残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

By kotaro zammaBusinessEntrepreneurship
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残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか" episodes

  • 自己を見出すために他者を模倣するノベーション(1434回)

    桑田佳祐さんの言葉にサザンオールスターズの圧倒的なオリジナリティの創作の秘密を教えて頂きました


    曰く

    "自分の作品なんてのも、大体奥底から湧き出るとか、人生観根こそぎ表現するなんて、恐らくないんだと思うんですよね


    大体やっぱり聞き齧りとか、こんなことやってたよね、ジョンレノンとか、そう言うのが多かった


    自分のものなんてほとんどなくてね、模倣の寄せ集めで、出来上がってきてると思いますね"


    ここから私は思いました

    1、模倣から始まる、既存×自分

    2、パッションの源×再構成力

    3、他者との関わりで自己を見出す by 西田幾多郎


    "NHKサザンオールスターズ スペシャル テレビからの贈り物"は、めちゃくちゃ素敵な番組だったのですが、桑田佳祐さんと桑子真帆さんの、対談にはとてもたくさんの学びがありました


    特に桑田佳祐さんの創作の秘密に少し触れた気がして、めちゃくちゃ感動しました


    1、模倣から始まる、既存×自分

    圧倒的なオリジナリティで、しかも全ての曲に強烈なメッセージがあって、心躍り泣けてくる桑田さんの曲ですが、模倣から始まる、と言うメッセージに改めて考えさせられました


    桑田さんの世代よりも少し後の世代の私ですが、ちょうどバンドブーム真っ盛りだったので、とにかく様々なロックバンドのコピーをやりまくってました


    そのうちに、自然と自分で曲作るのも面白いみたいに思ってきて、その後はその魅力に取り憑かれて、もしかしたら自分、天才かも、なんて思いながら、曲を作っていだだことを思い出しました


    なので、全ては模倣から始まる、というのは、その頃はめちゃくちゃにやってただけですが、今思うと、シュンペーターの既存のアイディアの組み合わせこそ、イノベーションであるということを、やってたのかとも思います


    ただそこから、オリジナリティを出していくことに、ものすごく大きな壁を感じていたのも事実です。そこに圧倒的な桑田さんの個性が賭け合わさったところに秘密がある気がしました


    2、パッションの源×再構成力

    恐らくそこには桑田さんの音楽におけるパッションの源があって、それに触れるものと、そして桑田さんの個人としての独自性がかけ合わさって、再構成する力がすごいんだろうなあと思いました


    イノベーター3つのフレームで言うと、圧倒的なパッションの源が桑田さんにあって、そしてサザンオールスターズという仲間がブーストして、そして自分たちだけではない、茅ヶ崎の人も、そこから広がって日本の人たち、世界の人たちに受けいられる大義に昇華された、みたいなことかなとおもいます


    でもその底流には、桑田さんのパッションの源としての、英語みたいな日本語や、見たことのない日本語の表現や、そしてキャッチーなメロディへの乗せ方などが炸裂してるところに圧倒的なオリジナリティと素敵さがあると思いました


    3、他者との関わりで自己を見出す by 西田幾多郎

    西田幾多郎さんが、「私と汝」という論文の中で言われているように、"自己は他者との関係において存在し、他者との関わりの中で自己を見出す。"ということから思うと


    アーティストは、自分だけの奥底から出てくるアイディアや思想だけでなく、他者との関わりの中で、初めて自己を見出すということが、あるのかもしれないなとおもいました


    桑田さんが聞き齧りや模倣をしていることは、実は他者との関わりの中で、自己を見出すプロセスそのものだったのかもしれないと


    テレビからそんな贈り物を受けていたの言うことなのかもなあと


    実は自己を見出すためには、他者の模倣や仲間などとのコミュニケーションによって、より自己が見えてきて、そして仲間と共に、みんなが喜んでいただける大義に到達する


    イノベーター3つのフレームから考えると、そういうことがあるのかもしれないと、そんなことを思いました


    一言で言うと

    自己を見出すために他者を模倣するノベーション


    そんなことを思いました^ ^


    参考:NHK総合 サザンオールスターズ スペシャル テレビからの贈り物  2025/3/21     https://www.nhk.jp/g/music/blog/4ts38z0rmvx/


    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/4RjNS-X7SMs

    16 min
  • 本当の仲間を作るノベーション(1433回)

