「研究体制を分野横断型に…東京科学大が始動、新体制の狙い」　東京科学大学が「ビジョナリーイニシアティブ（ＶＩ）」と呼ばれる分野横断型の新たな研究体制を４月に始動した。変化の激しい現在の社会課題や近未来に起こり得る課題を見据えた研究を加速するのが狙いだ。東京医科歯科大学と東京工業大学が統合して誕生した東京科学大の記念シンポジウムが１５日に開かれ、新研究体制の全体像が示された。ＶＵＣＡ（変動性・不確実性・複雑性・曖昧性）の時代に大学も変革が必要になっている。（南東京支局長・山谷逸平）