残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

By kotaro zammaBusinessEntrepreneurship
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残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか" episodes

  • ろくろを回しながら形づくるノベーション(1735回)

    ミンツバーグさんの経営論に関する、早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄さんの言葉に、痺れました


    曰く

    "同氏は、現代のビジネスにおいて軽視されがちだが、実は極めて重要なもの、すなわち「直感」「創造性」「考えるより、まず先に行動すること」の重要性を思い起こさせてくれる。 


    この主張は、先に紹介した彼の代表的論文「戦略クラフティング」に象徴的に表れている。同論文でミンツバーグ氏は、「戦略とは、陶芸家がろくろを回しながら土をこね、作品を形づくっていくプロセスに似ている」と論じる。


    現実の経営における戦略形成とは、MBAの教科書にあるように「将来を予測し、きちんと計画を立て、その通りに実行する」ものではない。


    むしろ陶芸家が土を触り、ろくろを回しながら作品の形を見出していくように、まず行動を起こし、予期せぬ出来事に直面しながらも修正を重ね、試行錯誤を繰り返すことで、自分たちが本当に目指したい戦略が次第に浮かび上がってくるものなのだ。"


    ここから私は思いました

    1、自らのパッションで行動する

    2、現地現物現人

    3、仲間と共に大義の戦略を形成


    1、自らのパッションで行動する

    企業活動においては、中期経営計画をたて、年間経営計画を立てて、それを各部署にブレイクダウンして実施していくわけですが、ディスクロージャーの意味としては、必要かもしれませんが、ごれからの激動する環境下では、それだけでは意味がないということかと思いました


    "「直感」「創造性」「考えるより、まず先に行動すること」"が非常に重要となるということは、まずは自らのパッションの源や哲学がある中での、自分としての判断、そして行動がより重要となる、ということかと思います


    それは、経営者自らにも必要となるという意味では、先日お話しした三木谷さんのように、自らが世界中のベンチャーと意見交換をする中で行動されるような動きもとても大切なことですし


    昨日お話しした、イケアの事例のような、現場の社員自身が、自らが動いている中での違和感や気づきが、とても重要になってくる


    つまり、あらゆる層において、自らのパッションに従って行動するところから、まずは始まるということかと思いました


    2、現地現物現人

    そうすると、最も重要なのは、市場調査や先進事例調査にお金と稼働をかけるよりも、まずは、各々の層における、失敗学の提唱者である畑村洋太郎さんが言われている現地現物現人という、ところで、どれだけ気づきが得られているかということを


    各人が意識して、そしてそこからの違和感や気づきを蓄積し、検討し、共有するというアクティビティと、仕掛け作りが、非常に重要となってくるということかと思いました


    昨日もお話しした通り、普通の創造者たちとしての社員たちがいる中で、各々がまず動いてみて、その中での様々な兆候を、各々のパッションに基づいて、気づきをどんどん上に上げていける、アクティビティが必要になるということに結びつくなと思いました


    3、仲間と共に大義の戦略を形成

    それらの現地現物現人の情報に、パッションを掛け合わせた情報をもとに、企業体における社員という仲間達で、それらを揉んでいき、さらには、それらが上層部の中でさらに揉まれて、大義としての戦略を形作る


    それは、何年かに一回行われることではなく、常日頃、そのサイクルがくるくる回り続けるという、年に一回や、何年に一回というサイクルではない形で戦略が更新されるというのが、理想系ということかなかと思いました


    そういう意味でも、現場の社員自身に、気づきと行動を促す"パッション"が、そしてマネジメント層ではそれらを掬い上げて検討するという"仲間"としての役割が、経営層ではそれらから上がってくるアイデアを経営戦略という大義を常日頃アップデートするというアクティビティが、リップルモデルのように必要であると思いました


    それを、ミンツバーグさんが言われる、ろくろを回すが如く、どんどん作り変えていく、そんな経営がこれから求められるのかなあと思いました


    一言で言えば


    ろくろを回しながら形づくるノベーション


    そんな話をしています^ ^


    参考:本: H.ミンツバーグ経営論[増補版] 2025年11月18日 電子版発行 著者—ヘンリー・ミンツバーグ 編訳者—DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 発行所—ダイヤモンド社

    17 min
  • 「普通の創造性」ノベーション(1734回)

    経営思想界のアカデミー賞と言われるThinkers 50で3人目となる生涯功績賞を受賞されている希代の経営学者のミンツバーグさんのお話にイノベーションの真髄を教えて頂きました


    曰く

    "一口に創造性といっても、実は2種類あると思っています。一つは、私が「偉大なる創造性」(spectacular creativity)と呼んでいるものです。"


    "もう一つの創造性は、私が「普通の創造性」(ordinary creativity)と呼ぶものです。"


    "その典型がイケアの例です。どうして「組立式の家具」を売るというアイデアにたどり着いたのでしょうか。普通なら、会議で誰かがアイデアを出したと思うでしょう。"


    "ある社員が写真撮影のためにテーブルを車の荷台に積み込もうとしたのですが、そのままではうまく入らず、彼は仕方なくテーブルの脚を外したのです。


    その時に訪れたのが戦略的に極めて重要な瞬間でした。「ちょっと待てよ。自分たちがこうして脚を外そうとしたように、お客様も同じことをしているのではないか」。"