    デール・カーネギーさんの名著「人を動かす」から、イノベーター3つのフレーム(パッション、仲間、大義)における"仲間"を作る時の大切な3つを考えてみました


    私は、以下の3つを思いました

    1、オファー

    →"誠実な関心を寄せる"

    2、マッチング

    →"人の立場に身を置く"

    3、ワーク

    → "重要感を持たせる"


    1、オファー

    →"誠実な関心を寄せる"


    カーネギーさん曰く

    "ウィーンの著名な心理学者アルフレッド・アドラーは、その著書『人生の意味の心理学』でこう言っている。 「他人のことに関心を持たない人は、苦難の人生を歩まねばならず、他人に対しても大きな迷惑をかける。人間のあらゆる失敗はそういう人たちの間から生まれる」"


    これは、まるで飼っている、ワンコのような、純粋な、自らの「大好きパッション」が炸裂することがとても大切なのかもしれないと思いました。


    純粋に飼い主のことのみを考えて、全身でぶち当たってくる、ワンコのように、仲間になって欲しい人に、如何に自分の率直で素直な思いがつたわるか、ということがとても大切だと思いました


    そして、それをするためには、逆にいうと、自分の中に、打算的な思いがあると、きっと上部だけの大好きアピールになってしまったり、ともすると、高い給料やSCをちらつかせるのみになり、結局、うまくいかなくなるのではないかとも思います。


    つまり、その仲間にしたいと思ってる人に対して、自分の大好きパッションが、まずは正直に炸裂しているかどうか、そこに嘘がないかどうか、ということが、逆に自分自身への問いかけにもなるなと、そんなふうに思いました


    2、マッチング

    →"人の立場に身を置く"


    カーネギーさん曰く

    "自動車王ヘンリー・フォードが人間関係の機微に触れた至言を残している。 「成功に秘訣というものがあるとすれば、それは、他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見ることのできる能力である」"


    これは、企業とのビジネスとも通じるものとして、まずは、仲間になってもらいたい人の、課題感を理解するということから、始める、ということかと思いました


    企業向けのオファリングの際には、気湯葉100回やりながら、なぜなぜを繰り返して、企業が持ってる課題の深掘りをするわけですが、それと同様に、仲間にしたい人が、今、本当に何に悩んでいて、どれほど痛みをあるのか?をまずは理解することから始めるのが、第一歩かと思いました


    その課題感を理解した上で、真摯に自分には、この仲間に何を提供できるのか?ということを、考え抜いて、そして、自分なりにそれにどれだけそぐうかわからないけれども、オファリングをするということが、本当に仲間となってもらうためには、とても大事かと思いました


    3、ワーク

    → "重要感を持たせる"


    そして最後に、仲間になってもらえるか、どうかのところでは、仲間になることへの、重要感を持ってもらえるかどうかが、運命の分かれ道だなと思います


    それは一言で言うと、その人のパッションの源を理解した上での、オファリングを出せるかどうかにかかってると思いました。


    2で、徹底的にその人の課題感を理解した上で、そしてさらに、その人が心からパッションが湧くこと、その源はなんなのかを、理解した上で、オファリングが適切になされると


    もしかすると、お金や役職などの重要官ではない、もっと、その人の人生にとって、重要なことを、仲間になってもらうことで、実現できる、そうなったら、本当の仲間として、末長く付き合ってもらえるのではないか


    そんなことを思いました


    ということで、一言で言うと

    カーネギーさんから学んだ

    本当の仲間を作るノベーション


    そんなことを思いました


    参考:本: 人を動かす 改訂文庫版 発行日 2023年9月10日 著者 D・カーネギー  訳者 山口博 発行所 株式会社創元社


    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/ZF-E6M5yxXM

    29 min
  • マップ・ループ・リープノベーション(1432回)

    東京大学 FoundX ディレクターの馬田隆明さんの考え方に、新たな気づきをいただきました


    曰く

    "まず最初はマップです。ビジネスにおける仮説は複数の仮説が統合されたものであり、全体の整合性が重要だという話をしましたが、そうした仮説の全体像となる地図(マップ)をざっくりと作ることが、仮説行動の最初にあるステップです。"


    "仮説を強くしていくときに必要になるのがループです。仮説を生成したら検証し、検証結果から学びを得て、仮説を洗練させることを繰り返します。そうすることで、仮説のマップに含まれている個別の仮説を強くでき、マップ全体も強くすることができます。"


    "最後にリープです。リープとは跳躍のことです。どれだけ検証したとしても、仮説が100%正しい答えになることはありません。だから、リスクがあろうともどこかのタイミングで「この仮説が正しい」と信じて決断し、行動に移る必要があります。"


