池川明(産婦人科医/胎内記憶研究家)
Season 2 #3 『過去の出来事は変えられる?』
【Profile】
胎内記憶がある子供のことを追ったドキュメンタリー映画、「かみさまとのやくそく」に主演。「胎内記憶」領域の第一人者として知られている。
1989年、横浜市に産婦人科 池川クリニックを開設し、約2700件の出産を扱った。現在は出産の扱いはやめていて、胎内記憶を世界に広める活動に専念している。
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◎過去の出来事は変えられないが、「どう解釈するか」はいくらでも変えられる。その解釈が、自分の現在の感情や生きづらさを作っている。
◎「いい/悪い」というジャッジ自体が“間違った問い”であることが多く、出来事そのものには本来、善悪はついていない。
◎親子関係などのつらい記憶も、相手の立場に立ち直してみることで、「実は愛があったのかもしれない」と意味が書き換わることがある。
◎感情の「地雷」は、自分で無意識に埋めたもので、それが踏まれると怒りや悲しみが爆発する。
◎妊娠中のストレスは、悪影響が大きく、「どんな気持ちで生きているか」が大事だという視点。
◎タバコや“体に悪い”と言われるものも、一概に害だけでなく、「おいしい・至福」という感覚が心身に影響している可能性がある、、、、という問題提起