    "1つ目は、その小さな気づきそのものです。2つ目は、それを企業の戦略にまで高められる文化の存在です。


    マネジメントとは、人々にそういう発想を促す文化を育て、そのようなアイデアが組織の中を通って上層まで届くようにする仕組みをつくることなのです。"


    ここから私は思いました

    1、誰もが創造者になる

    2、掬いあげる仕組み

    3、多産多死を受け入れる


    1、誰もが創造者になる

    このお話を聞いてまず思ったのが、ハーバード大学・京都大学名誉教授の広中平祐先生の言われる「誰かに編み物をしてあげたり、庭の手入れをしたり、日々の工夫をして生きている人たちは、みんな創造者である」と言う言葉でした


    良くイノベーターは、変わり者だとか、10パーセントいればいい方などの話がありますが、それは、ミンツバーグさんの言われる「偉大なる創造性」の方々のことで


    では、そうではない人たちに、イノベーションは起こせないのかというと、全くそうではないと、私も思っています


    広中先生のいうとおり、実は日々の工夫が、イノベーションの種なんだというマインドセットだったり、FastFailしながらゴールに近づく方がイノベーションは進めやすいなどのスキルセットを、普通の人たちにも埋め込んでおくということが、まずは大切と思いました


    2、掬いあげる仕組み

    ミンツバーグさんのお話でもあった通り、はい、じゃあ、ら今日からイノベーションやるチームですとかで、20-30人集めたところで、はい、イノベーション考えてと言われてもなかなかうまくいかないものだと思います


    なぜならば、イケアのこの社員のように、イノベーションへの掲示は、ある時突然、訪れるからです。セレンディピティの塊なわけです。


    日々の生活の中で、突然、誰かに気づきは訪れるので、その気づきをうまく掬い取れる仕掛け作りがとても大切ということかと思いました


    それは、アイデアコンテストも一つの方法ですが、さらに、各々の現場で何らかの気づきがあったら、みんなで共有して、上の人がまたそれをポジティブに検討してみる、という流れがとても大事だと思いました


    太刀川さんの進化思考で言えば、適応側よりも、変異側の動き、それも、バカじゃないの、というような話を、ニーチェの解釈論よろしく、面白いかもしれない、とどんどん重ねて、かつ上に登っていくことができる、そんな仕組みが大切だと思いました


    3、多産多死を受け入れる

    以前、弱者の戦略として、多産多死があるとのお話をしたこともありますが、イノベーションにおいても同じだと思います


    どうしても経営では、効率化を求めて、コアコンピタンスへの絞り込みで、人モノ金を突っ込むというのがセオリーですが、イノベーションに関しては全く逆と考えておくことも大切と思いました


    なぜなら、社員の誰もが種を生んでは可能性がある、しかもそれは、セレンディピティで、いつ誰に起きてるかわからない、だとすると、いつどこでセレンディピティが起きても、着実に拾える、そして無数に上がってくる事柄を、どんどん淘汰させていく、こんな多産多死を受け入れていく仕組みづくりがとっても大切だと思いました


    と言うことで、企業におけるイノベーションは、誰もが創造者になれるという前提で、常日頃現場の気づきを拾い上げ、そして多産多死の覚悟で淘汰をさせていく、そんな仕掛けが必要なのかもしれないなと思いました


    ひとことでいうと

    「普通の創造性」ノベーション


    そんなことを話してます^ ^


    参考:本: H.ミンツバーグ経営論[増補版] 2025年11月18日 電子版発行 著者—ヘンリー・ミンツバーグ 編訳者—DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 発行所—ダイヤモンド社

    19 min
  • 地獄で釜炊きをしたイノベーション(1733回)

    石川島重工業・石川島播磨重工業社長、東芝社長・会長、日本経済団体連合会第4代会長を務められた、土光敏夫の生き様を表したような言葉に感動しました


    曰く

    "もし、来世に天国と地獄があるなら。僕はためらいなく地獄行きを望む。


    極楽は確かに楽しいだろうが、そんな楽なところでのんびりするのは性に合わない。


    やはり地獄のそれも地獄の釜だきでもして、その釜から日本の動きを監視していく。


    あの世に行っても多分そんなところでしょう。"


    ここから私は思いました

    1、内発的動機

    2、価値を創出し続ける気持ち

    3、日本を育てる大義


    1、内発的動機

    「メザシの土光」と言われたほど、清貧の生活をされながら、日本の高度成長期の大企業、さらには、それらを牽引する経団連を、率いていかれて、名だたる経営者からも、尊敬の念を集められていた、土光さんの生き様と精神を表している言葉かもしれないと思い、感動しました


    デシ&ライアンさんの言われているところの、内発的動機と外発的動機における、圧倒的な内発的動機に突き動かされて動かれていた方なのだなあと思いました


    地位や名誉や給与などの外発的動機は、短期的なモチベーションにはなっても、どこかで折れてしまうことになるが、内発的動機は、継続して続いていくことになる


    さらに、内発的動機で動いている中に、外発的動機を混ぜてくることによって、内発的動機が揺らいでしまう


    そんなことを実践として行われていたのかなあと思いました。この世を超えてまで、極楽という外発的動機には一切興味がない、そんな強い意志に感動しました


    2、価値を創出続ける気持ち

    何歳まで働くつもりがあるのか?との質問に、私は死ぬまで働きたい、と答えてます。ところが、なんと、土光さんは、死んでからも働きたいという、さすが言われることが違うなあと思いました