    ここから私は思いました

    1、リーンスタートアップ×行動

    2、決断=発想+検証+跳躍 by伊丹裕之

    3、リーン&スケール


    1、リーンスタートアップ×行動

    この本の中でも語られているのですが、これまでは仮説思考は言われていたが、行動に伴わなければ意味がないと、いうことがとても腹落ちしました。


    よくプロジェクト支援をしていて、POCまでは行くけど、ビジネス化しない、そこで終わっちゃう問題は、ここに原因があるかもなあとも思いました


    やはり起業家の皆様は、なんと言っても、行動ができる人、または行動に移す重要性を理解されてる方が、前に進まれている方だよなあとつくづく思いました


    2、決断=発想+検証+跳躍 by伊丹敬之さん

    しかしながら、実は、その行動に移すということには、大きなハードルがあるということも、改めて思います


    そこで私が思い出したのは、以前、哲学で跳躍するノベーション(1195回)の時に紹介した、伊丹敬之さんから教えていただいた、決断=発想+検証+跳躍の公式です


    特に、最後の跳躍、がまさにここで言われていることと、とても合致してるように思えて、そのポイントは、哲学にあると言われていたのを思い出しました


    つまり、起業家自身の中に、自らの哲学を持つことが、自らも納得して、行動に移すという決断を可能にするということでした


    さらに私が思うのは、その哲学の中で大切なのは、私がいつもお話ししている、イノベーター3つのフレームである、パッション、仲間、大義における、最初のピースである、パッションの源を理解してるかどうか?ということにもあると思いました


    つまり、この判断は、パッションのポートフォリオにおける、これと心中しても良いほど大好きなのか、または、誰かの痛みをなんとしても和らげるためなのか、または、自分自身のオリジナリティを守るためなのか、自らの成長を伺うためになんとしても今やらねばならないのか、など


    各々のパッションのポートフォリオに、自らが問いを立てて、そこに合致することがあるなら、自分に納得して行動に移しても良い、それがいつしか自らの哲学と、あえることになるのではないかと、思いました


    3、リーン&スケール

    最後にその行動のやり方で重要なポイントは、リーンアンドスケールかと思いました。この本の中でも語られてますが、マップとループの段階で、これがうまくいったらどれだけ社会にインパクトを与えられるのか?ということを、最初から考えておく必要があると思います


    そうしないと、せっかく苦労しても、自分たちだけが佐野満足で終わってしまう、それが、イノベーター3つのフレームにおける、パッションだけでなく、仲間と共に、大義を目指す、ということにつながると思います


    その大義があることで、実は自らのパッションにもスープして炎が燃え盛ることにつながると思うので、行動のの最初の一歩は、エフェクチュエーションにおける、許容範囲な損失、の小さな事から始めながら、将来の大義はとてつもなく大きなもので行動を始める、それが大切なことだと思いました


    ということで一言で言うと

    マップ・ループ・リープノベーション


    そんな話をしています^ ^


    参考:本: 仮説行動 マップ・ループ・リープで学びを最大化し、大胆な未来を実現する 電子版 発行日 2024年12月4日 著者 馬田隆明(うまだ・たかあき)  発行所 英治出版株式会社


    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/hCowc3DjaXE

    18 min
  • 小さな進捗を実感するノベーション(1431回)

    世界の経営思想家ランキング「Thinkers50」に3期連続で選出されたテレサ・アマビールさんと心理学者のスティーブン・クレイマーさんによる著書:『マネジャーの最も大切な仕事 ― 小さな進捗の力)』から、イノベーターにおける重要な要素を頂きました


    曰く

    "創造的な成果を生むためには、人が自らの関心や楽しさから動く“内発的動機づけ”が不可欠であり、外からの報酬や圧力では創造性はむしろ損なわれる。"


    "人は、意味のある仕事で小さな成功や進歩を経験すると、感情がより前向きになり、モチベーションが高まり、パフォーマンスや創造性も向上する"


    "人がもっともモチベーションを感じるのは、仕事に意味を見出し、なおかつその仕事で前進していると実感できるときである。"


