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オランダの歴史家、ジャーナリストのルトガー・ブレグマンさんの言葉に、これからのイノベーションの方向性の一つを教えていただいたような気がしました
曰く
"現代は浪費社会だが、中でも最も浪費されているのは才能である。世界を良くするために貢献できるにもかかわらず、そうしない人が世界中に何百万人もいる。"
"そのような浪費を治療する薬がある。その名は倫理的な野心である。それは世界を劇的に改善しようとする意志のことだ。"
"倫理的野心は、人生は一度しかないというシンプルな気づきから始まる。あなたに残された、この世で生きる時間は、最も貴重な財産である。"
"倫理的野心を備えた人々は、群れとともに歩もうとはせず、より高いレベルでの自由を信じている。それは従来の成功の基準を超える自由であり、一度しか通れない道だと知った上で、人生の道を自分で切り開く自由だ。"
ここから私は思いました
1、倫理は「大義」
2、野心は「パッション」
3、1人から始まり仲間を作る
1、倫理は「大義」
ここでいう倫理とは、単なる「社会における正しさ」ではない気がしていて、それは、「自分の能力を、誰のために使うのか」という問いなのかもしれないなあと思いました
大袈裟に言ってしまうと、自分の能力を使って、どんな素敵な世界を作るのかという宣言、つまり「大義」と同じ位置付けになる気がしました
それは身近なところから、誰か1人に何かをしてあげたい、ということから始まっていいのだと思います
ハーバード大学の広中先生が言われているように、編み物を誰方のためにしてあげる、それだけで、新しい価値を創造していることになると思います
つまり、個人個人の中にも、誰かのために何かをしてあげたい、そんな気持ちが、倫理として、さらには大義として、持ち続けることが大切だと思いました
2、野心は「パッション」
どんなに高尚な社会課題の解決を目指す、大義や倫理を叫んだところで、それをドライブする、なんとしてもやり遂げてみせるという、内面から迸る思いがない限り、絵に描いた餅で終わってしまうということもあるなあと思いました
それを野心という秀いつな表現をされているところが、みなぎるパワーのもとを想起させる、素晴らしいワーディングだなあと思いました
それはイノベータリップルモデルでいうところの、自分の気持ちから抑えきれない思いという意味では、パッションに相当することかもしれないともいました
そしてそれは、時には、名声などの外発的同期でも構わなくて、まずはドライブするためのエネルギーになることが、行動することへのエネルギーになっていることが、とても大事と言っている気がしました
3、1人から始まり仲間を作る
イノベータリップルモデルが、パッションから始まり、仲間と共に、大義を実現していくという波紋で広がっていくように
最初は、自分自身1人の思いとして、誰に言われても、そのパッションを止めることはできない、そこから始まって
そして、その想いに共感する仲間が集まって、そして誰かが喜んでもらえる大義、すなわち倫理を実現していく
たくさんの人たちが、今の状況よりも、少しでも誰かがよくなるような、そんな思いを実現していくのが、倫理的野心であり
それは、イノベータリップルモデルに、近い方向性かと思いました。
ということで
火こととで言えば
倫理的な野心ノベーション
これからのイノベーションの方向性の一つかもしれないなあと思いました
参考:本: 倫理的野心を持て あなたの才能を浪費せず、変化を起こすための10章 2026年4月20日 発行 著 者 ルトガー・ブレグマン 訳 者 野中香方子 発行所 株式会社文藝春秋
Archetype Digital inc.の書籍「なぜ、人はそれにお金を払うのか:現代の消費者が“本当に買っているもの”の正体 」2026年2月2日発行から、これからのイノベーションの一つの方向性を教えて頂きました
曰く
"私たちが直面しているのは、「欠乏の時代の終わり」と「文脈の時代の始まり」である。"
"最適化された「正解」は、どれも似たり寄ったりで、退屈だ。傷つかない人間関係は、孤独よりも冷たい。だからこそ、揺り戻しが起きている。
人々は今、システムが排除した「摩擦」や「ノイズ」、そして「非効率」の中に、人間性の回復を見出そうとしているのだ。"
"第一に、「機能」ではなく「態度」を売ること。"
"第二に、「所有」ではなく「演技」の舞台を用意すること。"
"そして第三に、「編集権」を握り続けること。"
私はここから、三つのことを思いました。
1、大義の勝負
2、パッションの舞台
3、捨てられたものの組み合わせ
1、大義の勝負
山口周さんの、アジェンダシェイパーの話を思い出しました。
まさに、すでに見えている課題で解決できるものは、ほとんどがソリューションとして提供されてしまっている
とすれば、目に見えていない課題を明らかにする人が必要となる、というのが、私のアジェンダシェイパーの理解です
機能ではなく、態度を売るというのは、新たに目指す世界をどのように設定しようとしているのか?ということかと理解しました
それは、現実の世界の違和感や、なおざりになっていることに、新たなその人しか見えていない課題を発見し
機能ではなく、これからの態度、すなわち実現したい世界としての大義を提示できる、そんなことがより重要となってくるということなのかもしれないなあと思いました
2、パッションの舞台
所有ではなく演技の舞台を用意する、ということは、言い方を変えると、自らのパッションが炸裂することができる場を提供する、ということなのかもしれないなあと思いました
