「特殊なインクが果物の食べごろ教えます。日立系が新サービス」　日立製作所グループの日立産機システム（東京都千代田区、竹内康浩社長）は、特殊なインクを用いてメロンなど青果物の食べごろを低価格で可視化するソリューション事業を２０２６年度に始める。時間の経過と温度の蓄積値によって変色するインクを用いるもので、専用アプリケーションとの組み合わせで最適な食べごろ時期などを算出する。商品価値向上や食品ロスの削減につながる。食品のほか酒類、ワクチンなど医薬品の管理などへの応用も想定する。