    私が死ぬまで働きたいと思うのは、社会と何らかの関わりを持ちたいということで、そのためには、何らかの価値を創出できている状態が、私としては何か生き甲斐があるかなあと思ってるからですが


    でも何ならこの価値を創出してないと生き甲斐はないのか、というとそういうことでもないと思います。それはたぶんその人その人の価値観だと思うので。


    イノベーターリップルモデルは、うちなるパッションが抑えきれずに、自分だけではできないことを仲間と共に、たくさんの人たちが喜んでもらえることを創る、という波紋のイノベーターのモデルですが


    生き甲斐を感じ続けられる一つのモデルでもあるなあと思ってます。それは、仕事だけではなく、何らかの誰かが喜んでくれることをする、という身近なことでも成り立ってると思います


    土光さんの地獄で釜炊きをする、という言葉には、地獄においても、価値を創出することにパッションがある、という風に、私には思えました


    3、日本を育てる大義

    土光さんの生き様を見て思うのは、日本をより良くしたい、という圧倒的な大義に溢れているように思えます。地獄に行ってまでも、日本を監視し続けたい、というのは、そこまで日本の行末のことを思ってるのかと、感動しました


    生きる上で必要な最低限のお金を残して、ほとんどの収益を、お母様が設立された、橘学苑に寄付されていたということからも、それが伺えます


    イノベーターリップルモデルとしては、パッションのポートフォリオからの圧倒的な利他パッションがあって、そしてそれが大企業や経団連らの仲間と共に、日本をより良くしたいという大義のもとに奔走する、それも死んでからも


    土光さんは一冊も本を執筆されていないそうですが、ある意味、それを言葉ではなく、行動と生き様で示し続けた、本当に稀有なイノベーターだったのだなあと改めて思いました


    ということで一言で言えば


    地獄で釜炊きをしたイノベーション


    そんなことを思いました^ ^


    参考: 池上彰✕日本のリーダース昭和100年本

    田宗一郎・・土光敏夫・・石原裕次郎 2026/1/18  

    https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_tvtokyo/program/detail/202601/28477_202601181830.html

    18 min
  • みんなに好かれようとしてはいけないノベーション(1732回)

    「ぴったしカンカン」「ザ・ベストテン」「ニュースステーション」等、テレビ界きってのイノベーターの久米宏さんの言葉に感動しました


    曰く

    "僕がアナウンサー教育に違和感を覚えたのは、いわばそれが誰からも好感をもたれるような人間になるための練習だったからだ。


    その人が持っていた話し方の欠点を指摘し、正しい標準語を話せるよう矯正する。特徴をなくすことは個性を消すことに等しい。それは自分が自分でなくなることのように思えた。 "


    "日本人は周りに嫌われることを極度に恐れる。みんなに好かれるのは不可能なことを理解し、みんなに好かれなければという強迫観念を捨て去ることができれば、日本はもっと生きやすい社会になると思う。  


    そんなことを考えたのは、自分の番組をすべての人に見てもらうことは不可能だということに気づいたからだ。100人のうち15人が見れば視聴率は15%になる。85人には嫌われてもいい。しかし15人に好きになってもらうには、みんなに好かれようとしてはいけない。 


    しかし実際は、85人にそっぽを向かれるのは恐ろしい。思わずたじろいでしまう。だからこそ嫌われることに耐える勇気と覚悟が必要だった。"


    ここから私は思いました

    1、自分らしくあること

    2、嫌われることを恐れない勇気と覚悟

    3、真の仲間が見つかる


    「ぴったしカンカン」「ザ・ベストテン」「ニュースステーション」は、自分の青春真っ只中に放映されていた、どれも大好きな番組だったのですが、改めて今振り返ると、めちゃくちゃイノベーティブだったんだなあということが、久米宏さんのお話で改めて感動させて頂きました


    1、自分らしくあること

    その原動力は、久米さんの自らのパッションに忠実に生きようとされる、その姿勢にあったのだなあと、このお話を聞いて思いました


    パッションの源である、大好き、利他、個性派、成長、の中でも、他とは自分はちがう存在であるということを強烈に爆発させる、個性派パッションが、非常に強い方だったのだなあと思いました


    欽ちゃん、二郎さんのコント55号のアドリブが飛び交うクイズ番組の司会である「ぴったしカンカン」、黒柳徹子さんとの高速回転のアドリブと正確なランキングにこだわり抜いた「ザ・ベストテン」、そして自らがプロデュースしたニュースとエンタメの融合である「ニュースステーション」


    どれも当時の常識から、相当逸脱した、イノベーションの塊なような番組の作りだったなあと今振り返って改めて思います。


    唯一無二の価値を作り出した久米さんの根底には、自らのパッションに従って、他には迎合しない、自分の目指す価値を作るという、イノベータースピリッツが溢れていたんだなあと思いました


    2、嫌われることを恐れない勇気と覚悟

    毎回、久米さんが出てくると、画面が明るくなるような、そんなワクワク感があったことを思い出します。実は、そこには相当な批判も反対もたくさんあったとのことにも、改めて気付かされました