それは、例えば、情熱のポートフォリオに乗っかった、大好きなこと、人のためにする利他なこと、自らの個性を発揮できること、さらには自らが成長できる舞台、そんな観点の発露を用意することで
より、自分のパッションを人に知ってもらうことができ、さらには同じパッションの人たちと共有することができ
何かを消費することよりも、自分自身をいかに生きるかを表現させてくれる、そんな場所が求められてくるのかもしれないなあと思いました
3、捨てられたものの組み合わせ
ヘーゲルの螺旋階段の話ではないですが、歴史は同じところを回っているように見えて、横から見るとスパイラルアップして変化していく
ITやAIで効率化が進み、ある意味、人間がいる意味がわからなくなってきた時代というのは、それによって失われた価値を、新たな観点から見直していくことが始まる気がしました
そもそもイノベーションは、効率とは対極の活動からセレンティピティを経て表出されるものが多い性格があると思います
例えばそのセレンディピティの数自体をAIでたくさん増やすことはできても、最後の拾うところ、つまり何に価値を見出すのか、というキュレーション力、編集力は人の手に残るのではないかとも思います
そして爆発的に効率化されていく中で、失われていく価値への、違和感についても、人でなければ拾い上げることができないのかもしれないなとも思いました
ということで、これからは
イノベータリップルモデルにおける、どんな世界を作っていくのかという大義がより重要になり
パッションをより輝かせてくれる舞台へのニーズが高まり
捨てられていたはずの価値を、如何にキュレーティングして組み合わせることで、人間性を回帰するための文脈が大切になってくる
一言で言えば
文脈の時代ノベーション
そんな話をしています
参考:本:なぜ、人はそれにお金を払うのか:現代の消費者が“本当に買っているもの”の正体 Archetype Digital inc. 2026年2月2日 発行
動画で観たい方はこちら
https://youtu.be/flvmnHXsZYU
俵万智さんからのご紹介で、言語学者 川添愛 さんの言葉に、AIと創造に関する新たな気づきをいただきました、
曰く
「AIが書く小説がはやったら、人間の作家は職がなくなってしまうんじゃないかとよく言われますが、それは生産に焦点が当たっているから。
作品を生み出すモノとして捉えたら、作家もAIも同じですよね。
私は作品を書く過程で自分の中を掘り下げて、嫌だったことや楽しかったことが作品の中に何となく出てくるところが面白いので、やはり書いている過程が楽しいんですよね。
作品は大事だけどあくまで副産物で、文章を書いたりすることで自分をよく知ることが一番の宝物、主産物なんだと、非常に腑に落ちました。」
1、創造することは人の生きがい
2、没頭することで幸せを感じる
3、AIはパッションの源と対話する第3の相棒
1、創造することは人の生きがい
AI時代になると、これまで人の専売特許だった創造されるものについても、より効率的に短期間に出来上がってくると思いますし、ビジネスの世界ではより重要になると思います
でもよく考えてみると、創造することは人の生きがいとしてとても大きな部分を占めているのではないかと思います
ハーバード大学の広中先生が言われるように、人は誰もが日々創造しているというようなお話のように
実は、創造すること自体が人の生きがいになっているのではないかと思います
イノベータリップルモデルでも、個人のパッションを見つめるところ、つまり自分をよく知ることから始まって、仲間と共に、誰かが喜ぶ大義を創造していく
この波紋が広がることによって、さらに自分自身の生きがいに繋がっていくことを考えると
効率性を重視しすぎて、AIに頼り切ってしまうことは、人の生きがいを奪うことにもつながる可能性もあるのかもしれないなと思いました
2、没頭することで幸せを感じる
心理学者のミハイ・チクセントミハイさんが言われている 『フロー体験』の中で
人は成果だけではなく、「没頭そのもの」に幸福を感じると言われています。
フロー状態になるためには、技術軸と挑戦軸が同時に高まることが条件といわていますが、
技術を高める、挑戦を続ける、その過程自体が、フロー状態を目指し、そして、実現した暁には、圧倒的に没入体験ができる
その時に人が幸せを感じるのであれば、没頭へ向かうためのプロセスを、全てAIに代替されるような方向性には、向かうことはとてももったいないことになるような気がしました
3、AIはパッションの源と対話する第3の相棒
そう考えると、創造すること、没頭することは、人に生きがいを与え、幸せになることを与えてくれるのであれば、全て手放してはいけない
つまり、AIは、創造すること、没頭することを、手助けしてくれる存在として、活用できることが良いと思いました
以前、リフレクションの話をした時に、孤独が第二の自分を連れてきてくれて、自分自身との対話が活性化していく、というお話をしましたが
もしかすると、AIは、さらに、誰にも気にせずに、自由に対話できる、第3の相棒として、存在してもらえるととても、自分自身も深まるのかもしれないなあと思いました
それは、単なる外発的動機からの、作品をたくさん世に出して、早く大きく評価されたい、というようなことでは、本当のパッションの源を満たしてくれるようなワクワクは得られないのかもしれない
できた作品は評価されないのかもしれない、もしかしたら、一作品を作るのに、ものすごく時間がかかってしまうかもしれない
