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現在14歳、10歳で名門カーティス音楽院に最年少合格し、コンクール42冠達成、ベルリン・フィル共演など「一世代に一人の才能」と称される世界的アーティストのHImariさんへのスイスロマンド管弦楽団 指揮者
ジョナサン・ノットさんからの言葉に感動しました
曰く
"私たちの務めは彼女を箱に閉じ込めないようにすることです
彼女を守らなければと思いがちですが
彼女が歌いたいなら自由に歌わせてあげるべきです 鳥のようにね"
ここから私は思いました
1、大切だから守らない
2、自分で見つける手伝いをする
3、失敗をたくさんさせてあげる
1、大切だから守らない
可愛い子には旅をさせろ、とよく言われていることではありますが、これは言うのは簡単ですが、とても勇気のいる行動だなあと思いました
自分の子供に対して、親としての覚悟としてやるんだ、と言うことは、まさに、見返りを求めない、いつの日かわかる日が来る、または、わかる日が来なくてもいい、と言う、贈与の気持ちを持たないと難しいと思います
また、自分の子供ではない場合、例えば、社員の育成においても、育ってほしいからこそ、修羅場を経験させろ、と言うことは、よく私も言われていました。
それを受け止める方が、果たしてそれを理解できるか。と言うこともとても難しい
今時であれば、これはパワハラではないか。コンプラとしてどうなんですか。的なことを言われるリスクもあるかもしれません
それを、育てる側、この指揮者のように、自由に飛び立たせてあげる、まだ飛ぶには十分ではないとわかっていても、飛びたいのなら飛び降りろ、と、優しいようでいて、とても厳しい覚悟を持たないと、育てると言うことはできないのかもしれない。
そんなことを思いました
2、自分で見つける手伝いをする
ただそれは放任をすると言うこととは、少し違うように思いました
自由に選択するためには、たくさんの選択肢があると言うことを、見せてあげることが大切なのかもしれないなあとも思いました
そのためには、指導する側が、何が彼女のための選択肢としてありうるのか、と言うことを、勉強していなければならない
または、自分自身で、その選択肢を発見できるような、環境とはどう言うことなのか、提示してあげられなければならないと思います
例えば、ライフネット生命の出口 治明(でぐち はるあき)さんが言われているような、人・本・旅が、人間の幅を広げるものとして大切だ、と言うことを知っていると知らないとでは、選択肢が全然違ってくる、と言うように思いました
この番組の中では、ヴァイオリンだけでなく、人として成長することがとても大事、そんな時間を取りなさいと言うことなことも、指導者の先生が言われていて
そう言う指導者や先生に会うことが、本当に大切だなあと言うことも、改めて思いました
3、失敗をたくさんさせてあげる
また、指導者の先生がもう一つ言われていたのは、失敗を恐れるがあまりに、挑戦をしなくなってはいけない、とも言っていました
これについては、天才と言われ続けているような方は、もしかすると、そう言われていることに対するプレッシャーが、計り知れないほどあるように思います
それが、いつの間にか、守りに入って、小さくまとまってしまう。それが一番怖いことなのかもしれないなあと思いました
企業においても、成功体験を重ねてきた人が、企業の幹部へと上り詰めていく、世の中においても大成功を収めて名声を得た人もいらっしゃる
そこで、怖いのは、その成功体験に縛られて、知らない間につまらない人になってしまう。それが一番怖いことかと思いました
ビートルズが、出すアルバム出すアルバムに、ファンを裏切り続けていたように、既存のファンがなんと言おうと、自分の可能性、または自分のパッションの源に正直に生き切る
そんな手伝いをしてくれる指導者やメンター、が本物なのかもしれない。それは、もしかしたら、周りからの成果や結果を全く出さない方向になるのかもしれない。次から仕事が来なくなるのかもしれない
そこまで腹を括る覚悟が指導者には必要なのかもしれないなあと思いました
と言うことで、一言で言えば
守らない覚悟ノベーション
そんなことを思いました
参考:NHKスペシャル「バイオリニスト HIMARI 14歳、その響きの先に」 5月3日(日)https://www.web.nhk/tv/an/special/pl/series-tep-2NY2QQLPM3/ep/M2LVVW4KP9
細木数子さんの「事実に基づいた虚構」のnetflixオリジナルドラマ「地獄に落ちるわよ」に、イノベーターに大切なことを教えて頂きました
"「大殺界」「地獄に堕ちるわよ!」の強烈ワードで一世を風靡(ふうび)した占い師・細木数子。テレビや出版界を席巻する一方、霊感商法や裏社会とのつながりをささやかれた彼女の素顔とは。"
ここから私は思いました
1、強烈な成長・脱出パッション
2、リップルモデルの大義の範囲
3、地獄をも恐れないFastFail
1、強烈な成長・脱出パッション
ついに観てしまいました、本作品。あまりにもエネルギー消費量が激しく、一日一話で抑えながら、それでも釘付けになりながら、目が離せない展開に、ヘトヘトになりながらも、激しく魂が揺さぶられ、いろんなことを考えさせてくれました
