社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』
今回のゲストは、私の母校である東京外国語大学出身の起業家で、高度外国人材の採用支援や外国人留学生の就職支援の事業を行っていらっしゃる、株式会社Sociarise代表取締役の中村拓海さんと対談します。
※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。
【ハイライト】
・外語大入学前の高校時代のエピソードについて
・中村さんがウルドゥー語科を選んだ理由
・東京外大での投資サークルのご経験について
・中村さんの大学休学中のパキスタンでの私費渡航経験
・最初の起業がなんとパキスタンだったエピソードとは?
・株式会社Sociariseさんを立ち上げる契機となった就職活動での気づき
・海外の優秀な留学生が日本企業で就職できない理由は何か?
・東京外語大に入学出来た中村さんならではの勉強方法とは?
・周りの人間と違っても自分の信念を貫く上で重要な事
本エピソードの後編のリンクはこちらです。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000560779492
中村さんが番組で紹介されました、全世界で読まれている投資のバイブル『ウォール街のランダム・ウォーカー (著)バートン・マルキール 日本経済新聞出版』のリンクはこちらです。
https://www.amazon.co.jp/dp/453235823X
中村さんが番組で紹介されました、全世界で読まれている投資のバイブル『敗者のゲーム (著)チャールズ・エリス 日本経済新聞出版』のリンクはこちらです。
https://www.amazon.co.jp/dp/4532356288
中村さんが番組で紹介されました、中村さんの東京外国語大学入学の為の必聴番組『Voice of America(VOA)』のリンクはこちらです。
https://learningenglish.voanews.com/podcasts
ゲストの株式会社Sociarise代表取締役の中村拓海さんを下記にてご紹介させて頂きます!
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世界を知り、学ぶ個人と変わる組織を生み出すメディアMICHI
https://michi.sociarise.co.jp
留学生の就職活動・外国人社員の転職活動のリアル
https://youtube.com/channel/UC9Xdz_q0G0CAUfPzs26XkIQ
今年度、東京都の外国人材受け入れ専門コンサルタントとして働いています。自社の仕事だと100万円程度頂戴していますが、これは公共事業のため18社限定で無料でご利用いただけます。
https://tir-navicenter.metro.tokyo.lg.jp/company/consulting/
ゲストプロフィール:
中村拓海さん
ハイレベルな留学生たちが日本式の就活に苦しむ姿を見て、外国人留学生の積極的採用・積極活用の新時代を創る事業構想を思い立ち、東京外国語大学在学中の2014年11月に起業されました。東京外国語大学以外に横浜国立大学や立教大学、創価大学などいくつかの学校で留学生専任のキャリアアドバイザーも務められる等、日本全国の大学・大学院、専門学校、日本語学校での外国人留学生の就職支援を行い、また、入社後の外国人社員の育成・活躍・定着に関する人事コンサルティングの事業を行っていらっしゃいます。
趣味はバドミントン、野球、登山、車、旅行、お菓子作りです。
外大出身・中村さんが語る、ラジオ出演の動機と“金曜っぽさ”の魅力
今回のゲスト、中村拓海さんは、東京外国語大学出身で、高度外国人材の就職支援などを行うSociariseの代表。軽快なトークとともに始まったラジオでは、番組名「サニーデーフライデー」の語源にまで興味を示す姿勢が印象的だった。名前の裏にある軽やかさと「金曜午後の晴れた感じ」が、まさに中村さんの好奇心旺盛なキャラクターとシンクロしていた。
浪人時代、自転車旅、そしてウルドゥー語への決意——受験制度への違和感から始まった原体験
高校時代、日本の受験制度に納得がいかず、カナダでの短期滞在や草津でのドキュメンタリー体験を通じて、パキスタンに関心を持つようになった中村さん。アフガニスタンからパキスタンへ逃れる難民少女の姿に、自身の行動の小ささを感じ、「ウルドゥー語」を専攻言語に決めた。このエピソードには、知的関心の根底に“人間への共感”があることが垣間見える。
英語、空手、ディベート、投資——外大生活で広げた“言語”と“実践”の幅
大学時代は、ウルドゥー語と並行して英語やスペイン語にも挑戦し、空手部やディベートサークルにも所属。特に株式投資は中学からの興味で、本格的に運用し始めたのが大学2年の頃。分散型インデックス投資を信条とし、個人サークルや英会話カフェを立ち上げるなど、多角的な学びと実践を重ねていく。「なければ自分で作る」の精神が際立つ学生生活だった。
単身パキスタンへ——自費渡航・全土巡り・法人設立という行動力
3年次に休学し、自費でパキスタンへ。インドから陸路で国境を越え、現地生活をしながら各地を巡った。パキスタンのリアルを知る中で、日本語教育支援と不動産事業を目的とした法人を現地で設立。Facebookページは5万人以上の反響を得るなど、まさに“ゼロから作る”海外起業の先駆的体験となった。秋葉原のようなパーツ市場に触れるなど、文化・経済のダイナミズムも体感。
就活と社会への違和感——「正解」に抗い、起業への再挑戦
帰国後、親の意向で就活を開始するが、企業選考ではほぼ“落ちない”一方、同じく優秀な外国人留学生が落とされる現実に強い違和感を抱く。日本企業の“グローバル人材”の基準に疑問を持ち、起業への思いが再燃。4年生の11月、親にも内緒で現在のSociariseを設立。日本語が話せる留学生がなぜ評価されないのか——その問いに対する行動として、事業がスタートした。
14科目勉強、赤本を使わない受験——“内発的動機”に従う勉強法
外大合格の裏には、受験科目に縛られない「興味のままに学ぶ」姿勢があった。14科目中13科目を学び、興味に基づく勉強量で“量的優位”をつくった。また、英語は赤本ではなくVOAの英語ニュースをディクテーション。周囲と違う方法でも迷わず突き進めたのは、幼少期から「やる意味を考えろ」という家庭教育が根付いていたから。「比較より目的意識」という価値観が、今の原動力となっている。
目的に忠実であることが、自分らしい選択と行動を導く
中村さんの人生は、外的な評価や“正解”に迎合することなく、目的意識と行動によって切り拓かれてきた。言語、旅、ビジネス、教育、どれも根底にあるのは「人を理解したい」「社会に働きかけたい」という動機だ。固定観念を超える行動力と、根拠ある自信の持ち方は、今後のグローバル社会においても学ぶべき姿勢だと感じさせられた。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、MC等、音声メディアや放送業界でも活動。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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