社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』今回のゲストは、HOXゲームデザイナーの山下ダニエル弘之さんと対談します。
※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。
【ハイライト】
・新入社員の思い出
・人の懐に入るためには?
・日本と海外の生活習慣の違い
・日本のシステム化社会について
・HOX様の事業概要
・世にないものを生み出すアイデアについて
・コロナ禍での事業方針について
本エピソードの後編のリンクはこちらです。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000505340054
HOX様Twitterアカウント(@info_hox) です。
HOX様のマーダーミステリー公演詳細です。
西日本でも出来るのでHOX様に是非お問合わせください。
SUNDOG→https://t.co/H8PRbHTsWw
眼窩→https://t.co/4YwySx7mEb
Vtuber→https://t.co/QtmvwgTxrN
偽ロミ→https://t.co/bm9YkBnOK5
双極星スクランブル→https://t.co/mH6pPep7Wd
◆ 海外営業時代に感じた違和感──「早く帰る自分」を貫いた日々
新卒で産業機械メーカーに入社し、南米・北米・アメリカ市場を担当していた山下ダニエルさん。当時の田村さんはインドやパキスタンなどアジア地域担当。同期として同じフロアで働きつつも、二人の交流は限られていた。
しかし、ダニエルさんの「スーツが嫌いで重ね着をして防寒する」など、一風変わった働き方は当時から目を引いていたという。ある朝には「スーツが冷たすぎてお腹を壊した」エピソードまで飛び出し、働き方への強烈な違和感と、それを貫く芯の強さが印象的だった。
◆「意外なこと」をあえてやる──ダニー流“懐に飛び込む”コミュニケーション術
ダニエルさんの人間関係構築術は非常にユニーク。「あえて危険なことをすることで、相手の懐に飛び込む」「髪を先輩に切らせて、信頼関係を築く」など、型破りなエピソードが次々と語られる。
「相手が持つステレオタイプや偏見を裏切りたい」「人から“意外”と思われたい」――こうした価値観が、後のゲームデザインにもつながっている。相手の“先入観”を利用し、それを超えることで印象を深く刻む。これは、人との距離を縮める一つの戦術でもあるのだ。
◆ 海外での経験がくれた“戦って生きる”感覚
ブラジルやペルーでの営業経験を通じ、ダニエルさんは「サービスの不備が当たり前の世界」「自分の権利は自分で主張する文化」に触れる。料理が爆発しても笑って済まされる、タクシーが途中で引き返しても運賃を請求される――そんな日常の中で、「納得いかないことには戦う」姿勢が自然と身についていったという。
日本社会の“行儀の良さ”に物足りなさを感じ、むしろ海外での“喧嘩する元気”が長寿や活力につながっているのでは?と語る姿が印象的だった。
◆ ゲームを通して体験を届ける──マーダーミステリーの可能性
現在のダニエルさんは、ボードゲーム制作会社HOXのゲームデザイナーとして活動中。特に注力しているのが「マーダーミステリー」というジャンルだ。
プレイヤーが物語の登場人物となり、台本を元に犯人を探す――まるで“推理小説の中に入る”ような体験型ゲームである。一人ひとりのミッションや背景が異なるため、展開は毎回異なり、唯一無二の「物語体験」となる。
コロナ禍以降はオンライン対応のストーリーも多数開発。Zoomでの密談やチャット機能を活かし、場所に縛られない“没入型エンタメ”へと進化を遂げている。
◆ 「面白さ」と「説得力」の交差点を探して
マーダーミステリー制作において最も重要なのは、「説得力」と「没入感」だとダニエルさんは語る。
「これはあり得る」「だけど予想できない」――この絶妙なラインを狙うことで、プレイヤーの集中が途切れず、物語への没入が深まるという。
特にマーダーミステリーでは、ネタバレを避けるため、テストプレイが難しい。だからこそ「最初から完成度の高い設計が求められる」とのこと。緻密な設計とプレイヤーとの共感の“重なり”を常に探りながら、完成度を高めていくという。
◆ “ないもの”を作り出すという生き方
会社員時代、10年後のキャリアを想像して辞めたダニエルさん。ボードゲームというフィジカルな手段から、オンライン・デジタルな展開へ。変化の中でも一貫しているのは「自分の面白さを信じて、社会にないものを作り出す」姿勢だ。
「体験を共有したくなる物語」「他人とぶつかりながら自分の目的を達成していく緊張感」――それらを遊びの中に組み込むことが、ダニエルさんの仕事であり、生き方でもある。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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