まず思ったのは、強烈な成長・脱出パッションです。
私がいつもお話ししている、情熱のポートフォリオには、大好き、利他、個性、そして成長・脱出の4象限がありますが、圧倒的に成長・脱出パッションを感じました
このパッションは、例えば幼少期にあまり恵まれない環境だったなど、ネガティブでクローズドなパッションで、一見コンプレックスなど負の側面と思われがちですが
イノベーションから考えると、このパッションを持っている方が、大成功している方が、とても多いと感じています
その理由は、負の側面を知っているからこそ、そこから何くそ、絶対に脱出してやるという、負けるもんかスピリッツが働くからと思っています
いわゆるハングリー精神が宿るのも、このパッションだと思います。
主人公は、このパッションに自らが火をつけ続け、バネにして、高く舞い上がることができた、このパッションにおける強さを改めて感じさせていただきました
2、リップルモデルの大義の範囲
イノベーターリップルモデルは、私がいつもお話ししている、イノベータにおける3つの鍵なのですが
最初に抑えきれないパッションが迸り、そして自分1人でできないことを仲間と共に分担し、そして誰もが喜んでもらえる大義への昇華していく、これがイノベーターには必ずある基本モデルと思っているのですが
最後の大義の範囲が、すごく難しいと思っています
それは良い悪いの話ではなく、大義をどこまでの範囲に設定するかによって、ソリューションが全然違うものになっていくということだと思います
例えば、国を大義の範囲とすると、ともすると、じゃあ他の国の人たちはどうでもいいのか?という話になるし、広くしすぎて世界中の人たちへ、とすると、とてもぼんやりしたソリューションになりかねないと思います
今回のお話は、その大義の範囲をどこに置くかがとても重要なのである、ということを教えてくれた気がしました
3、地獄をも恐れないFastFail
なんと言っても衝撃なのは、主人公の決め台詞が最高なわけですが、まさに、なん度も地獄を見てきたからこそ言える言葉なのかもしれないなあと思いました
イノベーションの世界では、FastFailで、とにかく早く失敗して、軌道修正をしていってゴールに素早く辿り着く、だから失敗を恐れるなという話がありますが
まさに主人公は、なん度も大失敗を重ねていくのですが、それでも、折れない不屈の魂を持っている
これが、成長・脱出パッションの成せる技だと思うのですが、これこそが、イノベータには最も重要な要素だと思います
つまり、何度失敗しても、それがたとえ、地獄のようなことになるかもしれないとしても、行動に移して、そして、さらなる軌道修正をした次の道へ突き進んでいく
このマインドセットを持つことができるかどうかが、最終的にはイノベータに最も重要な要素となるなあと改めて認識させていただきました
地獄に落ちるわよ
と言われても、イノベーションを信じて続けていけるか?
そんな覚悟を突きつけられた、そんな思いまで抱かせていただきました
ということで一言で言うと
地獄に落ちるわよノベーション
そんな話をしています
参考:NETFLIXオリジナルドラマ「地獄に堕ちるわよ」主演・戸田恵梨香、伊藤沙莉 監督・瀧本智行、大庭功睦(おおばのりたか)、脚本・真中もなか 製作:NETFLIX 2026年4月26日より独占配信
佐藤二郎さんの言葉に、人生の選択の大切なことを教えて頂きました
曰く
"あの誰かの言葉で
画家になりたい人が画家になるんじゃない、絵を描きたい人が画家になるんだって。
これ僕すごいしっくりきて
つまり役者になりたい人が役者になるんじゃなくて、芝居をしたい人が役者になるんだって。
シンプルだし、その通りだなと思うんですよね"
ここから私は思いました
1、やりたいは内発的動機
2、なりたいは外発的動機
3、最終的には内発を選択
1、やりたいは内発的動機
佐藤さんの話は、めちゃくちゃ腹に落ちるいい言葉だと思いました。
絵を描きたい人や、芝居をしたい人ってのは、今、ここに、やりたいことがあって、どうしようもなくなっている人のことかなあと思いました
そうだとすると、デシ&ライアンの内発的動機の話にとても合致している人ということかと思いました
自分のうちなる気持ちが抑えられない、このことをやらなければ死んでも死にきれない、そんな内発的動機の一つとして
絵を描きたい、芝居をしたい、その先に何があるかわからないけれども、今ここで、やらざるを得ない、そんな人が結果的に、画家になり、役者になるものだということなのかと思いました
つまり、今、ここで、やらざるを得ないものを持っているということが、とても大切ということと思いました
私はそのことを、パッションの源と言っていますが、忙しすぎちゃうと忘れちゃうので、自分の源はなんなのか?とても大切だと思います
2、なりたいは外発的動機
一方で、画家になりたい、俳優になりたい、っていうのは、どちらかというと、外発的動機に近いかなあと思いました
そんな肩書を持ちたい、そんなふうに呼ばれない、有名になりたい、お金持ちになりたい、みたいな感覚を私は感じました