    ここから私は思いました


    1、内発的モチベーション

    →パッションの源

    2、意味ある目的

    →大義

    3、小さな進捗

    →小さなFastFailの積み重ね


    このお話はマネージャーが最も意識すべきことであると同時に、自分自身もイノベーションを前に進めるためには、とても意識しておきたいことだなあと、思いました


    1、内発的モチベーション

    イノベーターが1番力を発揮する時というのは、自らのうちなる思いが、はち切れてしまい、何を差し置いてもそれをやりたい、極端には会社を辞めてまでもそれを実現したい、そこまでの思いが炸裂した時に、最も力を発揮する、そういうことかと思いました


    これは、私がイノベーター3つのフレームで、いつもお話ししている、1パッション、2仲間、3大義の、まさにパッションの源に、いかに火をつけるか、つけられるか、ということだなあと改めて思いました


    2、意味ある目的

    そしてそのパッションが炸裂していることが、自らが楽しかったり、嬉しくて仕方がないことでもいいのですが、そのパッションの炸裂してることが、自分だけでなく、他の人にも役に立っている、と実感する時、


    そこには自己満足だけではなく、社会的な意義が生まれることによって、より自らの思いに火がついて、良いフィードバックループのように、思いがさらに炸裂していく


    これはイノベーター3つのフレームにおける、3大義を実現してきている状態だなあと、改めて思いました。パッションから始まって、そしてそれを仲間と共に回していく先に、たくさんの人たちが喜んでくれるものになる、それがイノベーター3つのフレームですが


    これは仕事をする上でも、実は同じサイクルを回すことで、グッドサイクルが回る、そういうことなのだなあと思いました


    3、小さな進捗

    そしてこれが今回1番突き刺さったことなのですが、内発的動機から始まって、たくさんの人の役に立つ意義が生まれて、そしてそのプロジェクトの、進捗が少しずつ進んでいることを感じられる


    このフィードバックループが、さらなるモチベーションの原動力になり、仕事を進めていく糧になっていく、ということが、とても大切ということに、大きな学びを頂きました


    言ってみれば

    イノベーター3つのフレームにより、パッションから始まって、仲間と共に、みんなが喜ぶ大義が出来上がって


    それだけではなく、そのプロジェクトが、少しずつだけれども、着実に進んでいるという実感を得る、または、得ていただく、ぐるぐる回るだけでなくスパイラルアップしてる


    それこそが、前向きに良い仕事をする、原動力になるのだ、ということでした


    一言で言えば

    小さな進捗を実感するノベーション


    そんなことを思いました^ ^


    参考:本: マネジャーの最も大切な仕事 95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力 発行日 2017年1月24日  著者 テレサ・アマビール、スティーブン・クレイマー  監訳者 中竹竜二 訳者 樋口武志  発行所 英治出版株式会社

    17 min
  • 100を超え101を目指すノベーション(1430回)

    エペジーーンで東京オリンピックのフェンシング金メダルを取られた見延和靖さんの言葉に震えました


    小林アナウンサーが、それほどまでに打ち込めるストイックさはどこからくるでしょうか"との答えとして


    見延さん曰く

    "世の中に価値を生み出すというものは、大きく分けて2つしかないかなと思っています。


    それは、何もないところから何かを生み出す「0から1を生み出す価値」と、もうこれ以上ないだろうという「100をやりきった先の101を生み出す価値」です。


    僕は、その101を作ることが世の中に価値を生み出す大きなものだと思います。


    この世に生まれてきたからには、何かひとつ僕もこの世の中に貢献していきたい。これが、まだまだやりたいなと思える原動力のひとつかなとは思います。"


    ここから私は思いました

    1、限界を超えた先に本当の価値がある

    2、自身のネットワークの限界を超えることで価値が生まれる

    3、貢献意識が挑戦の原動力となる


    東京オリンピックの時には、私もめちゃくちゃ感動したエペジーーンの快挙でしたが、見延さんがその後苦しんで、そして今をまた新たに進まれているということにとても感動しました


    1、限界を超えた先に本当の価値がある


    イノベーションの世界では、0→1の世界と、0→100の世界の話を良くしていて、海外の方からたまに、日本はどちらかというと、0→100が得意なので、我が国は0→1が得意なので、良いマッチングですね、なんて言い方をされたこともあります


    必ずしもそうではないとも思うのですが、100→101を目指すというのは斬新な話でした。金メダルを取られた見延さんだからこそ、できる話かもしれないなと思います


    ニーチェが「超人」の概念を提唱し、「人は自己の限界を超えて進化し続けるべきだ」と言われてますが、限界を超えた先までコンフォートゾーンを抜け出していくのが、真のイノベーターだなあと改めて思いました


