています。そのうちの一つが「映画」。最近、日本と台湾、両方を舞台にし、両方の俳優たちが共演する映画が注目を集めています。今、日本で公開中の映画「越年Lovers」─。この映画は、大正から昭和にかけて活躍した小説家・岡本かの子が1930年代に発表した短編小説「越年」と「家霊」、これらに着想を得て作られた作品。脚本を書き、メガホンを取ったのは台湾版アカデミー賞と言われる「金馬獎(ゴールデンホースアワード)」を獲得したこともある台湾の女性監督・郭珍弟です。日本、台湾、マレーシア、3つの地で繰り広げられる3組の恋の物語を描いたオムニバス映画。「越年」をベースに、2019年の台北とマレーシアのクアラルンプールを舞台とした「新年出演」が第1幕。「家霊」をもとに、台湾の漁港の町の食堂を舞台とした「平凡的愛情」が第3幕。そしてその間の第2幕として、学生時代に思いを寄せあった男女の姿を、故郷の山形の冬景色に描くオリジナルストーリー「追憶の風景」が差し込まれています。第1幕の出演は、姚愛寗(“ピピ”こと、ヤオ・アイニン)と注目の若手俳優・邱志宇(オスカー・チュウ)。第2幕は、銀杏BOYZの岸田和伸と、女優・橋本マナミ。第3幕は、シンガーソングライターとしても活動している女優・余珮真(ユー・ペイチェン)と、高い演技力で評価を得ている俳優・吳宏修(ウー・ホンシュウ)。年越しの風景の中で、素直になれずにこじれた恋の物語が描かれています。80年以上も前の小説を映画化したことに郭珍弟・監督は、「何に駆り立てられて人は愛を求めるのか」、岡本かの子の愛の解釈に感銘を受けたとしています。また映画では、時代も場所も設定が移されていますが、郭珍弟・監督は、当時の日本企業が拡張していく描写は、まるで現代の台湾企業がグローバル化していく動向を思わせると語っています。なお、日本のロケ地となった山形県と宮城県の仙台では昨年(2020年)末に先行で上映されていましたが、その他のエリアでは先日1月15日より公開となっています。映画では、台北市の昔の繁華街大稲埕や、シーフードの美味しさで知られる台湾中部・彰化県の漁港・王功エリアが出てきますので、台湾の景色と併せて映画を楽しむのもいいですし、原作の「越年」「家霊」を先に読んでから、その世界観を現代にどのように表現しているのかを比べながら見るのも楽しいのではないでしょうか。ぜひ映画館に足を運んで観てみてください。一方、台湾では、先週金曜日(1/29)から、映画の大半を台湾南部・高雄で撮影したという日本の映画「燕Yen」が公開となりました。この映画は、日本と台湾の高雄を舞台に、離れ離れになった家族がそれぞれの苦しく切ない感情を抱え、自分の居る処、ココロの居場所を探す姿を描いています。監督は、第43回 日本アカデミー賞最優秀作品賞など三冠を受賞した映画「新聞記者」や、米津玄師の「Lemon」のミュージックビデオの撮影を手掛けたトップカメラマン・今村圭祐。主人公「燕」を演じるのは、映画やテレビで幅広く活躍する中国・大連出身、大阪育ちの俳優・水間ロン、その兄役は、確かな演技力で幅広い役柄を演じ、映画・テレビでは欠かせない存在となった山中崇、兄弟の母親役は、歌手としても俳優としても活躍する一青窈が演じています。初の監督作品となるこの「燕Yen」は2019年に製作された映画で、その年には高雄映画祭でも上映されましたが、今回、1月29日より台湾で正式公開となりました。今村監督は、少しでも現実に近づけるために現地調査に多くの時間をかけ、台湾の歴史背景や文化への理解を深めようと、何度も台湾を訪れ、最終的に高雄をロケ地に選んだそうです。また、「これは日本人から見た台湾の視点で、今後機会があれば、台湾の視点で映画を撮ることができればと思っている」と語っています。お互いの文化を知ることで見えてくる角度、違った目線で見るからこそ見えてくるものなど、国を超えた合作はまた新たな発見を生み出したりもして、それが興味深かったりもします。今は新型コロナの影響によって、このような合作映画を作るのは難しくなっていますが、今、日本で、台湾で、それぞれ別の日台共作の映画が公開されていますので、みなさんもぜひ映画館に足を運んで楽しんでください。...more5minPlay