外発的動機は一時的にはドライブ力がありますが、外部要因によって自分のコントロール外のことで決まることなどがあり、中朝的には続かないと言われています。
でも、内発的動機が炸裂している人は、それに従えばいいですが、自分が何をしたらいいか、わからないという場合も多々あると思います
その時は、一旦、外発的動機でも、または身近なセレンディピティに身を委ねてもいいのではないかとも思います
内発的動機がないと嘆いたり、それを探す旅に出るよりも、一旦目の前にあることに、行動を始めてみるということも、一方では大切と思います
なぜならば、チクセントミハイさんのフローの話のように、技術軸と挑戦軸が揃った時に、没入というフローに入るように、まずは、行動をして、なんらかの技術軸がついたところから、挑戦心が湧いてくるということもあると思うからです
もし、内発的動機があるなら、それを逃さないこと、でもない場合は、一旦外発的同期に従ってみるのもありかもなとも思いました
3、最終的には内発を選択
ただ、最終的には、内発的動機を選択している、そんな状況になっているのが、理想なのかなあという気もしました
今ここ、でやらざるを得ないことがあるなら、それを逃さずにやることが大切で
今ここ、でそれが見つかっていない場合は、外発的だろうが、たまたまだろうが、行動してみる、その中から、いつの日か、内発的動機が生まれるときがくる可能性が開かれる
そんなふうに思いました
イノベーションの話で言えば、起業家になりたい、イノベータになりたい、というのは、ある意味、外発的動機かと思います
起業家の中で成功している方々の中には、起業なんて全く考えていなかったけど、やりたいことをやっているうちに、することになっちゃって今ここにいる、みたいな方々もたくさんお話を伺います
自分の芝居や、絵を描くことにあたる物はなんなのか?自分の内発的動機、すなわちパッションの源は、どこにワクワクを抱えているのか。それを見つめることも大切ですし、
まずは、一旦、何かを掴んで始めてみる、それを何度も繰り返している中から、パッションに灯火が光ったものを追及していく、そんなやり方があってもいいと思いました
でも、最後は、”なりたい”よりも”やりたい”これを見つけて、それを逃さずに行動していくことがとても大切だなあと思いました
一言で言えば
"なりたい"よりも"やりたい"ノベーション
そんな話をしています
参考:NHK Eテレ東京 スイッチインタビュー「佐藤二朗✕大久保佳代子EP2」笑いと狂気 演技の源 2026/5/9(土)
グレートジャーニー合同会社代表の安川新一郎さんの言葉に、これからの個人の「生き方」に関する大切な示唆をいただきました
曰く、
「これからの時代、国家や一企業に全面的に依存した生き方は持続しません。一方で、個人主義を抑える同調圧力が根強い日本において、米国のような『国家すら否定した徹底した自由』を掲げるリバタリアンも根付きません。
だからこそ、日本が目指すのは、複数の集団に属し、複数の収入源を持ち、自分らしい人生(somebody)をそれぞれが追求できる自律分散型[O-E]シナリオです。」
さらに、
「私は実は、これからの新しい世界は、『自分にとっての新しい未来を生きる』という明確な意志を持つ人々にとって、必ず明るいものになると確信しているのです。
世界は1つの構造体となり、その世界に対して、人工知能(AI)と自らの人間知性(Human Intelligence)を武器に能動的に対峙することで、誰も(anybody)が、何者か(somebody)になれる時代が、いよいよ訪れたと信じています。」
この言葉から、私は三つのことを思いました。
1、誰もが価値を生み出せる世界に
2、自らが選択すること
3、自分軸と他人軸をたくさん持つ
1、誰もが価値を生み出せる世界に
これまでは、価値を生み出すには、巨大な資本や国家、企業への所属が必要でしたが、AIとネットワークが広がった現在、個人の知性そのものが、生産手段になり始めているということかと思います
ピーター・ドラッカーが、「知識労働者は、自らが生産手段を持つ」と言われていたように
安川さんのいう「anybody が somebody になれる」という言葉は、単なる自己実現論ではなく、「誰もが価値創造の主体になれる」という構造変化を示しているのだと思いました
だからこそ、イノベーターリップルモデルのように、
より誰にでもやりやすくなる時代になっているということかと思いました
ドラッカーが見抜いた「知識が資本になる社会」が、AIによってさらに加速しているのかもしれません。
2、自らが選択すること
そんな世界で大切になってくるのは、逆に自らが、選択できるかどうかが、とても問われてくる、ということかと思います
それは、自分のパッションの源を知ることなのだと思います。
情熱のポートフォリオで言えば、大好きなこと、利他なこと、個性的なこと、成長できること
何に自分がワクワクするのか、それを改めて知るからこそ、自分にとっての明るい未来を描くことができるかと思いました
ヴィクトール・フランクルが極限状態の中で見出したのも、「状況」より、「意味を選ぶ意志」だったように
AI時代に必要なのは、「どの人生を選ぶのか」という内的な意思なのかもしれないなあと思いました
3、自分軸と他人軸をたくさん持つ
