社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』
今回のゲストも前回の続きで、Youtubeチャンネル『たけちよ倶楽部』代表として活動されている、山中竹千代さんと対談します。
山中さんは、現在「たけちよ倶楽部」というYoutube番組を配信していらっしゃっています。旅好きであるたけちよさんが、バックパッカーや旅行好きなら一度は試してみたい企画を自身で実践する「変な旅」「エクストリームな移動」を追求する旅チャンネル番組を配信されています。
本日はご出身である東京外大に入学しようと思われたきっかけやその経緯、また東京外大を中退されてから今合同会社たけちよさんの代表とYoutuberという二足のわらじで活動されていますが、どのような経緯で起業されて今のお仕事に行き着いたかのキャリアや働き方で大事にしている事について是非ともお話をお伺い出来ればと思い、ゲストにお呼びさせて頂きました。
【ハイライト】
・20歳で会社を設立されて感じた、これから起業する方へのメッセージ
・Youtube配信を始められたきっかけ
・とりあえず出来そうなことは「いっちょがみ」する重要性
・番組をバスらせるための工夫やコツについて
・Youtubeって実際どうやって配信しているの?
・3年間でチャンネル登録者数約8万人になった秘訣
・登録者数と視聴回数が急激に上がってきて感じたこと
・ユーチューバーのお金事情
・山中さんが働く上で大事にしている事
・嫌な仕事をしないために重要なこと
・山中さんが今までYoutubeを継続して配信されている秘訣
・失敗やミスする事の怖さを払拭するために工夫している事
・何事も行動するときは一人で責任をもってやる事の重要性
・起業、独立を成功させるために重要なこと
・周りと違う事をすることでの怖さを克服するためのマインド
本エピソードの前編のリンクはこちらです。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000571469882
山中さんが配信されているYoutube番組「たけちよ倶楽部」のリンクはこちらです。
https://www.youtube.com/c/takechiyoyam/featured
山中さんのTwitterリンクです。
https://twitter.com/takechiyo_yam
ゲストプロフィール:
山中竹千代さん
岐阜県羽島市のご出身です。岐阜県鶯谷高校卒業後、東京外国語大学外国語学部スペイン語専攻に入学されました。東京外国語大学を中退後、2010年に合同会社たけちよを創設され、2019年9月からは「たけちよ倶楽部」というYouTube番組を開始され、現在約8.2万人のチャンネル登録者数の人気番組を配信されています。
16歳の頃から国内外をひとり旅するようになり、47都道府県全てに旅行歴がある程の旅好きです。10代のころは主に鉄道・バスを使い、また免許取得後はそこに自動車・バイクが加わり、色々な所に旅をされています。現在でも愛車のハイゼットトラック(4WD/MTの軽トラ)とスーパーカブ110で旅行しながらYoutube撮影をされています。
20歳で起業。「箱から始めた」会社経営のリアル
大学を中退し、20歳で合同会社を設立した山中さん。当時は「会社を作れば何か始まる」と考えていたが、実際は事業がない状態で箱だけ作っても仕事は来ないことを痛感。SIMフリー端末の販売やITサポートなど様々な試みに挑戦するも収益化には至らず、会社は休眠へ。経験から学んだのは「まず事業ありき」というシンプルで本質的な気づきだった。
YouTube開始は“暇つぶし”から。戦略と勢いのスタートダッシュ
2019年、ふとしたタイミングでYouTubeを始めた山中さん。当初は「スーパーカブでガス欠するまで走る」といった企画からスタート。戦略的に人気チャンネルと視聴者層を重ねながら動画を作成し、開始1ヶ月で登録者1,000人、3ヶ月で数万人に到達。本人いわく「テンションMAXだった」と振り返るが、その裏には“人に刺さる動画とは何か”を徹底的に考えた姿勢があった。
編集も企画も全部一人で。旅系YouTubeの裏側
動画の企画から撮影、編集、サムネイル作成まで、すべてを一人でこなすスタイル。移動や撮影の合間に素材を整理し、帰宅後は大画面モニターで編集を行う。編集技術は完全独学ながら、視聴者の興味を引きつける構成力が光る。「編集ソフトの3%くらいしか使っていない」と語るが、最小限の操作でも“伝わる動画”を作り続けてきた努力と工夫が感じられる。
登録者8万人の裏側にある“バズの仕組み”と運用戦略
YouTubeの伸びには“初動”が鍵と語るたけちおさん。似た属性の人気チャンネルをリサーチし、その視聴者層に届くような企画を設計。関連動画やおすすめ表示に乗ることで視聴が連鎖的に増加し、アルゴリズムによる加速が始まる。「とにかく真面目に動画を作ること」「内容が面白ければ登録者は後からついてくる」という言葉には、積み上げてきた経験がにじむ。
働き方の軸は“気分よく働くこと”。嫌な仕事は避ける
自営業という立場だからこそ、「嫌な仕事はやらない」と明言するたけちおさん。自分が気分よく働けるかどうかを常に意識し、「苦手な相手とは距離を置く」「仕事の量より質と感情の安定を大事にする」ことが継続のコツだと語る。理想的な働き方は一朝一夕では得られないが、意識することから少しずつ実現できるという実感のこもったアドバイス。
若者の悩みに答える。「やりたいことは、行動からしか見つからない」
「なりたい仕事に就くにはどうすれば?」「やりたいことが見つからない」など、20代・30代の悩みに対して、「まずは小さくやってみる」「自分に合っているかは、やってみないとわからない」と回答。たけちおさん自身も、数々の失敗を経て今のYouTubeにたどり着いた。“考えすぎると動けなくなる”というリアルな視点は、多くの人に勇気を与えるはずだ。
独立のタイミングは“ワクワクして行動したとき”
「独立したいが怖い」という相談に対しては、「今の仕事が嫌だから辞める」はNGと明快に回答。副業でもうまくいっているなど“手応え”があるときに独立すべきという現実的な視点を示す。また、20歳で起業した当時を「周りと違うことがしたかった」と振り返るが、それは常に“自分で決めて行動する”という覚悟があったからこそ。大切なのは他責にせず、全て自分の責任として動く姿勢だと語る。
今後の目標は「経済的自由」と「次のワクワク」
山中さんの現在の目標は、「お金に困らないレベルの経済的自由を確保し、その上で次のチャレンジを見つけること」。現在はYouTubeのほか、英語圏向けチャンネルの立ち上げも準備中。今後は大陸横断や海外撮影など、大規模な企画にも挑戦したいという。旅もキャリアも“やってみなければ分からない”。そんなメッセージが詰まった対談となった。
山中竹千代さんの生き方から見えてくるのは、“まず動くこと”“考えすぎないこと”“自分の軸を持つこと”の大切さ。特別なスキルや学歴よりも、行動力と試行錯誤の積み重ねが、キャリアを切り開いていく力になる。自分の人生を、自分でデザインするヒントが詰まった回でした。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、MC等、音声メディアや放送業界でも活動。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。
カバーアート制作:小野寺玲奈
サニーデーフライデーはTwitterをやっております。
アカウントは@sunnydayfridayと検索して頂ければ出てきますのでフォローしてください!
またおたよりフォームを設けておりますので、是非ともサニーデーフライデーにおたよりをください!
↓↓↓↓↓
bit.ly/3gbygo1
公開収録等のお知らせは番組内でのみ発表するので、是非ともお好きなアプリの「購読」ボタンをクリックしてお楽しみ下さい!
また、Apple Podcastで聴いている方は是非とも評価とレビューを書いてください!配信の励みになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!