でも、自分が没頭して、納得いくまで創造できたものは、内発的動機からの生きがいと幸せを連れてきてくれるのかもしれない
その力強き第3の相棒としてAIは、とても頼りになるやつになる、そんな感じがしました
という意味においてきっと
AIは第3の相棒ノベーション
そんな存在として付き合っていくのも良いのかもしれないなあと思いました。でも、自分の手で、創造し、没頭することは手放さない
そんな話をしています
参考:本: 生きる言葉 発 行 2025年4月17日 著 者 俵万智 発行所 株式会社新潮社
コロンビア大学の心理学教授のエリザベス・ダンさんと、ハーバードビジネススクール教授のマイケル・ノートンさんの言葉に、お金との向き合い方そのものを問い直されました。
曰く、
“どの書店にも、より多くのお金を稼ぐにはどうしたらいいかを指南する本が書棚にずらりと並んだコーナーがあります。
しかし、いま持っているお金をどうやって貯めるかではなく、どうやって使うかを考えるようになると、幸福になるために無限に富を増やさなければならないという強迫観念から解放されていきます。”
そして
“①経験を買う ②ご褒美にする ③時間を買う ④先に支払って、あとで消費する ⑤他人に投資する”
“ハッピーマネーの5つの原則はどれも、幸福を高めることが科学的に証明された方法です。”
"さあ、外に出かけて、幸福になるためにお金を使う方法を自分で試してみてください。"
ここから私は思いました
1、“稼ぐ”ではなく”使う”に真の課題がある
2、使い方に幸せの鍵がある
3、お金は手段で目的ではないを検証・体感する
1、“稼ぐ”ではなく”使う”に真の課題がある
これは、コペルニクス的転回かもしれないなあとおもいました。
一般には、確かに幸せになるために「どう稼ぐか」は語られるのに、「どう使うか」は、節約の本ならよくありますが、ほとんどないと思いました
「どう稼ぐか」はもちろん大事なのですが、それで、根本的な課題である、幸せにどうなるのか?
これについては、当たり前すぎて、つまりそこにバイアスがあって、お金を稼ぐことは、まず第一歩であるというように思っているような気がします
もちろん、星の王子さまの名台詞としての、本当に大切なものは目に見えない、についても、みんなわかっている上で、やっぱりそこから抜け出せない
しかしそれは、目の付け所が違っていて、実は、稼ぐことではなく、使うということに真の課題があった
これは、まさにイノベータ的、発想の転換、逆転の発想だなあと、目から鱗がおちる思いでした
2、使い方に幸せの鍵がある
稼ぐことではなく、実は、使うことに、幸せの鍵がある。いや、まず、稼がないと、使うこともできませんよね?とツッコミを入れたくなります
もちろん、稼ぐことがゼロならば、それは成り立たないのですが、ほんの少しの使い方、を変えるだけで、実は、幸せになることができる、というのは、確かにそうかもしれないと思わせていただきました
“ハッピーマネーの5つの原則”は、エビデンスに基づいいた研究結果として、出されており
“①経験を買う ②ご褒美にする ③時間を買う ④先に支払って、あとで消費する ⑤他人に投資する”
を意識してお金を使うことが、幸せな気持ちをつれてきてくれる。
さらにいうならば、これで幸せを実感できたならば、もっと稼がなければという無限ループから抜け出すことができる。
この発想は、まさにコペルニクス的転回と言わざるを得ないと思いました
3、パッションの源に沿ったお金の使い方か?
お金は手段で目的ではないということは、重々承知だとみなさん思いますが、でも、結局、お金のパワーが強すぎて、どうしても、引っ張られてしまうような気がします
だからこそ、最後に、皆さんで、やってみてください。との言葉が投げかけれれているわけですが、自分のバイアスを壊すためには、自分で仮説検証をして実感するしかないというように思いました
私の理解は、ハッピー5点セットは、めちゃくちゃヒントになるのですが
そのお金の使い方は、自分のパッションの源に沿った使い方なのか?と問うことこそが、大切な気がしました
自分のパッションの源を実現するためには、どんなお金の使い方が、自分の人生を生きたと言えるのか。最後はそこに到達するような気がしました
それを繰り返しているうちに、闇雲に稼ぐことに意味はなくて、パッションの源に沿ったお金の使い方であり、生き方をしているということが、大事ということがわかってくるのではないかなあと思いました
実は、私は、随分まえに、結構なマンションを購入する寸前まで行ったことがありました。でも、髪がジャムったり、カバンの紐が切れたり、なんか嫌な気がしてやめた経験があります
たらればを言っては、元も子もないですが、私はそこでマンションを買っていたら、独立はしていなかったんじゃないかと思います
その時に独立をすることなんて微塵も考えていませんでしたが、いつか1人で生きていける人になりたい(そんな人は本当はいませんが)と思っていた、それが心のどこかに、パッションの源に引っかかって、紙をジャムらせたりしたのかなあなどとも思ったりもします
自分のお金の使い方が、パッションの源に沿っているのか、もし沿っていたら、そこから仲間ができて、誰かが喜んでくれる大義に、もし結びついたとしたら
そこから感謝のループが始まって、生きがいも生まれる、その時点で、お金を稼ぐということよりも、リップルモデルを回すことが幸せにつながるということになるのかもしれないなあと思いました
ということで、今回のお話は、お金の幸せの関係において、コペルニクス的転回を教えていただいたなあと思いました