January 24, 2021ナルワンアワー(月曜日) - 2021-01-25_台北101に“日台友情メッセージ”点灯先週末、1月23日と24日、台北のランドマークで世界有数の超高層ビル「台北101」に、日台の友情を表すメッセージが映し出されました。これは、日本の対台湾窓口機関である日本台湾交流協会が企画したもので、今年(2021年)は東日本大震災から10年となることから、この機会に台湾の人々へ改めて感謝の気持ちを伝えようと、いくつかの行事を行っていくと予告していましたが、その最初の取り組みのイベントです。ちょうど東京オリンピック・パラリンピック開幕の半年前にあたる1月23日の夜と、その翌日24日の夜に、「台北101ビル」と、蔡英文・総統を会長とし国内外に向けて台湾文化を紹介しているNGO(非政府組織)「中華文化総会」の協力の下、台湾を代表するランドマークである「台北101」の壁面に、日台の友情を表すメッセージや、東京オリンピックへ向けたエールが映し出されました。23日に行われたそのライトアップの点灯式では、蔡英文・総統からのビデオメッセージも紹介され、蔡・総統は「台湾人と日本人の心と心の繋がりは深い“絆”を作り出している。これは台日関係の最大の原動力となっている」と語っていました。また、日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰・代表も日台関係について「40年の外交官生活の中で、日本と台湾のような心からの真の友情を見たことはない」と称賛。文化部の李永得・部長も、「蔡・総統が言ったように、台湾と日本の関係は、政府間だけでなく、民間でも互いに気遣い合い、助け合いによって友情を築き上げてきた。両国の友情は決して変わることはない」と語りました。そして、台湾を表す“スカイランタン”の形をした点灯オブジェのリボンを引き、点灯の合図が出されると、台北101の壁面に「日台友情」、「台日相伴(台湾と日本は共にある)」や、「我們攜手努力(共に手を取り合い頑張りましょう)」などのメッセージが次々と映し出されました。2日間に渡って台北101に映し出された“日台友情メッセージ”は、1日目の1月23日はちょうど東京オリンピック・パラリンピックの開幕半年前にあたることから、東京オリンピック・パラリンピックに向けたメッセージも表示。点灯式に参加した、東京オリンピック出場予定の台湾の選手、“台湾のバタフライ王”こと、王冠閎・選手と、“重量挙げの女神”、郭婞淳・選手もそれぞれ東京オリンピックに向けた期待と、日本への思いを語っていました。そして2日目の1月24日には、一般公募で選ばれた10人による日台友情メッセージが表示されました。この募集は事前に日本台湾交流協会のフェイスブックページで行われていました。「今は行けないけれど、会えないけれど、それでもこの一年間、心はずっと一緒だった。今、台湾の人たちに/日本の人たちに気持ちを伝えるとしたら、あなたはどんな一言を選びますか?」、「“台湾の中心で友情を叫ぶ”のハッシュタグを付けて投稿してください」との呼びかけに多くの方が参加していました。リスナーの皆さんの中にも応募された方もいらっしゃるかもしれませんね。“7文字以内”というとても短い、限られた文字数に思いをぎゅっと詰め込んだメッセージがたくさん投稿されていました。どのような“日台友情メッセージ”が映し出されたのかは、日本台湾交流協会のフェイスブックページで見ることができますので、ぜひ見てみてくださいね。日台間の深い友情がこれからも末永く続いていくように、そして早くまた直接会って交流ができるようになることを願いたいと思います。ちなみに、今、もし皆さんが“台湾の中心で友情を叫ぶ”としたらどんな思いを叫びますか?...more5minPlay
