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今着ている洋服に付いたタグをみて下さい。ブランド名、綿やナイロンといった素材、洗い方のほかに、どの国で作られたかが書いてあります。日本のブランドでも、「中国製」とか英語で「メイド・イン・チャイナ」とか、「ベトナム製」「バングラデシュ製」など外国名が書かれた服が多いと思います。
日本ではかつて服作りが盛んでたくさん輸出していましたが、今はアジアの国々からの輸入品が多くなっています。
先日、ミャンマーの洋服工場で火災が起きたというニュースがありました。ユニクロやジーユーの服を作る工場です。ミャンマーでは2月初めに軍が強引に政権を握り、反発した国民のデモが続き多くの死者が出ています。混乱の中、誰かが火をつけたとみられています。
タグにある国を地図で調べ、どんな国か先生や親に聞きましょう。外国の出来事も、人ごとではなく感じられるかもしれません。
大人にまじってプロとして頑張る小学生がいます。囲碁棋士の仲邑菫さんです。先日、史上最年少の12歳0か月で二段になりました。
菫さんがプロの世界に入ったのも史上最年少で、10歳0か月でした。それから2年足らず。年上のプロばかりを相手に49勝26敗の成績をあげ、予想以上の速さで初段から二段に上がりました。4月から中学生ですが、どこまで強くなるのか注目されています。
菫さんのプロ入り最年少記録を破るかもしれない小学生が朝日新聞に取り上げられていました。大阪の小学1年生、藤田怜央さんです。4歳で囲碁をはじめ、7歳の今はプロの候補生です。どんどん強くなっていて、日本でトップクラスの棋士がその強さに驚いているそうです。
菫さんや怜央さんが強くなっているのはきっと囲碁が好きだからだと思います。皆さんも好きなことを見つけて努力すれば必ず上達すると思います。
この春、東京大学で女子の合格者が過去最高の21.1%だったことが話題になりました。東大の女子学生の割合はこれまで2割を超えたことがありません。東大を受験する女子が2割しかいないからです。
東大も女子の受験生を増やそうと努力はしています。女子のための奨学金を作り、家賃を補助することにしました。それでもなかなか増えません。女子は無理して高学歴を目指さなくてもいいという古い考え方が、まだどこかに残っているのでしょうか。
日本の大学全体では女子学生は約45%。イギリスは男子より女子の大学進学率が高く、名門オックスフォード大は女子学生が54%を占めています。総長も女性です。
世界で活躍できる人を育てるには、いろいろな人が学びの場にいることが大切だとされています。東大は新年度から役員の過半数が女性になります。学生の4割が女子になるまで努力を続けるそうです。
3月18日は「点字ブロックの日」です。目の不自由な人が安全に通行できるように日本で発明された点字ブロックは、1967年のこの日、岡山県の交差点に初めて取り付けられました。
視覚障害者は白い杖を持っていて、ブロックのでこぼこの感触を足の裏や杖で確かめながら歩きます。点字ブロックは今では学校や駅のホームなど多くの場所に設けられましたが、問題もあります。
ブロックの上に自転車を止めたり、荷物を置いたりして、目の不自由な人がぶつかって怪我をするケースが後をたちません。何気ない行動がそうした人にとっては危険であることを想像してみましょう。
それだけで十分でしょうか。点字ブロックがあっても、道を歩く視覚障害者は常に不安を抱えています。白い杖を持った人を見かけたら手伝えることがないかを考え、行動してください。物ではない心のバリアフリーも広げていきましょう。
オランダの画家ゴッホは1890年に37歳で亡くなりました。ゴッホが生きている間に売れた絵は1枚しかなかったと言われています。死後の1901年3月17日にフランスのパリで開かれた展覧会で初めて高く評価されました。
ゴッホが生前に評価されなかったのは、絵があまり目新しかったからです。ゴッホはひまわりを何枚も描いていますが、鮮やかな黄色を使って線を重ねるように花を描きました。
