このコンテンツは、徒手空拳日記というブログを、読み上げたものです。
2020年11月30日月曜日
ヒロシのソロキャンプがぐっとくるのは、それが彼にとって遊びではなく、救いだからではないかと思います。小洒落たアウトドア雑誌とか、しょうもないグランピングとか、実は人々からそっぽを向かれています。いまソロキャンプが流行るのは、このコロナ禍において、多くの人々の生活が、丸でソロではないからで、本当はソロキャンプよりもソロライフのほうが、ニーズとしてはより深いのではないかと思います。おうち時間という、気持ちの悪い言葉が最近よく使われますけど、おうち時間とは要するに、家族の面倒くさい時間を、マーケティングのためにクレンジングした言葉でしかありません。
政財官学マスメディアのクソ情報のほとんどは、みんなつらいのだから、つらいなんてただの甘えだから、それぞれのおうち時間を、じゃんじゃん消費しながら楽しく過ごしなさいね、という単調な号令になりつつあります。でも結局、家のなかでアルコールを飲みすぎてしまい、親しい間柄ほど、人間関係が悪くなっているのが、実情だろうと思います。
世界のコロナ禍は深刻で、死者はすでに145万人です。これは、かなりダメージでかいのではないでしょうか。第二次世界大戦における日本人の死者が約300万人、2016年に世界で飲酒関連の死者も300万人などと比べても、コロナは一年足らずでもうすでにこの半分にまで達しているのですから、この新しい感染症は、とても深刻です。
コロナ禍とは、実はアルコール禍になっていると思います。最近日本で急に増えている自殺者とアルコールの関係が、一番気になります。生活が苦しい人が、少ない所持金をアルコールにまわしてしまって、より一層苦しくなるという悪循環も、想像できます。
これまでは普通に問題なくお酒を飲んでいた人たちが、ステイホームによっていわば、マイルドアル中になっているかもしれません。毎日飲んでいる人で、少なくとも月1くらい、記憶がなくなっている人は、マイルドアル中を疑ったほうがよいかもしれません。きらきらとしたおうち時間とやらを、政財官学マスメディアに踊らされて、消費によって埋めてしまうと、ついつい酒を飲んでしまいます。
戦略としてシラフでいることは、いまこそとても賢い選択です。コロナ禍では、なかなか他人の目が届かないので、ついつい好きなだけ酒を飲めてしまうわけで、泥沼にはまらないためには、家で独りでアルコールを飲まない、選択的なシラフでいられたら、ポジティブなフィードバックループが回り始めます。
おうち時間でウザがられて、家族から放置され、ゴートゥー・マイルドアル中化している人達が、ついついオンライン飲み会で飲み過ぎて、オンラインのハラスメント行為に及んだり、家にいるまんま飲み過ぎて翌朝のオンライン会議を寝過ごしてしまったり、あるいはたまたま外で飲み過ぎて、密室に長居したり、警戒が緩んで感染のリスクを高めてしまったり、実は、ステイホームによるマイルドアル中の進行が原因のトラブルが、激しく増えていると思います。
ステイホームとステイシラフは、セットであるべきで、今この時代にシラフであり続けることは、ただでさえ長期的に減ってくる収入をできるだけ減らさずに、アルコール分解による免疫力の低下を完璧に防ぎ、消費によらない知的な喜びを増やすことで、クオリティーオブライフを高めることにつながります。
マイルドアル中にならないことこそ、いま最も確実な得策だろうと思います。マイルドアル中になってしまうと、リアルのアルコール依存症まであっという間に進んでしまいます。
以上、本日も最後まで、誠にありがとうございました。
人のゆく裏に道あり花の山