いつもの収録スタジオを抜けて仕事途中でサテライト収録した番組、名付けてサニフラトーーク!前回の続きで大学時代の同期と一緒に「バックパッカー論、海外一人旅の楽しさとは?」に関して熱く語ります。
(注)このご時世ですので、トーク中はソーシャルディスタンスに配慮しております。
【ハイライト】
・人生に停滞感を感じたらインドへ
・自然体で感情むき出しで生きていいんだ
・新宿駅で下向いて歩いてる日本人と目が輝いてるインド人
・今を生きる事と未来を生きる事
・「この人を信じれるか」を判別するポイント
さくら剛さんが書かれた「インドなんて二度と行くか!ボケ!!…でもまた行きたいかも (アルファポリス文庫)」のリンクはこちらです。
https://www.amazon.co.jp/dp/4434133152
「挑戦を忘れた自分に、インドは効く」「どの国に行きたい?」と聞かれたとき、迷わず上位にランクインする国。それがインドだという二人。特に日本の生活に慣れ、自分の中で「挑戦してないな」と思ったときこそ、インドの空気に触れたくなるのだという。混沌、騒音、熱気、下痢、ぼったくり…それでもインドは、五感すべてで“生きてる感覚”を取り戻させてくれる特別な場所だ。
「帰りたかった国が、帰りたくない国に変わるまで」初めてのインド旅、2ヶ月の長期滞在は決して順風満帆ではなかった。最初の1ヶ月は毎日「帰りたい」と思い続けていたほど。街の汚さ、ストリートの騒々しさ、気の抜けない交渉、そして毎日の腹痛。そんな日々のなかで唯一の拠り所は「この町に航空会社のオフィスがあるか?」を地球の歩き方で探すことだったという。
そんな“リタイア寸前”の旅を大きく変えたのが、聖地・バラナシで出会った一冊の本——『インドなんて二度と行くかボケ!…でもまた行きたいかも。』。その本が、「インドにムカつくのは当然」「自分の感情を出していい」と教えてくれ、肩の力が抜けた瞬間から、インドは楽しくなっていった。
「感情を出していい。それを教えてくれる国」日本で育つと、“感情は抑えるべきもの”とされがちだ。悲しいときも、悔しいときも、ぐっと堪えるのが美徳とされる。しかしインドでは違った。ムカついたらムカつくと返せばいい。嬉しければ全身で喜べばいい。最初は戸惑ったが、むしろそうした“対等な感情表現”こそ、インド人たちとの信頼を築く鍵だった。
2度目のインド訪問では、自然体で過ごす術を身につけ、より深く現地の人々と心を通わせるようになった。「インドは自分の素直さを取り戻せる国」——その確信が生まれた。
「今を生きるエネルギーに触れて」印象的なエピソードとして、コルカタで出会ったあるインド人青年との交流が語られた。肩がぶつかったことをきっかけに始まった会話は、やがて彼の故郷への“16時間の列車旅”へと発展。ホームステイした彼の家では、表情が曇る彼の姿と、家の外で無邪気に遊ぶ人々の対比が強烈だった。
先のことばかり考えて不安になっている彼と、「今日をどう生きるか」に全力の近隣住民たち。その差は、まるで新宿の通勤ラッシュと、夕暮れのクリケットを楽しむインドのオヤジたちのコントラストのようだった。「幸せとは、今日を全力で生きること」——インドはそのシンプルな原点を肌で思い出させてくれる国だ。
「人を見る目は旅で磨かれる」旅慣れてくると、信じていい人とそうでない人を見分ける感覚が養われていく。すれ違いざまに「ソーリー」と言えたインド人、ちょっとした気遣いを自然にできる人——そんな“違和感のなさ”が、旅人にとっての信頼のしるしになる。人間関係の直感は、言葉以上に雄弁だ。
また、ホームステイした彼から定期的に連絡が来る今、「人との出会いこそが旅の宝であり、時に人生を変える縁になる」という確信を深めている。
インドは決して「快適な旅先」ではないかもしれない。けれど、迷ったとき、人生が停滞していると感じたとき、そして自分の感情を見失いかけたとき——インドはいつでも「リハビリの場所」として旅人を迎えてくれる。“もう二度と来るか”と思いながら、また行きたくなる国。それがインドだ。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
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パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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