    これは、イノベーターが、新たな仕組みづくりを展開していこうとするときに起きる、抵抗や軋轢と同じようなことなのかもしれないと思いました


    イノベーションの世界では、最初に食いつくイノベーターとアーリーアダプターを合わせて、約16なので、視聴率の15%をとりにいくというのと、とても似てるなあと思いました


    破壊的なイノベーションであればあるほど、既存の勢力から、批判や邪魔を入れられるというのが、イノベーションの定説でもありますが


    それを乗り越えるだけの勇気と覚悟がなければ、新しい挑戦なんて、できるものではないと思います。嫌われることを恐れずに、乗り越えるだけの勇気と覚悟が必要なのは、イノベーションでも全く同じだなあと思いました 


    3、真の仲間が見つかる

    イノベーターリップルモデルでは、自らのパッションだけではできないことを、仲間と共に、みんなが喜ぶ大義にしていくことが、イノベーターの歩む道なのですが


    久米さんも、同調圧力から逸脱して、嫌われてでも新たな挑戦をされるためには、一緒に戦ってくれるスタッフや、共にイノベーションを作り上げる黒柳徹子さんや、そして何よりも、そんなイノベーションに熱狂する、私のようなファンの人たちが


    熱狂をつくりだして、真の仲間が集い、応援してくれる、そんな構図が出来上がったのかなあと思いました。


    それはある意味、今、ファンではない人たち、つまり嫌われる人たちが大多数でてくることや、叩かれることを覚悟して、それを乗り越えたからこそ


    新たなイノベーションが巻き起こった。そんなことなのかもしれないなあと思いました


    自分らしくあろうとすること、嫌われることを恐れない勇気と覚悟を持つこと、その先にファンを含めたち真の仲間が見つかる、そんなイノベーションの構図があったのかと教えて頂きました


    これは、久米さんの巻き起こしたイノベーションに限らず、自分たちが何らかの新しい価値を提供したいとなったときには共通のお話かと思いました


    ということで一言でいうと


    みんなに好かれようとしてはいけないノベーション


    そんな話をしています^ ^


    参考:本 久米宏です。 ニュースステーションはザ・ベストテンだった  発行日 2023年10月25日  著者 久米宏  発行所 朝日新聞出版

    17 min
  • デザイナーは間を適切に繋ぐノベーション(1731回)

    デザイナーの佐藤卓さんに、AIとデザインのあるべき姿について教えて頂きました


    曰く

    "今 AI がですね、ものすごいスピードでスマホの中であったりとか、もう見えない世界のところに入って、私たちの生活に影響を与えている。


    で、グラフィックとかプロダクトやいろいろなその表現、映像表現、 AIがどんどん入ってくる。デザイナーがやるべやることってなくなっちゃうんじゃないのっていうようなことがよく言われます。


    でも私は冗談じゃないっていうふうに思います。なぜかというと。デザインというのは、間を適切につなぐこと、さっき言いましたよね。間を適切につなぐことなんですね。 


    AIがもう止まらないでしょう。多分これは止まらない、だけども間が変わるんですよ。


    新しい今までありえなかった間っていうものが登場するので、そこでデザインのスキルは必ず求められるんですね。


    だから私は AIがどう進化していくのか楽しみでもあり、ドキドキもしますけれども、その新しい間はどこどこなのかっていうのを逆に言うと探りたいっていう気持ちがあるんですね。"


    ここから私は思いました

    1、デザインは間を適切に繋げる

    2、間はAIを含め常に変わり続ける

    3、AIだけでは人の間は適切に繋げない


    1、デザインは間を適切に繋げる

    デザインとは何なのかを的確に一言で表現頂いた言葉が、私に刺さりました。


    デザインには、プロダクトやパッケージのデザインから、仕組みやシステムのデザインまで、幅広い意味が込められていると思いますが、その大きな役割は、間を適切に繋ぐことであるということは、とても重要な観点を頂きました


    ある意味、人間は、人と人の関係の中に生きる存在なので、商品と人、人と人の関係をどのようにうまく繋ぐことができるかということは、社会的な人間である限り、めちゃくちゃ重要な話かと思います


    そのつなぎのインターフェースのあり方が、デザインと言われるものであり、それによって大袈裟に言えば、社会全体が変わっていく、そういう存在なのだなあと思いました


    2、間はAIを含め常に変わり続ける

    チャッピーに話しかければ、様々なことに答えてくれて、すでに手話せない人が増大していると思いますが


    チャッピーの存在も、これまでの人や組織、そしてものやツールとの関係を劇的に変えてしまってるように、これからもAIに限らず、技術や仕組みの進展で、どんどん間が変わり続けていくと思います


    インターネットやブロックチェーンが出てきた時も単なるおもちゃと言われていたところから、劇的に人やものとの間が変化して進展して行ったように、AI後もおそらくどんどん変わっていくものと思います  


    そしてそれは加速化していくので、その間を適切に繋ぎ直す役割としてのデザインのアップデートは、速度とともにますます重要になっていく思いました


    3、AIだけでは人の間は適切に繋げない

    我々の目線から見れば、最終的には、人との間がどう変わるのか?ということに収束するので


    そこに、どんなにAIが高速化効率化して入ってこようとも、間の片方ともう片方は人間になるので、その間が適切なのかどうかの最終判断は人間に委ねられることしか、適切化はできないということになるのかもしれないと思いました