一言で言えば
幸せはお金の使い方にあるノベーション
そんな話をしています
参考:本: 新版 「幸せをお金で買う」5つの授業 著者 エリザベス・ダン マイケル・ノートン 訳者 古川 奈々子 2026年4月11日 発行 株式会社KADOKAWA
ミュージカルのレッドブックの曲とストーリーとキャストの素晴らしさに大感動し、プログラムから脚本家 ハン・ジョンソク さんの言葉に、イノベーションへの大切なことを教えて頂きました
曰く
“ミュージカル『レッドブック」は、19世紀後半のイギリスを舞台に、社会の非難や偏見に立ち向かいながら作家として成長していく女性「アンナ」と、彼女を通して理解と尊重の意味に気づいていく男性「ブラウン」の物語です。
劇中でアンナは「語る人」を、ブラウンは「聴く人」を象徴しています。
多数の意見と異なっていても勇気を持って自分の考えを語る人。そして、その考えに耳を向けて、成長し、さらに他者へと伝えていく人。
「レッドブック」は、この二人の姿を通して、「語ること」と「聴くこと」という一見ささやかな行為が、どれほど大きな変化を生み出すのかを描いています。
「レッドブック」が皆様に「語れる勇気」と「聴ける余裕」をもたらす作品となることを心より願っております。”
ここから私は思いました
1、パッションの源を語る勇気
2、バイアスを飲み込んで聴ける余裕
3、対話がイノベーションを連鎖させる
1、パッションの源を語る勇気
主役のアンナは、決して最初から自分のやりたいことがわかっている人物ではないのですが、唯一、自分のパッションの源には、絶対に正直に語る、という人と描かれているように思いました
そんな人たちは、一般的には、ともすると、変わり者、のレッテルを貼られることもあると思いますが
イノベータと言われる人たちも、そんな人たちが多い気がします
でも、自分のパッションの源に従って、正直に語るということは、とても勇気のいることだと思います
確か桑田佳祐さんだと思うのですが、自分の曲は自分のうんこを見せているみたいなもの、というようなことを、語っていたことを思い出しました
つまり、それだけ、自分を曝け出さないと、自分のパッションの源からの曲は書けないし、それが世の中から否定されることは、めちゃくちゃ辛いことにもなるので、本当に勇気のいることだと思います
誰もが語らないかもしれないけれども、自分自身のパッションの源がこう叫んでいる、ということを、勇気を持って語ること
そこから、何かを変えることができるものが、生まれるということだよなあと、改めて思いました
2、バイアスを飲み込んで聴ける余裕
脚本家のハンさんの言葉には、パッションの源を熱く語るイノベータのことだけではなく、それを聴く側のスタンスも語られていることが、とても大切な気づきをいただきました
イノベータは、大体、世間一般では常識と思われていることに、違和感を唱えたり、誰も言っていないことを言い始めたりするので、変わり者と言われてしまうわけですが
それを聴くがわが自分だったとしたら、果たしてその素っ頓狂なことを、否定せずにちゃんと聴くことができるか?ということを、聞ける余裕という言葉で、突き付けられている、そんな気がしました
私はメンターという立場で、起業家のアドバイスをすることもありますが、この言葉は改めて、肝に銘じなければならないと思いました
特に、同じ船に乗っている人からそんなことを言われた場合、よりちゃんと聴くことが厳しくなる、そんな気もしました
でも、もしかしたら、その素っ頓狂と思っていたことが、実は、これまでの困りごとを一気に変えてくれる、大変革をもたらす種なのかもしれない、と一瞬でも思えたら
それはイノベータの気づきと同じくらい、大切な、聴く側としての、役割があるのだなあと、改めて気づかせていただきました
3、対話がイノベーションを連鎖させる
イノベータリップルモデルでは、誰からのパッションに火がついて、そして1人でできないことを仲間を集めて、そしてたくさんの人が喜んでくれる大義へ辿り着く、そうしたらイノベーションは始まっている
そんなふうに思ってきましたが、実は、1人のパッションを持った人が仲間をなんとか集めるということだけではなくて
周りで、パッションを持ってる人を囲んでいる人たちが、もしかしたら、あの人変わり者だよね、と言っていた人たちが
一旦、ちゃんと聞いてみる?とか、まずは全部聞かせてよ、みたいに、最初は否定をせずに、話を聞いてみるということが、イノベーションにはとても大事ということなんだなあと思いました
その上で、いろんな意見交換をしながら、お互いがさらにブラッシュアップできる気づきを得られる
それは、
パッションの源を語る勇気を持った人と
バイアスを飲み込んで聴ける余裕とが
対話によってブラッシュアップしていくことが、常日頃巻き起こっていれば、
イノベーションリップルモデルは、さらに高速に回転し、そして、幾つものリップル(波紋)ができていき、イノベーション活動が活動していく
そんなことにつながっていくんだなあと思いました
それは、イノベーション活動という特別な活動みたいに言いましたけれども
イノベータリップルモデルは、人として、生きがいを持って生きるための、最小限の活動でもあるので
社会の変革なんて大それたことじゃなくても、小さな幸せを作っていけるリップル(波紋)を起こしていけることになるのかもしれないなあと思いました
ということで、一言で言えば
レッドブック・ノベーション
このミュージカルは、私もたくさんミュージカルを観ていますが、群を抜いて素晴らしい!本気で感動させていただきました!!
