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![日本語ペラペラジオ[Casual Japanese radio for leaners!]](https://podcast-api-images.s3.amazonaws.com/corona/show/7101389/logo_300x300.jpeg)
カタカナを話したらOUT!
今日もJLPTのN4ぐらいの単語と文法で、カタカナ禁止のおしゃべりです。
さなポン先生の電話の話、ティッシュを配るアルバイトの話、倉川の梅雨(つゆ)の話です。
トランスクリプト:
倉川:カタカナ禁止!
さなぽん:N4で1時間日本語チャレンジ!ここでは、JLPT N4の単語と文法だけで、日本語の先生2人が1時間おしゃべりをします。倉川: でも、それだけだったら簡単すぎるので、カタカナ語、英語を使ってはいけないというルールをプラスします。もし、カタカナ語を使ってしまったらすぐに終了。終わりです。頑張って1時間話しましょう。前回は1ヶ月前ぐらいですね。久しぶりです。さなポン:1ヶ月前ぐらいでしたね。私、娘とすごく練習してきたので、自信あります。倉川: 自信ありますね。絶対失敗しません、今日は。さなポン:練習してきたので、今日のためにカタカナ語を使いませんでした。倉川: 私はテーマ、話す内容を選ぶときに、カタカナ語を絶対英語を入れないようにテーマを選んでいるので、絶対大丈夫だと思います。さなポン:なんだそれは。そんなやり方があったか。倉川: テーマにカタカナ語を入れないっていうのをすごく気をつけてます。絶対に今日は1時間話せるでしょう。さなポン:なるほどね。倉川: 今日はですね、さなポン先生からですね。では、カタカナ禁止JLPT N4で1時間日本語チャレンジスタート!さなポン:はい、えーとですね、私の家の話なんですけど。倉川: 最近のですか?さなポン:最近の話なんですけど、携帯電話を使うときに、いろいろ調べたり、見たりするじゃないですか。倉川: そうですね。さなポン:あれ(※スマホのこと)があるから、調べることができるじゃないですか。倉川: 便利ですよね。さなポン:その、あれ(スマホ)の話なんですけど。倉川: 名前がちょっと言えませんね。さなポン:ごめんなさい。倉川: 英語ですから。さなポン:英語ですからね。で、そのあれを使って、2年経ったんです。あれを使い始めて。倉川: 新しいあれを買って、2年経ったんですね。さなポン:はい。で、ちょっと毎月お金を払いますから、あれを使うために。新しい会社のあれにしようと思ったんです。倉川: あれあれあれあれ、多いですね。さなポン:で、電話で前の会社に、あなたの会社のあれを辞めます、という電話をしたときの話なんですね。倉川: 新しい、他の会社に変えたいですから、辞めます。あなたの会社辞めます、という電話ですね。さなポン:はい、その電話をしたときの話なんですけども。そのときに電話で、あなたの会社の辞めます、辞めたいです、辞めますって言ったら、その電話の人が、「え?今、辞めなければ安くしますよ?」 と言ったんですよ。
倉川:あ、そう。さなポン:えーじゃないですか、私も。えーって。でも、私、新しい会社のあれを約束してしまったんですね。紙に書いてしまって。倉川: 名前をね。さなポン:名前を書いて、お金も払ってしまったので、もっと早く知りたかったんですね。安くなるなら。倉川: その言い方、ちょっと良くないですよね。さなポン:良くないでしょ。倉川: 辞めたい人は、安くしてあげる。えー、ちょっとびっくりしました。さなポン:私もびっくりして、えーって思って。そこでちょっと私の気持ちが、どうしようって思ってしまったんですが。倉川: やっぱり安い方が良いですよね。さなポン:安い方が良いですから、えーって言ってしまったんですよ。心の声が出てしまったんですよ。倉川: 電話で言ったんですね。さなポン:えーって。えーって言ってしまったんですよ。でも、新しい会社と約束をしましたから、あーっと思って。えーって言ってから、でも辞めますと言ったんですね。倉川: もう決めましたから。さなポン:もう決めました。辞めますと。そしたらその人が、「では、これからまた新しい情報を教えたいですから、連絡をしてもいいですか?」私の会社、古い会社の辞めますけど、私の会社からあなたに、これから私の会社のことを、そういう「安くなりますよ」、とか。「そういう情報をあなたに教えてもいいですか?」って。倉川: 言われたんですね。さなポン:連絡をしてもいいですか?電話をしてもいいですか?って聞かれたんですね。それで私は、「いいです!」と言ったんですよ。倉川: それは?いらない?(という意味?)さなポン:それで、ん?って。あ、同じです!同じです!その人も、ん?いいです!って言ったんですね。で、私が、いいです!いいです!って言ったんですよ。私、はっきりと、いりません!って言えないんですね。倉川: へー、あ、そうなんだ。さなポン:私の中で、「いらないです!」という言葉は、強い言葉だと思っているんですね。倉川: そうですね。日本語のいらないですは、結構強い日本語ですよね。ちょっと怖い感じ。さなポン:もし、自分が、私が言われたら、ちょっと悲しいなという言葉なので、私、あまり使ったことがない言葉なんですね。いりません。倉川: 大体の人は、ないと思いますね。いりません!さなポン:いいです!って言ったんですね。それで、その次に、またもう一つ、その人が質問したんですね。私に。私の会社のお知らせ、お知らせを家に送ってもいいですか?これからも辞めますが、これからもあなたの家にお知らせを送ってもいいですか?と聞かれたので、いいです!2回目ですね、私。2回とも、いいです!と言ったんですね。そしたら、その人が、「さっきからいいです!いいです!って、どっちですか!?」倉川: えー!?電話で!?さなポン:言われたんですよ、はい!倉川: 本当!?電話で!さなポン:本当に!倉川: えー!怖い!さなポン:わー!と思って!倉川: びっくりした!怒ってる?さなポン:大丈夫です!って言ったんですけど、いいです!大丈夫です!って私言ったんですけど、大丈夫です!ってどっちですか!?って言われて、結構です!って言って。はい、なんとか、いらない!っていうことを伝えることができたんですね。怒られました、電話で。初めて。倉川: 怖いですね。さなポン:私、お客さんなのに怒られました。倉川: びっくりですね。さなポン:あなた、さっきから、いいです!いいです!って、どっちですか!?言われましたね。倉川: えー、そんな感じで?さなポン:はい。倉川: へー。さなポン:私も、自分が、その時まで気がつかなかったんですね。自分の口癖(くちぐせ)だったんですね。倉川: うんうん、よく言ってしまうこと?さなポン:悪い習慣ですね。考えないで、いいです!とか、大丈夫です!って、私、よく使うんですね。倉川: なるほど。さなポン:いらない時にも、いいです!って言うし、もちろん、いい時にも、いいです!欲しいです!の時にも、言うんですけど。倉川: でも私、この電話の会社の人、ちょっと悪いと思いますよ。さなポン:本当ですか?倉川: だって、この話をしている時に、このさなポン先生が言った、いいです!が、「あ、お願いします!ぜひください!」という意味じゃないのは、誰が考えてもわかりますよね。さなポン:ね、わかると思ったんですけどね。倉川: 100人いたら、99人は、あ、それは、いらない!という意味だな、と思うでしょうね。うん。ちょっとその人が、変だな、と私は思いましたけどね。さなポン:あ、本当ですか?よかった。ちょっと気をつけようと思いました。倉川: まあ、そうかな。私、さなポン先生は問題ないと思うけどな、それは。さなポン:あ、そうですか?倉川: でも、一つだけ、ちょっと思ったのは、いいです!の前に、小さい言葉を言った方がいいな、と思いました。さなポン:小さい言葉。倉川: 例えば、あ、いいです!とか、いや、いいです!とか、小さい言葉があったら、もっとわかりやすいと思いましたね。そうですね、確かに。いや、と、いえ、は、一緒に使うといいですね。いらないです!という意味だから、一緒に使った方がいいですね。いや、いいです!さなポン:わかりました。
さなぽん:私、電話をかける仕事をしたことがあるんですよ。はい。倉川: 学生の時に、会社員じゃなくて。さなポン:はい。学生の時に、ちょっと短い期間、短い時間だけ、少しだけしていたんですよね。倉川: あの仕事、大変だって、みんな話してますね。さなポン:すごく大変でした。倉川: うん。さなポン:本当に、いろいろな人がいるな、と思いました。倉川: 電話で、怒る人?大きい声で。さなポン:います、います。倉川: どうしてだ!とか、怒る人がいると、たくさん聞きましたよ、それ。さなポン:います。(スクリプトはここまでです!)
みなさんは、「私って、ちょっとバカだな」と思ったことがありますか?
私は最近多くなりました…。さなポン先生がショッピングモールに行った話と、倉川のSTEAMというゲームのアプリの話です。
JLPTのN3ぐらいの単語と文法で話しています。
トランスクリプト:
倉川:普通に生活していて、自分バカだなって思うことって、時々ありますよね?
さなポン:ありますね。
倉川:ということで、今日のテーマ、私ってちょっとバカだなと思った話です。大体、JLPTのN3ぐらいの単語と文法で話していこうと思います。さなぽん先生、何かありますか? わぁ、私ちょっとバカだなって思った話。
さなポン:先週あったんです。
倉川:先週? よくあるんですね、じゃあ。
さなポン:よくあるんですよ。忘れちゃうんですけどね。メモしてないんでね。先週、ショッピングモールに家族と3人で行きました。で、いろいろ洋服を見たり、お花を見たりしてたんですよ。そしたら、久しぶりにゆっくり服を見ることができたんですね。自分の服を。娘の好きなアニメのキャラクターのグッズが売ってるお店があったんですね。あー、なるほど。期間限定で。
倉川:今だけ。
さなポン:今だけやってたので、そのお店に先に行ってからだったので、娘はすごく満足してるわけですよ。欲しいものを買って。
倉川:もう他のものに興味がない。
さなポン:そうなんです。それから、私の服を見たので、ゆっくり見ることができて。
倉川:娘が静かだからね。
さなポン:そしたら、本当に久しぶりに、うわー、めっちゃいいカバンじゃんって思うようなカバンが置いてあったんですね。
倉川:どんなカバンですか?
さなポン:夏っぽいカバンで。
倉川:夏っぽい。カバンのタイプは何なの? リュック? トートバッグ?
さなポン:肩からかけるショルダーバッグですね。
倉川:へー。
さなポン:ショルダーバッグで、布じゃなくて麦わら帽子のような素材が、なんていうんですかね。あ、カゴバッグが近いかな。カゴバッグで、夏っぽいカゴバッグだったんですね。
倉川:麦わら帽子と同じ素材のカバンですね。
さなポン:そうですそうです。同じ。ちょっと編み込まれたもので。
倉川:夏っぽいね。
さなポン:もう久しぶりに、いいなって思ったんですよ。欲しいな、あのカバン欲しいな、いいなって思って。ちょっと夫に、え、見てあのカバン可愛くないって言ったんですよ。で、夫が、え、どれ?って言って。ほらあれ、あれ、レトルト(Retort food / 調理包 / 레토르트 식품 / Makanan retort)で好きって言ってしまったんですね。
倉川:レトルト?
