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僕、ケイチも思い出しています。2018年に上京してきて、新宿から京王線に乗り学生寮を目指したあの道のりのことを。まだ結構肌寒い空の下、強烈な春の匂い。知らない家の窓から漏れる親密な暖色がさらに一層その時の孤独さを強める中で、寮のおばちゃんに連れられて、一番奥の建物の3Fにある、空っぽの部屋に足を踏み入れた時の、なんとも言えない、それこそ映画的な、フィクションに近い、浮かんでいるような感じ。中庭が見渡せて、とってつけたような木が数本生えている。戻りたいとか思わないけど、随分と時間が経ったから、なんとなく美しいものとして思い出される。過去はいつもそうだから、ずるいのだ。
まだ3月の半ばだというのに、春の終わりのように陽気な午後。毎年毎年嗅いでいて、とてもよく知っているこの、太陽が新緑に降り注ぐ時の暖かな匂いを、今年もまた新鮮な気持ちでうけとめています。歌詞にもよく登場する、風、という自然現象のもつ機微で、とんでもなくノスタルジックになったり、ふっと記憶が蘇ったり、今持っているもの全てをとんでもなく大切に思えてきたりする。風の中に含まれる微細な粒子を僕らはすぐに感じ取り、その中にいろんな影をみたり、漠然とした希望みたいなものをみたりする。(あと、普通に花粉も。)
更新頻度は年々落ちてきてはいますが、相変わらず細く長く続けることに意味があると思ってます。また一年よろしくお願いします。Handelicと東京の国立・地球屋でライブをしたケイチ。ライブというものに出合い直すような特別な体験でした。HandelicのMVに監督として関わることになったジン。数年前に一度製作したものからの成長と拘りの変化。笑いと音楽のポッドキャストこと、ロッキンチェアー。ついにOasis来日の年。ジンは大学へ、ケイチは新たなプロジェクトへ。過去と未来が交差するポッドキャストこと、ロッキンチェアー。
いつまで経っても、続いていく毎日の繰り返しのことを考え続けるしかない、ということはわかっているはずで、でもやっぱり何かを探し続けているようなもどかしさにいるリスナーの方、Handelic人生相談へようこそ。ストーンローゼズのI Wanna Be AdoredとビリーアイリッシュのBIRDS OF A FEATHERという2曲の話から、どんどん個人的な話へ。話すの楽しい。
今回もHandelicさんがゲストで来てくれました。ジンとハンダさんの、宮崎でのサーフィンと音楽でのセッションの話。海辺の風景と、高い空の深い群青色がありありと浮かんでくるような秋の日の話は、井の頭線の中で聴いたらちょっとくらっときてしまうかも。初登場「ワルデリック」も。東京で暮らすケイチは最近音楽がうまく聴けなくなってきていることについて。Montelima のライブから僕らがそれぞれ受け取ったもの。
これまで様々な国と地域で暮らしてきた22歳のジンが、もしかすると長い間定住するかもしれない出来事が。ジンの視点から見る日本の「学生」の話を聞けるのが今から楽しみです。それに合わせてケイチの大学時代の、微妙なエピソードが徐々に明らかになるような、気もします。こうやって書くと、本当にこのポッドキャストは雑談やってんだなという感じ。海外の女性SSWの新作についても、それぞれ挙げました。
これまでも、ある程度似通っていたり、根本にある好きなアーティストの被りはあれど、年間で一番好きなアルバムが同時期に被る、なんてことはなかったはず。でも今回、それが起こった。一体今作のClairoのどこに惹かれたのか、ということをお互いに話していくうちに、同じ音楽を聴きながらも全く違うものを聴いていたことに気づきます。そして相変わらず無人島に行き映画を撮影し引っ越すジン。下北沢で、90年代を強烈に感じる場に関わることができたケイチ。
物凄く"生"なサーフ感と、何らかの制約に囚われていない自由さを感じる『Free Ride』という楽曲について、リリース後割とすぐにハンダさんとお話することができました。東田トモヒロさんと共作することになった流れ、ジンが最初にライブで聴いた時の衝撃、共作に至ったお二方の関係性、ギターフレーズについて、ケイチの弟が撮影したことについて。おまけ的に後半ではOasis再結成についてハンダさん交えてもう一度。いくらでも話せますね。
なんと、ついにこの瞬間がやってきてしまいました。タンバリンを買い、家にあったサングラスをかけ、ライブ映像を何度も何度も観て、リアムになりたかったあの頃。ありがとう。Oaisis再結成という文字を見るだけで満たされるものがある、というのが、どんなに気取ってOasisを腐している人にもあるんじゃないだろうかと、勝手に思ってます。
今回はジンがデンマーク留学時代に出会ったNaeさんがゲストに来てくれました。久々の、「どっちかが一度も会ったことも喋ったこともない人がゲスト」の回。クラシックバレエ、留学のときのクリスマス休暇の思い出、New JeansはじめとするK-pop事情、noteに書いたエッセイのこと。ジンが熊本に行きミツキと会うことや、ケイチが訪れたホームパーティの話も。それぞれ生きてきて一瞬交差するこういう時間を大事にしていけたらそれでいいのだと、思います。
必読のnaeのノートはこちら → https://note.com/gifted_roses927/n/n04406b48207d .
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