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私たちが毎日悩み、苦しむことの多くは、人間関係上の悩みが中心です。
でも、そうした悩みは、病気や借金の苦しみとは違って、ちょっと心掛けを変えてみることで、ガラリと解決できることがほとんどなのです。
周りの人から好印象を持たれたい、「あの人は感じのいい人だな」と思われたい。
これはみんなが思うことでしょう。
仏教の教えにあるちょっとした心掛けを実践すれば、あなたの印象はガラリとよい方向に変わります。
刑務所の再犯率は高く4割がまた罪を犯し戻ってくることもあるそうです。
ところが荒れた受刑者たちの心を一変させ、再犯率が激減した奇跡のプログラムとは?
布施とは、思いやりの心で周りの人に何かを与えることをいいます。
お金や物がなくて困っている人、お金や物にはそれほど困っていなくても、優しさに飢えている人、失敗続きで落ち込んでいる人、悩みを聞いてもらいたいと思っている人、元気をなくしている人、はたくさんいます。
人間は皆自己中心的です。だから意識するしないにかかわらず、自分のことを最優先に考えてしまいます。
しかし、自分のことばかり考えていると、次第に自分から周りの人が離れていき、気がついた時には、独りぼっちになってしまいます。
「相手の話を聞く」ということは、相手に「あなたの気持ちよく分かります」という共感を伝えることになるのです。
その共感が相手に伝わると極端な話、自殺しようかどうかと迷って苦しんでいる人にでも、頑張ろうという生きる勇気を与えることができるのです。
どうしたら会話が上手になれるのでしょうか。
昔から「話し上手は、聞き上手」といわれます。
会話の上手な人は、流暢にしゃべれる人でもなければ、美声な人でもありません。
もちろん演技力がある人でもありません。上手に相手の話を聞ける人なのです。
「空気を読め」といわれても、空気も雰囲気も目に見えませんから、理解するのに苦労します。
実は、周りの人の話に耳を傾けるだけで、空気の読める人になれるのです。
なぜなら、空気が読めないといわれる人とは、だいたい次の二つに当てはまる人だからです。
私たちが、相手に何か言いにくいことを伝えたい時、相手の欠点を直してもらいたい時、いきなりそれを持ち出すと、相手は反射的に心を閉ざしてしまいます。
いきなり相手にぶつける前に、まず相手の事情をよく聞いて理解し、褒めて認めることから始めるのが大事なのです。
人は、自分の健康や近況、努力したこと、誇りに思っていることを真剣に聞いてもらえるだけで、とてもうれしくなります。
「自分のことを分かってくれた」「思いやってくれた」と思って、聞いてくれた人のことを好きになるのです。
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