さなポン:で、夫が、え?って言って。私も、レトロ(Retro / 復古 / 레트로 / Retro)で好き!って言いたかったんですよ。昔っぽくて、レトロ。
倉川:古い感じね。
さなポン:それを、レトルトで好きって大きい声で言ったんですよ。
倉川:レトルト、わかるかな? みんな。
さなポン:わかんないか。
倉川:ちょっと難しいかな。
さなポン:これ一人で笑ったという話ですね。店の前で。
倉川:言い間違いですね。
さなポン:レトルトっていう。
倉川:レトルトってカレーによく使いますよね。パックされてるカレーですよね。レトルトカレー。
さなポン:お湯で温めて食べることができるカレーですね。レトルトカレー。
倉川:ちょっと言い間違いで、自分バカだなって思うことが多いんですね。
さなポン:欲しかったカバンも、もういいやってなりました。
倉川:買わなかったんだ。
さなポン:買わなかったです。もう行こうって。がっかりしました、自分に。レトルトはないなと思って。
倉川:それ、日本語の先生始める前からそんな感じですか?
さなポン:自分では気がつかなかったんですけど、よく周りの人に言われます。
倉川:そうなんだ。
さなポン:それ違う。間違ってるよって。頭の中では、ちゃんとレトロって言ってるんですよ。レトロで可愛いって言いたかったんです。でも口はレトルトで可愛いって言ってたんですね。
倉川:買ったんですか? なんかカレーとか。
さなポン:買ってない。
倉川:なんかそういうことはあるよね。他のこと考えながら話したら、言い間違えちゃったはあるけど。
さなポン:ありますね。それもよくするけど、その時はもう100%欲しかったんです。そのカバンが欲しかったんです。本当に伝えたかったんです。可愛いって。欲しいと。だからレトルトのことなんて考えてないです。
倉川:なんででしょうね。
さなポン:びっくりしました。
さなぽん:倉川先生は、自分バカだなーって思ったことありますか?
倉川:若い時はあんまり思ったことなかったんですけど、最近はちょっと多くなったなと感じますね。特になんかその、私めちゃくちゃせっかちなんですよ。せっかち。せっかちなタイプなんです。何でも早く早く、早く終わらせたい、早くしたいっていうタイプなんですよね。すごい失敗することが結構多くて、私たち今YouTubeでゲームを遊んでますよね。
さなポン:ゲームで日本語を教えていますね。
倉川:最近は八番出口とか八番乗り場とかやりましたけど、そのゲームはSteamというパソコンのアプリを使って遊んでますよね。ゲームをする人なら知ってるかもしれないですね。Steam。あれ、初めて作った時にログインしないといけないでしょ?
さなポン:はい。自分のアカウントを作って。
倉川:メールアドレスを書いたり、名前を書いたり、パスワードを書いたりするじゃないですか。
さなポン:登録(とうろく)しますね。
倉川:そうですね。あれ、さなぽん先生、すぐできました?
さなポン:え?どういうことですか?
倉川:アカウントを作りましたよね? 自分の。
さなポン:はい。
倉川:あれ、簡単でした?
さなポン:簡単でしたよ。他のアカウント作るのと同じ感じでできましたよ。
倉川:そうなんだ。
さなポン:特別じゃなかったですよ。
倉川:なるほど。全然難しくないですよね。
さなポン:はい。
倉川:私、あれ3日かかりました。
さなポン:ねえ!なんで?
倉川:それが、自分バカだなと思った話なんですけど、Steam、普通ですよね。全然普通のプラットフォームというか、アプリなので、名前書いて、あとメールアドレス書いて、パスワード書いて、あと誕生日も書いたかな?
さなポン:うん、だったかな? はい。
倉川:そして、あと自分の名前を書きますよね? そのSteamの中だけで使う名前。
さなポン:ああ、うんうん。ニックネーム(Nickname / 暱稱 / 별명 / Nama panggilan)みたいな。
倉川:そうですね。ゲームの中だけで使うニックネームを作ったでしょ? 作りました。で、それちょっとペーっと思って、ゲームの中で使う名前も今決めるんだと思って書いたんですよ。確かに。で、私、倉川ジョンでしているので、倉川ジョンと書いて、で、そのアカウントを作ったんですね。すぐ作れました。で、よし作った。よし大丈夫だと思って、パソコン閉じて、で、次の日、またSteam入って、ちょっとゲームを探そうと思って、ログインするじゃないですか。
さなポン:はい。
倉川:それができなかったんですよ。
さなポン:へえ。
倉川:それに3日かかりました。
さなポン:パスワード忘れたからですか?
倉川:いや、私ね、こういうパスワードは絶対忘れないようにスマホにメモしてるんですよ。
さなポン:うーん。
倉川:名前とかね。うーん。で、え、おかしいなと思って、前の日に作ったばかりだから、私が間違えるわけがないし、メモもしてあるし、大文字? 大きい文字とか小さい文字とか小文字? 大文字小文字もちゃんとメモしてあるし、え、おかしいな何だろうと思って。とりあえず2回やってダメだったんですね。2回入れても入れなかったんです。ダメです。
さなポン:うーん。
倉川:あなた、アカウントありませんよって出て。
さなポン:へえ。
倉川:え、おかしいなと思って。で、ずっと前、10年くらい前に作ったSteamのアカウントでもう1回ログインしてみようと思って。
さなポン:10年前の。
倉川:そうそうそう。大学生の時ね、作ったやつで。
さなポン:よく覚えてましたね。
倉川:あるかなと思って。それもなくて。
さなポン:あら。
倉川:どうしようと思って。
さなポン:入れなかったんですね。
倉川:入れないし、でも、サナポン先生には来週ゲームで遊びますって言ってるし。
さなポン:はい。
倉川:私がログインできませんだとちょっと恥ずかしすぎるから、バカかなって思われちゃうから、絶対でもログインしないとダメだと思って。で、その、私最近困ったことがあるとすぐAIに質問するんですよ。
さなポン:はい。友達ですか?親友ですね。
倉川:AIに質問して、でも分からないと。AIも分からない。分かんない。で、その、インターネットでいろんなこと探したんですよね。Steamログインできない理由とか。
さなポン:あるあるある。
倉川:めちゃくちゃ探して、いないんですよ。そして、私と同じことで悩んでる人。
さなポン:え、いないんですか。
倉川:いないんですよね。Steamに入れなくて困ってるよっていう人はいなくて。むしろ、いや、Steamのサービスって本当に素晴らしいよね。何か困ったことがあったら、Steamのこの会社の対応は本当に素晴らしいみたいな。そういう話ばっかり出てくるんですよね。
さなポン:いい話ばかり。
【スクリプトはここまでです!】
今年の東京大学の英語の入試問題に、こんな問題が出たそうです。「What does it mean to be strong?」
日本語で言うと、「強さとは何か?」ですね。
みなさんなら、日本語でどう答えますか?
【トランスクリプト】
倉川:さなポン先生、日本一頭がいい大学、世界大学ランキング26位、アジアで3番目にいい大学といえばどこですか?
さなポン:ピンポーン!東京大学!
倉川:正解!もちろんそうですよね。東京大学、日本で一番いい大学としてよく知られています。
そんな東京大学なんですけど、今年ですね、2026年の2月に東京大学を受験した受験生、高校3年生の学生ですね、受験生がある今年の東大の英語の問題をインターネットでシェアしたんですね。
さなぽん:英語のテストですね。
倉川:そのテストの内容がとても面白いということで、日本でちょっと大きな話題になったんですね。
さなポン:東京大学は書かせるテストですよね。
倉川:答えを選ぶ問題ではなくて、英語の文を作る問題を出したんですね。それがどんな問題かというとですね、こういう問題でした。
♬~
以下の問いに、60~80語の英語で答えなさい。
What does it mean to be strong?
さなポン:強さとは何ですか?
倉川:強いことの意味は何ですか?もっと簡単に言うと、強さとは何ですか?ですよね。
さなポン:強い、弱いの強いですね。
倉川:強い、強さ、名詞ですよね。この強さって何ですか?これだけの問題。
さなポン:深い!いろんな考え方できますよね。面白い!
倉川:人によって強さって全然違うでしょ。お母さんとしての強さとか、人としての強さ。
さなぽん:力が強いもいいですよね。
倉川:スポーツをする人なら、スポーツをする人としての強さとか、社会人としての強さとか、いろんな強さがあると思うんですけど、こんなちょっと曖昧(あいまい)な、哲学的(てつがくてき)な問題を出したということで、すごく話題になりました。
さなポン:日本語で答えるのも難しいのに、英語で答えなければならないんですね。
倉川:そうですね。私たちは日本語の先生ですし、これは日本語の勉強のためのラジオですからね。
さなポン:もちろん日本語で。
倉川:日本人が英語で考える問題なんですけど、日本語を勉強している皆さんなら、この質問に日本語でどうやって答えますかということで、私たち日本語の先生が答えを考えてみましょう!ということです。
さなポン:来年東大に行けるかもしれませんね。ラジオを聴いてる人は。
倉川:ということで、皆さんも一緒に考えてほしいんですけど、私たちも私たちで答えを考えてきましたね。今まで考えたことあります?
さなポン:ないです。考えたことなかったです。
倉川:ちょっと私たちの答えを発表していこうということで、やっていきますか。
さなポン:はい。
倉川:まず、私の答えいいですか?
さなポン:お願いします。
倉川:強さとは、「白い靴下」だ。
さなポン:いいね。わかりやすい。
倉川:本当?意味わかります?
さなポン:靴下は一番汚れるところですよね。
倉川:はい。
さなポン:でも、白いまま、汚れないでいる。白いままでいること、つまり強さだっていうことですか?
倉川:すごい。よくわかりましたね。
さなポン:わかりやすいですよ。
倉川:本当?その通り。
さなポン:だって私の靴下、全部黒いです。
倉川:白い靴下、ない?
さなポン:汚れています、全部。
倉川:そうなんですね。私が言いたかったのは、強さとは、白い靴下だ。白い靴下はとても汚れやすい。
でも、白い靴下は黒い靴下には絶対にならない。どんなに汚れても、白い靴下はあくまで白い靴下だ。汚れたとしても、白いままでいる。
それが強さだと思ったんですね。
だから、簡単に言うと、大人になって社会に出ると、悪い人になるチャンスもたくさんあると思うんですよね。力をもらって、お金をもらって、時間をもらって、本当にいい人じゃなくて、自分がしたいことのために、自分のお金のためにとか、悪いことをするチャンスも、実はみんなたくさんあると思うんですよね。
大人になると。でも、それをしないで、自分が正しいと思ったことを守る。汚れてもそのままでいることが強さだと思うんですよね。
さなポン:いいね。
倉川:黒い靴下にならないことね。
さなポン:いいね。もう正解じゃない?これでいいんじゃない?
倉川:試験に書く勇気はないけどね。
さなポン:いいと思うよ。シンプルで。わかりやすい。
難しい言葉でもないし、いいと思います。倉川:ありきたりな、普通な答えじゃないから、面白いかなと思って考えました。
さなポン:例えてますね。
倉川:強さとは、白い靴下だ。
倉川:さなポン先生お願いします。
さなぽん:強さとは、雪が降った時の種(たね)。
倉川:雪が降った時の種?植物の?