実はリピートチケットすでに買っています。
本当に素晴らしいエンタメをありがとうございます!
そんな話をしています
参考:ミュージカル レッドブック 脚本ハン・ジョンソク 作曲イ・ソニョン 演出・上演台本・訳詞 小林香 音楽監智 桑原まこ CAST 咲妃みゆ 小関裕太 花乃まり他 企画・製作 AMUSE CREATIVE STUDIO https://redbookjp.com
株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEOの安斎 勇樹(あんざい ゆうき)さんのリフレクションに関するお話から、新たな気づきをいただきました
曰く
“本書では、他者の目線や共同体の同調圧力をひたすら「敵視」し、そこから距離を取る方法を提案してきました。思索に耽り、自分の仕事や人生を見つめ直す「ひとり」の時間を大切にしてきました。
しかし、ここまで本書の方法を実践してきた読者はすでに実感しているかもしれませんが、リフレクションを通して自分自身の信念や内発的動機を尊重できると、共同体に対する関わり方が「前向きなもの」に変わる瞬間があります。
自分が大切にしたいことを大切にできているから、共同体の抑圧や誘惑に振り回されることなく、健全な距離感で関わることができるようになる。
真の意味で、主体的に関わることができるようになるのです。”
1、孤独になることで、自分の声が聴こえてくる
2、パッションの源の理解が、他者からの依存を切り離す
3、自らの理解が、共助の気持ちを呼び起こす
1、孤独になることで、自分の声が聴こえてくる
日々の生活は、圧倒的な圧力で、日々をこなすだけで精一杯の状況だと、なかなか1人になる時間というのは、SNSとかの誘惑もある中で、本当に難しいなあと思います
それはそれで、充実感があって悪いことではないと思うのですが、でもあるときに、本当に自分のやりたいことって、なんだったっけと思う時が、自分にもありました。
そんな中で、リフレクションという形で、自分自身を様々な角度から見つめ直してみるというのは、とても重要だなあと思いました
そこでまず思うのは、いかに自分の時間、つまり孤独を作ることが大切かということかと思います。自分も、自称結構な寂しがり屋なので、ついついいろんな予定を詰め込んだり、歩いている時でさえオーディブルしてたり、本当の孤独時間を作ることが、怖いと感じているのかもしれないなあとも思います
だからこそ、マインドフルネスや禅などが見直されているのかもしれないなあとも思います。そんな中で、いかに孤独を恐れずに、作る出す勇気を持てるか、そんなことを思いました
哲学者 ハンナ・アーレント は、孤独とは「自分自身と対話できる状態」だと言われています
それはある意味、自分のように寂しがり屋で怖がりな人間には、もう1人の自分という仲間が出てくるんだと考えるのは、少し勇気をいただけるのかもしれないなあとも思いました
そして、自分自身に、ツッコミを入れてくれる相棒のようなもう1人が、実は孤独になることによって、出会えるのは、少し楽しい経験かもしれないなあと思いました
2、パッションの源の理解が、他者からの依存を切り離す
孤独になることで、ツッコミを入れる自分が出現したら、自分をリフレクションできるチャンス到来であると同時に、他者からの依存から脱却するチャンスでもあるという気づきをいただきました
自分が知らずしらずのうちに、誰かがいないと1人でたってられない状態になっている、ということに、気づくことは、とても怖いことだなあと思います
でも、誰でも多かれ少なかれ、そんな傾向はあるものだと思いますし、それが悪いことではない、むしろ、その人がいるから頑張れるということも大事だと思います
でも、それが全てになってしまっていないかということも、自分の人生を生きているのかということを考えると、とても重要な気がしました
そのために、孤独になることで、ツッコミな自分と共に、自分自身は、本当に何にワクワクして、どんなことを価値観と思っていて、そして、信念としてはどんなことがあるのか、見つめることはとても大切と思いました
私はいつもお話ししているのは、パッションの源として、大好き、利他、個性、成長という4象限に、どんな価値観があるのか、それを探るということも同じ方向性だと思うのですが
それを理解することこそ、実は、他者からの依存を一旦断ち切って、自分としてどうあることが本当にありたい姿なのかを、見つけることになるなあと思いました
3、自らの理解が、共助の気持ちを呼び起こす
一旦、他社からの依存を断ち切った上で、自分自身のパッションの源を理解した時に、不思議なことに、他者との自分なりの関わり方が見えてくる、というのは、とても面白いなあと思いました
イノベータリップルモデルにおいても、一旦はパションの源を自ら理解した上で、抑えきれない気持ちを、自分1人ではできないことがあれば、仲間を見つけ、そして、大義としてのみんなが喜ぶ共助へ向かう
それも同じ構造なのかもしれないなあと思います
勇気を持って、孤独になることで自分のツッコミが現れて、そいつとの対話が、自分のパッションの源を見つける手助けをしてくれる
それは、自分の依存状態を明らかにして、一旦切り離した上で、自らのパッションの源に基づいた、仲間を改めて見つけ、大義へ向かっていくことができる
それは前とは何も変わったようには外形的には見えないけれど、自分としては、まるで自分を一旦リセットして、新しい道を見つけさせてくれる、または、改めて自分の道を自らが照らすこことができる、そんなお話かと思いました
ということで、一言で言えば
繋がるために孤独になるノベーション
そんな話をしています
参考:本:『自分の解像度を上げる「独りの思索」の全技法 静かな時間の使い方』 発行日 2026年4月25日著者:安斎勇樹 発行所:朝日新聞出版
金融の世界からホテルを取得し、愛を経営理念とする手法で再生された、トリニティの代表取締役社長の樋口耕太郎さんの言葉に、企業経営の新しいイノベーションを教えていただきました
曰く
"論理的に考えて、経営活動が人間を傷つけないためには、目的としての利益を手放す以外に方法はない。すなわち、人間のための経営を行うとき、利益は事業の結果であり、目的であってはならない、ということになる。"
"成果を手放して思いやりを目的にする。思いやりが目的だということは、それが利益を上げるための手段ではなく、無条件だということだ。自分に嘘をつかず、いま、目の前にいる誰かに無条件の思いやりを向ける。 それが経営の本質であるならば、経営の目的とは愛なのだ。
従業員一人ひとりが自分を生きること、そして、従業員一人ひとりが他人を活かすこと、愛を目的にするとは、まさにそういうことなのだ。そんな環境をつくるために、経営者(私)は何ができるだろうか?"