そして自分で選択するのは、どんな他人軸にかかわるのかということも、大切なのだと思いました
"複数の集団に属し複数の収入を得る"ということは、たくさんの他人軸と交わりを作ると言うことかと思います
社会学者のマーク・グラノヴェターが、「弱い紐帯(ちゅうたい)の強さ」という有名な理論を提唱したとおり、弱い繋がりこそが、さまざまな出会いと情報を運んできてくれる
それによって、さらに自分自身の掛け算が広がり、よりクリエイティブな活動につながっていく
安川さんのいう「複数の集団に属する」という言葉も、まさにそこに通じている気がします。
それによって、個人として、さまざまな価値を作ることができる
そしてその先には、私が夢見ている、全世界1世帯あたり一法人化も、できるかもしれない、それはたくさんの他人軸と交わりながら
誰もが当たり前に、何らかの価値を自らも提供している
そんな世界になれば、生きがいの失われない、誰かに搾取されない、自らが選択できる、素敵な社会になるような気がしました
ということで、一言で言えば
自立分散型ノベーション
そんな世界が広がってるのかもしれない
そんな話をしています
参考:本: 未来思考2045 危機と分断、そしてAIは世界をどのように変えるのか? 2026年4月21日 著者 安川新一郎 発行所 ダイヤモンド社
落合陽一さんが語る、柳宗悦 (やなぎむねよし)さんの思想に、日本的イノベーションへの示唆をいただきました
曰く、
「健やかな美しさみたいなものが磨かれることによって、別に禅の修行はしていないけれども、南無阿弥陀仏も唱えていないけれども、その上に喜びや平和が成り立つんだと。
なぜなら、対象が極めて具体的だから。
『具体的』って柳の口癖なんですが、極めて具体的で美しいものがそこにあるという簡明な事実こそが道徳を下支えするっていう考え方は、確かにその通りだなと思うところはあって。」
ここから私は思いました
1、否定しようのない具体
2、具体に人々の精神が宿る
3、日本的イノベーション
1、否定しようのない具体
柳宗悦が繰り返した「具体」という言葉には、間違いなく「実在している」という強さを持っているなあと思いました
思想や理念は、ある意味、空中戦でいかようにも議論できるし否定もできるけれども
民藝において、長い時間使われてきた器や道具には、その時間を経て、たくさんの人を手を経て、確かに「今そこに在る」という重みがあるなあと思いました
哲学者の マルティン・ハイデガー が「作品のうちに真理が立ち現れる」と語られた通り
長年に渡り人の手を経て本当に優れた具体は、単なる物ではなく、時に流れにおける人間の生き方そのものを現してしまうということなのかもしれないなあと思いました
2、具体に人々の精神が宿る
民藝品は、一人の天才が生み出したものではなく、生活に必要なものとして作られたものが、結果として、たくさんの人が使い、改良し、受け継ぎ、暮らしの中で磨かれてきたものかと思います
だからそこには、無数の人々の感覚や祈りや配慮というような精神が染み込んでいて、それを使う人が、その精神さえを感じてしまう、そういうものなのかもしれないなあと思いました
そこに現れる健やかな美しさの中に、触れてきた人、使ってきた人たちの、倫理観、道徳観が歴史として刻まれており、それを自然と継承していけるものでもあるということかなと思います
思想家の ウィリアム・モリス が言われた、「あなたの家には、美しいと思うものか、役に立つとわかるもの以外、置いてはならない」
実はものには、精神性が宿っており、その精神性が人に影響を与えていく、ということを言われているのかと思います
3、日本的イノベーション
モノづくり大国日本と言われているように、日本には、きっとモノに日本独特の精神性を込めてきた歴史があるのかなあと思いました
なので、日本的イノベーションとは、精密で精巧なものを作れることが強みなのですが、そこにたくさんの人々の暮らしを経て、乗っかってくる精神性が
実は、とても日本独特なイノベーションとして、表現されていくことが、日本的イノベーションの一つなのかもしれないなあと思いました
それは、AIなどの技術が進化した中での、資本主義が今後どこへ向かうのかという中での、新たな日本的な精神性や倫理観が宿るものになっていくのかもしれないなあと思いました
ということで、一言でいうと、
具体が道徳を下支えするノベーション
そんな話をしています
参考:本: 令和日本をデザインする 2026年3月20日 発行 著者 落合陽一 先崎彰容 発行所 株式会社文藝春秋
岸辺露伴の話は、一見、荒唐無稽な想像の世界の話から、現実における真実を突きつけてくるので、大好きなのですが、今回も岸辺露伴の言葉に、痺れました
曰く
「一つだけ言っておこう。君は僕を乗り越えると言ったが、君よりも長く生きているから教えてやるよ
他人を負かすってのはそんなに難しいことじゃないんだ
もっとも難しいことは、いいかい、もっとも難しいことは
自分を乗り越えることさ
僕は自分の運をこれから乗り越える。」
ここから私は思いました
1、成功体験を捨てれるか
2、自分の常識を壊せるか
3、慣性の法則を飛び越えられるか
1、成功体験を捨てれるか
認知心理学・行動経済学のダニエル・カーネマンは、人は利益よりも「損失」を強く恐れると語りましたが