さなポン:植物の。
倉川:どういうことですか?
さなポン:植物は、野菜とか花とかは、春に種を植えて、大きくなる野菜や花もあるんですが、秋とか冬ですね。寒い時に植えて、大きくなる野菜とか花もあるんですよ。雪があっても、大きくなろうとする、寒い中、頑張っている種は、夏に蒔く種より、強くないですか?
倉川:大変な環境で、頑張れる種。それが強さだ。ということですね。
さなポン:私は、小さい時、強い人こそがいいと思っていたんです。誰にも頼らず、子供の時?子供の時、誰にも頼らず、一人でやる。
さなポン:迷惑をかけない。自分で何か問題があっても、自分で問題を解決すること。それこそが強い人であり、人に迷惑をかけないことが、人に頼らないことが、一人だけでできることがいいと思っていましたが。
倉川:小学校ぐらいですか?
さなポン:そうですね。小学校、中学校もかな。なんか、それって良くないなって思ったんですよ。
倉川:どのタイミングで?
さなポン:大学生の時に、人にめちゃくちゃ頼る先輩がいたんですよ。何も自分でやらないで。
倉川:ああ、「これちょっとお願い!」みたいな。
さなポン:そうそうそう。例えば、英語はAさんに聞いて、パソコンのことはBさんに聞いてとか、人を全部使ってる先輩を見て。
倉川:女の先輩?
さなぽん:女の先輩。
さなポン:うわー、人生、イージー(EASY)じゃん!
倉川:って思ったんですね。
さなポン:簡単に生きてるなって思ったんですよ。時間を上手に使ってるなって思って、良い意味で思ったんだ。私はそれまで全部100%自分で、一人で解決していたので、時間ないですよね、ほとんど。
全部ガチガチに毎日を生きてたので、楽しそうに生きてるな、あの先輩は!と思って、そこからちょっと、無理をしないことを覚えました。
倉川:そこで強さの考え方がちょっと変わったかもしれないですね。
さなポン:変わった変わった。
倉川:その先輩がちょっと強そうに見えたんだ。社会的に強いってことかもしれないですよね。色々な問題や課題を他人と一緒に解決できる能力?
さなポン:そうだね。強いと言えば強いですね。それはなんかさ、それは全然同意するんだけど、その方が楽しいだろうし、楽だろうし、強いんじゃないですか?
さなポン:社会的に見たら。会社の中でも学校の中でも、そういう人強いと思いますね。
さなポン:いますよね、どこでもね。
倉川:うん、いると思うね。
さなポン:上手に生きている人ね。
倉川:それ私はなんかね、つまらないなって思うんですよね。自分でその問題を解決した方が面白いのに、その問題を解決するところが一番楽しいのに、チャレンジするところなのに、どうしてその楽しいところを他の人にお願いしちゃうんだろうってちょっと思いますね、私は。自分でやった方が自分の能力になるから楽しいのになって思いますね。
さなぽん:そう思うよ。
倉川:どっちなんだよ。そう思うんかい。
さなポン:なんか使い方だなって思って。勉強においては、全部自分で考えて、自分でこうかな、こうかなって考えることがいいと思うんですよね。考えることが大切だと思うけど、人に頼ってもいいところもあるじゃないですか。
倉川:社会生活ですか?会社員の生活で?
さなポン:そうそう。倉川:自分ができないことはあるからね。
さなポン:全部一人でやろうとしないで、言ってくれたらいいのにっていうこと。例えば友達がそのレポートを先生に出しに行くときに、その友達に私のレポートを出してくれるとか、そういうところは頼ってもいいよなって思いますね。
倉川:小さい部分ね。
さなポン:そうそう。そういうのがうまくできなかったんですよね。人にお願いしていいことと、自分でやることを全部自分でやろうとしてたっていう話ですね。
倉川:全部自分でやろうとしてる人は結構強く見えますけどね。強そうに見えるけどね。あの人なんでも自分でできるなって。
さなポン:無理をするとね、やっぱ体にきますからね。
倉川:そうだね。これからはね。
倉川:私はね、「強い人」というのは「日本」とだいたい同じだと思うんですよね。
さなポン:強い人は日本と同じ?どういうことですか?
倉川:どちらも【じしん】(自信/地震)がたくさんあるんですよね。
さなぽん:よいしょ!
今年、2026年からときどき言われている新しい日本語、『ギュられる』。
「シンギュラリティ(Singularity / 奇點 / 특이점 / Singularitas)が起きて、AIに仕事を取られる」という意味だそうですが、みなさんはそんな心配、していますか?
トランスクリプト:
倉川:日本語の先生と新しい日本語を学ぼう!
さなぽん:「ギュられる」。
倉川:今年からよく使われている、インターネットでよく使われている単語。
さなポン:新聞にも載ったんですか?
倉川:インターネットの新聞ですかね。紹介されているスラングですね。インターネットスラングだそうですけど。
さなポン:インターネットの言葉ですか?
倉川:さなぽん先生、聞きます?
さなポン:ギュられる、初めて聞いたんですよ。倉川先生に教えてもらって調べました。私も最近だね。
倉川:2〜3ヶ月前かな。インターネットで見ました。「この仕事をギュられるよ」とかね。
ギュられるというのは、シンギュラリティが起きて、AIに仕事を取られるという意味ですね。長いですから、短くしてギュられる。
さなポン:受け身ですね。
倉川:そうですね。
さなポン:受け身、された、とかの。
倉川:なので、このポイントがシンギュラリティですよね。
さなポン:この英語?この英語が知らなかった。
倉川:そうなんだ。これはですね、私2年前くらいかな。
さなポン:知ってました?シンギュラリティ。
倉川:知ってました。
さなポン:シンギュラリティ。
倉川:シンギュラリティというのは、日本語で言うとちょっと難しいですね。技術的特異点というんですが、日本語が難しいので、みんな英語で話していますね。シンギュラリティ。
この単語の意味は、AIが人間を超えたときという意味ですね。
さなポン:AIが人間を超えたとき。
倉川:AIが人間以上のことができるようになったときという意味なんですが、それがシンギュラリティ。シンギュラリティが起きる。つまり、AIが人間を超えた。
人間以上になった。具体的には、AIがAIを作ったときだと言われていますね。分かりやすいでしょ。
さなポン:AIがAIを作ったとき。
倉川:そのときが、シンギュラリティ。AIが人間を超えたときと言われています。
さなポン:なるほど。
倉川:そして、そのシンギュラリティが起きると、私たちの生活も変化するそうですね。例えば、病院に人がいなくなる。お医者さんとか、受付の仕事とかは全部AIがするので、全部病院の仕事をしてくれるとか。
あとは、私たちの仕事も大体全部なくなって、私たちは働く必要がなくなる。
さなポン:先生という仕事ですか?
倉川:いや、もう全部の仕事がなくなって、仕事は趣味になる。そして、みんなはお金を毎月もらうんですね。AIから。
さなぽん:お小遣い?
倉川:そうですよ。で、そのお金を自由に使ってもいい。
もうみんな働く必要はなくなる。
さなポン:もうAIが社会を回してくれるっていうことですか?
倉川:そうですね。
さなポン:社会のことをやってくれる?
倉川:全部のことをね。というのがシンギュラリティと言われていますね。まだシンギュラリティは起きない。
多分2040年と言われてますね。そしてそれは。
さなポン:2040年の世界は、AIが社会を回している。すごーい。怖い。
14年後?
倉川:そう、14年ありますから。
さなポン:怖いよ。まだ生きてるじゃん。
倉川:そうだよ。
さなポン:やだ。
倉川:だんだんAIが私たちの仕事を取っていきますよね。それを今、ギュられると言うようになったそうですね。
さなポン:もうすぐギュられそうってことですね。
倉川:そうですね。私、絵を描くじゃないですか。仕事でも絵を描くときがあるんですけど、やっぱりもうギュられ始めていますね。
絵の仕事は。
さなポン:そうなんですか。
倉川:全然ギュられ始めています。日本ではちょっとどうかわからないですけど、台湾の本屋さんに行くと、本の表紙の絵は、もともとみんな人が描いてましたよね。
さなポン:そうですよね。
倉川:もちろん人が一枚一枚手で描いていたんですけど、今はもうAIが描いたイラストの本の表紙、たくさんありますね。
さなポン:そうなんだ。
倉川:絵を描く人の仕事はどんどん減り始めています。ギュられ始めていますね。
だから私は絵を描く人間だから、AIが描いたイラストと人が描いたイラストは100%見分けられます、私は。
さなぽん:わかるんですか。
倉川:100%わかります。
さなポン:えー、すごい。
倉川:実は絵を描く人はね、わかります。これが人が描いた絵なのか、AIが描いた絵なのかわかります。
人が描いた絵には特別な線があるので。手で描いた線が。
さなポン:へー。
倉川:AIの絵にはそれがないので、100%わかりますよ。
さなポン:そうなんだ。でも私のような、あまり絵を描かない人はわからないですよね。
倉川:だからみんな多分、まだ「え?そんなにたくさんAIで描いた本の表紙ある?」って思うかもしれないんですけど、私は見てわかるので、「うわー、これもAIだ。うわー、これもAIだ」って、本屋さんに行くたびにびっくりしてます、私は。
さなポン:そうなんだ。
倉川:ギュられてるなーって思いますね。
さなポン:本当ですね。
倉川:さなポン先生は、「うわー、ギュられてる」「ギュられている」って思うことあります?
さなポン:この間の日本語のクラスの話なんですけど。
「はい、教科書何ページ?」「はい、レッスン35です」って文法を言ったんですけど、「先生、もううちで勉強しました。簡単すぎます」って言われましたね。
倉川:はっきり言いますね、学生もね。
さなポン:はっきり言われましたね。
倉川:自分で勉強しているんですね。
さなポン:もう先へ先へ。
倉川:それAIで勉強してるんですか?
さなポン:YouTubeと、まあAIとって言ってましたね。AIにも質問したり、聞いたりしていますって言ってましたね。
倉川:今勉強するなら、AIはすごく役に立ちますよね。
さなポン:ねー、そうですよね。
倉川:私も中国語勉強しているんですけど、質問があるときにすぐAIに質問しますね。そしてだいたい答えてくれるし、いいですよね。必要ですね。
さなポン:便利ですよね。
倉川:この間、モスバーガー行ったんですよ。ハンバーガーのお店ですね。日本の会社ですね。
台湾もたくさんあるんですね、モスバーガー。日本はちょっと忘れちゃったんですけど、台湾ではですね、勉強するカフェみたいなイメージがすごく強いんですよ。
さなポン:モスバーガーで勉強?
倉川:そう。モスバーガーに行って勉強する学生とか、本を読む人とか、すごくたくさんいるんですね、台湾って。面白いでしょ。
さなポン:モスバーガーは勉強しやすいんですか?
倉川:そうなの。勉強しやすい場所なんですよ。
さなポン:それは他のお店ではないの?
倉川:そう。他のお店ではあまりないんだけど、モスバーガーだけなぜか多いんですね。
さなポン:理由は?