ここから私は思いました
1、思いやりの源に目を向ける
2、内発的思いやりと外発的思いやり
3、一人一人が自分を生きる
1、思いやりの源に目を向ける
思いやりをいただいたなあと思った瞬間、心が温かくなるような気がすると思うのですが、企業活動の中でサービスとして受ける思いやりは、真の思いやりとは違うかもしれない、と言うことに衝撃をいただきました
お客様第一と、ビジョンに掲げていない企業はないと思うのですが、それが、企業の利益を得るための、思いやり、なのだとすると、そこに、もしかしたら、企業の利益を向上させる方向性への意図があるかもしれない
心の底から出てくる、思いやり、の方向性とは、実は違う、思いやり、をいただいているのかもしれない
そんなこと、考えたこともありませんでした。思いやり、をいただいたら、素直に嬉しい、と言う気持ちなのかなあと思っていましたが、確かに、それはあるのかもしれないなあと思いました
だとすると、そこに、実は、人としての嘘があるのかもしれない、万が一、その嘘が透けて見えてしまった場合、素敵な、思いやり、のはずが、利己的に見えてしまって、嫌になってしまう。
と言うことを意識することがとても大事だと、改めて目から鱗が落ちる想いでした
2、内発的思いやりと外発的思いやり
そしてそれは、デシ&ライアンさんの内発的動機と外発的動機にとてもよく似ている気がしました
外発的思いやりは、これをやると、お客様が喜んでくれて、それをみていた上司からの自分の評価が上がる、とか、満足度調査で良いポイントがつけば、自分の給与も上がるから、などなど
内発的思いやりは、自分の内面から、なんとかその前にいる人に、喜んでもらいたい、痛みをとってあげたい、そんな思いから、ついついやってしまう、そんなことなのかなあと思います
見えている行動は、同じなんだから、どっちでも結果は同じなのでは?と言う声も聞こえてきそうですが、人と人のふれあいというのは、ほんのちょっとした所で、それを感じてしまうものだなあと思いました
では、内発的思いやりとは、どうしたらいいのか?ということに、一つの明確な答えをいただいた気がします
3、一人一人が自分を生きる
それは、会社の中の活動なのだけれども、一人一人が自分を生きている、その集合体が会社という形をとっているということが、大切なのだということに、気づかせていただきました
私はよく、自分軸と他人軸の話をするのですが、自分軸は、自分の人生を生きること、そして他人軸は、会社員の場合は、会社のミッションを達成すること
そして、その交わりの部分を、できるだけ重ね合わせが大きくしていくことができれば、会社の生活においても、自分自身を生きることができるので
極端に言えば、会社のお金で自分のやりたいことをやっちゃえ、とよくお話ししています(横領のことではありません)
そのやり方は、自分軸をまずは見つめてみて、そして他人軸の中に、どうやって自分軸を入れ込めるかを、自らが創発していこう、という自分軸から他人軸へ寄せていくやり方をとるのですが
今回のお話は、他人軸を自分軸へ寄せていく、そんな環境づくりを、経営者が、社員一人ひとりの自分軸を理解しながら、追求していく
その究極の仕組みが、利益を手放す、ということなのですが、これこそ、めちゃくちゃイノベーティブな、改革というよりは、革命的な考え方かと思いました。
いみじくもピーター・ドラッカーもまた、「利益とは企業活動の目的ではなく、条件である」と語っていますが、本当にそれを実現している人は、何人いるのだろうと、改めて衝撃を受けました。
そして、それによって、業績を回復することができた、というエビデンスは、これからの新しい会社のあり方の一つを教えてくれる、新たな会社経営のイノベーションであると感じました。
私は、全世界一世体当たり一法人化、というビジョンをお話ししていますが、その理由は、まさに、一人一人が自分を生きることができる、そんな世界があったら
みんなが新しい価値を誰かに提供している、そんな世界があったら、素敵だなあという思いでお話をしているのですが
樋口さんの話は、今ある、会社という形態の中でも、労働者という立場においても、それが可能になる世界があるのだと、教えていただいたような気がしました
ということで一言で言えば
一人一人が自分を生きるノベーション
そんな話をしています
参考:本:人生とは長い時間をかけて自分を愛する旅である こころの資本の経済学 2025年9月16日 プリント版第1刷発行 著者 樋口 耕太郎 発行所 ダイヤモンド社
手塚治虫さんの『火の鳥 未来編』の「MANGALOGUE(マンガローグ)」の体験から、感動と共にめちゃくちゃ考えさせられました
ホームページでは以下のようにあります
"半世紀以上前に描かれたマンガ「火の鳥 未来編」。
2026年、その世界に現実が近づいている。
観客全員で一冊の物語に没入する「MANGALOGUE(マンガローグ)」
最新のシアター空間で、手塚治虫の問いが、あなたに向かってくる。"
ここから私は思いました
1、SF思考は未来を拡張する
2、本当に大切なものは何かを問う
3、マンガローグは新たなエンタメ
1、SF思考は未来を選択させてくれる