    画像や音楽を劇的に新たに作り出すAIは、どんどん効率化高性能化して勝手にエージェント化していくと思いますが、そこにある間、関係性が真に適切なのかどうかというのは、常日頃変化するので、最終判断としては必ず人間が適切具合を判断する、そこは人に委ねられると思いました


    ということで一言でいうと


    デザイナーは間を適切に繋ぐノベーション


    そんな話をしています^ ^


    参考:NHK 最後の講義 デザイナー 佐藤卓 1月7日(水)午後10:00 https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-4N7KX1GKN7/ep/MJYK79J5QN

    15 min
  • 挑戦をともに分かち合うノベーション(1730回)

    全国で約190店に拡大している、都心で新鮮な食材を買える「わくわく広場」のタカヨシホールディングス社長の黒田 智也(くろだ としや)さんのお話にイノベーションの起こし方を教えて頂きました


    曰く

    "消費者の求める品揃えではなく、生産者のための店を作るという、既存のスーパーとは真逆の戦略で攻める。


    そのため、好きな量を好きな店に出すことができ、価格設定も生産者自身で行う。スマホやPCでリアルタイムに店の販売状況を知ることができ、生産量の調整や納品頻度に役立てることができるため、月3000万円を売り上げる生産者も現れている。


    一方、「わくわく広場」は品揃えのコントロールや、販促、商品開発への口出しを一切しない。そのため、欠品OK。目指すは実店舗のAmazonだ。


    総流通額は260億円、登録生産者も3万人を超えた。都会の消費者に美味しい食を提供し、地域の生産者のやる気と売上げを増やしている。"


    ここから私は思いました

    1、三現主義

    2、誰のペインを解消するか?

    3、挑戦をともに分かち合う


    1、三現主義

    失敗学の提唱者である畑村洋太郎(はたむら ようたろう)さんの、三現主義(現場現物現人)そのものなのかもしれないなあと思いました。


    ワクワク広場を始めた当初は、本当にうまくいかないことがたくさんあったそうですが、一般のスーパーなどが基本的には消費者を見ながら戦略を立てていくところを、生産者にとって選ばれる産直の市場になるという逆転思考のコンセプトを掲げて


    そして、40名ほどのスタッフが全国の生産者へ直接突撃して行って、そこで、ワクワク広場の紹介をしながらも、現場の人たちの声を聞いて、その課題をどう解決できるのかを、徹底的にやってこられたのかなあと思いました


    ある意味、これまでの産直市場における、Whynotyet(なぜ今でもうまくいかないのか?)を三現主義から徹底的に解決してきたその結果が、今のワクワク広場を作ってるのかと感動しました


    2、誰のペインを解消するか?

    イノベーションを進める上で、常に一番大切になってくるのが、真の課題が誰のどこにあるのか?ということに尽きると言っても良いと思うのですが


    農家も減少する中でどうすればその負のスパイラルを抜け出せるのかを、みんながもがいている中で、農家が野菜を使って消費者がたべる、このチェーンの中で、本当の課題は誰の何なのか?ここに徹底的にこだわられたのかもしれないなあと思いました


    そこで農家として生産者のペインを徹底的に解消することこそ、そのバリューチェーンをアップデートできる鍵があると、何度も取り組まれた結果としてのモデルが出来上がってきたのかなと思いました


    そこでアジェンダシェイパーされて探り当てた課題というのが、農家の人たち自身が自由にチャレンジするプラットフォームがないということだったのかなあと思いました


    3、挑戦をともに分かち合う

    今回のお話の鍵はそこにあると感じたのは、農家や生産者の方の、新しい挑戦をともに分かち合う、そんなプラットフォームになる、ということだったのかもしれないなと思いました


    全てを農家の皆さんがやりたいように、このプラットフォームを使ってもらって、それが成功すればプラットフォームも嬉しいし、上手くいかなければプラットフォームもうまくいかない、という運命共同体という構造に完璧に倒しているところが、感動的でさえあると思いました


    それは、農家の方を信頼しているという証であるとともに、ともに成長していきましょうという、強烈なメッセージになってるなあと思いました


    その構造が、農家の皆さんの"パッション"に"仲間"としての火を灯して、"大義"としての日本の農家を継続し増大させていく、そこに皆さんが乗っかれる、イノベーションリップルモデルなのかもしれない、そんなことを思いました


    ということで、一言で言えば

    挑戦をともに分かち合うノベーション


    そんな話をしています^ ^


    参考:テレ東 カンプリア宮殿 2026年を占う 第2弾 わくわく広場の全貌 タカヨシホールディングス 社長 黒田 智也(くろだ としや) 都心に出店攻勢する「わくわく広場」!都会の消費者の心を掴む秘密 https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/smp/backnumber/2026/0115/


    18 min
  • 人生の扉を開くのは他人ノベーション(1729回)

    外科医で作家の中山祐次郎さんの、人生を変えたお話に感動させて頂きました


    曰く

    "ある日ですね、私の 2つ学年上の先輩がの外科医がですね。上司に言ってくれたんですね。中山がめちゃくちゃ頑張っていますと。上野先生に中山に手術をやらせてくださいって言ってくれたんですよ。


