七草粥1月5日.mp3
小寒・初候 第116回放送 「おもてサウンドコピー塾」
初候1日5日(火)~1日9日(土)
芹乃栄(せりすなわちさかう)
春の七草のひとつ、芹(せり)にまつわる七十二候です。
芹が冷たい沢の水辺で群れ生えてくる頃
みなさん、お正月、いかがお過ごしでしたか。
・日本に残された数少ない共通儀礼のひとつ、正月
・初詣、雑煮、鏡餅、標縄、松飾り、蓬莱飾り、門松、
・門付(かどづけ)、獅子舞、おせち、七草粥、どんど焼き
・蓬莱飾りのウラジロ(シダ)は「永遠の契(ちぎり)
・関西では:どんと焼き。福岡では鬼火。
正月飾りや書き初めをお焚き上げ。
・習慣化された正月儀礼、なんとなく風習。
・今日は五節句の一つ「人日(じんじつ)」七草の節句。
・春の七草を俎板にのせ、しゃもじや包丁の背でとんとん叩く。唱える。
・「七草なずな 唐土(とうど)の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトン ストトン とんとん」。
・季節の節目を知るおまつりが一年に5つ、五節句
|人日(じんじつ)七草粥の日 旧元旦から数えて7日目
|上巳(じょうし)桃の節句 旧暦3月3日
|端午 (たんご)旧暦5月5日
|七夕 (旧暦7月7日)
|重陽(ちょうよう) 旧暦9月9日
|これに冬至を足して一年で6つの節目。
・カミや食べ物に感謝しお供えをしておまつりをおこなう。
・「なんのために」という意味を確かめることが大切。
・そうしないと、「カミに感謝して」といわれても、形だけになってしまう
(神社へいって賽銭放り込んで、自分の私利私欲のために手を合わせるだけ)
・節目は、流れる時間に「はじめ」と「おわり」を区切る。
・二ヶ月に一度、旧暦の節目を意識して、そに時期に身体が必要としている料理を作って
親しいひとたちといただく。ほか。
→次回は小寒・次候「水泉動」(しみずあたたかをふくむ)
1日10日(日)更新です。
制作 表参道コピー塾
語り手 川島司 中川みちえ
→音源は…