社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』
今回のゲストは前回の続きで、最近まで日系の飲食業の海外駐在員として勤務し、現在はフリーランスとして幅広く活躍中の大粒来早織さんと対談し、海外駐在から日本に帰ってきてからのキャリアや今後のお仕事の野望、若者向けお悩み・人生相談についてお聞きします。
※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。
【ハイライト】
・外国人社員をマネジメントする上で重要な事
・働く上で大事にしている事
・今後の仕事の野望や目標
・直感の研ぎ澄まし方
・(人生相談)就職活動を成功させるためには?
・(人生相談)行動力を培うためには?
・(人生相談)上司とうまく働くためには?
本エピソードの前編のリンクはこちらです。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000526432895
番組内でPRありました、岩手県洋野町の天然わかめ、北紫ウニ、天然ホヤ、蝦夷アワビ等の海産物を販売する株式会社ひろの屋様のHPはこちらです。
https://hirono-ya.com/
そして大粒来さんが岩手県洋野町の生ウニを期間限定で東京にて出張販売する予定です!!
日程 2021年7/21(水)-27(火) ※24日は不在
場所 明治屋広尾ストアー(〒150-0012 東京都渋谷区広尾5丁目6−6 広尾プラザ 1F)
明治屋広尾ストアーのリンクは下記です。(フェア情報がアップされる可能性がありますのでぜひチェックしてください!)
http://meidi-ya-store.com/store_all/hiroo_store/
ゲストプロフィール:
大粒来早織さん
岩手県北三陸出身。大学在学中にカリフォルニア州のサンディエゴへ留学。大学卒業後は大手居酒屋チェーンに就職し2年間東京の店舗に勤めた後、香港・北京・ハワイの3ヵ国で現地マネージャーを務める。
コロナで一旦予定変更だがバックパックでの世界一周、大好きな地元や海外との多拠点生活を目標として、現在は都内でフリーランスとして営業活動中。
1. 異文化での挫折から気づいた「寄り添うマネジメント」
元飲食企業の海外駐在員として、香港・北京・ハワイで働いた経験を持つ大粒来さん。そんな彼女が振り返って語ったのは、国内店舗でマネジメントしていたベトナム人スタッフへの「思いやりの欠如」でした。かつて自分が言語も制度も異なる国で働いたときに感じた孤独と不安。その体験が、ようやくかつての部下たちの心情を理解するきっかけになったと語ります。
マネジメントとは、業務の指示にとどまらず「環境と不安の想像力」を持つこと。今では、街中で外国人スタッフを見る目も変わり、自然と「ありがとう」の言葉が出るようになった——そんな変化が、大粒来さんの“他者を見る視線”の変化を物語っていました。
2. 「何かを犠牲にする働き方」からの脱却
現在はフリーランスとして、営業・販売・飲食と複数の仕事に携わる大粒来さん。働き方を選ぶ上で大切にしている軸は、「何かを我慢しないこと」だといいます。かつては「家族との時間や自分のやりたいことを犠牲にして働くのが仕事」だと信じていました。
けれど、コロナ禍を経て、自分の時間・心の余白を意識的に持つことの大切さに気づいた今。散歩の時間に自分を整えたり、フリーの柔軟性を活かして実家に帰ったりすることも「大事な仕事の一部」になったと語ります。
3. 散歩とエバーノート。思考の棚卸しから“直感”が生まれる
大粒来さんが語る「好きなこと」は散歩。線路沿いや河川沿いを歩きながら、夕暮れの空を見て、自分の頭をリセットしていく——その時間が、彼女の思考の整理と感情のチューニングの時間になっているそうです。
特に印象的だったのは、違和感を感じた瞬間に紙に書き出すという習慣。モヤモヤの正体を言語化し、何が嫌だったのか、なぜ不快だったのかを丁寧に見つめ直す。そうすることで、「自分の直感」が少しずつ輪郭を持ってきたのだといいます。
4. 「得意」と「好き」のズレに気づくことが、納得感のあるキャリアを作る
若いリスナーへのアドバイスとして、大粒来さんが強調したのは「自分の性質を知ること」。たとえば「花が好きだから花屋になりたい」と思っても、実際は接客や仕入れなど別のスキルが求められる。好きと得意は必ずしも一致しない——だからこそ、「やってみること」が何より大事だと語ります。
自分の場合も、プログラミング、ホステス、営業など、様々な職種を実際に経験してきたからこそ、自分の向き不向きが見えてきた。合わなかったら次に行けばいい——その気楽さこそが、行動するための一歩になると教えてくれました。
5. 上司との関係に悩むあなたへ。「期待しない」ことで心が楽になる
「上司とうまくやるにはどうすればいい?」という問いに対して、大粒来さんが語った答えは、「まずは期待しないこと」でした。「上司だからこうあるべき」という前提があると、そのギャップに自分が傷ついてしまう。まずは、自分が何を期待していたのかを自覚する。そして「自分の正しさ」を押し付けていないかを問い直す。
「相手は変えられない。変えられるのは自分の見方だけ」というフレーズには、多くの共感が集まりそうです。全てを自責にして苦しまないようにしながら、フラットに受け入れる視点を持つ——それが、大粒来さんが語る“しなやかな強さ”のあり方でした。
6. PR:本物のウニ、店頭でお届けします!
現在、営業活動の一環として、地元・岩手県北三陸の名産「北紫ウニ」を販売する催事にも携わっている大粒来さん。7月に広尾の高級スーパー「明治屋」にて販売イベントが開催予定とのこと。無添加・ミョウバン不使用の本物のウニを、生で提供する貴重な機会です。
「店頭に立って販売するので、ぜひ会いに来てください」とのこと。ラジオを聴いて彼女に共感した方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナーとしてPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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