    そんなことあんのかと思うんですけども、その先生もまああの修行の身だったので、僕に構う暇なんて余裕なんてなかったはずですけれども、そういう風に言ってくれたすごく優しい先生の先輩がいて、その先輩が上野先生にそういうことを言ってくれたんですね。


    で結果として、僕が執刀するのに、難易度としてもそんなに難しくはなくて、安全がちゃんと確保できるような手術を執刀させてもらうことになったんですね。


    その辺からですね、だんだん手術の執刀というものをさせていただけるようになって、私は外科医としての技術を上げていきました。


    人生の扉を開けるのは、自分が頑張ってさえいればいつも他人なんだなと私は思っています。''


    ここから私は思いました

    1、"パッション"の源に懸命になる

    2、必ず"仲間"が現れる

    3、日々の"仲間"との信頼関係


    1、"パッション"の源に懸命になる

    中山さんは大学に入られる際も本当に頑張って勉強されて、そして合格された後も、率先して人が嫌がることを引き受けて、ひたむきにやってきたからこそ、今があるとのお話に、とても感動しました


    このお話は、フレンチの三国シェフが、若き頃に社員でもないのにホテルの鍋洗いを率先してやっているうちに、認められていったことを思い出させてくれました


    また、それは、チクセントミハイさんによる、フロー理論からも、自らの挑戦軸とスキル軸を伸ばしていく先に、没入があると信じて、まずはひたむきにやり抜くことが大切かと思います


    2、必ず"仲間"が現れる

    自分がひたむきに頑張ってる姿は、誰かが必ず見てくれてる、とは、苦しんでいた私に、私の先輩から良く言われてだことを思い出した


    中山さんの先輩が強力に推薦してくれたということお話は、偶然いい先輩がいてよかったね、というお話ではないと思います


    イノベーターリップルモデルでお話ししている通り、自らの"パッション"に従った行動には、自分だけではできないことを手伝ってくれる"仲間"が現れて、そしてみんなが喜んでくれる"大義"を実現していく


    このようなステップは、きっと共通した原理原則の一つとして、リップルつまり波紋のように広がっていくというのが、あるのだと思いました


    そしてその"仲間"がときには、自分の人生を左右するような鍵をもたらす可能性まである、またはもしかしたら、自分1人でできることには必ず限界があると理解しておくことがとても大事なのかもしれないと思いました


    3、"仲間"との信頼関係

    そう考えると、自らのパッションの源にガムシャラに挑戦し技術を磨くことに心酔していくことと同時に、周りにいる"仲間"との信頼関係づくりこそが、自分の人生の鍵を開くことになるかもしれないなあと思いました


    そのためには、WBCの栗山監督が、「できるやつはやるな」と黒板に書いていたように、まずはこちらから、信頼しているというメッセージを出していくことも大事なのかもしれませんし


    または、弱い自己責任のように、自分のできないことは、積極的に頼る、ということも重要かもしれないなと思いました


    自分人生は自分で切り拓いてるのではなく、実は、仲間の誰かがいるからこそ、切り開けていると考えることは


    ある意味、アドラーさんの共同体感覚や、ラグビーのOne for All,All for oneのように、周りにいる親しい人たちのみならず意識することができたら、もっとその可能性が自分に広がるということなのかもしれないと思いました


    ということで一言で言えば


    人生の扉を開くのは他人ノベーション


    そんなことを思いました


    参考:テレビ静岡 テレビ寺小屋 第 2454 回   人生の扉をひらく鍵 外科医・作家 中山祐次郎 2025年10月19日放送 https://www.sut-tv.com/program/terakoya/backnumber/single/index.php?id=407


    14 min
  • 本質的な問いの対話相手としてAIが重要になるノベーション(1728回)

    日本共創プラットフォーム(JPiX)代表取締役会長の冨山和彦からの言葉に、人間とAIのあり方について教えて頂きました


    曰く

    "AX時代において、意思決定プロセス上の最も重要な能力は、「プロンプト力」である。"


    "つまり、「良いプロンプトが書ける人材」とは、「本質的な問いを定義できる人間」であり、経営であれば「経営の設計図を描ける人間」である。"


    "本質的な問いにあらかじめ答えはない。AIは正解を知っているのでそれを効率的に引き出すためにプロンプトテクニックが必要だ、という発想自体が無意味になってくる。


    むしろ本質的な問いに対する答えを創出するための対話の相手としてのAIの役割が重要になってくる。


    本質的な問いはすなわち創造的な問いであり、人間として真に価値のあるAIの使い方は対話的になっていく。


    実は相手がAIか人間かに関係ないのだが、問う力は対話する力でもあるのだ。"


    ここから私は思いました

    1、本質的な問いを立てる力

    2、自らが意思決定を行う力

    3、行動変容を自らが起こす力


    1、本質的な問いを立てる力

    ホワイトカラーの大部分がAIに置き換わるかもしれないという中で、どんなAIとの関係性がホワイトカラーに求められるのか?ということに、明確なお答えをいただいた気がしました


    コンサルタントの山口周さんのアジェンダシェイパーのように、これからの時代においては、わかりきっている課題というものは対処されている中で、本質的な問いを立てることができる人が求められてくるというお話がありましたが


    実はAI活用においても、その本質的な問いを立てる力が求められており、AIと対話することによって、その本質的な問いの内容をさらに高速に深めていくことができる人こそ、AI時代におけるアジェンダシェイパーなのかと思いました