鉄腕アトムや空飛ぶ車など、半世紀も前に創出して、今の時代でやっとなんとかそれに追いついて行こうとしていると言う、ビジョナリストの手塚治虫さんですが
この火の鳥では、文明がなん度も滅び主役が変わりながら復活する姿が描かれています。もしかして、我々もそんな未来を作っていってしまうというビジョンなのか、と思うと、本当になんとしなければと言う想いが溢れてきました
SF作家アーサー・C・クラークさんが
「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」と語っているように
ビジネスの世界でも「SFプロトタイピング」
という言葉が使われるように
思考を飛ばして、我々が本当に向かうべき未来はどこにあるのか、そしてそれに向かうためには、今本当に何が必要なのか
そこにイノベーションの種がある。そんなことを思わせていただきました
2、本当に大切なものは何かを問う
『火の鳥』を読んでいると、文明が進化していく中でも、孤独や欲望や争いは、毎回繰り返されることに気づかされます。
哲学者エーリッヒ・フロムさんが、「持つことから、あることへ」と言われたように
豊かさとは、本当に大切なものとは、一体なんなのか、について、改めて考えさせられました
テクノロジーや文明がどんなに進んだとしても、
最後に残る問いは、「あなたにとって本当に大切なものは何か」なのかもしれないなあと
星の王子さまが言われる「本当に大切なものは目に見えない」
本気でそう思えるか。そんなことを突きつけられた気がしました
3、マンガローグは新たなエンタメ
今回、本当に驚いたのが、マンガローグと言う手法でした。
映画でも、朗読でも、演劇でもない、漫画をみんなで読み進めるという独特な体験を経験させていただきました。
漫画を「読む」という、本来は極めて個人的な行為を、
巨大空間の中で、観客全員が同期して体験している。
いってみれば“孤独な漫画読書”を、“集団的没入”へ変換する試みと言うことかと思いました
マンガには、コマ割り、余白、視線誘導、時間の飛躍、
内面描写など、独特な認知構造があって
マンガという日本独自の文化を、シアター体験へ拡張した、日本が発信する新たな没入型メディアなのかもしれない。と思いました
そして、思い思いの問いを抱えながら、現実空間へ引き戻される、そこには、未来への問いが心の中に残り続けていました
と言うことで、一言で言うと
マンガローグ・ノベーション
そんな話をしています
参考:主催MoN Takanawa: The Museum of Narratives/TBS 企画制作 MoN Takanawa: The Museum of Narratives/TBS /Bascule 原作 手塚治虫「火の鳥 未来編」 制作協力 手塚プロダクション
制作統括 Bascule Inc. 演出 鈴木思案 脚本 竹村武司 出演 山寺宏一、夏木マリ、古田新太、あの他
音声で聴きたい方はこちら
動画で聴きたい方はこちら
https://youtu.be/nhSKWThFeyQ
手塚治虫さんの『火の鳥 未来編』の「MANGALOGUE(マンガローグ)」の体験から、感動と共にめちゃくちゃ考えさせられました
ホームページでは以下のようにあります
"半世紀以上前に描かれたマンガ「火の鳥 未来編」。
2026年、その世界に現実が近づいている。
観客全員で一冊の物語に没入する「MANGALOGUE(マンガローグ)」
最新のシアター空間で、手塚治虫の問いが、あなたに向かってくる。"
ここから私は思いました
1、SF思考は未来を拡張する
2、本当に大切なものは何かを問う
3、マンガローグは新たなエンタメ
1、SF思考は未来を選択させてくれる
鉄腕アトムや空飛ぶ車など、半世紀も前に創出して、今の時代でやっとなんとかそれに追いついて行こうとしていると言う、ビジョナリストの手塚治虫さんですが
この火の鳥では、文明がなん度も滅び主役が変わりながら復活する姿が描かれています。もしかして、我々もそんな未来を作っていってしまうというビジョンなのか、と思うと、本当になんとしなければと言う想いが溢れてきました
SF作家アーサー・C・クラークさんが
「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」と語っているように
ビジネスの世界でも「SFプロトタイピング」
という言葉が使われるように
思考を飛ばして、我々が本当に向かうべき未来はどこにあるのか、そしてそれに向かうためには、今本当に何が必要なのか
そこにイノベーションの種がある。そんなことを思わせていただきました
2、本当に大切なものは何かを問う
『火の鳥』を読んでいると、文明が進化していく中でも、孤独や欲望や争いは、毎回繰り返されることに気づかされます。
哲学者エーリッヒ・フロムさんが、「持つことから、あることへ」と言われたように
豊かさとは、本当に大切なものとは、一体なんなのか、について、改めて考えさせられました
テクノロジーや文明がどんなに進んだとしても、
最後に残る問いは、「あなたにとって本当に大切なものは何か」なのかもしれないなあと
星の王子さまが言われる「本当に大切なものは目に見えない」
