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August 17, 2021きき耳ずきん岩手県のむかし話。昔の人たちは、鳥や動物、木、時には石や草とも語っていました。それは、植物や動物にも魂を入れて、声無き声を聴くという世界なのです。でも、誰でも聴けるというものではありません。心が優しくて働き者の人だけが、聴けるのです。これと似たお話は、たくさんの外国にもあります。...more13minPlay
August 16, 2021ガチョウ番の娘従順だった腰元が、お姫様と二人きりになると豹変する、なんと悪どい事でしょう。ここでは、この悪どい腰元は、魔女ということになっていますが、グリム童話では、普通の娘なものですから、尚更に恐ろしいお話となっています。...more16minPlay
August 14, 2021ゆり若大臣九州地方のむかし話。山口県以南に分布し、沖縄でも伝説として語られています。伝説と言っても昔話に近く、長崎県壱岐郡では、百合若大臣は、桃から生まれ、幼名は桃太郎。美しい王様の姫の噂を聞き、風呂焚きになって住み込みますと、王様が、鬼ヶ島の鬼を退治したら姫をやろうと言うので、鬼退治に行くというお話もあります。...more14minPlay
August 12, 2021美女と野獣このお話は、ローマの詩人アプレイウスの『アモールとプシュケ』と似ていますが、ヨーロッパ中に同じような話があり、それを美しい物語として結晶させたのがフランスのボーモン夫人(1711-1780)です。尚、この作品は、鬼才ジャン・コクトーが映画化して、さらに有名になりました。...more12minPlay
August 10, 2021髪長姫和歌山県のむかし話。このお話は、和歌山県日高郡道成寺に伝わるお話です。ここには昔から毛髪に関する色々な俗信があります。昔は「髪長く麗しきは心麗し」と言われ、髪の長いことが美人の条件とされていました。海中から拾い上げられた観音様は、姫を美しくして、恩返しをしたのでした。...more13minPlay
August 08, 2021かちかち山『かちかち山』は、いわゆる日本五大昔話(『桃太郎』『さるかに合戦』『舌切り雀』『花咲か爺さん』)の一つで、江戸時代に赤本として広まりました。『かちかち山』や『さるかに合戦』が持て囃されたのは、元禄忠臣蔵の影響で仇討ちものが流行したためのようです。...more12minPlay
August 05, 2021ジャンヌ=ダルクジャンヌ=ダルクは、1412年フランスの小村ドムレミの農家に生まれました。幼い頃から信心深く、13才の頃から「祖国を救え」と言う天使の声を聞き、その声に促されて故郷を出ました。当時フランスはイギリス軍に攻め込まれていましたが、ジャンヌ=ダルクはシャルル7世から軍隊を与えられ、目覚ましい働きでイギリス軍を撃退し、フランスでシャルル7世の戴冠式を行えるまでになりました。しかし、王の側近に妬まれ、負傷した彼女はイギリス軍に売り渡され、宗教裁判で異端とされて、1431年、19才で火刑に処されました。でも、百年戦争が終わると、彼女の汚名は雪がれ、1920年、聖女に列せられました。5月の第二日曜がその祭日で、フランスの国祭日となっています。...more13minPlay
August 03, 2021ヘンゼルとグレーテルグリム童話の中の代表的なお話。このお話の背景になっているのは、干ばつによる農民たちの苦しみです。実際、大昔にはしばしばこのようなことがあって、ちょうど日本の姥捨伝説のように、飢えに苦しんだ一家では、老人や子どもを森に捨てるようなことが、あったのかもしれません。このような話は、日本だったら子どもに聴かせるには忍びない、陰惨な話になってしまいがちですが、ここでは、森で子どもたちがお菓子の家に出会うという素晴らしい転換になり、そこに子どもたちを食う魔女がいるという設定になっています。これもずい分恐ろしい話ですが、ヘンゼルとグレーテルが機智を働かせて自分たちの命を救い、おまけに魔女の宝物まで奪って来るという結末が、何とも楽しいのです。オペラの名曲にもなっているお話です。...more12minPlay
August 01, 2021かしき長者愛知県のむかし話。奄美大島や沖縄では、強飯のことをカシキとかカシチーと呼んでいます。また広く炊事の意味に用いられて来ました。そうしたことから、大掛かりな船で炊事を受け持つ役をカシキ(炊き)といい、船で一番年の若い者が、この仕事をしていました。また、カシキは、船の守り神である船霊と深い関係を持つと言われて来ましたので、こうしたことと結びついて、このお話が出来たのかもしれませんね。...more10minPlay
July 30, 2021たのきゅう山梨県のむかし話。このお話は、知恵を働かす笑い話で、落語にもなり親しまれています。たのきゅうの本名は、土地によって違いますが、化け物に会った時は、『たのきゅう』と言い、タヌキと勘違いされるところは共通しています。頭を働かせて、うわばみから大判小判をせしめますが、決して悪人ではありません。母親思いで、母親の急の病の知らせを受けて、飛んで帰ることから『孝行坂』という昔話と同じ型のものとされています。...more13minPlay