倉川:理由は、モスバーガーに行って、紅茶250円くらいかな。注文するだけでも怒られない。
長い時間そこで勉強していても、本を読んでいても怒られないのが理由だそうですね。
さなポン:他のお店は怒られるんですね?
倉川:時間制限があるんじゃない?
さなポン:注意される?
倉川:注意されるんじゃないですか?
モスバーガーはね、そういうイメージが台湾では強くて、モスバーガーは時々昼ご飯を食べるんですけど、この間行ったんですね。
行ったら、日本語を勉強している40代くらいの女性がいたんですよ。
日本語の本をね、日本語の文法を勉強する本を読みながら、ノートに問題の答えを書いてるんですよ。
私、通りかかった時にちょっと見えてしまって、「それ、日本語を勉強してるわ」と思って。
ちょっとびっくりしたのは、スマホがあるじゃないですか。スマホ置いてあるじゃないですか、机に。
画面がAIだったんですよ。
AIに日本語の文法を質問しながら、問題の答えを書いてる、勉強してる人がいたんですね。
さなポン:AIに教えてもらいながら勉強していた。
倉川:そうそう。そのAIがたぶん中国語ですよね。
だからこれは、今のこの2026年の、一人で外国語を勉強する方法のベストな、一番いい方法だと思うんですよね。
一人でまず日本語の勉強する本買って、ノートに手で書きながら、わからないところは中国語でAIに質問する。
自分の言語で、言葉でAIに質問するのは、2026年の今の一番いい方法だと私は思うんですよね。一番効率いいんじゃない?
さなぽん:確かに。わからないこと全部教えてくれるからね。
さなポン:わからないところをすぐに聞けて、解決できるっていうのはいいですね。
聞ける人がいるって、人じゃないか。
倉川:相手がいること。素晴らしいなと思いました。
で、ほんの3年4年前は、それが私たちの仕事でしたよね。
さなポン:そうですね。
倉川:「先生すいません、ちょっとここわかんないんですけど教えてください」って。
さなポン:言われてた。
(スクリプトはここまでです。)
生活の中で、「これって人生と同じだな…」って思うこと、たくさんありますよね。例えば夕日(ゆうひ)を見たときとか、桜を見たときとか…。
日本語の先生二人が、JLPTのN3ぐらいの単語と文法で、ちょっと変な例を考えて遊びました。
トランスクリプト:
倉川:これって人生ですよね、ゲーム。
さなポン:イェーイ!
倉川:くらかわ先生、ちょっと聞いてくださいよ。
さなポン:どうしたんですか、くらかわ先生。
倉川:先週、カフェで絵を描いていたんですよね。夜の7時、8時ぐらいかな。一人でカフェで絵を描いていたんですけど、カフェって音楽流れるじゃないですか。
さなポン:うんうん。
倉川:私、台湾に住んでいますよね。日本じゃなくて台湾で生活してるんですけど、台湾のカフェだから、もちろん中国語の歌とか英語の歌とかよく流れるんですよね。
で、先週絵を描いていたときに、突然、私が韓国に留学していたときの歌が、私が大好きな歌が流れ始めたんですよ、カフェで。
さなポン:おー、台湾で韓国の歌が。そうそう。で、新しくないんですよね、そしたら。
倉川:15年ぐらい前の歌で。韓国人の人も聴いていますから、曲名も言いますけど、「죽일 놈」ですね。ダイナミックデュオの「죽일 놈」。
知らないでしょ。知らない。多分そんなに有名じゃない。韓国では有名かもしれないですけど、そんなに有名じゃない曲で。でも私は大好きなんですよ、この曲が。
さなポン:へー。
倉川:何回も聴いて。嬉しいね。全然違う外国でね、台湾で、カフェでね、私が大好きな曲が流れ始めて、「わっ、すごいなー、こんな偶然あるんだ」。
多分このカフェに30人ぐらいいたと思うんですけど、大きいカフェですから、誰も知らないですよね、この曲。私しか知らない。
私はもうすごいテンションが上がって、「うわー、懐かしいなー」。久しぶりにこの曲ここで聴けて、なんか面白いなーと思って、聴きながら仕事をしてて。
で、その一番曲のいいところあるじゃないですか。サビ? サビの。一番いいところに行くときに、あの、バッって切られたんですよ、音楽を。
それが、多分店員さんがね、「この曲なんだろう、知らないや」って思って切って、すぐに別の中国語の曲に変わったんですよね。
さなポン:だいぶ聴いてましたよね、それにしては。
倉川:そうだったよね。1分くらい、2分くらい聴いてたんじゃないかな。
これって、人生と同じですよね。
さなポン:そうですね。
倉川:生活の中で、「これから楽しくなるよ」「これから楽しいこと起きるはずだ」「いいことがある」と思ったときに、他の人にそれを止めさせられること。止められること。
でも、私は仕事があるから、今の自分の仕事に、それでも集中しなければならない。
これって人生と同じですよね。そう思いませんか、さなポン先生は。
さなポン:なるほどね。なるほどね、そうだね。
倉川:同意が薄いな。まあそうだよね。
さなポン:人生いろいろですからね。
倉川:人生にはいろいろなことがあるし、生活の中で起きるいろいろな小さいこと、小さい事件とかって、人生に例えられること、たくさんあると思うんですよね。
例えば、日本人はよく夕日とか太陽とかを見ると、太陽が沈むことを死ぬことと同じように考える人もいますよね。
さなポン:だんだん暗くなりますしね。気持ちもね。「一日が終わる」とかね。
倉川:あとは、花を人生に例える人もいますよね。咲いて、散ってってことですか。
「桜のように生きるのが日本人だ」みたいなね。死ぬときはサッと死ぬみたいな。生きるときはきれいに生きようとかね。
そういう生き方、考え方って、桜にすごい似ているなっていう考え方が、日本人はあると思うんですね。
なので、ちょっとそういう例が、私たちもね、たくさんあるんじゃないかなと思って、今日このテーマを持ってきました。
「これって人生ですよね」ゲームです。
さなポン:ゲーム、ゲームかどうかも。
倉川:例を言っていくっていうやつですね。私さ、日本の曲じゃなくて英語の曲なんですけど、すごい好きな英語の曲があって。
誰の何? ダニエルなんとかさんの「Best Part」っていう曲があるんだけど、それがめちゃくちゃいい曲なんですよ。
その中の歌詞に、「もし人生が一つの映画なら、あなたがベストパート」っていう歌詞があるんです。よくない? あなたが一番ベストパート。
日本語で言うと、クライマックスとか名シーンみたいな。
さなポン:いいところってことね。人生において、自分の人生の中で一番いい時が、あなたがいた時です。
倉川:美しくない?
さなポン:なんかそれあれじゃない? プロポーズじゃないですか。
倉川:まあそうかもしれない。ラブソングだね、これはね。
「例え(たとえ)」ってすごい面白いし、たくさんあると思うんですよね。人生の例えみたいなね。
ということで、ちょっとやっていきましょう。「これって人生ですよね」ゲーム、スタート。
さなぽん先生、あります?
さなポン:いや、難しかったですよ、このテーマ。
倉川:考えてきたんですね。
さなポン:めちゃめちゃ考えましたよ。分かりやすいの一つ。分かりやすいやつから話しますね。
ちょっと前の回転寿司は、人生ですよね。
というのも、今は日本の回転寿司って、あんまり回らないんですよね。
倉川:そうなんだ。
さなポン:「回転」って回るの意味なんですけど、ぐるぐる。お皿が回ってくるスタイルだったんですけど、ちょっと前の回転寿司は。
倉川:ちょっと前って5年とか6年前?
さなポン:10年くらいになるかな。
倉川:そう?
さなポン:5年から10年前かな。今はタッチパネルで、自分の食べたいものを押したら、サッてくるんですよ。
倉川:そういえばそうですね。
さなポン:届けてくれるんですよね。
倉川:回転しているものを取らないですよね。
さなポン:そうなんですよ。
倉川:確かに。
さなポン:ちょっと前の回転寿司は、いろんな食べたくない、興味のない魚も回ってましたよね。お寿司も。
倉川:そうですね。
さなポン:美味しそうな食べたい寿司も回ってたら、もちろん取ったり、取って食べたり、「お願いします! マグロお願いします!」って言ったら、もちろんマグロを作ってくれたり。どっちもできましたよね。
あの回転寿司を見ていると、やっぱり人気があるお寿司と人気がないお寿司があるんですよ。
倉川:これ、人の話しようとしてる?
さなポン:いや、ちょっと難しいね。
倉川:なるほど。
さなポン:やっぱり美味しそうなお寿司は、すぐ食べられたり、取られたりしますよね。美味しくなさそうなお寿司は、ずっと回ってるんですよ。1周、2周、3周と。
倉川:どんどん乾燥していきますよね。
さなポン:そうなんですよね。どんどん悲しい寿司になってくるんですよね。
倉川:ますます美味しくない。
さなポン:あれって人生ですよね。
倉川:どういうことですか?
さなポン:私はね、ああいう寿司を見ると助けてあげたくなるんですよね。応援したくなるし。「誰かお願い、食べてあげて。輝いてるよ君は。ダメだったら食べてあげるし」って。
後ろで、お客さんがいないところに下げられてるお寿司もあるんですよね。
倉川:多分、捨てられてるお寿司ですよね。
さなポン:そう。乾燥しちゃって。そうならないように、みんなで応援してあげようって思います。寿司を見ると。
だから人間と同じですよね。人間か。
倉川:頑張ってるけど、みんなに認められない人を応援したいなってこと?
さなポン:でも見てるよ。でも誰かは見てるよ。
その頑張りは、頑張りが報われないって難しいけど、頑張ってることが周りから「すごい」とか「いい」って言われないことかもしれないけど、気づいてもらえないことかもしれないけど、「私は見てるよ」っていう。
「あなたが今これで5回回ってたこと、私は知ってるよ」っていう。取ってあげられないけど、頑張って回ってるよね。
倉川:人生だね。
さなポン:人生ですよね。
倉川:そういう人がいつもどこかにいるから、頑張ろうねってことだね。
さなポン:うんうん。そうですそうです。
倉川:なるほどね。先生としてはさ、私たち日本語の先生だから、そういう態度はすごい大事だよね。
さなポン:見てるよっていうね。
倉川:いつもたくさん話す人が、教室では「すごいな」とか「頑張ってるな」って多分みんなには思われがちだけど、私たちはちゃんと宿題もチェックしてるし、以前勉強した単語をみんながどのくらい覚えてるかなっていうのは、いつも気にしてるから。
目立たなくても、たくさん話す人じゃなくても、頑張ってる人がいたら、もっと応援したいなって思いますよね。
さなポン:思いますね。
倉川:人生だと思います。
さなポン:ありがとうございます。
(つづきは自分の耳で聞いてみて!)
