社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』本日のゲストは前回外国人雇用について対談したユナイテッドワールド株式会社の朝日将さんにお話を聞きます。
【ハイライト】
・今のお仕事のやりがいや大変な事
・朝日さんが働く上で大事にしている事、働き方のスタイル
・単調な仕事をしない、楽しい仕事を行えるためには?
・経営者として判断力を高める為に重要な事
・ユナイテッドワールド株式会社様の目指すべき目標
ユナイテッドワールド株式会社様のHP
https://www.unitedworld.jp/
朝日社長のブログ
https://ameblo.jp/masaruasahi/
やりがいは“感謝の瞬間”──外国人が希望の職に就いたとき
グローバル人材の紹介事業を手がけるUnited World株式会社の代表・朝日さん。今回のインタビューでは、彼自身の働き方や価値観にフォーカス。まず「仕事のやりがい」について尋ねると、迷いなく返ってきたのは「紹介した外国人が希望通りの職場に就職し、感謝されること」という言葉でした。外国人労働者はまだまだ就職の難易度が高く、特にコロナ以降は解雇や雇用不安が増加。「希望通りの職に就けました」と直接伝えられると、「この仕事をやっていてよかった」と心から思えるそうです。
「日本語力」への過剰な依存──企業が抱える構造的課題
朝日さんが日々感じている「大変さ」は、外国人採用に消極的な企業の多さ。最大のネックはやはり「日本語力」であり、日本語が堪能な外国人でないと採用しづらいというバイアスが存在しています。加えて、日本人社員の多くが英語を使えないため、「外国人が会社に馴染むには日本語を話せなければならない」という固定観念も根深いと指摘。背景には日本の学校教育における英語教育の弱さや、「国内市場だけでも回る」という内向きな経済構造があるといいます。朝日さんは、「今こそ企業が英語対応に本気で取り組むべきとき。海外展開や優秀人材の確保は、日本語に頼るだけでは成り立たない」と断言します。
「仕事は楽しいものであるべき」──自分らしく働くための工夫
「働く上で大切にしていることは?」という問いに、朝日さんはこう答えます。「ストレスを溜めないこと。自然体でいること」。かつて会社員だった頃は、笑顔を作ったり相手に合わせたりと「自分を偽る時間」が多く、それが大きなストレスになっていたとのこと。今は、「自分が信頼できる人とだけ仕事をする」「やりたくない仕事は外注する」「思ったことは素直に言う」といった**“自分を守るルール”**を徹底しており、その分、仕事に対するモチベーションが高く保てていると語ります。
仕事を楽しむ技術──「つまらない作業」をなくす・工夫する
たとえば、「経費の処理や細かい事務作業がつまらない」と思えば、すぐに外注。「やりたくない仕事は、得意な人に任せればいい」という考え方です。とはいえすべてを外注するわけではなく、「60秒で終わらせるチャレンジをする」など、自分なりの楽しみ方を見つけることも大切にしています。結果的に、自分が楽しいと感じる仕事だけに集中できる環境を整えることが、最高のパフォーマンスにつながるという信念のもと、働き方を工夫し続けています。
メンタルを整える「走る→瞑想」のルーティン
会社経営では日々決断の連続。「特にスタートアップでは、残高がリアルに減っていく恐怖と常に隣り合わせ」。そのため朝日さんが心がけているのが、メンタルを安定させる朝の習慣。「朝起きて走る → 瞑想 → 仕事」というルーティンを毎日継続することで、集中力と精神の安定を手に入れたと語ります。また、有酸素運動を毎日20分以上行うことが「脳細胞の活性化と記憶力向上」に役立つという知見にもとづき、意識的に体を動かしているそうです。
目指すのは「世界一のCEO」──孫正義氏に影響を受けて
人生のターニングポイントは、孫正義氏の本との出会い。そこから「世界一の社長になる」という明確な目標を持ち、大学を中退してアメリカへ留学。1日3時間の睡眠で猛勉強したといいます。起業後すぐに失敗したものの、「50年かけて世界一になる」という目標は変わらず持ち続けており、「絶対に叶えられる自信がある。仲間も集まってきているし、やれないはずがない」と強く語ります。
「国を超えた組織」をつくる──United Worldの構想
現在朝日さんが率いるUnited World株式会社は、単なる人材紹介会社ではありません。彼が描くビジョンは、世界中に法人拠点を持ち、誰でも所属できる“国のような企業”。国連に代わるような国際的共同体を企業という枠組みで実現する構想です。「多国籍な社員が集い、国境を越えて働ける。そんな組織が世界を平和に導く存在になる」と、本気で語ります。社名“United World”には、まさにその思いが込められているのです。
一緒に夢を追いかける仲間を募集中
朝日さんの最後のメッセージは、「この野望に共感してくれる人がいたら、ぜひ一緒に働いてほしい」。世界一の企業を目指すという壮大な目標に対し、投資家や共に走る仲間を広く募集中とのこと。「規模はまだ小さくても、情熱だけはどこにも負けない」と断言する姿からは、スタートアップならではの力強さが感じられました。気になった方は、United Worldの公式サイトやブログへアクセスを。朝日さんの描く未来に、共鳴する方はきっと少なくないはずです。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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