    ビジネスの世界では、よく期待値を超えろ、みたいな話もありますが、私も仕事を頂いたお客様からは、あなたに頼んで良かったと、もちろん言われたいですし、それよりも、びっくりするほどでした。本当にありがとう。なんて言われたら、泣いちゃいます


    大谷翔平さんも、ある意味、すでに漫画の世界、などと言われてるように、人々の期待値のはるか上を超えていくというのが、真のイノベーターなのかもしれないなあと思いました


    2、自身のネットワークの限界を超えることで価値が生まれる


    実はこのインタビューでは、以前私のこのチャネルでもお話しした茶道裏千家の前家元・千玄室さん(お茶を回すノベーション(1113回))と、見延さんが対話をされて、大きな学びがあったとの話があるのですが、それが実は、100に到達した人が101を目指す時に必要なアクティビティなのかもしれないとも思いました


    これは、ロナルド・S・バートさんが言われた、ストラクチュラル・ホール理論で言われてるように、異なるグループ間のギャップ(限界)を橋渡しできる人(ブローカー)が、新しい情報を流通させ、新たな価値を生むできるということに通じるなあと思いました


    あえて全く違うグループとの交流を自らが求めていく、またはそういう場を作っていく、ということが、実は自らを100から更なる次の段階へ誘う一つのヒントになる、そんな風に思いました。


    3、貢献意識が挑戦の原動力となる


    見延さんは、最後に、この世の中へ貢献したい、ということを言われているわけですが、これは、以前お話しした、エミール・デュルケームの 『社会分業論』 で言われている「社会的役割の自覚が人生の意味や幸福感に大きな影響を与える」ということにつながるなと思いました


    以前私がお話ししたデュルケームのお話は、(自立は薄く広く依存するノベーション(1408回))の中で、依存することが分業の中では大切という話をしましたが、今回はそれと対をなす形で、貢献ということが、大切というお話かなと思いました


    依存しながら、貢献をすることで、自らの人生の意味を理解し、そして挑戦する心の原動力になっていく、そういうことなのかと理解させて頂きました


    そして、これらの3のお話は、イノベーター3つのフレームにおける、パッション、仲間、大義と、とても関係が深かなってると思いました


    1、限界を超えるためには、自らの【パッション】の源に火をつけづけなければならないし、

    2、自身のネットワークの限界を超えるためには、自らの【仲間】の枠を超える必要があり

    3、貢献意識を持つためには、自らの想いだけでなく、さまざまな人々の【大義】を意識する必要がある


    ということで、気がつくと、イノベーター3つのフレームに沿ってるなあとも思いました


    一言で言うと

    100を超え101を目指すノベーション


    そんなことを思いました^ ^


    参考:NHK WEB 見延和靖 「エペジーーン」から4年…目指すのは“究める”道2025年3月20日 9時52分https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250320/k10014751991000.html

    22 min
  • 空間や時間を超えた集合脳ノベーション(1429回)

    イギリスの卓球選手でもあり、英『タイムズ』紙の第一級コラムニスト、ライターでもあるマシュー・サイドさんから、イノベーションの重要な要素を教えて頂きました


    "イノベーションは、社会的ネットワークの中で大勢の多様な頭脳が生み出す創造力の賜物だ。人類進化生物学の専門家、マイケル・ムスクリシュナとジョセフ・ヘンリックは、この頭脳のネットワークを「集団脳」(集団的知性)と呼ぶ。"


    "イノベーションは従来、トーマス・カーライルが唱えたように、「偉人」――ほかの人間を凌ぐ偉大な思想家や天才発明家――の知力によって、あるいはそうした一個人の超人的な努力によって生まれると考えられてきた。


    つまり、先達の肩を借りはするものの、みな個人の洞察力、個人の才能によって新たな未来を開いたとされてきた。


    しかし我々は(中略)異議を唱えたい。そうした「個人」は集団脳の産物であり、それまでつながることのなかった数々のアイデアが連鎖した結果であると"


    ここから私は思いました

    1、偉人は集合脳

    2、アイディアの連鎖

    3、連鎖の環境


    1、偉人は集合知


    よく優れた発明は、巨人の肩にのるというような表現をされますが、実は肩にのってるどころか、それまでの歴史や周りからの人々がいるからこそ、偉人が輝くことができた、ある意味そういうタイミングが合致することが起きたので、偉人と言われるようになったと、いうことには衝撃を受けました


