半導体の第4回です。計算ができてカタルシスにたどり着く最終回。
「エンジニアは二重人格を要求されている」「原理を理解したので無人島でコンピュータが作れる(?)」「モジュール化こそがものづくりの骨法」など、最終回らしいメッセージを詰め込みました。
0:00 ものづくりをやる人はジキルとハイドを要求される
0:51 前回の復習-直列と並列を使えばかけ算と足し算ができる
10:01 半加算器。ゲートを組み合わせて計算できる魔法の装置
11:40 ……の前に、二進数の筆算をやってみよう
21:43 半加算器は不十分なので、完全体「全加算器」を作ろう
30:13 半導体から計算ができた!これで無人島でコンピュータ作れる!(?)
37:26 良いノンフィクションとコンピュータは似ている
→半導体という戦略物資を巡る各国の思惑を上手い語り口で書いている。おもしろいけどイマジナリー水野がうるさい。
○『図解入門よくわかる最新半導体の基本と仕組み[第3版] 』
→MOSトランジスタの中身についての説明はこちらに準拠。
→平易な説明で「そもそもコンピュータはどうやって動いているのか」を理解させてくれてすごい。ゲートの挙動についての説明はかなり参考にした。
→原始的なCPUを自作する本。作らなくても読み物として面白い。堀元は作ってません。本シリーズの内容をより深く知りたい人にはオススメ。
→コンピュータ科学徒御用達の教科書。ちゃんとした説明が読みたければどうぞ。とにかく長いので通読はキツい。堀元も部分的にしか読んでない。
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慶應義塾大学理工学部卒。専門は情報工学。WEBにコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。現在の主な収入源は「アカデミックに人の悪口を書くnote有料マガジン」。
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某大手出版社で編集者として勤務。言語学の知識が本業に活きてるかと思いきや、そうでもない。