いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!本日も前回の続きで私がポッドキャストを始めるきっかけをくれたデザイナーの相田悟さんと一緒にサニーデーフライデーの作戦会議、反省会をしました。
(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。
【ハイライト】
・世の人事担当者の心を掴むためには?
・ファンとアンチはコインの裏表
・名ポッドキャスト『大大だげな時間』が私にくれた事
・空虚感を与えるラジオを作りたい
・おたよりください
テンションを上げる導入と、人事という明確なターゲット設定
対談冒頭では、「まったく知らない人が番組を聴いてテンションが上がるのか?」という素朴な疑問が語られる。そこから話題は、ただ専門的に語るだけではなく、まずエンタメ的な要素や共感できるエピソードを冒頭に挟み、「聴いてみようかな」と思わせる工夫が必要ではないかという提案に進む。
特に、初期ターゲットとして「日本の人事担当者」に絞るアイディアが登場。まずは現場で実務を担う人事層に刺さるコンテンツを意識し、ファンを少しずつ増やしていくことの重要性が語られる。
「年齢の壁」を越えるにはどうすればいい? 信頼を得るには“経験値”ではなく“視点”を語れ
年齢差に対するリアルな葛藤も語られた。人事層は多くが30代後半以降。そこに若手が情報を発信しても、「まだ経験足りてないのでは?」という印象を持たれてしまう恐れがある。
それに対し、「自分の視点」「調べたこと」「経験がなくても語れること」に誠実に向き合うことが大切だという意見が出る。結局のところ、情報の正確性や表現力以上に、“その人自身がどう考え、どう歩んできたのか”が伝われば、年齢はさほど問題にならないという示唆もあった。
意見を持つ覚悟。「嫌われる勇気」と“枠を広げる発信”の両立
話はさらに、「発信者が意見を持たなければ、共感も反発も生まれない」という議論に。好き嫌いがはっきり分かれるような発信は、怖さもあるが、逆に強烈なファンや熱心なリスナーを生み出す力にもなる。
一方で、社労士業界にありがちな「正解がひとつ」の領域では、あえて“グレーゾーン”や“答えのない問い”に挑む勇気が求められる。たとえば雇用調整助成金の実務的な処理方法など、あえて分岐点が多い話題を扱い、複数の選択肢を提示することで信頼感を得るスタイルが話された。
やめたラジオが遺した“空虚感”と、目指すべき番組像
印象的だったのが、かつての人気ポッドキャスト「大阪の一般人」が有料会員1,000人に届かず終了したエピソード。リスナーとして喪失感を覚えた経験から、「今度は自分が誰かにとっての“毎週の楽しみ”になるようなラジオを作りたい」という想いが語られた。
それは単なる情報提供ではなく、“習慣として聴かれる存在”になること、つまり「生活に入り込む番組」を目指すという高い志でもある。
“影響を受けた人”に会いに行け。接触する勇気と未来のコラボ構想
番組終盤では、敬愛する「大阪の一般人」ポッドキャスターたちに対する強いリスペクトと「いつか一緒に番組をやりたい」という夢が語られる。「今はまだ100回を越えたばかりで、向こうに失礼では?」と遠慮する気持ちもありつつ、「でも今だからこそ声をかけてもいいのでは?」という前向きな提案が背中を押す。
このやりとりには、影響を受けた人に直接会いに行く勇気、そして発信者同士のコラボレーションによって広がる世界の可能性が詰まっていた。
番組の未来図:シリーズの歴史、アーカイブ、ファンと共に歩むブランドづくり
「初代ロゴは記録として残したい」「Tシャツを作って販売したい」といった話題からも分かるように、番組を“続けるだけ”でなく、“形として残す”“世界観を育てる”という次のステージに向かっていることがうかがえる。
ライブ配信、キャラクター性、グッズ展開など、番組が持つ文化的価値をリスナーと共有する試みも話題に上がり、「サニーデイ・フライデー」というブランドをどう育てていくかが今後の大きなテーマとなりそうだ。
“聴かれる”だけでは足りない。“届く”ために必要なことを、私たちは模索している。
発信の本質は、声の良さでも技術でもない。「誰かの心に届くこと」「生活の一部になること」。そう信じて番組を作り続ける姿は、まさに“ラジオ万葉集”の現代版のようでもある。
自分たちの言葉が誰かの名言になる日を目指して。番組は、静かに、しかし確かに進化している。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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