みなさんは果物をよく食べていますか。
今日はちょっと久しぶりにN4でおしゃべりチャレンジです。
【トランスクリプト】
倉川:ここでは、JLPT N4の単語と文法だけで、日本語の先生2人が1時間おしゃべりをします。
さなポン:でも、それだけだったら簡単すぎますね。なので、カタカナ語、英語を使ってはいけないというルールをプラスします。もし、カタカナ語を使ったらすぐに終わり。終了です。
倉川:前回は長く話せましたね。40分くらい。30分、40分話したんですよね。
さなポン:そうだったんですね。
倉川:そう。久しぶりですね、実は今日ね。
さなポン:そうですね。
倉川:なので、ちょっと忘れてますけど、実は前は30分、40分話せていましたね。
さなポン:じゃあ、もう1時間まで、もう少しですね。
倉川:もう少しでクリアですね、1時間。なんですけど、最後に私が100%と言ったかな。
さなポン:あ、パーセント。
倉川:100%、私の中国語は100%じゃないからと言って失敗してしまいました。
さなポン:難しいね、代わりの言葉は。
倉川:そうだね。センチとかグラムとかパーセントとかね。頑張りましょう。30分は話しましょう。
さなポン:そうですね。
倉川:今日は私からですね。お願いします。久しぶりのJLPT N4でカタカナ禁止1時間日本語チャレンジスタート!
さなぽん先生、果物よく食べていますか?
さなポン:そうですね、1週間に2、3回食べています。
倉川:どんな果物?気をつけてね。
さなポン:先週はぶどうと。
倉川:いいですね。それは紫のぶどうですか?緑のぶどうですか?
さなポン:緑のぶどうを食べました。
倉川:そう、私も最近よく食べてます。
さなポン:最近のぶどうって中に種が入ってないですよね。
倉川:そうそう、そうなんですよね。食べやすいですよね。
倉川:どこの国のぶどうですか?ちょっと気をつけてね。日本じゃない?
さなポン:日本じゃないです。豪州(ごうしゅう)。
倉川:南の暑い国ですね。大地位。日本と季節が反対の国ですね。そうです。日本が夏の時、冬の国。
さなポン:そうです、その国です。その国のぶどうを食べました。
倉川:いいですね。私も最近よくぶどうを食べていますね。健康のために果物を食べることは必要ですよね。
倉川:でも、1日にどのくらいの果物が必要か、食べなければならないか知ってますか?だいたいだいたい。
さなポン:難しいね。
倉川:例えばリンゴなら?
さなポン:手を丸くしたくらい?
倉川:手と同じくらいの大きさ?大きさですか?それはどこで聞いたんですか?多分そうですけど。
さなポン:だいたいそれくらいかなと思いました。
倉川:ある研究によると、1日に必要な果物の量はだいたい200…だそうですよ。ちょっと言えませんけど、200…。
倉川:だから手と片手ですね。右手だけとかね。片手とだいたい同じ大きさですよね。そうなんですね。そうだと思います。リンゴなら1日1個、ぶどうなら1日1房(ふさ)。
さなポン:そんなに食べてもいいんですか?
倉川:実はちょっと多くないですか?多いと思いました。思ったより多いですよね。
倉川:だから私たちは実は健康のために必要な量の果物を食べていないということですね。もっと食べたほうがいいですよね。
さなポン:そうなんですね。
倉川:そうだそうです。私も実は今まで、最近まで全然果物を食べていなかったんですよね。その研究、1日にこれくらい果物を食べたほうがいいですよという研究を最近知ったんです、私。
倉川:それで、ああそっか、じゃあもっと果物を食べなければならないなと思って、最近は毎日ですね。朝も昼も夜もいろいろな果物を食べているんです。
さなポン:いいなあ。台湾って果物がおいしい国ですよね。
倉川:そう、果物の名前ちょっと危ないですから気をつけたいんですけど、黄色くて長い果物とか、いろいろなおいしい果物が安く買えますから、最近本当によく買っているんですね。今も冷蔵庫の中に3種類ぐらい果物が入ってます。で、それは健康のためにしていますよね。
倉川:で、先週ですね、先週会社に行くとき電車に乗りますよね。その日暑かったんですよ。暑くて、ちょっと急いで時間がないからね、急いで電車にバーって乗って、はっはっはー間に合ってよかったと思って、鞄を下に置きますよね。
倉川:その時ちょっと体が臭かったんですよ、私。
さなぽん:うーん、汗?
倉川:変な匂いがしたんですよ。
倉川:その日暑かったし、え、ちょっとまずびっくりしたんですね。自分のあれ、私臭いかなって、ちょっとすごいびっくりしたんです。今から会社、学校ですね、学校に行って授業をしなければならないのに、体が臭いから、え、どうしようってすごく思ったし、その原因が全然わからなかったんですよね。
さなポン:何の匂いか?
倉川:でも臭い、とにかく臭い。
さなポン:それは自分の匂い?
倉川:そう、たぶん私の匂いなんですよね。はい。えーなんだろうと思って、でも時間もないですから、学校に行って授業したんですけど、ちょっと自分が心配ですから、学生さんとちょっと遠いところに立って、近くにはいかない。
倉川:私臭くないかな、ごめんね、私臭いかもしれないね、と思いながら授業をしたんですよね。夜までずっとその原因がわからなくて、ずっと臭いんですか?ずっと、ちょっと私がね、ずっと臭いと思っていたんですね、自分でね。
倉川:なんだろうなと思って、本当にわからないと思いながら、帰る準備をするじゃないですか。本とかね、授業で使ったものとか、全部カバンに入れようと思って、カバンを大きく開けた時、わかったんですよ。カバンの中に腐ったリンゴが入っていたんです。
倉川:最近本当によく、リンゴとかブドウとかね、果物をよくたくさん買っているので、リンゴを買ったのをずっと忘れていたんですね。
さなポン:そのまま入れていたんですか?
倉川:違いますよ、違います。これちょっと説明が難しいんですが、リンゴそのままじゃなくて、もう切ってあるリンゴ。
さなポン:店が切ったリンゴですね。
倉川:そうです。お店がもう切ってくれたリンゴの袋ですね。袋に入っている切ってあるリンゴなんです。
倉川:だから、空気は入らないですね、そのリンゴに。だから、1日2日ぐらいはそのままでも大丈夫なんですよ、食べられるんですけど、もし、台湾暑いですからね、私台湾に住んでいますから、もし、4日、5日ぐらい食べるのを忘れていたら、その袋が、わかりますかね?リンゴは空気を出すでしょ?
さなポン:水になってます?
倉川:違います、違います。袋が大きくなるんですよ。
さなポン:そうなんだ。
倉川:そうなんです。私も知らなくて。
さなポン:飛行機の上に行くときの…。
倉川:飛行機に乗った時。
さなポン:お菓子の袋が丸くなる。あれと同じ。
倉川:袋が大きくなるんですけど、でも、袋もそれ以上大きくなることができなくて、パンッと破れて、その中のリンゴの匂いが、鞄とか、私の近くで匂いがしてしまったようなんですね。
さなポン:鞄も臭いんですか?
倉川:鞄が臭かったんです。私じゃなくて。あ、これかと思って、そのリンゴを学校ですぐに捨てて、学校のお手洗いで、鞄の中に水をたくさん入れて、洗ったんですか?
倉川:夜の11時ぐらいに、鞄を学校で洗ってから帰りました。お疲れ様でした。自分が買ったものは、毎日確認した方がいいですね、という話でした。毎日たくさん果物を食べているという話ですね。
さなポン:なんで体にいいんですか?野菜はダメなんですか?
倉川:野菜もいいですけど、日本語で言うと糖ですね。甘いものも人の体に大切なので、でもその甘いものを、例えば砂糖がたくさん入っているお菓子とかを食べて取る。体に入れるのは良くないですよね。
倉川:でも体に必要だから、果物を食べて体に取った方がいい、入れた方がいいということですね。
さなポン:お菓子の代わりに果物を食べた方がいいっていうことですね。
倉川:そうですね。お菓子を食べないで、果物をたくさん食べた方がいいということですね。
さなポン:昔、りんごを食べるだけで生活をすると痩せるという方法が日本で流行りましたよね。
倉川:何年前でしたっけ?
さなポン:20年くらい前ありましたね。納豆とかもありましたよね。
倉川:そうですか。
さなポン:店から納豆がなくなった時が。
倉川:それは初めて聞きましたね。いつですか?
さなポン:それもそれくらい、同じくらい。
倉川:20年くらい。
さなポン:何々だけ痩せる方法みたいな。そういうのが何年かに1回ありますよね。最近もあるんですか?
さなポン:最近聞かないな。やっぱり研究で体に良くないっていうことが分かりましたよね。
倉川:それはそうですよね。
さなポン:そういうやり方ね。
倉川:最近は…さなポン先生知ってます?
168痩せる方法みたいな。168?
さなポン:知らないです。
倉川:知らないですか?私も台湾の学生さんに聞いたんですけど、この168は16と8のことですね。
で、これはご飯を食べてもいい時間と…
【スクリプトはここまで!あとは自分の耳で聞いてみよう!】
今回は、JLPTのN3ぐらいの文法と単語で、わたしたちに本当にあった怖い話をしてみました。
トランスクリプト:
倉川:JLPT N3で
さな:怖い話!
倉川: ここでは、JLPT N3の単語と文法で、日本語の先生2人が怖い話をしていきます。
前回はね、これ2回目なんですけど、前回は日本で有名な怖い話しましたね、2人で。
さなポン:有名な話でしたね。
倉川:私が赤い部屋という話で、
さな:私がメリーさん。
倉川:という話。有名な話だったんですけど、自分のね、私たちが自分で体験した怖い話もちょっとあるでしょうね。
さな:まあありますね。人生でね。いくつか。
倉川:ということで、今日はちょっとね、私たちが本当に自分で体験した怖い話、N3でしたいと思います。
私からしてもいいですか?
さなポン:どうぞ。
倉川:私、そうですね、これ4年くらい前かな? のことなんですけど、私、いつも夜…仕事をしてるんですよ。
倉川:夜、日本語を教えている、日本語の先生なんですね、実は。
さなポン:へえ。
倉川:うん。だいたい夜の6時から夜9時半までとか、夜10時までとか、結構夜遅い時間のクラスをしているんですね、毎日。
で、仕事が終わった人とか、学校が終わった学生とかが来てね、クラスをするんですけど。
で、私がいつも夜のクラスを担当しているので、私が時々学校の電気を全部消して、誰もいないか、トイレに誰もいないかとか、全部チェックしてね。最後に、最後の人。
倉川:最後の人で、私が鍵を持って、夜10時半とかね、11時とかに学校を全部見てから、学校のドアを閉めて帰る、夜の先生なんですね。
さなポン:怖い。
倉川:でも、それをずっとやっているんですけど、それは4年前ですね。その日も夜のクラスが終わって、ちょっといろいろパソコンに書くことがありますよね。倉川:今日の授業何をしたとか書いて、あ~、仕事終わった! で、自分のコップ洗って、いろいろな教室全部見て、トイレもチェックして、で、電気も全部消してね、夜の11時です。ドアを閉めて、教室の全部のドアを閉めて、最後に玄関のね、ドアの鍵を閉めて、で、その、私の学校がですね、セキュリティ(Facility security app)があるんですよ。
倉川:これちょっと難しいんですけど、スマホであるアプリのボタンを押したら、学校の中でピーという音がして、学校の中に、なんだろうな、特別なカメラがオンになるんですね。付くんですよ。
倉川:その特別なカメラは、夜の間、誰もいない間に、もし学校の中で何かが動いたら、私と、そのセキュリティの会社に連絡が行くシステムなんですよ。
倉川:もし何かが動いたら。まあ、だいたい悪い人ですよね。悪い人とかが学校に入ってお金を取ろうとしたら、すぐにそのセキュリティがピピピって言って、まず音が出るのと、あとセキュリティ会社の人と私に連絡が来て、で、そのセキュリティの会社の人と、もし私がまだ近くにいたら、私も確認しに行くということになっているんですね。
倉川:夜、鍵を閉めて11時に、セキュリティをオンにして、帰ろうと思って帰っていたんですね。
倉川:その日は歩いて帰っていたんですよ。歩いて帰っている時に、ピピピってスマホが…鳴って、学校出てからまだ3分ぐらいですよ。「え、初めてセキュリティが鳴った?」と思って、え、なんだろう。
倉川:夜の11時に、誰もいないですよ、この道。
で、セキュリティの人もまだ来ないですね、さすがに。すぐには来ない。
さな:3分だもんね。
倉川:10分ぐらいでは来ないですから、私一人で確認しに行かなければならないなと思って、夜の11時に学校に戻ったんですね。
倉川:で、見たら「何かが動いている」という文が書いてあるんですね。
さなポン:スマホに?