著書「ファストアンドスロー」では、システム1の感情的判断により、システム2の論理的な判断を駆逐してしまうことがあるということを言われいています
だから、過去の成功体験に、縛られてはいけないと分かっていながら、損失を恐れるあまり、知らない間に、同じ判断をしてしまう
しかし、心理学者のキャロル・ドゥエックは、「マインドセット理論」で、能力は固定されていると捉えずに
「人は成長できる」と捉えた時、変化に向かいやすくなると語りました。
損失を恐れているな、どうしても過去の成功に縛れているなと感じた時、成長のためには、それを変えてみよう、変えることができるというマインドセットにできるかどうか、それが鍵を握るのかもしれないなあと思いました
2、自分の常識を壊せるか
脳科学者のカール・フリストンは、脳は常に予測と現実のずれを無くそうとしている。つまり“不確実性”を減らすように働くと言われています
だから、自分の常識を壊すと言うのは、一気に不確実性を高める行為につながるため、抵抗感が生じてくると言うのはとても感覚に合っていることだなあと思います
一方で、発達心理学者のジャン・ピアジェは、人は既存の枠組みで理解できないものに出会った時、認知の枠組みそのものを更新すると言われています
つまり、理解できないものに出会った時に、子供が成長していくように、変わることができる存在でもあると言うことかと思います
ある意味、自分の常識を壊せるかどうかは、既存の枠組みで理解できないものに、出会うことを、どれだけ積極的に取り入れることができるか
それは、出口さんが言われている、人・本・旅などの出会いの数を増やす、それが突破口になるのかもしれないなと思いました
3、慣性の法則を飛び越えられるか
社会心理学者のクルト・レヴィンは、人間には「現状を維持しようとする力」が働く
だからこそ、解凍、変化、再凍結という変革プロセスが大切とのことのことを言われています
経営学者の伊丹敬之教授は、
「決断には、発想、検証、跳躍、この3つのステップが必要である」
「この3つのステップを支えるものが、直感、論理、哲学である」
と語っています。
つまり、慣性を飛び越える最後の力は、合理性だけでは足りなくて、「なぜ自分はそこへ向かうのか」という哲学や大義が必要になると
それは、イノベーターリップルモデルのパッション、仲間、そして大義にも通じると思っています
ということで一言でいうと
自分を乗り越えるノベーション
自分を乗り越えるためには、
成功体験を捨てられるマインドセットと、自分の常識を超えられる数々の出会い、そして慣性の法則を飛び越える哲学・大義による跳躍
それほどまでに大変なことなのだと、岸辺露伴から教えていただいた気がしました
参考: NHK.総合 岸辺露伴は動かない(8)「ジャンケン小僧」2026/5/3(日)https://www.web.nhk/tv/an/kishiberohan/pl/series-tep-YM69Q8456J/ep/ZNNY97QVGP
劇団四季のマンマ・ミーアを観て、めちゃくちゃ感動と共に、たくさんの勇気を頂き、そしてこれは、イノベーションの物語かもしれないと思いました
ホームページにある紹介文は以下のとおりです
“舞台は、海と空の青さがまぶしいエーゲ海に浮かぶ小島。
ここで小さなホテルを営んでいるのは、シングルマザーとして娘を育ててきたドナ。
20歳のソフィは、恋人スカイとの結婚式を控え、父親とバージンロードを歩くことを夢見ています。
母の昔の日記をこっそり持ち出して読んだソフィは、サム、ビル、ハリーというドナのかつての恋人たちをこっそり結婚式に招待してしまいます。本当のお父さんなら一目でわかるはず…。”
ここから私は思いました
1、常識を覆すことで動き始める
2、幸せの型は更新できる
3、自分探しから価値探しへ
1、常識を覆すことで動き始める
このお話のめちゃくちゃ面白いところは、ソフィは、「父親を知りたい」という思いから、3人のお父さんかもしれない人を呼んじゃう、ということから始まります
これはなかなかに、思いつかない発想だし、どう転ぶかわからないし、しかも大切な日がめちゃくちゃになる可能性もあるよなあと、常識的には思ってしまいますが、もしかしたら、いろんな課題が一気に解決しちゃうかもしれない
ここが、まさにイノベーターの発想ととてもシナジーがあると思いました
ここで思い出すのは、哲学者のトーマス・クーンが『科学革命の構造』の中で
既存の常識や枠組みそのものが転換される時を、パラダイム転換と呼び、人間の見える世界自体が変わると語ったことです
ずっと同じ課題がなぜか今もつづいている、社会課題と叫ばれているのに一向に解決の目処がない、みたいなとこには
カンフル剤のように、そんなことしたら、大変なことになりますよ、でももしうまく行ったら、全てかたがつく、みたいな行動を取れる人が必要になることがある気がします
それこそがイノベーターと言われる人、だけど、実は名もなき普通の人、なんだろうなと思いました
2、幸せの型は更新できる
この物語には、ドナのようなシングルマザーもいれば、3回結婚に失敗した人もいれば、結婚なんて、と距離を置いてる人など、さまざまな仲間が登場します
それぞれがとても自分に正直に生きてて魅力的なのですが