    哲学者のジョン・デューイさんが言われるように「知は社会的に構築される」という考え方からしても、知識やアイデアは、個人が孤立して生み出すものもあるけれども、多様な共同体の対話を重ねる中で実はの中で進化を遂げている、集団脳なのだなあと改めて教えて頂きました


    2、アイディアの連鎖

    シュンペーターさんが言われてるように、既存のアイディアと既存のアイディアが、組み合わさることがイノベーションなのですが、それが個々の中で一度組み合わさることよりも


    さまざまな人たちがいる中で、しかもそれぞれが次々と重ねて連鎖をしていくことが起きることで、これまでにない進化的なアイディアが次々と生み出されていく、そんな構造を作れるかどうかが


    量は質を超える、とイノベーションの世界ではよく言われますが、そんな世界を作っていくことができるのだなあとも思いました


    3、連鎖の環境

    そう考えると、いかにその連鎖が起きるような環境づくりをすることができるか、または、そん近況に自らの身を置くことができるかが、イノベーターを目指す人にはとても大切なんだろうなと思いました


    多様なバックグラウンドを持つ人たちの混ぜ合わさるような仕掛けや場づくり、また企業を超えたオープンイノベーションの仕掛けづくり、世代を超えた交流の仕掛けづくり


    さらにそれだけではなく、時間を超えた人たちやノウハウが蓄積しながら混ぜ合わさる仕掛けづくりが、実はイノベーション創発には欠かせない、どころか、それを実現した企業や組織が新たなイノベーションを起こせる、ということを改めて認識させていただきました


    イノベーター3つのフレームにおける、パッション、仲間、大義、における、仲間の存在が、いかに大きいのか、と言うことを思い知らされました


    そして、横軸としての空間的な広がりと、縦軸としての歴史も含めた時間的広がり、これをいかに連鎖の環境として作れるか、そんなことを思いました


    今私が進めている、イノベーター創発WGも、必ず毎年積み上げることが大事としてやってます。次年度には、前年度の人がチューターとして入ることによって、時間的にもアイディアが積み上がっていく、そんな仕掛けづくりが大切かなと思ってます


    一言で言うと

    空間や時間を超えた集団脳ノベーション


    そんなことを思いました


    参考:本: 多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織 2021年6月25日 著者 マシュー・サイド 翻訳 株式会社トランネット(翻訳協力) 発行所 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン


    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/oMnO_HRbIkw

    24 min
  • 何と心中するのかノベーション(1428回)

    ミュージカル『昭和元禄落語心中』に、企画をされた山崎育三郎さんのパッションと、凄まじいイノベーティブな作品に、感動しまくりました


    キャッチコピーは

    "山崎育三郎×明日海りお×古川雄大が豪華共演︕
    落語界の愛と業を描く、渾身のオリジナルミュージカル︕"


    ここから私は思いました

    1.、話芸×歌芸

    2、何と心中するのか

    3、愛とは何か?


    私の中では、今の日本を代表するトップ3の山崎育三郎さん、明日海りおさん、古川雄大さんが共演すると言うだけで、もう狂喜乱舞の状態で、感涙で涙が止まりませんでした。


    1.、話芸×歌芸

    まずは、落語という話芸と、ミュージカルという歌芸を掛け合わせると言うことに、挑戦されたことに、心から尊敬と拍手を送りたく思いました。


    シュンペーターさんの言われる、既存のアイデアと既存のアイディアを掛け合わせること、そしてそれぞれが異質であればあるほど、面白いイノベーションになる、と言うことをまさに実現されたと。


    見方を変えれば、日本の伝統×西洋の伝統、個人技×集団技、静×動、さらざまな要素の全く違う要素を掛け合わせることになり、全くみたことのないミュージカルとした衝撃でした。


    2、何と心中するのか

    そして、今回のタイトルにもあるとおり、心中というと、男女が添い遂げるみたいなことなのかと思っていましたが、実は違う意味の心中が含まれているのだなあと思いました


    それは、主人公は、落語が好きで好きで、落語と心中したいみたいな、人間だったので、ここで言ってる心中とは、実はパッションの源の1番強い部分のことを言ってるのかもしれないと思いました


    自分が今、心中してもいい、みたいなくらいにパッションの源が炸裂ことって何かあるかなあと、思ってしまいました。


    それは、今なくても良くて、チクセントミハイさんのフローのように、やらされてることだったとしても、技術軸と挑戦軸が登っていけるのなら、後天的にだって、心中するほどなことはできてくる、そんなことも思わせて頂きました


