この番組は、数字がちょっと苦手な中小企業経営者の方が、数字に強くなって業績をばりばりあげてもらうための応援番組です。
今回も、経営コンサルタントの松下雅憲さんにお越しいただき、松下さんのご著書「『これからもあなたと働きたい』と言われる店長がしているシンプルな習慣」から、NGワードについてお伺いしました。
前回、松下さんからお教えいただいた、仕事の満足6ステージのうち、第4ステージの成長の段階にあるとき、店長が、つい、無神経にNGワードを口にしてしまい、スタッフのやる気をなくしてしまうことがあります。
そこで、このようなこと起きないように、NGワードを別の言葉に言い換えるようにするとよいということです。
(1)「何回言ったらわかるんだ!」→「わかりにくいのはどこなのか理解しよう」
部下が、指示ののみこみが悪い場合、上司の伝え方や、トレーニングの方法に問題があることも考えられます。
そこで、すべてが部下に責任があるという考え方をすることは避けるようにするとよいということです。
(2)「やる気がないのか?」→「今、どんな気持ちで取り組んでいますか?」
やる気の出し方は、人によって異なるので、上司の考えだけで部下のやる気の有無を判断することは避けるべきだそうです。
そもそも、やる気がなければ職場には来ないので、どうすれば部下のやる気を成果につなげることができるのかという観点で部下にせっするとよいということです。
(3)「何が言いたいの?」→「あなたの言いたいことはこういうことかな?」
部下の説明の仕方が要領を得ないことがあっても、上司の聴き方によって、部下の意図が伝わるようになります。
むしろ、詰問するようなことを口にしてしまうと、さらに部下が話すことができなくなってしまうので、注意が必要ということです。
(4)「わかったか?」→「あなたはどう考えていますか?」
回答が「Yes」は「No」のふたつになるクローズドクエスチョンを上司が行うと、部下は委縮して、本当は理解していなくても、「Yes」と答えてしまいがちになります。
また、上司も、部下に対して「Yse」と言わせて自己満足だけしてしまうことになってしまいかねません。
そこで、回答が「Yes」「No」のどちらでもない、「あなたの考えをきかせてください」というような、オープンクエスチョンをするとよいということです。
(5)「感謝がない」→「私には、あなたに感謝がないように感じました」
感謝の仕方は人それぞれであり、そもそも、感謝は上司が求めるものではないということです。
そこで、「私はあなたが感謝しているように見えない」というような、「自分」を主語にした、アイメッセージで伝えることで、部下の考えを引き出すことができるようになるそうです。
(6)「いいからやれ」→「今から、なぜこのことをやって欲しいのかについて、目的を説明するね」
単に指示にしたがえというだけでは、部下に考える必要はないと言っているように伝わり、人格を否定していると受け止められてしまいかねません。
そこで、部下により能動的に行動をしてもらいたいと考える場合は、指示の目的を伝えることが必要になるということです。