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部勝つ!from仙台大「学生の思いに応えきょう2年ぶり卒業式」
卒業式シーズンだ。仙台大学は13日、コロナ禍の感染防止対策を優先して執り行う。卒業生と教職員のみ出席。保護者や3年生以下の在校生は構内に立ち入りできない。厳戒態勢だ。
会場は第5体育館。設営は10日に始まり、その様子を何度か見学しに行った。バレーボールコートを4面同時 (バスケットボールだと3面同時)に利用でき、東北の大学の中でも最も広いという施設。職員がいすを並べたり、ステージに看板を取り付けたりしていた。
案内表示の体育学科、健康福祉学科、運動栄養学科。ん、何か変。カメラを構えてファインダーをのぞくと、どこか例年と風景が異なる。もちろん前回は中止だから比較できないが、過去の卒業式風景と比べると、ガラ~ンとしている。いやパラっとしていると言えばいいか。要するに、いすといすの間がスカスカ。「あ、保護者席のスペースも使ってゆったり配置にしているからだ」
振り返れば、昨年の卒業式は感染リスクの高まりから中止。時の経過とともに新しい生活様式が学生たちにも浸透し、今回の卒業式につながったといえる。とはいえ、宮城県のこのところの感染状況は決して予断を許さない「いくらなんでも『密』は大丈夫?」と心配してしまう。
式典準備で大わらわの総務室長の石橋雅弘さん(59)は言う。「1月に卒業式に関するアンケートをやったら『やりたい』と声を上げる卒業生が多かったので、何とかその要望に応えたかった」。なるほど、組織防衛のためなら安全優先に向けて式典中止という決断もあっただろう。熟慮に熟慮を重ねての「卒業式」になったようだ。そう考えると、教職員の式典にかける思いが何だかじんわり伝わってくる。
「体育系大学にとって部活動が大きく制限されたこの1年だったが、胸を張って社会に出ていく彼らの姿をしっかり見届けたい」とも石橋総務室長。後輩の私からも、きょうは陰ながらエールを送ります。(スポーツ情報マスメディア学科2年・凛)
仙台大学スポーツ局(仙スポ)( https://senspo.sendaidaigaku.jp/ )ではスポーツと真摯に向き合う仙台大学の学生たちの「今」が掲載されています。どうぞご覧ください。
この番組はスポーツ報知へ寄稿した記事を読み上げソフトにより収録しました。