●なぜサーブ/レシーブではダメなのか?それは、攻撃的なイメージがつきまとうから。
●交換とは、優しいイメージであり、相手を思いやる気持ちや、気配りを伴う。
●まさに立回り表現の根幹には、優しさや相手への思いやりがある。だからアクションの達人は、優しい。後輩なら気が利く。それは巧さに比例するのだ。
●ナグリは、技としての、その代表。受けやすく、避けやすく、殴られやすい。また殴りやすいので、全身運動として表現できる。だからこそこの完成度で、技量がわかってしまうのだ。
●立回りにおける運動を、格闘ではなく(実際は格闘しているわけではないので)、動作を交換していると捉えるのが動作交換=エクスチェンジである。
●例えば、殴るという動作ならば、殴る側のパンチと、殴られる側の動作(例えば受ける)を交換していると考えるわけだ。
●交換だから、送られたパンチに対して、受ける動作が送り返されることで交換が成立することになる。これは避ける場合も、殴られる場合も同様である。
●常に交換が成立していることが、表現が成立する条件となっていることからも、動作交換という認識は正しいと考えられる。
●それは交換が成立しなかった場合を想定すれば、容易に理解できるはず。
●このように立回り運動を独自概念で捉えることで、ジャンルとしての独自性を確立できるのである。