    そこには、単なるAIへの問いかけではなく、本質的な問いを仕立てるスキルとして、ロジカルシンキングとしての「なぜなのか?」、ラテラルシンキングとしての「そもそも?」、クリティカルシンキングとしての「本当に?」と言って問いのスキルが求められるということかとも思いました


    それは、そこにAIが加わることで、圧倒的なスピードと深掘りが可能になる部分ということかと思いました


    2、自らが意思決定を行う力

    ロジカル、ラテラル、クリティカルのような様々な問いかけと対話をした上で、最終的な意思決定については、自らが行うということが、その次に大事になってくると思いました


    そこには、経営学者の伊丹敬之さんが言われていた決断の構造"決断=発想+検証+跳躍"が必要になると考えると、発想の一部、検証については、仮説としてAIとの対話があるとしても


    最後の跳躍については、自らのパッションの源と、そして自らの哲学に基づいて、跳ぶ決断をするか、ここは最後には、自らがやり抜く必要があるなと思いました


    3、行動変容を自らが起こす力

    AIとの対話は、あくまでも本質的な問いを深めていくためのものとして、そこから仮説としての自らのパッションと哲学による跳躍の判断をしたとしても


    最後は、現場100回としての、現場現人現物の三現主義に基づく、現場との対話がもっとも検証として重要なところは変わらず


    そしてそこから、考えのみならず、行動変容自体を起こすことができるかというのは、自らが主体となって動き始めるという、行動力に結び付かなければ意味がないと思いました


    そしてその行動により、周りの環境変化も起こることで、さらなる現場現人現物との対話により、より行動が変容していく、そこについても、変わらずにある部分と思います


    ということで

    これからのAIと人との関わり方として、一言で言えば


    本質的な問いの対話相手としてAIが重要になるノベーション


    これが鍵になる、そんな風に思いました


    参考:本: 日本経済AI成長戦略 2026年1月20日 発行 著者 冨山和彦 監修者 松尾豊  発行所 株式会社文藝春秋

    18 min
  • 超長期からバックキャストするノベーション(1727回)

    楽天グループ社長の三木谷浩史さんの言葉に震えました


    曰く

    "ネガティブ情報じゃなしに、やっぱりポジティブな情報を考えていくっていうことだと思うんですよね。


    例えば自動運転っていう問題、課題があったとすると、そこに行くまでは、やっぱり技術的にもそうですし、社会的にもチャレンジンなことがあるんだけど。


    でもやっぱり最終的には自動運転になるわけですよ。きっと最終的に自動運転になるんだけど、逆にその課題を解決することにその価値が出るってことですね。っていう風に考えていた方がいい


    だから、まずは長期的にどうなるかというような考えて、その上でその課題があるんだけど、簡単にはいかない、で、それを解決するのがビジネスだという風に考えています"


    ここから私は思いました

    1、超長期思考

    2、バックキャストして真の課題

    3、ソリューション化


    1、超長期思考

    このインタビューの中で三木谷さんは、経営者は50年後を考えて動くべきだとの話をされていました。通常の会社経営では、中長期経営計画は3〜5年ですが、その10倍先を見ているということに、衝撃と共に感動しました


    さらにそのためにシリコンバレーを含め、世界中の起業家と常日頃会話しているということにも、驚きを頂きました。英語を公用語にされたのも有名な話ですが、経営トップ自らが世界中の起業家と話す姿を見せて、社員にもそのアクティビティを背中で教えるということにもなってる気がしました


    世の中で一番長期のビジネスの未来を見ている人たちは、紛れもなく起業家ですので、イーロンマスクの火星を目指すということは有名ですが


    世界にはさらに全然違う未来を見ている人たちがいることは、私も世界20都市のオープンイノベーションコンテストを推進していた頃から、ひしひしと感じていました


    そしてもう一つ重要な点は、そういうことをコンサルや部下などに任せずに、自らの目で皮膚で感じて、現場現物現人の三現主義をして、一次情報に当たらなければ、本当の未来は見えてこない、ということも実践されているのかなぁとも思いました


    2、バックキャストして真の課題

    自動運転のお話を例にされていましたが、現時点ではさまざまな課題はあるけれども、50年後というメガネで見れば、それは普通の世界になっているだろうという未来を、まずは自らのパッションと確信を持って設定した上で


    そこに至るために障壁となる課題にこそ、新たなビジネスの種があるとの、バックキャスト法による新規ビジネスへのアプローチをされていると思いました


    インターネット黎明の時期に楽天を立ち上げたように、まだ脆弱なネットワークと思われていた時には、まだ誰も動き出せないのが世の常ですが、まさに50年先を思うことで、今のうちにやっておくこと、障壁となることに取り組み始めることに、意義があると教えていただきました


    それは、現時点の成長産業にはることではなく、これからの世の中がどう変わるか、もっと言えば、自らがどう変えていきたいか、の観点から今の課題を洗い出すということと思いました


    3、ソリューション化

    その上で、どの課題からどのマイルストーンでソリューション化していくのか、最初は小さくとも50年後に向けたDay1の仮説を立てながら取り組んでいく、ということが必要だなあと思いました