January 17, 2021ナルワンアワー(月曜日) - 2021-01-18_台湾・高雄在住の「A士」さんの兵役時代の実録漫画が日本で話題に台湾には日本のアニメや漫画が大好きだという人がとても多く、しかも個人の好みの範囲だけでなく、ラッピングバスの広告だったり、行政の告知だったり、高雄MRTのキャラクターだったり…と、アニメ風のイラストが街中にもあふれています。新型コロナウイルス対策をはじめ、様々な感染症や伝染病などの管理・対策を行っている政府機関「疾病管制署」が、感染症を“擬人化キャラ”にした卓上カレンダーを販売したことも話題となりました。それほどに、台湾ではアニメや漫画が生活に浸透しています。また、日本のアニメや漫画から影響を受けたという人たちが、日本の漫画の要素に台湾の要素を加え、独自のものとしたアニメや漫画を描き、その作品に日本の漫画家も注目をしています。昨年(2020年)末、このコーナーでもご紹介しましたが、「第14回 日本国際漫画賞」で台湾の作家・韋蘺若明さんが最優秀賞を受賞したほか、台湾からは合計3名の漫画作家の作品が選出されたことは記憶に新しいと思います。また、プロフェッショナルとして活動している人だけでなく、インディーズとして作品を披露している漫画家やアニメーター、イラストレーターも多くいます。そんな中、先日、台湾のあるイラストレーターが書いた実録漫画が日本のネットで取り上げられていました。そのイラストレーターの名前は「A士(エース)」さん。今回、日本のネットで紹介されていたのは、その「A士」さんが兵役で赴任した「金門島」での実録漫画の一つです。「A士」さんは、台湾南部の大都市・高雄在住の方で、兵役時代は台湾の離島・金門島で衛生兵として義務兵役を満了したそうです。「A士」さんが兵役に就いた金門島は、中国大陸が目の前に見える“最前線”とされている場所。そこでは空からの敵兵に備えて、鋭く、硬く、長い“とげ”を持つサボテンが植えられていたそうです。ある時、そのサボテンを撤去せよという通達が下ったことから、「草刈り兵」と呼ばれる“特殊部隊”がナイロンカッターをつけた草刈り機でサボテンを刈ったところ…同時に鋭いとげもすごい勢いであちらこちらに飛び散り、周囲は大混乱に陥った!という話を、かわいいイラストと共にテンポよく紹介しています。結局、サボテンは最後は鎌を使って手作業で刈り取ったそうですが、そんな驚きのサボテンエピソードに、読者からは「怖い」という反応のほかに、「有事の際に兵器転用ができますね」とか、「天然の障壁」、「サボテンは攻撃力のある鉄条網かな?」など、その攻撃性を活用したい人からの声も届いていたようです。ちなみに、そのサボテンのとげが飛びまくっていた時の様子を、作者の「A士」さんは、「まるで対人地雷と遭遇した時のように怖い経験だった」、「トゲが耳元を掠める際の風切り音が銃弾の時と違って、一生忘れられない音だった」と語っています。ネットで紹介されていたのはこの1話だけでしたが、この「A士」さんはこの他にも兵役時代に体験したことをかわいいイラストとともに紹介しています。しかも「A士」さんは、台湾大学の日本語学科卒業とのことで、実録漫画は中国語と併せて日本語の表記もあります。日本には兵役制度がないので、なかなか知ることのできない世界が、リアルに、そして時にはちょっとコミカルに描かれていて、興味深いですよ。この「A士」さんの実録漫画はツイッターで紹介されています。ぜひ探してみてください。また、「金門衛生兵的日常」というタイトルで同人誌として出版もされています。描かれているイラストには台湾の物や食べ物も、見たことがある人なら「あ、あれだ!」とわかるくらいに、かわいいのにリアルに描かれているので、漫画を通して兵役生活だけでなく台湾の雰囲気を垣間見ることもできますよ。この「A士」さんのように、今ではネットを使って海外に自身の作品を届ける人も多くいます。台湾から日本に向けて日本語で作品を発信している漫画家やイラストレーターも少なくないようです。ネットと漫画を通して触れる新たな文化。皆さんもぜひ楽しんでみてください。...more5minPlay