    3、愛ってなんだ

    そして、このミュージカルの一番のテーマなのかもしれないと思ったのは、愛ってなんだ、ということかもしれないなあと思いました


    この物語では、男女愛はもちろんのこと、師弟愛や親子愛、友達愛などがたくさん入り乱れて、それがもつれていくのですが、そこで思ったのは


    エーリッヒ・フロムの「愛するということ」中にある、「愛は支配するものではなく、相手を自由にするものである」という言葉で


    例えば、上司部下の中で、上司が部下を愛してるからこそ、新規案件を通さない、みたいなことは、あってはならないなあと、思いました笑


    格言として、新規案件は最初は上司に相談するな、という格言があるほど、よくあることなのかなあと思いながら、そこに愛があるのであれば、ある程度自由にしてあげる中で、ダメだったらけつ拭いてやる、上司は、フロムの愛するということ、にかなってるのかもしれないと


    今回の物語の中に渦巻く、愛があるからこそ、さまざまな嫉妬も、憎悪も、別れもある、みたいなことから、つくづく思わせて頂きました


    ということで、話芸×歌芸であり、何と心中するのか、愛ってなんだ、みたいな問いを投げかけてくれる、めちゃくちゃイノベーティブでファンタスティックな素敵なミュージカルでした


    一言で言えば

    何と心中するのかノベーション


    そんなことを思いました^ ^


    参考:  ミュージカル『昭和元禄落語心中』原作 雲田はるこ『昭和元禄落語心中』(講談社「BE•LOVE」)

    脚本・演出 小池修一郎(宝塚歌劇団) 企画 山崎育三郎 作曲・音楽監督 小澤時史企画・制作・主催:梅田芸術劇場/研音 https://rakugoshinju-musical.jp/index.html


    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/ffrfGZ6CBMU

    27 min
  • 幸せを創るイリュージョン・ノベーション(1427回)

    ミュージカル イリュージョニストのめちゃくちゃイノベーティブな内容に、衝撃を頂きました


    "何のために人は嘘をつき、仮面を被り、虚構を作り上げるのか。"


    "イリュージョニスト・アイゼンハイム(海宝直人)は、興行主ジーガ(濱田めぐみ)と共に世界中を巡業していた。ウィーンでの公演中、偶然にもアイゼンハイムは幼い頃恋心を寄せ合った公爵令嬢、ソフィ(愛希れいか)と再会する。 だが、ソフィはオーストリア皇太子レオポルド(成河ソンハ)の婚約者となっていた。"


    ここから、私は本作のイノベーティブなポイントについて思いました

    1、現実と虚構の曖昧さ

    → ボードリヤールの「シミュラークル」

    2、虚構による情熱の源の追求

    → サルトルの「実存は本質に先立つ」

    3、時間と運命の操作

    →ニーチェの「永劫回帰」


    主役の海宝直人さん、そして愛希れいかさん、濱田めぐみさんの歌声が素晴らしすぎて、それだけでも感動だったのですが、物語と演出がまさにイリュージョンで、幻惑されっぱなしで、衝撃を頂きました


    主役のイリュージョニストのアイゼンハイムは、魔法のようなイリュージョンをして観客を魅せる役柄なのですが、物語自体が、これは現実なのか?虚構なのか?わからなくなる絶妙な演出で、境目がわからなくなる体験でした


    フランスの哲学者ボードリヤールが、「現実の代替物が現実そのものよりもリアルに感じられるとき、シミュラークルが完成する。」と言われているように、現実に生きていると思ってる自分自身、これが本当に現実なのか、わからなくなるなあと思ってしまいました。


    以前、満島ひかりさんが言われていた、"人生は茶番よ"(人生は茶番ノベーション(1158回))の言葉のように、何を信じていいのか?ではなく、その場を楽しんでいく、そんな心持ちが大切かもしれないなあと思わせて頂きました


    また、主人公は時の権力からの圧力にも、あくまでイリュージョニストととしての、生き方を貫いていく姿は、まさに自らの情熱の源に、あくまでも正直に生き続けていく自己実現を貫いていくことに、感動しました


    ここがまたイノベーティブで、つまり、虚構で自己実現をしていく構造になるわけで、サルトルの実存主義のように、行動で自己実現を目指すのですが、その行動が虚構なので、虚構で自己実現を目指すという、逆サルトル的な構造ができてるなあと思いました