本気でそう思えるか。そんなことを突きつけられた気がしました
3、マンガローグは新たなエンタメ
今回、本当に驚いたのが、マンガローグと言う手法でした。
映画でも、朗読でも、演劇でもない、漫画をみんなで読み進めるという独特な体験を経験させていただきました。
漫画を「読む」という、本来は極めて個人的な行為を、
巨大空間の中で、観客全員が同期して体験している。
いってみれば“孤独な漫画読書”を、“集団的没入”へ変換する試みと言うことかと思いました
マンガには、コマ割り、余白、視線誘導、時間の飛躍、
内面描写など、独特な認知構造があって
マンガという日本独自の文化を、シアター体験へ拡張した、日本が発信する新たな没入型メディアなのかもしれない。と思いました
そして、思い思いの問いを抱えながら、現実空間へ引き戻される、そこには、未来への問いが心の中に残り続けていました
と言うことで、一言で言うと
マンガローグ・ノベーション
そんな話をしています
参考:主催MoN Takanawa: The Museum of Narratives/TBS 企画制作 MoN Takanawa: The Museum of Narratives/TBS /Bascule 原作 手塚治虫「火の鳥 未来編」 制作協力 手塚プロダクション
制作統括 Bascule Inc. 演出 鈴木思案 脚本 竹村武司 出演 山寺宏一、夏木マリ、古田新太、あの他
音声で聴きたい方はこちら
手塚治虫さんの『火の鳥 未来編』の「MANGALOGUE(マンガローグ)」の体験から、感動と共にめちゃくちゃ考えさせられました
ホームページでは以下のようにあります
"半世紀以上前に描かれたマンガ「火の鳥 未来編」。
2026年、その世界に現実が近づいている。
観客全員で一冊の物語に没入する「MANGALOGUE(マンガローグ)」
最新のシアター空間で、手塚治虫の問いが、あなたに向かってくる。"
ここから私は思いました
1、SF思考は未来を拡張する
2、本当に大切なものは何かを問う
3、マンガローグは新たなエンタメ
1、SF思考は未来を選択させてくれる
鉄腕アトムや空飛ぶ車など、半世紀も前に創出して、今の時代でやっとなんとかそれに追いついて行こうとしていると言う、ビジョナリストの手塚治虫さんですが
この火の鳥では、文明がなん度も滅び主役が変わりながら復活する姿が描かれています。もしかして、我々もそんな未来を作っていってしまうというビジョンなのか、と思うと、本当になんとしなければと言う想いが溢れてきました
SF作家アーサー・C・クラークさんが
「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」と語っているように
ビジネスの世界でも「SFプロトタイピング」
という言葉が使われるように
思考を飛ばして、我々が本当に向かうべき未来はどこにあるのか、そしてそれに向かうためには、今本当に何が必要なのか
そこにイノベーションの種がある。そんなことを思わせていただきました
2、本当に大切なものは何かを問う
『火の鳥』を読んでいると、文明が進化していく中でも、孤独や欲望や争いは、毎回繰り返されることに気づかされます。
哲学者エーリッヒ・フロムさんが、「持つことから、あることへ」と言われたように
豊かさとは、本当に大切なものとは、一体なんなのか、について、改めて考えさせられました
テクノロジーや文明がどんなに進んだとしても、
最後に残る問いは、「あなたにとって本当に大切なものは何か」なのかもしれないなあと
星の王子さまが言われる「本当に大切なものは目に見えない」
本気でそう思えるか。そんなことを突きつけられた気がしました
3、マンガローグは新たなエンタメ
今回、本当に驚いたのが、マンガローグと言う手法でした。
映画でも、朗読でも、演劇でもない、漫画をみんなで読み進めるという独特な体験を経験させていただきました。
漫画を「読む」という、本来は極めて個人的な行為を、
巨大空間の中で、観客全員が同期して体験している。
いってみれば“孤独な漫画読書”を、“集団的没入”へ変換する試みと言うことかと思いました
マンガには、コマ割り、余白、視線誘導、時間の飛躍、
内面描写など、独特な認知構造があって
マンガという日本独自の文化を、シアター体験へ拡張した、日本が発信する新たな没入型メディアなのかもしれない。と思いました
そして、思い思いの問いを抱えながら、現実空間へ引き戻される、そこには、未来への問いが心の中に残り続けていました
と言うことで、一言で言うと
マンガローグ・ノベーション
そんな話をしています
参考:主催MoN Takanawa: The Museum of Narratives/TBS 企画制作 MoN Takanawa: The Museum of Narratives/TBS /Bascule 原作 手塚治虫「火の鳥 未来編」 制作協力 手塚プロダクション
制作統括 Bascule Inc. 演出 鈴木思案 脚本 竹村武司 出演 山寺宏一、夏木マリ、古田新太、あの他
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