倉川:そうそうそうそう。中国語でね。「え、なんだろう。怖い」と思って。
倉川:学校について、…まあ、絶対ないけど「人がいるかな?」と思って、まず外から見たら誰もいないですね。
倉川:セキュリティを、まず入る前にオフにしますよね、一回。私が入って動くからね、学校の中で。
だからまずセキュリティをオフにして、アプリで。
鍵を開けて、何かいるかもしれないからちょっと怖くて。
倉川:わっ!!とドアを開けたら、……学校が涼しかったんです。エアコンを消すのを忘れていたんですよ。エアコンの風で机に置いてあった紙が動いて、アプリが鳴ったんです。
倉川:アプリ、優秀(ゆうしゅう)!
さなポン:すごいね、紙動いただけで?
倉川:そう!たぶん紙が机から落ちたんでしょうね。
さな:物が落ちてもダメなんですね。
倉川:セキュリティのカメラが落ちた紙に反応(はんのう)して、ピピピッと鳴ったんですね。優秀! セキュリティすごい! お金を払う価値ある!
倉川:怖くない話ですね。
さな:それは来たんですか? その後で。
倉川:来ましたよ。ちゃんと来ました、セキュリティの人。すみませんって言って、私がエアコン消すのを忘れましたって言って帰ってもらいました。
倉川:怖そうで怖くない話でしたね、私はね。これは私の本当の体験した、ちょっと怖くない話。
倉川:さなポン先生は怖い話あるんですか?
さなポン:そうですね…ありますね。
私は今日本語の先生をしていますが、仕事ね。
その前は違う仕事をしていました。
さなポン:化粧品(けしょうひん)を売っていたんですね。化粧品を売る仕事をしていました。そこのお店で化粧品を売ったり、これを買いますっていうお客さんには、レジ(Cash register)でお金をもらってお釣りを返すっていうお仕事もしていました。
さなポン:そういう仕事を2年くらいしていたんですね。
倉川:長いですね。
さなポン:で、化粧品の他にも薬とか食べ物とかもお店にあったので、女性だけではなく男性も来るお店なんですね。いろんな人が来るお店でした。
さなポン:私は化粧品を売る仕事なので、「化粧品を売っている」という服を着ているんですね。薬を売る人は薬を売っている服を着ているんですね。
別のまた違う服。
倉川:そうなんだ。
さな:そのお店の中でも服がいろいろあったんですね。
倉川:なるほど。
さなポン:自分の好きな服を着てはいけなくて、会社からこれを着てくださいと言われている服を着ていたんですね。
まあ、制服ですね。
さなポン:ある時ですね、急に「別の会社に行ってください」と言われて、私はそこのお店から100キロ離れたお店、同じお店ですけど、違うお店に異動(いどう :Job transfer)することになったんですね。
倉川:これからはそこで働いてくださいということですか?
さなポン:うん。100キロ違うお店で働いてくださいと。ここのお店はもういいですと。急に決まったんですね。
さなポン:会社の人、一緒に働いてた人、薬の担当している人とか、同じ化粧品の人もいましたし、いろんな人から寂しくなるって言われて、ちょっとしたパーティーとかさえもしてもらったんですけど。
倉川:さよならパーティーだね。
さなポン:さよならパーティーですね。元気でねっていうことで。で、さよならパーティーをして、次の日、私が引っ越しをする日でしたね。それが100キロ先の…隣町ですね。
隣の町に引っ越す日で、で、一応そのマンション。
倉川:今(そのとき)住んでるマンション?
さなポン:引っ越しする前のマンションに、ちょっと知っている人がいたので。後輩が、私の後輩に、「元気でね!」と挨拶したんですね。
さなポン:そしたら、「先輩、さなポン先輩、車になんかありますよ」って言われたんですよ。
倉川:車に?
さなポン:「私(さなぽん)の車に、なんか置いてありますよ」って言われたんですよ。
倉川:車の上に?
さなポン:車の上にのワイパー(Windshield wiper)?
倉川:フロントガラスだね。前のガラス?
さなポン:前のガラスの右左、右左って動く黒いところに、紙が挟まってたんですよ。
倉川:手紙かな?
さなポン:手紙? で、なんだろうって思って、読んだら、
いなくなると聞いて、びっくりしました。今度、ご飯でも行けたらいいのになって思ってたんです。
元気で頑張ってください。佐藤。さなポン:みたいな感じで、電話番号と名前が書いてあったんですね。で、タイヤの下のところに、なんか置いてあるんですよ、何か。え? なんだろうって思って開けたら、Tシャツが入ってたんですね。それで、佐藤? 確かに、学生のときに佐藤って人いたなと思って、ちょっと話したことがあって、仲が良かったんで、あの人かと思って。
倉川:男なの? 女なの?
さなポン:男の人がいたんですよ。大学生のときね? 大学生のときのあいつかと思って、気持ち悪いことするなと思って。
倉川:近くにいた人なんだ?
さなポン:同じ部活というか、1ヶ月に何回か会う人だったので、こんなの直接言ってくれたらいいのになって、こんな手紙とプレゼントを用意して、でも、なんで知ってるんだろう?と思いながら、私は100キロ移動して、車を運転して、新しい町に行ったんですね。
倉川:それは、その人と、そのときも一週間に何回か会ってたの?
今日のテーマは「テンション」です。よく、「テンションが高い」という言い方で使われますね。どういう意味でしょうか。
Transcript:
倉川:日本語の先生と新しい日本語を学ぼう。
さな:テンション。
倉川:テンションが上がるとか、テンションが下がる。テンションが高い、テンション低い。いろいろな使い方をされていますね。
さなポン:よく使いますね。
倉川:私たち大学生の時よく使っていました?
さなポン:そうだね、よく使ってましたね。
倉川:もともとの英語のテンションは「緊張する」とか「不安」という意味なんですけど、日本では気持ちの盛り上がり、気持ちがハイになったり、楽しみな気持ちとか、逆に気持ちがすごく下がったりという意味の単語になってしまいましたね。
さなポン:気持ちの上げ下げの言葉ですね。
倉川:中国語だと感到興奮。high起來とかね。英語だとget excitedとかget hyped。韓国語は?
さな:업되다。
倉川:UPになる。これすごく日本語に近いですよね。
さなポン:そうですね。
倉川:例文だ?
さな:あの曲を聞くとテンションが上がる。
倉川:飲み会でテンションが高すぎる人が隣にいたらちょっと辛いな。
さなポン:今週の仕事大変だけど、来週末はディズニーランド。週末のことを考えるとテンション上がる!
倉川:楽しみ!っていう意味ですよね。
さなポン:頑張れる。
倉川:何かを考えるとテンション上がるって幸せですよね。
さなポン:幸せだね。考えるだけでね。
倉川:そういう予定がたくさんあるのが生活充実しますよね。
さなポン:そうですね。
倉川:さなポン先生、今テンションが上がる予定あります?
さなポン:ありますあります。私、初めてゴールデンウィーク( Japan’s Golden Week holiday:A series of holidays in late April and early May in Japan)に福島県(ふくしまけん)へ行ってきます。
倉川:ゴールデンウィーク、再来週ですか?2週間後。
さなポン:再来週、はい。
倉川:福島県。
さなポン:福島県。東北(とうほく)の。
倉川:初めて行くんですね。
さなポン:初めて行きます。
倉川:何をしに行くんですか?旅行ですか?
さなポン:旅行で行ってきます。美味しいお酒飲んできます。
倉川:福島県といえば、日本酒。あ、そうなんだ。お酒なんですか?
さなポン:有名ですよ。今年の札幌の雪祭りで福島県の鶴賀城(つるがじょう)が雪像(せつぞう)になったんですよ。雪で作った像ですね。
倉川:お城だったんですか。鶴賀城というお城が福島県にあるけど、それが北海道の札幌の雪祭りでテーマになって、雪像、雪の像で作られたということですね。
さなポン:それで初めて見て。
倉川:鶴賀城。
さなポン:鶴賀城。福島県のことを少しだけ知ることができましたね。
倉川:その時、福島行きたいなって思ったんですか?関係ない?
さなポン:・・・少し思いましたね。行けたら行きたいなってね。
倉川:どうして行くんですか?福島県。
さなポン:ゴールデンウィーク、夫の実家ですね。家が秋田県(あきたけん)なんですよ。
倉川:北海道の下の県ですね。
さなポン:はい、東北にある。そこに行くんですけど、帰るんですけど、ちょっとずっと秋田にいるのもなぁと思って。なんかちょっとついでに行けたらいいなぁと思って、旅行で。福島行ったことないから、行こうって言って、行くことにしました。
倉川:福島県って海に面してるよね?
さなポン:面してますね。
倉川:海鮮が有名なのかな?何が有名なのかな?
さなポン:米と赤べこ。
倉川:赤べこって何?
さなポン:赤くてさ、牛みたいな。首がこうやって動くやつ。なんか子供のお守りだったかな。子供が健康での意味がある置物。赤い牛の人形みたいな?首が動く人形。
倉川:あー、まあそうだね。
さなポン:これを作りに行ってきます。
倉川:作るんだ。なるほどね。家族みんなで。
さなポン:ちょっとテンション上がってきましたよ。
倉川:楽しみだね。あと日本酒が有名なんだ。
さなポン:日本酒。米で有名なところなので。日本酒も美味しいみたいです。
倉川:いいね。テンション上がりますね。旅行のことを考えると。
さなポン:上がります。
倉川:私、最近ちょっとね、テンションが下がったことがあるんですよ。今まで人生で何かをコレクション(Collect as a hobby/收藏/수집하다)したことないんですね、私。
さな:集めたことないんですか?
倉川:そうなんですよ。結構みんな実はいろんなものを集めていますよね。コレクションしてますよね。
さなポン:めっちゃ集めてます。私、結構集めてます。いろいろ。
倉川:前、さなポン先生が話してたのはスヌーピー?
さなポン:スヌーピー、そうね。
倉川:今は何をコレクションしてる?
さなポン:DVDですね。
倉川:映画の?