同時代のゴーギャンとセザンヌも重要です。画面を明るく、はっきりと描くため、ゴッホは線を使いましたが、ゴーギャンは面を塗るように、セザンヌは立体を組み合わせるように描きました。
その結果、3人の絵はとても個性的になりました。それまでは写真のようなえが「いい絵」とされていたのですが、個性的な絵が「いい絵」となりました。3人の天才が絵画の常識を180度変えてしまったのです。
「花の便り」が届き始めました。代表的な品種「ソメイヨシノ」が「開花」した日を結ぶ「桜前線」が日本列島を北上します。桜の言葉を集めました。
「満開」の「桜並木」を遠くから眺めると、白い「花霞」がみられるかもしれません。「花明かり」が周りを照らす「夜桜」も綺麗ですね。今年は新型コロナの影響で「観桜」の宴会はできません。桜の下をそぞろ歩くくらいでしょうが、「花曇り」や「花冷え」の日は暖かくして出かけてください。
散りゆく「桜吹雪」は日本の美です。「葉桜」になり、水面が花びらで「桜色」に染まる「花筏」も風情があります。「八重桜」や「山桜」は「遅咲き」で4月まで楽しめます。
巣ごもり生活で宅配が「花盛り」です。「お花見」より家で美味しいものを食べたい「花より団子」の人もいますよね。美を解さない人に使う言葉ですが、名より実をとるという意味もあります。
10年前、福島第一原子力発電所が大事故を起こしました。東日本大震災の津波で停電になり、冷やせなくなった燃料棒が溶け落ち、大量の放射線物質が大気中に出てしまったのです。放射線物質は健康によくないため、広い範囲で人がすめなくなりました。電力会社はこの原発を無くすことにしました。
無くすためには難しい問題がたくさんあります。今、解決を迫られているのは汚染水の問題です。溶け落ちた燃料に触れた水は放射線物質で汚れています。地下水と混ざることによって汚れた水は増え続けています。この水は機械で大体の汚れをとってタンクにためられていますが、今やタンクは千基を超え、あと一年半で限界が来ます。
「海に流すしかない」と考える専門家が多いようですが、漁業の人は「魚が売れなくなる」と反対しています。どうすれば良いのでしょうか。原発の後始末は本当に大変です。
中国料理やイタリア料理、日本料理⋯⋯新型コロナウイルスのために外出が難しい時、いろいろな料理を届けてくれる飲食物のデリバリー(宅配)は大助かりです。
黒いバッグを背負った「ウーバーイーツ」など自転車の配達員を見かけることも増えました。でも便利さの裏側に問題もあるようです。
東京都内の去年の交通事故をまとめた新聞記事には「配達員による自転車の事故や違反が目立った」とありました。配達員の大学生が軽自動車とぶつかり死亡したとも書かれていました。別の記事だと、配達員が「信号を無視した」「歩道でスピードを出していた」といった警察への通報も目立つそうです。
注文する側は早く届けてほしい、配達員側も早く届けたい。両方の思いから飛ばし過ぎが増えているのでしょう。警察は事故を防ごうと各地で配達員向けの安全教室を開いています。皆さんはどうするべきと考えますか。
サンマといえば秋の味ですが、最近、気になる話題がありました。「サンマを取る量 4割減らす」というのです。2月27日の朝小にのりました。
サンマは不漁が続いています。記事によると、北太平洋で漁をする8つの国・地域が、1年間にとって良い合計を、55万トンから33万トンに減らすことに決めたそうです。
この案で「4割減らす」になっているか、上級生は計算してみてください。ニュースで見る数字を検算する習慣をつけると、実感をこめて知ることができ、計算も早くなります。
今度は地理です。8カ国・地域は日本、台湾、中国、韓国、バヌアツ、ロシア、アメリカ、カナダでした。地図で確認しましょう。広い地域が漁をしているのですね。
サンマは栄養のバランスがよく、大根おろしと合わせた塩焼きや、甘口の蒲焼は給食でも大切なメニューです。漁を我慢する間に、海で復活してほしいですね。
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