ブリュッセルのアパートメントで息子と二人暮らしのジャンヌ・ディエルマン。彼女の自動化された日常とその異変を、3時間20分見つめたシャンタル・アケルマン監督の1975年の作品を、ゲストも交えて語りました。

ゲスト：ちゃんけい、こころ、ななか/ナンシー、じゅんや

＜ゲストからのお知らせ＞

・ナミセン

ちゃんけい氏が友人たちと運営している「ジェンダーについてくっちゃべる」をテーマにした学生Podcastです。YouTubeでも投稿しています。是非聞いてみてください！

＜Podcast＞

https://open.spotify.com/show/6S29xLUwlaTJSmkOg2kZkd?si=7GFP1gcgSL2-crQluMXgCA

＜YouTube＞

https://youtube.com/@Namisenthepodcast

・ﾊﾞｶﾀﾚ!!桃ちゃんchannel

ななか/ナンシー氏、こころ氏、ちゃんけい氏がもうすぐ始めるPodcast番組。

Discord（安全に色々な情報を共有する素敵な場所）も是非参加してください〜✰

＜番組概要＞

「ﾊﾞｶﾀﾚ!!」と言いたくなることが多すぎる。そんな世の中を生き抜いて、必ず、change この世 to paradise。約束の地を見据えるフェミニスト3人のトーク・ショー！

＜Discordのサーバー＞

https://discord.gg/CPFEvfD5

＜タイムテーブル＞

(0:00)　オープニングトーク

・苦手な場所はどこですか？

(14:20)　作品紹介＆ネタバレなし雑感

(28:44)　ネタバレありお便り紹介

(38:25) 　ネタバレあり感想

・死ぬほどしんどい作劇

・家事を映画で見せることについて

・ジャームッシュ『パターソン』(2016)との比較

・再生産が日常になってしまうジャンヌ・ディエルマン

・ジャンヌ・ディエルマンと息子

・疲弊している女性達

・ジャンヌのルーティーンが狂い始める瞬間

・この映画に共感できなかった理由

・『ジャンヌ・ディエルマン』は第二波フェミニズムに包含されているのか

・1975年ではどのように受容されていたのか

・「幻の作品」だった事実がやばすぎ

・今見て共感できる点も勿論ある

・三日目のままならさがきつい

・扉の開け閉めの強さから見えるもの

・現在の映画との接点

・古典ハリウッド映画が作り出した「面白さ」「退屈さ」

・シネフィル的言説とシャンタル・アケルマン

・ラストショットの映画館体験

・シェアは大事！（メーサロシュ・マールター監督特集上映！）

(2:10:30)エンディング

・次回→「将来のことを考える」「第二回　大乱闘！シネフィルギャグブラザーズ」

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オスカー俳優のケイト・ブランシェットが、カリスマ的マエストロを演じた『TAR /ター』。『リトル・チルドレン』（2006）以来久々にトッド・フィールドがメガホンを取った本作では、孤高の天才が次第に周囲との軋轢により狂気の世界に足を踏み入れていく様を描きます。

〈タイムテーブル〉

(0:00)　オープニングトーク

・アメリカの観客は、エンドロールを最後まで見ない。

(6:00)　作品紹介＆ネタバレなし雑感

(20:00)　ネタバレありお便り紹介

(29:50) 　ネタバレあり感想

・ある意味で不親切な作り？

・字幕翻訳と映画の内容のズレ

・映画におけるSNS炎上の描写について

・撮られている映像などの不気味な細部

・オルガと従来のファム・ファタル像

・全体から独立したようなホラー描写

・あえて見せない/視覚的要素に還元することの不信感

・TARというキャラクター

・ファスビンダー映画との比較

・作品と作者は分離するか問題

・過去と現在が一貫しないアイデンティティ

(1:38:30)エンディング

・次回→「自分たちの将来について考える回」「大乱闘！シネフィル・ギャグブラザーズ　第二回」

・次回扱う映画→『ジャンヌ・ディエルマン　ブリュッセル1080 コメルス河畔通り 23番地』

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『ブラック・スワン』『マザー！』などのダーレン・アロノフスキー監督最新作。過食に走る男と周囲の人間との壮絶な交流を描く密室劇について語りました。本作の演技でブレンダン・フレイザーは、見事にアカデミー主演男優賞を受賞しています。