さなポン:映画の。なるほど。
倉川:うちにたくさんあるんですよね。
さなポン:めちゃくちゃありますね、DVD。
倉川:棚に綺麗に置くでしょ?置いてますね。それを見て、たくさんあるなって。見るとテンション上がりますよね。
さなポン:テンション上がりますね。時々見てね。
倉川:そういうものいいなと思ってたんですけど、私、今まで一回もそういうものを買ったことないんですよね。
さなポン:へー。
倉川:買おうと思ったことないんですよ。
さなポン:集めようって思ったことないんですか?
倉川:なかったんですよね。
さなポン:へー。
倉川:子供の時は石とか集めてたかな?石?綺麗な石。分かります?
さなポン:男の子ですね。
倉川:大人になってからは本当に何も集めようと思ったことがなくて。去年かな?久しぶりに妹に会ったんですけど、私、妹がいるんですよね。3歳年下の。妹が結構フィギュアを集めてるんですね。
さなポン:おー。人形。小さい人形。
倉川:アニメのキャラクターのフィギュア。
さなポン:大きいやつ?
倉川:そう、結構大きい。20センチとかの。
さなポン:うわーすごいね。
倉川:買っていて、妹もこんなのコレクションしてるんだと思って、ちょっとびっくりしたんですよね。で、いろんな学生さんとかの話聞いたら、みんなアニメのフィギュアとかアクリルスタンドとか漫画とか、みんないろんなものコレクションしてますよね。私は何もしてないわと思って、思っていたんですけど、今年の2月ですね。
倉川:今年の2月に、…私台湾に住んでるんですけど、台湾のYouTubeで、さなポン先生知らないかもしれないですけど、ハンター×ハンター(Hunter × Hunter)。
さなポン:おー、名前だけ知ってます。
倉川:ゴンとキルアのストーリーですね。有名な。中国語だと「獵人」。韓国語ちょっとわかんないですね。헌터×헌터かな。ちょっとわかんないんですけど。有名なアニメがあるでしょ。私、大好きなんですよ、ハンター×ハンターが。大好きでよく見るんですね、何回も。中国語勉強するために、中国語で見てるんですけど、YouTubeで見られるんですよ、無料で。それは違法じゃなくて、台湾のアニメ会社がハンター×ハンターの権利を買って台湾で放送してるんですけど、YouTubeで。だから無料で見られるんですけど、それのCMがあるじゃないですか、YouTubeで。CMの時にいつもと違うCMが流れて。いやー、さなポン先生見てないですよね。
さなポン:ごめん。全く見てない。
倉川:見てないか。見てなくてもいいんだけど。なんかそのハンター×ハンターのストーリーの中にある本が出てくるんですね。本。魔法の本。ブックっていうと、その本がボーンって出てきて、その本の中にたくさんのカードが入っているんですよ。本の中にたくさんカードが入っていて、そのカードを出してそのカードの名前を言うと、そのカードに書いてある魔法が使えるという内容があるんですね、ハンター×ハンターの中に。そのカードが台湾で売られ始めますというCMなんです。その本、ブックと本の中に入っているカードを120何枚かな、ちょっと忘れたんですけど、が台湾で売り始めますよ。内容はこんな感じですよ。で、値段は12,800元。
さな:いくらだ?
倉川:×5倍。6万円ぐらい。
高い!高すぎない?と思って、それがね、すごくアニメが好きな台湾の人の中で結構話題だったんです。高すぎって。今の台湾の人の基本の給料、だいたい3万元ぐらいなので、給料の半分ですよね。高すぎない?っていうことで、ちょっと話題になりました。
さなポン:売っている会社は台湾?
倉川:台湾の会社。すごくクオリティが高いんですよ。私もそれ見て、CM見て、うわ、欲しい!と思ったんですけど、値段見て、うわ、買えないわ!と思ったんですよ。高すぎる!と思って。でも、そのカードは欲しいなって思ったんです。
さなポン:本はいいけど。
(トランスクリプトはここまでです。)
みなさんは、「5月病(ごがつびょう:May blues/오월병/ 五月憂鬱症)」を知っていますか。
今日は、倉川が怖い話を編集(へんしゅう:Editing/編輯/편집)するときの話と、さなポン先生の5月病の話です。
script:
さなポン:カタカナ禁止!
倉川:N4で1時間日本語チャレンジ!
倉川:ここでは、JLPT N4の単語と文法だけで、日本語の先生2人が1時間おしゃべりをします。
さなポン:でも、それだけだったら簡単すぎるので、カタカナ語、英語を使ってはいけない、というルールをプラスします。もし、カタカナ語を使ったら、すぐに終了。終わりです。
倉川:前回、割と最近ですね、先週かな?
倉川:はい。私がミスをしました。はい。
さなポン:気づいていなかったですね。
倉川:そうですね。100%って言ってしまったんですね。
私の中国語も100%じゃないし。
さな:わかるよ。私も100センチって言ったことある。
さなポン:そうだよね。その気持ちはわかる。
倉川:メートルとかセンチとかパーセントとか、言ってしまいますよね。
さな:仕方がない。
倉川:あれ、日本語で言うのすごく難しいですよね。100人いたら、100人みたいな。絶対とかね、そういう言い方になるから、ちょっと難しいですね。
倉川:今までまだ30分クリアしてないですから、できれば30分いきたいですね。
さなポン:1時間日本語チャレンジって言ってるのでね、1時間やりましょう。
倉川:頑張って30分、まず30分いきたいですね。今日もやっていきましょう。
倉川:カタカナ禁止、JLPT N4で1時間日本語チャレンジスタート! 今日は私からですね。
さなポン:はい、お願いします。
倉川:すみませんが、怖い話をしてもいいですか?
さなポン:最近多いですね、怖い話。
倉川:最近多いですね。前々回ですか?
さなポン:はい。この放送で、ちょっと怖い話をしましたよね。
倉川:放送でね。で、あれは本当に怖い話でしたよね。有名な怖い話をしましたね。で、2人でそれを話して、で、私がさなポン先生から、さなポン先生の声と私の声を合わせて編集(へんしゅう)しますよね。放送を作っているんですね。
さなポン:そうですね。
倉川:私がしているんですけど、その怖い話をした時の編集をしている時の話なんですけど、私ね、さなポン先生に、前々回怖い話しましょうと言いましたけど、私は今までの人生で、1回も本当に怖い経験ないんですよね。夜に怖いものを見たとか、おばけを見たとか、そういう経験は本当に1回もないんですよね。
さなポン:そうなんですね。
倉川:そして、よく考えてみると、今まで誰かと本当に怖い話をしたこともないんですよね。怖い話をしたことがない。
さなポン:全然ない。
倉川:だから先々週、さなポン先生と話したのが、たぶん人生で初めてだったんですね、私。
さなポン:そうなんですね。
倉川:でも、日本ではこういうじゃないですか、怖い話をすると、怖いものが近くに来る。こういう話ありますよね。
さなポン:ありますし、聞きますし、だから嫌だなと思ってましたよ。
倉川:そうなんだ。
さな:この放送で怖い話をするのは嫌だなって。
倉川:で、その放送が、録音ですね。録音が終わって、私いつも夜に、夜の2時とか3時とかに、この放送を1人で家で作っているんですね。
倉川:編集しているんですけど、その夜の3時ですね。1人で、本当に静かな夜ですよね。窓もちょっと開けて、本当に静かな夜。結構怖かったんですよ。その怖い話を、自分の話ですけど、怖い話を聞きながら、夜にその放送を作るのは、本当に怖かったんですよね。
さなポン:怖そう。
倉川:そう、実はとても怖かったんです。で、1人で夜にこの放送を作るの、編集するの、本当に怖いなと思いながら、していたんですけど、3時半ぐらいになって、何か、私の右ですね、右の方で動いたんですね。
さなポン:えー、いるー。来てるー。
倉川:何か、ちょっと黒いものが動いたかな?と思ったんです。私、怖くて、見たら、もちろん何もないんですよね。
さなポン:何もないんだ。
倉川:うん、何もないんですけど、その時、本当に怖くて、え、でも何が動いたんだろう?と思って、よーく見たんですね、部屋の中を。その時、あれ?でも、何か変だなって思ったんです。
倉川:それは、これ、英語の単語なので、ちょっと日本語で説明するんですけど。
さなポン:はい。
倉川:部屋に入る時、開けなければならないもの、ありますよね?
さなポン:戸(と)?
倉川:あ、そうそう。日本語では、戸、と言いますね。
うん。で、英語の単語ですから、ね、戸、と言いますけど。うん。その、ガチャッ、にー、あの、戸、ですね。
さな:戸を開けたんですね。
倉川:あー。で、その、開けませんよ。開けません、はい。戸がありますよね、部屋に。
倉川:うん、はいはい。うん、あるんですが、その、との、開ける時の、…
さな:持つところ?
倉川:そう、あー、ありがとう。そうそうそうそう。うん。開ける時の、その、持つところが、あるでしょ?
さな:はいはい。ガチャッ。ガチャッと。
倉川:あのー、ちょっと、その、持つところを、そう、下にしたら、戸を開けられますよね?
さなポン:はい。
倉川:で、その、持つところが、ちょっと、…下がっていたんですよ。
さなポン:おー。
普通は、いつもは、まっすぐなんですよね?
倉川:その、持つところが、下に、少しだけ、下がっていたんですよ。
さなポン:はいはい。
倉川:怖くないですか?
さな:怖い。
倉川:たぶん、部屋の外に、怖いもの、おばけがいて、私の部屋に、入ろうとしているんですよね?
さなポン:としているところ。
倉川:としている、かもしれない。
さな:うん、そうですね。開けようとしているってことですよね?
倉川:そう、かもしれないですね。
倉川:それに、気がついて、で、私、そのまま、動けなかったんですよ。え、どうしよう。
さな:見てたんですか?
さなポン:どうしよう。
倉川:で、今、その、持つところが、ちょっと、下がっていますよね?
さなポン:うんうん。
倉川:ちょっと低いんですけど、それが、もし、私が今見ているんですけど、もし、少しでも、下に、動いたら、めちゃくちゃ怖くないですか?
さなポン:めちゃくちゃ怖いですよ。その、一緒に住んでいる人、っていうわけではないんですね?
倉川:その日は、いませんでした。一緒に住んでいる人。
さなポン:じゃあ、怖いものしか考えられない。
倉川:そのまま、3分ぐらい、ずっと、持つところが、え、下に、もし、動いたら、どうしよう。と思って、見ていたんですけど、動きませんでした。
さなポン:え、そのまま。
倉川:うん、そのまま、動かなかったんです。
さなポン:近くに、行きましたか?
倉川:いや、怖くて、行けませんでした。
さなポン:じゃあ、確認は、しなかったんですね?
倉川:3分ぐらい、してから、大丈夫かな、と思って、その、扉をね、開けて。
さなポン:開けたんですか?
倉川:うん、開けて、あ、よかった、何もいない、と思って。
さなポン:あ、すごい。開けられたんですね。
倉川:そして、編集、この、放送を作る仕事が終わって、寝て、朝、起きて、わかったんですよ。その、戸の、持つところは、もともと、ちょっと、…低かったんですよ。
私は、この、このうちに、引っ越してきて、もう2年ですけど、初めて、気がついたんですよ。
さなポン:怖い。
倉川:バカすぎる、私。
さな:自分にね、自分に怖くなっちゃった?