主人公のイノベーティブな行動によって、その人たちの常識やポリシーもどんどん更新していきます
ここから思うのは、1人のイノベーターが起こした行動が、他の人たちにも、確かにそれもありだよね?という気持ちを喚起すれば、他の人たちも常識の殻を破り始める。
そんな良い伝染が起きるのかもそれないなあと思いました
フランスの社会学者のガブリエル・タルドは、は『模倣の法則』の中で「社会とは模倣である」
と言われています。つまり、発明と模倣の組み合わせが社会発展の基本原理だと。
今思っている、幸せの型も、そんなもんさで終わらさずに、いろんな型があっていいんだというイノベーションの伝染が起きれば
いつだって幸せの型は更新できる
そんなことを教えて頂きました
3、自分探しから価値探しへ
物語の冒頭で、ソフィは、「本当の父親は誰なのか」
を知ろうとします。
でも、物語が進むにつれて、問いそのものが変わっていったのではないかなあと思いました
「私は誰の娘か」から、「私はどう生きたいか」へ。
自分はどんな価値を提供できるようになりたいんだろう、というように、過去や今の自分探しから、未来への価値探しに意識が変わっていったように感じました
哲学者のジャン=ポール・サルトルの
「人間はまず存在し、そのあとで自分を定義する」
と言われてるように、生まれや過去によって決まる存在ではなく、これからの選択によって、自分を作っていく存在という気づきが素敵だなあと思いました
言ってみれば『マンマミーア!』は、父親探しの物語でありながら、
実は、“自己創造の物語”なのだと思いました
イノベーターもまた、「自分には何が足りないか」ではなく、「自分はこれから何を生み出したいのか」によって、自分を作っていく存在と思います
この舞台は、ABBAの音楽が流れるたびに、人生の迷いや失敗さえ、どこかまるで祝祭へと変わっていく。
一言で言えば
マンマミーア・ノベーション
“不完全な人生を肯定し挑戦をやめない、そしたら何度でも自分の人生を踊り始められるクイーンになれる"
そんなメッセージを勝手に感じながら泣きながら踊る私でした
参考:劇団四季ミュージカル マンマ・ミーア! 作曲・作詞 ベニー・アンダーソン ビョルン・ウルヴァース 台本 キャサリン・ジョンソン 演出 フロリダロイド プロデューサー ジュディクレーマー 他 主催 神奈川県/横浜市/(公財)神奈川芸術文化財団/劇団四季 https://www.shiki.jp/applause/mammamia/
ライプニッツ代表の山口周さんとCOTEN代表の深井龍之介との対談に目から鱗が落ちるお話に感動しました。
深井さんの以下の言葉にとても、考えさせられました。
曰く
「ちなみに僕も日本の会社は家だと思っています。
「封建資本主義」って呼んでいるんですけど、僕が注目しているのがオーナー企業です。
経営者が世襲の企業、地方にある豪族系企業とかが、これからの日本で強くなる可能性はあると思っています。
そうした企業を僕は「跡継ぎ企業」って呼んでいますけれど、一般的なプロ経営者が舵取りをしている上場企業とは、やっぱり考えている時間軸の長さが違う。
代々続いている跡継ぎ企業は時間軸が長いから、公共性の高いことに投資する姿勢を示しやすいんです。」
ここから私は思いました
1、時間の罠からの解放
2、地方を守る大義の遺伝子
3、家と個人のアウフヘーベン
1、時間の罠からの解放
イノベーション案件を進める中でぶち当たる壁が、まずは短期の成果を、いつの間にか求められてくる、と言うことがあると思います
上司が3年でローテーションしていく世界観の中では、これはなかなか綺麗事では避けられないのかもしれないとも思っていましたが
地方にある豪族系企業にはそれがないと言うところに、突破口があるのかもしれないなあとは、私も感じているところでした
いかに短期的な成果を出さなければならないと言う罠から、抜け出すことができるのか、それがイノベーションにおいては、本当に大切なことかと改めて思いました
2、地方を守る大義の遺伝子
イノベータリップルモデルでの、パッション、仲間、大義のリングを考えると、地方の豪族系企業は、名士といわれる方がおられたりすることからも
地元と共にある、地元を活性化するという、大義がそもそも組み込まれていると言うことが、とても重要なことだと思います
その大義は、今で言うところの、地方創生や、ソーシャル・イノベーションのような、なかなか難儀な課題への取り組みを推し進める上では、とてもシナジーがあることになると思います
もちろん、そこには、跡継ぎや事業継承問題も、たくさんありますが、実は、一周回って、その様な企業の重要性が、より高まってきている、と言うことなのかもしれないと思いました
3、家と個人のアウフヘーベン
「企業は社会の機関であり、その存在理由は社会にある」
経営学者ピーター・ドラッカーは、企業を純粋な利益装置としてではなく、社会的存在として捉えていたのは、有名な話ですが
地方の豪族系企業は、実はそこに一番近い存在でもあったと言うことも言えると思います
哲学者のヘーゲルが、時代は螺旋階段の様に回る、と言う様なことを言われていたように
前近代への逆光ではなく、家というものと、個人というものの、新しい関係性を、どちらかを否定するものでなく、第3の道を見つけると言う意味で