    企業の行末を決める程に必要な経営者判断の際には、50年後を想定し、その中で自身の企業はどこにいるべきなのか、そこは、経営者のパッションが最終的には、大事なのかなあと思いました


    新規ビジネス提案でいつ儲かるんだ?というような小さな話ではなく、経営者自陣が起業家マインドを持った新たな市場を創りにいく、そういう企業がこれからも伸び続けるのかと、思わせて頂きました


    ということで、一言で言えば

    超長期からバックキャストするノベーション


    そんなことを思いました


    参考: 栗山英樹 ザ・トップインタビュー 楽天グループ社長 三木谷浩史 初回放送日 2025年2月15日(土)  https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-615XJRJY38/ep/39L2M48Q5L

    12 min
  • 自分に確信を持ったら行動を起こすノベーション(1726回)

    クラシックの常識にとらわれない独特なアレンジや視覚的な演出で、いま世界中から支持を集めているピアニストの角野隼斗さんの、葛藤とこの道を選択した決断のお話に、感動しました


    曰く

    "クラシック音楽を演奏する身でありながら、即興とか作編曲をするっていうことが、周りを見渡していなかった。


    これは自分の強みになるかもしれないと思ったし、自分がやりたいことでもあったので。


    その内定もらっていた企業の初任給を超えたら、音楽で超えたら辞めれると思って。超えたんでやめました。


    音楽家になるかと思ったのが、まあ 1年半ぐらいこう長い期間を経て決断したことですね。


    よくなんかこうリスクを取って挑戦していると思われることが多いんですけど、そんなことなくて。自分の中で確信がない限り。その行動を起こしたくないので。"


    ここから私は思いました

    1、個性派、大好きパッション

    2、リスクヘッジをかける

    3、判断ポイントを置く


    東大生にしてショパン国際ピアノコンクール出場、Youtube 動画配信者“Cateen かてぃん”で、チャンネル登録者数が150万人を超える、そしてカーネギーホールでのコンサートなど、怖いものなしの順風満帆な人生を送られていたのかと思ってましたが、物凄い葛藤との連続だったお話に、感動しました


    実はピアニストになるかどうかも、非常に迷われていたというお話を聞いて、人生の選択をどのようにされたのかということにとても興味が湧きました


    1、個性派、大好きパッション

    東大では、工学部で学ばれていたということもあったのか、実は大企業からも内定をもらっていたとのこと。でもそれを選ばずに、最終的には、自らの情熱の源に従った選択を悩みに悩み抜いて決断されたとのことに、とても勉強になりました


    情熱のポートフォリオで見ると、一つは、自らの強みや個性を理解されて、クラシックをやるみながら、即興や自由に編曲して奏でるという、自分自身の個性を追求されたいという、個性派パッション


    また、本当に自分がやりたいことがここにあるという気づきが、大好きパッションとして、炸裂されたのかと思いました。


    あくまでも内発的動機であるパッションの源に従ったということが、今の角野さんを作られたと思いました


    2、リスクヘッジをかける

    起業家やイノベーターというと、大きなリスクをとって人生を賭けて始めました!的なヒーロー物語に注目が集まるし、みんな聞きたがる傾向が多いような気がしますが


    角野さんのリスクをきちんと分析して、そして万が一の時があっても、Bプランがあるようなリスクヘッジをかけて判断をしていく、というのは、とっても合理的で、実は数々のイノベーターもそうしていた、ということがあるのかもそれないなあと思いました


    そのようなリスクをきちんと判断ができない人が、起業して最初はうまくいっても中長期的にはうまくいかないことも、ままあるなあと思います


    逆に、成功者バイアスによるヒーロー物語を求めるがゆえに、無謀な挑戦をしてしまう人や、または、無謀な挑戦じゃないと応援しない人、みたいな構造が、出てくることは、かえって挑戦者を減らしてしまう、そんな環境になるのかもしれないなぁとも思いました


    3、判断ポイントを置く

    その上で、角野さんが、一年半悩んだと言われていますが、自分自身の中で、明確な判断ポイントをおいて、次に進んでいくということをしていくのが、もっと大切な行動をする、ということを促す切り札になると思いました


    とかくリスクを考えすぎてしまって、リスクヘッジをしすぎてしまって、前に進めなくなるという、副作用をなくすためには、リスクを洗い出した上で判断ポイントを明確にしておくということが大切だなあと思いました


    角野さんの場合には、内定の企業の初任給を超えたら、ピアニストへ向かうと、明確化してたことでブレずに行動できたのかと思いました


    私が独立を考える時にも実はそのポイントを明確化していて、私の場合は、独立の場合、外部からの受注案件が3件以上いけそうかという目処と、残る場合の条件も明確に紙に落として交渉をしていました


    それがあったからこそ、先が見えない新たな挑戦であっても、自分の中では無謀ではない、確信を持った道として進むことができた気がします


    今回の角野さんのお話は、これから、新たな挑戦をしようとしている人たちみんなに、参考になる話だなあと思いました


    ということで、一言で言えば


    自分に確信を持ったら行動を起こすノベーション


    そんな話をしています^ ^


    参考:NHK インタビュー ここから ピアニスト 角野隼斗さん(2026年1月12日放送)https://www.nhk.jp/g/ts/M29X69KZ1G/blog/bl/pj3Oe3PwYj/bp/pDr6BK4J4D/

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