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部勝つ!from仙台大「ソフトテニス部主将が語る競技の魅力とは」
船水颯人 (3) ヨネックス=。ソフトテニス界における日本人初のプロ選手である。3歳年長の兄・雄太(NTT西日本)も今年度、プロとなった。いずれも青森・黒石市出身で東北高(宮城)から早大、そして日本代表の経歴を持つ。2人をはじめとして軟式テニスがもっと盛り上がればいいと願っている。
日本テニス界において軟式は、硬式に人気面で劣る印象があるかもしれない。「『かもしれない』じゃなくて『劣る』だ」という指摘もあるだろう。だが、実はそうとも言い切れない。地域での浸透度は決して負けていない。中学生が所属している部活動は軟式の方が多い。大人なら誰もが分かるはず。かつて母校の校庭を占領していたのはいつも軟式の部員たちだった。
仙台大ソフトテニス部全体の主将としてソフトテニスの魅力を語りたい。私は、軟式を続けて10年になる。競技の魅力は、何よりも難易度の高さにある。硬式に比べて見た目はヤワな印象は否めない。でも、決してそうではない。高く、速く、打てるようになった時の達成感や満足度は何物にも代えがたい。もちろん硬式でも技術アップは図れる。ただ、使用するラケットやボールを思い出してほしい。硬式の道具はどちらも重い。少年少女が思うように操るのは至難の業といえる。だからこそ、中学の部活は軟式が多いのだ。幼少の頃から自分が思い描くようにプレーできるところは、軟式の大いなる特長だろう。
もう一つ、軟式の面白さを訴えたい。個人戦というよりは団体戦がハラハラドキドキなのだ。選手にとって緊張感は並大抵でなく、またその重圧感がたまらなくいい。
女子主将・粒来樹(健康福祉学科3年)は言う。「思った通りに打てた時の達成感、2人で1本とれた時のうれしさ、コンビネーションプレーができた時の気持ちよさが競技の魅力」。男子主将・五十嵐友彰(体育学科3年)も「相手との駆け引きは球技の中で一番難しいのではないか。やりがいを感じる」と語る。
硬式の陰に隠れてしまいがちな軟式。仙台大ソフトテニス部は、もっともっと力を付けて競技の魅力を発信する覚悟だ。船水兄弟になんか負けるもんか。(体育学科4年・大島)
仙台大学スポーツ局(仙スポ)( https://senspo.sendaidaigaku.jp/ )ではスポーツと真摯に向き合う仙台大学の学生たちの「今」が掲載されています。どうぞご覧ください。
この番組はスポーツ報知へ寄稿した記事を読み上げソフトにより収録しました。