倉川:私、本当に、馬鹿だな、と思って。
さな:やっぱ、怖いことを、考えると、そうなりますよね。
倉川:いや、本当に、そう、何でも、怖く見えますよね。
さなポン:そうそう、本当にそう。びっくりした。
倉川:本当に、それは、私の人生の中で、たぶん、一番、あ、今、本当に、おばけが近くにいるかもしれない、と思った経験だったんですね、初めて。本当に、怖かったです。
さなポン:よく、寝られましたね。
倉川:そうだね。
さなポン:怖くて、寝られないよ、私だったら。
倉川:本当に、初めての、怖いな、おばけ怖いな、って思った経験でしたね。
さな:みなさんも、気をつけましょう。
倉川:気をつける、何に?
さな:いつもから、周りを見ましょう、っていう話ですね。
倉川:そうですね、気をつけましょう。
・・・・・・・・・・・
さな:今、4月ですね。日本で、4月は、始まりの月ですよね。
倉川:入学式。
さな:そうそうそう、学校が始まったり。
倉川:うん、あと、会社に入る入社式も、4月ですか?
さな:4月1日ですね。
さな:なんか、好きですか?4月。
倉川:日本に住んでいた時、4月は好きじゃなかったですね。
倉川:うん、わかります。日本の仕事、新しい仕事を始めた時は、いつもちょっと大変ですよね。心が大変。
さなポン:ですから、4月はちょっと大変な1ヶ月。新しいこと、新しい人、新しい環境になれなければならない、大変な1ヶ月という考え方、みんなあると思いますね。
倉川:そうですよね、日本人はそうですよね。
さなポン:いやー、疲れやすいんですよ、4月。今も、最近も。
(スクリプトはここまでです。)
今日はちょっと久しぶりのカタカナ禁止チャレンジです。
さなポン先生の昔の友だちのこと、倉川先生の一日一善(いちにちいちぜん:Do one good deed a day/하루 한 가지 선행/每天做一件好事)の話です。
script:
カタカナ禁止!JLPT N4で1時間チャレンジ!
さなポン:ここでは、JLPT N4の単語と文法だけで、日本語の先生2人が1時間おしゃべりをします。
倉川:でも、それだけだと簡単すぎるので、カタカナ語、英語を使ってはいけないというルールをプラスします。もし、カタカナ語を使ったら、すぐに終了、終わりです。頑張って1時間話しましょう、ということですね。
さなポン:はい、今日こそは30分、40分いきましょう。
倉川:今までまだ一番長い時でも、20分ぐらいですか?
さなポン:それぐらいですね。
倉川:どちらのミスが多いですかね?
さなポン:同じくらい。同じくらいかな。
倉川:最初は、さなポン先生のミスが多くて、私、実はね、すごい得意な気持ちでしたね。へっ!またさなぽん先生がミスしたよ!って思ってたんですけど。笑
さなポン:いつもね、すごい汗をかいているんですよ。
倉川:あ、そうなんだ。
さなポン:この放送、このチャレンジはね、いつも結構汗をかいてます。
倉川:緊張しますよね。最初はね、さなポン先生のミスが多かったんですけど、最近はね、私のミスがちょっと多くて、本当に半分半分ぐらいですよね。私も「クラス」とか言ったりとか、「テレビ」とか言ったりとか、変なミス、簡単なミスをしているので、難しいですね。気をつけたいですね。私たちは、最初は大丈夫なんだけど、だいたい20分ぐらいから失敗が…。リラックスしてしまうから。
さなポン:人間の集中力かもしれない。
倉川:あ、そうかもしれない。
さなポン:20分ぐらいが限界。
倉川:20分以上集中できないかもしれない。
さなポン:かもしれません。
倉川:そうかもしれない。ちょっと今回は頑張って30分行きたいですね。
さなポン:行きたいね。
倉川:30分超えたいですね。
さなポン:超えたいです。
倉川:今日はさなポン先生からですか?
さなポン:あ、私からですか。
倉川:はい。では、さなポン先生からお願いします。JLPT N4で1時間日本語チャレンジ、スタート!
さなポン:はい。私は、今の家に2年くらい前から住んでいます。
倉川:最近ですね。
さなポン:2年前まで違うところに住んでいたんですけど。
倉川:北海道の札幌の違うところですね。
さなポン:そうです。違うところに住んでいた時の話です。少し前の話なんですけど、前の家は近くに公園があったんですよ。その公園でよく娘と遊んでいたんですね。
で、時々同じくらいの女の子、娘と同じくらいの年の女の子と遊んでいるお母さんがいたんです、その公園に。同じくらいの。なので、「こんにちは。一緒に遊びませんか?」って一回話したことがあるんですね。
倉川:さなポン先生が?
さなポン:私が。何歳? 娘さん何歳ですか?って。
倉川:そうだね。
さなポン:そしたら子供が同じ年で、誕生日も近かったんですよ。
倉川:へー、偶然(ぐうぜん)。
さなポン:わー、すごい!って言って。仲良く遊んだんですね、子供たちは。
で、その親子(おやこ)は自転車によく乗ってたんですよ。自転車で公園に来てたんですよ。で、家の近くを散歩していた時に、「あ、この家に住んでるんだ」ってわかったんですね、私。その家の前に、その2人が乗っている自転車が置いてあったので。
倉川:なんか特別な自転車だったんですか?
さなポン:全然特別じゃなかったんですけど、わかっちゃったんですね。
倉川:あ、この自転車はあのお母さんの自転車だってわかったんですね。
さなポン:そうそう、あの親子の自転車だって。私、家も知ってたんですよ、その親子の。その親子は私たちの家は知らないんですよ。公園で、あそこ行って右が私の家ですとは言ったんですけど、私だけ知ってたんですね。その人たちの家。で、さよならも言わずに私たち引っ越しをしてしまったんですよ、それから。
倉川:もう1回公園で会う機会がなかったんですね。
さなポン:そうなんですよ。
倉川:今度引っ越しますって言った方がいいけど。会えなくて。残念だね。
さなポン:残念で。そしたら、この間、スー…えーと。野菜とか肉とか…買う店。
倉川:あぶない!難しいよね、それ。私も以前。
さなポン:店ですね。お店に行ったら、「あれ?見たことあるなぁ。」
お菓子を売ってるところだったんですけど、女の子とお母さんが、「これ買って、また買うのそれ?」とか話してる2人を私見て、「あれ?」って思ったんですよ。
倉川:でも、以前のうちと今のうちは遠いですよね?
さなポン:遠いです、遠いです。なんかちょっと、特別な顔をしていたので、お母さんが。特別な顔って言うと、覚えやすい?覚えやすい顔をしていたので、前の家のお母さんだって、すぐわかったんですよ。その時娘もいたんですけど、3年ぶり?2年ぶりくらいなので、子供たちはわからないですよね。
倉川:そうだね、2人ともちょっと大きくなったし、わからないね。
さなポン:私だけわかったんですよ。
倉川:なるほど。
さなポン:でも、「あ、お久しぶりです」って言えなかったんですね。
倉川:…どうして?
さなポン:どうして?…私のことを忘れていたら悲しいですよね。「え?誰?」って、もし言われたら悲しくないですか?
倉川:もちろん悲しいですけど。
さなポン:で、顔が、目があって、「あ!」ってなったら言おうかなと思ったんですけど。
倉川:自然(しぜん)だね。
さなポン:私は何回かお母さんの顔を見ていたんですけど、気づいてもらえなくて、相手のお母さんは。
倉川:忙しかったかな?
さなポン:忙しかった。だから、その日は何も言わないで帰ったんですね。
で、そこから3日くらいして、私車を運転していたんですね。赤信号(あかしんごう)になって止まったんですね。なんでもない道だったんですけど、普通の道ね。普通の道。右を見たら、バ…えーと。笑
倉川:危ない!すごい!よく止まった!
さなポン:乗り物、長い乗り物に乗りたい人が待つところ?
倉川:…大きい車ですか?
さなポン:大きい車です。お金を払って乗ることができる車を待つところ?
倉川:待つところ。
さなポン:待つところに親子がいたんですよ。んー?と思ってよく見たら、あの親子なんですよ。
倉川:それはその親子がさなポン先生の家の近くに引っ越しをしてきた、ということですね?
さなポン:あ、違います。
倉川:どういうこと?
さなポン:なんでここにいるんだろう?っていうところで、2人は待ってたんですよ。だから、前住んでた家の近くでもないし、今私の住んでいる近くでもないところ。
倉川:あ、そっかそっか。
さなポン:全然なんでもないところで、私、信号止まったんですよ。
倉川:止まったところがさなポン先生の家からまだ遠いんですね?
さなポン:遠いんですよ。なんでもないところで赤信号でバーって何も考えないで待ってて、右をふっと見たら、「あれ?知ってる顔かもしれない」と思って。よく見たら、またあの親子だと思って。おとといとか会ってるんですね?私はそのお店で。
倉川:まあ、見たんですね。
さなポン:私は会ってるので。「また会った!」と思って。
倉川:それ、「会った」って言うの?
さなポン:まあ、見た。
倉川:見た?
さなポン:見たんですけど、私はまた見たと思って。もう2回目は嬉しかったですね。プップーと、音を出したくなりました。おーいって。
倉川:久しぶり。
さなポン:また会ったねって。
倉川:絶対わからないですよね。遠いし。
さなポン:しなかったんですけど、こんなことありますか?私はその2人に2回会ってる、見てると。知っているんですが、相手は…知らないんですよ。
自分たちがそうやって見られて、思い出されて、見つけられてることを知らないんですよ。
怖い。…私は嬉しいけど。
倉川:これ怖い話?
さなポン:はい、実は怖い話でした。怖くないですか?相手の親子だったら、もし自分が、私が相手の親子だったら、知らない人に2回会ってて、知らないところで自分の話をされてるんですよ。しかも、自分は忘れている人、知らない人ですよね。知らない人が怖くないですか?
倉川:この話、さなポン先生が怖い人になったという話ですか?
さなポン:そうそう、実はね、私が怖い人ですっていう話でした。怖くないですか?もし逆に、自分も知らない人からそういう話をされていたら、怖いなと思って。
倉川:どうして怖いんですか?
さなポン:えー?!自分は、その人と、知ってる人と思っていないのに、その人は覚えているんですよ、自分のことを。あの自転車に乗っていて、子供は何歳で、とか、いろんなことを知っているんですよ、相手は。家も知ってるし。
倉川:でも、友達でしょ?友達ならいいんじゃない?
さなぽん:……友達?
倉川:この話なんだよ!どういう話なんだよ。笑
さなポン:不思議な、皆さんも気をつけてくださいっていう話です。簡単に、いろんな人に教えてはいけないですよ。
倉川:自分のことを。
さなポン:自分が忘れたときに、忘れていても、知らない人が覚えているかもしれませんよっていう。家とかさ。
倉川:そうかもしれないけど、大きな問題はないでしょ?
(文字数制限があるので、scriptはここまで!)
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