お聴きいただきありがとうございます。一期一会をテーマに、出会いと別れの繰りかえしを音楽的に表現しようと試み、山場と谷間のコントラストを強め連続させることでテーマそのものを楽曲の構造に落としこもうと構想を練りました。「会うは別れの始め」ということばに示されるとおり、出会いは別れのはじまりであり別れは出会いの終着点と、この二語は一対の関係にあります。あらゆるつながりは出会いと別れの中間地点であり、つながりとは出会いと別れの境目に過ぎません。つながりという概念を通して対となるこの二語について考えを巡らすうちに、逢うも別れるも「個のつながりが明滅するさま」による回り合わせとの解釈に至りました。個はつながりのランプを明滅させ、周期の綾には邂逅や運命があらわれ、広い視点を持てば夜景さながら明滅するランプの集合に人の社会美が浮かびあがります。出会いと別れに彩られた一期一会の夜景には終わりの美とはじまりの優がうかがえ、ここに音楽形式のひとつ「提示・展開・結尾」との親和性を感じとったとき、15周年の楽曲テーマにふさわしいミーニングだという印象を抱きました。メロディは弦楽器を基調に木管と金管楽器で整え、アンティークの雰囲気を感じられるハープシコードをメインに響きのいい打楽器を合わせています。主題の入りはピッコロという小さなフルートで切りこみ、逆再生の鍵盤による底支えで全体の音を広げました。ここに至る一期一会の連なりをたいせつに、別れすらも次ぐつながりの一環であることを考えながら、人と音楽の出会いの輪がこれからも広がっていくといいなと思います。お聴きいただきありがとうございました。

一期一会の機会、人それぞれの偶然や運命の立脚点をイメージして作りました。

ベルの音のメロディーが切なさをかもし出します。それでも、出会いとは素晴らしいことなんだというBGMです！

一期一会の別れをテーマに制作しました。

今回は、私が小さい頃からずっと大好きな「TVドラマ」を想定しながら楽曲制作をしてみました。＜もしも自分がとあるTVドラマのサウンドトラックを担当することになったら..？＞ハトレコTVで放送予定冬ドラマ「君に出逢えたから」個性豊かな3姉妹がそれぞれに出逢う奇跡的な「一期一会」を笑いあり！涙あり！で描くハートフルドラマ。制作　ハトレコproduction音楽　TeadaTVドラマを観ていると、時に自分の中の言葉に出来ない感情にそっと寄り添ってくれる様な、気持ちを代弁してくれる様な感覚があり、その度に心救われる思いになります。日常で落ち込んだ時も、TVドラマを観るだけでドキドキワクワク元気になれたり。勇気付けられたり。自分が経験出来ない世界を沢山見せて貰えたり。サウンドトラックをイヤフォンで聴きながら出掛けると、世界がいつもと違って見えて、自分が物語の主人公になった様な気分になれたり。そんなTVドラマをこれからも愛していくと思うし、ＴＶドラマとの「一期一会」も大切にして行きたいし、いつかTVドラマのサウンドを担当したい！という夢を胸に秘めつつ、これからもステキな音楽を紡げるように精進して参ります。ハトレコ音楽で繋がる皆様に、これからも沢山の素敵な「一期一会」が訪れます様に...15周年！心より！おめでとうございます。

出会いの後には別れがあり、寂しさや悲しさよりも、もう一度出会える感動をイメージしました。

一期一会と聞いた時に、なんだか人と会う機会の増える夏のイメージが出て来たので、そのまま書き進めてみました。ノスタルジックな感じになりました。＜歌詞＞まるで長く付き合ってきた友といるような感覚になってしまうホカホカと思いがけず出会った君と作り上げた時間懐かしく淡い光ずっと大事にして結ぶぬくもり未来から流れてくる必然の出会いあの時選んだちょっとした道標がまさか今になって実り出す　夏邂逅辿っていく道の向こうへ記憶と重ねて変わらない曲がり角店の跡思ったより小さくなった街並み歩いてかすかに残る映像何年会ってなくて文も途絶えてそれでも生きる想い静謐な祈り夏はカナカナと1日でも顔を変えて熱を残してほてる肌かすめ　夏邂逅雲はバキバキと盛り付けたご飯のように迫ってくる質量青と白　夏邂逅

一期一会ねーなんて呟きながらいろいろ考えてみたんですけど今を生きる的な解釈をしてみるとなんとなく収まりが良い気がして。そうやって考えていくと会うのは人じゃなくても良くて何だったら会う必要もなくって。何と向き合うことになるにせよまずは己の心持ちからみたいな。

懐かしい感じがする昔ながらのロック調BGMになります。過去の出会いについて、郷愁を感じるイメージで作成しました。

一期一会に連想して合う→繋がる…そんな感じで即興曲を作りました。EDM要素があり子供向けの曲っぽくもなっています。