アウフヘーベンして、新たな仕組みや仕掛け作りが、とても大切になってくるのではないかと思いました
それは、これまで日本経営独特の良さと、欧米の資本主義やスタートアップなどの仕組みとの、アウフヘーベンなのかもしれない
それこそが、日本式のこれからのイノベーションの一つに方向性なのかもしれないなと、思いました
一言で言えば、深井さんの言葉を借りて
封建資本主義ノベーション
そんな話をしています
参考:本: 人文知は武器になる 2026年4月20日 発行 著者 山口周 深井龍之介 発行所 株式会社文藝春秋
芥川龍之介の『蜘蛛の糸』について、僧侶・宗教学者の釈徹宗(しゃくてっしゅう)さんの言葉が、響きました
曰く
「我々がより所にしてるのは、まさに雲の糸のような、かそけきものというか、かすかなものであって、あっという間に転落もすれば、あっという間に成功もしちゃう。それは本当に偶発的な部分も多い。
雲の糸の冒頭、お釈迦様は池の淵をぶらぶら暇だから散歩してて、たまたまカンダタをみつけるんですよね。
だってすごくなんか残酷な表現じゃないですか。たまたま見つけて糸をたらす気まぐれのようなですね。
そういういくつものこう偶発性のかすかなものを我々はよりどころとしてるし、かすかではあるもののそこにしか寄りどころがない
で、それは一歩間違うとあっさりと転落へと行くことは、なるんだっていう芥川の、人間観とでも言いましょうか、世界観みたいなもの」
ここからわたしはおもいました
1、人生は偶発性に左右されざるを得ない
2、我々の拠り所は、かそけき一本の糸
3、善人か悪人かを分けるリップルモデル
1、人生は偶発性に左右されざるを得ない
お釈迦様は、ただ散歩していて、たまたまカンダタを見つけた。そして、たまたま糸を垂らした。
この「たまたま」で、人生が動いてしまう。
それはある意味、どれだけ努力しても、最後の分岐は偶然に委ねられると諦めてしまうのか
または、その偶然があるからこそ、諦めないのだ、という希望に向かうのか
イノベーションはセレンディピティを信じて探索し続ける、そんなマインドセットが重要となるということにも通じるなとも思いました
だからこそ、偶然を待つのではなく、
偶然に出会ったときに動ける状態でいること
必ず訪れることがあると信じて諦めないこと
それが、とても大切なのかもしれないと思いました
2、我々の拠り所は、かそけき一本の糸
運命を握るのは、蜘蛛のたった一つの糸、ということがとても、儚さを感じさせてくれる気がします
実は、私たちの足場は、岩盤のように強固なものではなく、一本の、かすかな糸のようなものに過ぎないのだと
自分の命でさえも、いつ尽きるのかもしれない、という、かそけき命なのだなあと思います
だからこそ、一本の糸が生きているうちに、できることはなんでもやっておきたい
かそけき一本だと意識することができれば、その瞬間主観を充実して生きることができるのかもしれないと思いました
いつ、なんの理由で、自分の糸は、切れて、落下するのかわからない
それに怯えるのではなく、だからこそ立ち向かう。そんな気持ちをいただきました
3、善人か悪人かを分けるリップルモデル
カンダタは、蜘蛛を助けた、他のものを思いやる善も持っていた。
でも同時に、「これは俺の糸だ」と叫んでしまう、自分勝手な悪も持ち合わせていた
つまり、人は、誰もが善にも悪にも変容するのであり、善人悪人がいるわけではない
イノベータリップルモデルで考えたら、パッションの源は、極めて個人的なところから始まるので、自分勝手な思い込みかもしれない
でも、それが、仲間と触れあうことで、みんなが喜ぶ方向性にするためには、どうすればいいのかを考えることで、大義に到達していく
カンダタの糸は、まるで自らのパッションの源が生み出しだ独善的な糸だったかもしれないけれども
下から登ってくる仲間がいる、と思えたのだとしたら、
そこにイノベーションが起きる可能性が産まれたのかもしれない
そんなことを思いました
蜘蛛の糸は、児童文学として書かれたとのことですが、
人の心理の闇と光をえがき、そして、答えを誰もが問いとして語りたくなる、凄まじい名作だなあと改めて思いました
ということで、一言で言うと
蜘蛛の糸ノベーション
そんな話をしています
参考:NHK Eテレ東京 こころの時代〜宗教・人生〜
ファンタジーに秘められた宗教 (2)『蜘蛛の糸』初回放送日 5月4日(月)https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-X83KJR6973/ep/RKN54N84G2
サラリーマンから脚本家に転身された長久允さんの言葉に、物を創ることについて、深く感がさせられました
曰く
"すべての創作物がそうだと思う。 どんな芸術も、基本的には、作者が勝手に作りたいと思い、勝手に作っている。
どうして私たちは、頼まれてもいないのに、書くことをやめられないのだろうか。 それはきっと、こういう理由だと思うのです。 "
"自分の中に浮かんだ物語は、自分が作らない限り、存在しないから。"
"だから私たちは、頼まれてもいないのに、書くしかない。 今日、書くしかない。 今日、死ぬかもしれないから!"