〈タイムテーブル〉

(0:00)　オープニングトーク

・地元の公共の施設が面白い

(4:00)　作品紹介＆ネタバレなし雑感

(14:05) 　ネタバレあり感想

・サントラや効果音など、音響演出が面白い

・チャーリーの家が、荒れ狂う船に見える？

・過食に走るチャーリーの描写

・正直な気持ちで書くエッセイの意味とは？

・チャーリーの娘エリーの存在について

・どこまでも主観に閉じこもる話でもある

・作品/テキストに触れることの描き方

・セクシュアリティという主題と不倫という主題

・詩作の思想と似ている？

・ブレンダン・フレイザーという配役

(1:00:20)エンディング

・次回扱う映画→『わたしは最悪。』

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新企画！？

実は、事情が重なって本編収録ができなかったために、米山と角田がエクスキューズをして、そこからいつも通り雑談に流れていきます。

『フェイブルマンズ』の収録ができなかった（後日収録済み！）/米山が気になったニュース/視力がいいってどういう状況？/アーティストのライブを楽しめない問題/オーラの凋落を感じる瞬間→フワちゃんのYouTube /中高時代の先生の存在感/映画を撮りたい！映画を撮る！

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ティモシー・シャラメ主演、ルカ・グァダニーノ監督という『君の名前で僕を呼んで』のタッグが再び組んだ、青春ホラーラブストーリー映画。人を食べるという衝動を抑えられない人間達の、切ない逃避行を描きます。

ゲスト：おおのくらど

Instagram：@kurado4345

おおのがやっているバンドCadooo：https://www.youtube.com/channel/UCRJrZN9KZ5IXZTOX48t8_MA

〈タイムテーブル〉

(0:00)　オープニングトーク

・最近ハマって読んでいる本の紹介

(5:00)　作品紹介＆ネタバレなし雑感

(12:00)　ネタバレありお便り紹介

(24:10) 　ネタバレあり感想

・明暗のコントラストと、ホラー映画的演出

・指を噛みたくなることってある？

・人間の体を変容させる作家ルカ・グァダニーノ

・恋愛、家族愛に問いを与える映画

・リー/マリンの生き方に重ね合わされるもの

・母親との確執を描くテーマと、『エブエブ』との比較

・カニバリズムの歴史と照らし合わせてみると、どう見える？

・ラストの一連の描写はどう解釈すれば良いのか

・サリーがマレンに抱く感情って何？

・アート映画の役割とあり方について

リモート収録が定番になり、みんなの時間の都合をつけるのが難しくなり、久しぶりに雑談をとったらこんなタイトルになってしまいました。。

高校時代の友達あっくん／ツタヤプレミアムとU-NEXTが合体／配信サービスのやめ時と加入時／福山L.Aで映画のロケ地観光をする／『ブラック・フォン』をアマプラで見た米山／Filmarksを友達と交換するのってどうなん？／インターネットのアーカイブを見るのが好き

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祝！アカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞、助演女優賞、助演男優賞、脚本賞、編集賞、受賞！

コインランドリーを営む一家が、ひょんなことからマルチバースに巻き込まれ、世界の秩序を回復するために奮闘する様を描く、奇想天外な物語です。

ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァンら、アジア系俳優たちの好演も高く評価された、本作をRadio18sメンバーが語ります！！

〈タイムテーブル〉

(0:00)　オープニングトーク

・リスナーの方からのお便り紹介

(2:04)　作品紹介＆ネタバレなし雑感

(15:10)　ネタバレありお便り紹介

(25:40) 　ネタバレあり感想

・言語の差異にこだわった演出

・マルチバース＝マルチタスク？

・映画の表現とめちゃくちゃ相性がいいマルチバースの表現

・ギャグや展開が実は突飛に見えて周到

・若者世代と親世代のドラマ

・家族という主題の決着には、モヤモヤする部分もある

・ジャコ＝ヴァン・ドルマル『ミスター・ノーバディ』との比較

・思い出に執着する気持ちをどう描くか

・『エヴァンゲリオン』、『マトリックス』、『マルコヴィッチの穴』にかなり似ている？

・最近のアクション映画トレンドとマーシャル・アーツ。

・優しさや愛という結末について

(1:37:40)エンディング

・次回扱う映画→『フェイブルマンズ』

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1990年代に、モスクワからムルマンスクに向かう寝台列車の6号客室（コンパートメント No.6）で出会った大学生と労働者の交流を描く『コンパートメント No.6』。本作の感想を、大学生3人が話しています。監督は、フィンランドのユホ・クオスマネンで、本作でカンヌ映画祭のグランプリを獲得しました。

〈タイムテーブル〉

0:00  OP　

・謎のYouTubeチャンネルを見つけた

7:30  作品紹介＆ネタバレなし雑感

17:15  ネタバレあり感想

・少女漫画みたいな展開？

・2人が惹かれ合う物語に無理がない

・恋愛？または慰め？

・セリフで明示しない描写の数々

・異国で感じる孤独とストレス

・画面の情報量が示すこと

・ソ連崩壊後のロシアを生きるリョーハ

・政治・国家と個人

・真っ暗に潰れる映像の鮮烈さ

・イリーナとラウラのすれ違い

・考古学を学ぶラウラの設定

・そもそもなんでペトログリフを見に行こうとしている？

1:14:00 ED

次回扱う映画：『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『フェイブルマンズ』

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