January 10, 2021ナルワンアワー(月曜日) - 2021-01-11_日本人の約78%が「台湾に親しみ」、台湾に対する意識調査結果日本にある台湾の大使館に相当する「台北駐日経済文化代表処」が6日、日本人を対象に実施した台湾に対する意識調査の結果を発表しました。どのような調査かと言うと、台湾に来たことがあるかどうかや、台湾に関する情報源は何から得ているか、また台湾に関する知識などを質問することを通して、日本の人たちが台湾に対してどのような意識を持っているかについて毎年調べているものです。調査は、日本全国に居住する20歳以上89歳以下の男女1000人を対象に、昨年(2020年)の11月に電話やインターネットで行われました。その調査結果によると、「台湾に親しみを感じるか」という質問に「親しみを感じる」と回答した人が40.4%、「どちらかというと親しみを感じる」と回答した人が37.2%と、合わせて77.6%の人が台湾に対して「親しみを感じる」と回答しました。また、「親しみを感じる理由」としては、最も多かった回答は「台湾人が親切、友好的」が77.8%に上りました。これは私も台湾で生活していて感じますし、日本人だけでなく、他の国の人からもよく「台湾の最も素晴らしい風景は“人”だ(台灣最美麗的風景是人)」と言われていますが、まさにそれが現れた結果ですね。なお、そのほかに多かった理由は、「歴史的に交流が長い」が43.4%、「日本語が話せる台湾人が多いから」が35.3%、「東日本大震災時に支援を行ったから」が34.8%と続きました。一方で、もちろん中には「どちらかというと親しみを感じない」、「親しみを感じない」と感じる人もいます。その人たちの理由はというと、「台湾人観光客のマナーの問題」を上げた人の割合が最も多く32.1%、続いて、「領土問題」、「歴史問題」、「台湾人の日本での犯罪問題」が同数で17.0%でした。また、「その他」の24.5%の中には、「関係がない」、「興味がない」、「よく知らない」など、個人的に「台湾についての知識や関心がない」ことを述べた人も多くいました。ちなみに、「これまでに台湾に行ったことがあるか」との問いに「ある」と答えたのは28.3%、「行ったことがない」と答えたのは71.7%で、年代別に見ると「行ったことがある」と答えた人の割合が高かったのは60歳以上で3割台となっている一方、50歳代以下では「行ったことがない」と答えた人の割合が高く、7~8割台となっています。また、「今後、新型コロナウイルス感染症の影響が収束し、出入国制限が解除されたら、台湾に行きたいですか」との問いには49.9%の人が「行きたい」と回答しており、年代別では、20歳代と30歳代で「行きたい」が6割台と高くなっています。ここ数年、若い人がたくさん台湾に旅行に来ているように感じていたので、若い世代で「行ったことがない」が多い結果には少し意外でしたが、全国修学旅行研究協会の報告によると、2018年に修学旅行で海外を訪れた人数はおよそ17万人で、そのうちおよそ6万人が台湾を訪れているとのことですし、「行ったことがない」人が多い20歳代、30歳代の若い世代で、台湾に「行ってみたい」という人が多いのも、今後この数字が伸びていくのではないかという期待に繋がりそうです。大阪にある台湾の総領事館に当たる「台北駐大阪経済文化弁事処」の李世丙・処長によると、修学旅行で台湾を訪れた学生たちの「楽しかった」という話を聞いた他の学校が訪台する…という循環が起こり、目的地に台湾を選ぶ比率が自然と増加するとしています。また、修学旅行が初めての海外旅行だという生徒も多く、最初の訪問先でいい印象を抱くことができれば、大人になったとき「再訪したくなるはず」と語り、観光振興効果が期待できることも指摘しています。台湾に関する意識調査に話を戻すと、「台湾に行った後の台湾に対する印象の変化」について、「良くなった」とする人が66.8%に上っており、その期待が高まりそうです。最近では、修学旅行を含めた旅行先としてだけでなく、高校卒業後の留学先としても注目を集めている台湾。今回の台湾に関する意識調査では、全体として日本人の台湾に対する信頼感、親しみを感じる程度は高く、東アジア諸国間の中でも特に台湾に親しみを感じている人が多いということがうかがえ、意識調査を行った台北駐日経済文化代表処は、「現在の台日関係の発展を評価するものとなった」としています。皆さんの台湾に対する印象はいかがですか?なお、この調査結果を詳しく知りたいという方は、台北駐日経済文化代表処のホームページで公開されています。...more5minPlay