そこから私は思いました
1、誰もが価値を創りたい
2、生きることは価値を作ること
3、パッションに火がつく時が来る
1、誰もが価値を創りたい
私もサラリーマンをやりながら、音楽を続けていましたので、何かとても共感することが多かったのですが
その原点は何かと思った時にハーバード大学の広中先生の言葉を思い出しました
「誰かに編み物をしてあげたり、庭の手入れをしたり、日々の工夫をして生きている人たちは、みんな創造者である」
この言葉は大好きなのですが、イノベーターとか、創造者とかいうと、自分とはかけ離れた、何か特別な勉強と教育を受けられた、雲の上の人、みたいに思うのですが
実は、普通に生きている人たちが、創造者としての活動をしている、ということなのだと思います
大きな作品をつくる人だけが創造者ではなくて、
誰かのために何かを工夫する、その一つひとつが創造なんだと。
長久允さんの言われている「頼まれてもいないのにやってしまう」という衝動も、実はこういう日常の中にすでにあることなのではないかなあと思いました
日々を少しでも良くしたい。
少しでも誰かに喜んで欲しい
これはイノベーターリップルモデルにもつながるのですが、小さな思い(パッション)が、身近な仲間と共に、誰かが喜んでくれることをしたい(大義)誰もが持っていることで
その小さな動きの中に、
価値を生み出そうとする行動が現れている
自分たちは、誰もが価値をつくりたい存在なのかもしれないと、改めて思いました
2、生きることは価値を作ること
「利己的な遺伝子」で有名なリチャード・ドーキンスさんは、以下のように言われています
「私たちは生存機械である。自己複製子として知られる利己的な分子を保存するために盲目的にプログラムされたロボット機械なのだ。」
そして、さらにそれは発展して、文化の中にも遺伝子のように広がるものがあると考え、「ミーム」という概念を提示しています
つまり、生物は遺伝子ののる箱として、子孫を増やすということで、基本的な新しい価値を誰もが創りますが
こと人間においては、子供を作るのと同じように、何らかの文化を創るということも、遺伝子に組み込まれているということなのかもしれないなあと思いました
だとすると、ある意味、遺伝子の作用により、子供を作ることと同様に、生きること自体が、我々は何らかの価値を創る存在としてあるということになるかと思います
だからこそ、きっと、我々は、広中先生の言われる通り、誰もが創造者として、活動してしまい、ある意味、それが生きがいにつながっている、そんなことを思いました。
3、パッションに火がつく時が来る
イノベータリップルモデルの起点になるパッションにいかに火をつけるかが、創造の原点になると思うのですが
必ずしも、誰もが、何かを創りたいと明確に思っているものでもないと思います
それは、きっと、突然、訪れるものなのではないかと思います
長久さんが、サラリーマンをされていて、体調を崩された時に、自分の思う通りの脚本を作りたい、と思われたように
何かをきっかけに、ああ、自分はこれをやり切ってからじゃないと、死んでも死に切れない、そんな思いが炸裂する時が、その時が、パッションに火がついた時なのかもしれないなあと思います
有名なスティーブ・ジョブズさんの言葉に、
「もし今日が人生最後の日だったら」と問い続ける、というお話がありますが
なかなかそれをいい言葉だなあと思っても、本当に実行に移せるかというのは、もしかしたら、難しいかもしれないなあと思います
私はよく、自分のパッションの源がどこにあるのかを、時あるごとに観てみる子をがいいかもしれないと、情熱のポートフォリに、自分で書き込んでみることをおすすめしたりしていますが
それでも、その時が、パッションに火がつくタイミングではないと、燃え上がるようなことはないかもしれません
でも、その時は、きっと、人生においては、必ずくる
その瞬間を逃さないように、普段から意識しておくのは良いのかもしれないなあと思いました
ということで一言で言えば
自分が作らない限り存在しないノベーション
自分の子供を産むように、創造していく
それがとても自分の充実のためにもいいような気がしました
そんな話をしています
参考:本: あなたにしか作れないけれど、世界に通用してしまう 脚本の教室 2026年3月10日 プリント版第1刷発行 2026年3月10日 電子版発行 著 者 長久允 発行所 ダイヤモンド社
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