「期待の新素材”カーボンナノチューブ”が気候変動の解明に役立つかもしれない」 【▲太陽光によって与えられるエネルギー量を計測するための観測装置「CTIM」。靴箱ほどの大きさをもつ。(Credit: Tim Hellickson, LASP)】地球の周回軌道に位置する人工衛星は、地上や宇宙などから様々なデータをセンサーで収集しています。気候変動に大きく影響を及ぼす太陽光もまた、人工衛星が測定するデータのひとつです。アメリカ国立標準技術研究所(NIST)は、太陽光によって与えられるエネルギー量を測定するためのチップ(集積回路)ベースの装置を新たに開発しました。気候システムに与えられるエネルギーの多くは太陽光に由来しています。太陽から地球に届くエネルギー量と地球から放出されるエネルギー量を計測することができれば、太陽光が地球に与えるエネルギー量を計測できます。このエネルギー量は太陽定数(全太陽放射照度あるいはTSI)と呼ばれています。