January 03, 2021ナルワンアワー(月曜日) - 2021-01-04_台湾在住の日本の地方自治体職員らが「日台友情」台湾一周!今年(2021年)は東日本大震災から10年の節目の年、そして台湾では交通部観光局が「サイクリングイヤー」と銘打って観光を盛り上げていくことから、日本の各自治体から台湾に派遣されている職員たちが、2021年を前に、「“サイクリングイヤー”へのエールを送るとともに、日台の友情をさらに深めよう」と昨年(2020年)末、12月22日から12月30日の9日間をかけて、サイクリングで台湾一周を果たしました。このイベントは、沖縄県、福岡県、愛媛県、三重県、群馬県みなかみ町、茨城県笠間市、岐阜県恵那市、静岡県による、在台湾地方自治体有志の会が主催し、日本台湾交流協会、交通部観光局、台湾日本人会が後援。12月22日に、日本の対台湾窓口機関である「日本台湾交流協会台北事務所」で出発式を行い、台湾一周道路1号線の起点とされている台北の松山駅からスタート! 9日間で全891キロメートルを走破しました。出発の12月22日、参加者はお揃いの記念ユニフォームで登場。胸元には日本台湾交流協会が12月に発表した「日台友情」のロゴがあしらわれ、袖には日本と台湾の国旗が描かれ、背中には台湾のイラストと共に各自治体の代表的なキャラクターも描かれていました。このユニフォームを身にまとったメンバーは、台湾を反時計回りに一周。初日は台北から桃園を通って新竹までのおよそ87キロ、2日目は新竹から苗栗、台中を通って彰化までのおよそ108キロ、3日目は彰化から雲林を抜け嘉義までのおよそ84キロを走行。4日目は全9日間の日程のうち最も長い嘉義から台南を通り高雄までのおよそ125キロを走行。途中、雲嘉南濱海國家風景區管理處で珍しいにがりを使った豆花を食べたり、台南名物の牛肉湯(牛肉スープ)を食べてパワーをチャージし、この長距離の移動も完走しました。5日目は高雄から屏東までのおよそ86キロを走り台湾一周も半分を走破。6日目は台湾一周で最大の難所と言われる「壽峠」を越えて島の東側へ入る屏東から台東県知本までのおよそ109キロを走行。7日目は台東県知本から花蓮県瑞穂までの121キロ、8日目は花蓮県瑞穂から宜蘭県礁溪までのおよそ71キロを走り、最終日9日目は、宜蘭県礁溪から台北の松山駅までのおよそ92キロを走って、12月30日の夕方18時15分に無事にゴールを果たしました。最終日は気温10度の寒さと雨風の中での強行軍だったとのことですが、松山駅で温かく迎えられたときには「嬉しい驚きで疲れが吹き飛んだ」そうです。今回、ただ自転車で台湾を一周走るだけでなく、途中、各地方自治体への訪問や、地元の人々、原住民族の人々との交流があったり、同じように台湾を一周している人との交流があったり、その土地のグルメや観光スポットも体験しながら駆け抜けたということで、参加したメンバーは、「この台湾一周を通して、自らの目で台湾各地を見て多くの方に出会い、台湾の事をより深く知ることができました。この出会いを、今後の日台の地方交流の発展につなげていきたいと思います。また、日台の往来が回復した暁には多くの日本の人たちに台湾各地を訪れていただけるよう、この経験を広く共有していきたいと思います」とコメントしています。この台湾一周の詳しい模様は、日本台湾交流協会のフェイスブックで紹介されている他、後日、編集した動画を静岡県台湾事務所のユーチューブで公開予定だそうですよ。...more5minPlay
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