    そしてもっともイノベーティブな点は、イリュージョンによって、時間と運命を操つるストーリーにあって、それはまるでニーチェの「永劫回帰」のように、「君はこの人生をもう一度、無数に繰り返して生きることができるか」という問いと向き合わざるを得なくなる、そんな体験に度肝を抜かれました


    タイムリープものは、最近のドラマやアニメでもお馴染みで、私も大好きなのですが、あくまでもイリュージョンの中でそれを私は感じさせて頂き、驚愕の一言でした


    ということで、ことごとく、イリュージョンとイノベーションに満ち溢れた作品であり、かつミュージカルの歌が劇的に良いという、贅沢な体験をさせて頂きました


    私はよくビジネスの際に、イリュージョンを創ろう、と言う話をしていたことがあって、嘘をつくわけではないけれども、驚きとワクワクと最後には幸せな感じができればいいなあと、思ってて


    イリュージョンは、ビジネスにも、さまざまな場面にも、実は工夫次第で使っていける素敵なものだなあと思いました


    一言で言うと

    イリュージョンで権力への対抗もできるし、幸せを作ることができる、そこに必要なのは諦めないパッションと研ぎ澄まされたスキルである


    幸せを創るイリュージョン・ノベーション


    そんなことを思いました


    参考:ミュージカル「イリュージョニスト」 脚本/ピーター・ドゥシャン 作詞・作曲/マイケル・ブルース/演出/トム・サザーランド 出演 海宝直人、愛希れいか、濱田めぐみ他 日生劇場 企画・制作:梅田芸術劇場主催 http://illusionist-musical.jp


    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/qg2zhIDHeLY

    19 min
  • アイは仲間とともに生まれるノベーション(1426回)

    アニメ映画「アイの歌声を聴かせて」に大号泣とともに、人、心、愛とは何か?について、深く考えさせられました。


    ホームページには以下のようにあります

    "景部高等学校に転入してきた謎の少女・芦森詩音は、抜群の運動神経と天真らんまんな性格で学校の人気者になる。が、実は試験中の【AI】だった!"


    ここから以下の3つの問いを私は思いました

    1、人間らしいとは?

    「存在とは何か」ハイデガー

    2、心とは?

    「他者との関係に自己は生まれる」メルローポンティ

    3、愛とは?

    「愛とは他者を無条件に受け入れること」エマニュエル・レヴィ


    久しぶりに大号泣してしまった映画に出会えて、本当に素敵な誕生日プレゼントになりました。もう中盤くらいから、涙が止まらなくて、最後はこんなに感動させて頂けるとは?本当に素敵な映画でした。


    まず思ったのは、人間らしいって、なんなのか?と言うことを、考えてしまいました。ここで登場する、女子高生AIのシオンは、最初はポンコツでも、どんどん人間らしく見えてきます。


    ハイデガーの、「存在とは何か?」という問いのように、AIが人間のように感情を持ち、記憶を引き継ぎ、他者と関係を築くとき、それは「存在している」と言えるんじゃないか?それは存在してないと言えないとは何か?みたいな問いを与えて頂きました。


    また、シオンが、人間のように成長していく過程には、"仲間"の存在がとても重要な役割を果たしているなあと、言うことも思いました。


    メルローポンティが、「私たちは他者との関係を通じて自己を形成する」と言われた通り、実は、我々自身が我々自身になった理由は、仲間の存在との関わりの中で育まれたものなのだとすると


    それは、対象がAIだろうが、動物だろうが、我々と仲間として濃密に過ごした日々があれば、そこには信頼関係やそして、喜びや悲しみなどの感情自体も生まれてくるのではないか?単なるデータの記録ではなく、感情の記憶というものが生まれてるのでは?そんなことも思わせて頂きました


    そして、もう一つとして、シオンが徹底的に、サトミや仲間たち「幸せになってほしい」と支援し続ける姿には、愛を感じざるを得ないと思いました。


    それはプログラムだということもできるのですが、レヴィナスが言われた「愛とは他者を無条件に受け入れること」を思い出して、これってもはや愛なんじゃないの?と


    人間かどうか、さらには生物かどうか、はほとんどどうでも良くて、真の仲間との信頼や、共に過ごした時間などを通じて、誰かのために何かをしたか、ということや、その記憶の中に愛が生まれるのかもなあと、


    いやむしろ、初めて愛を知る存在だからこそ、最も純粋な愛を知ってるのかもしれない


    そんなことを思いました


    ひとことでいうと、

    アイは仲間とともに生まれるノベーション


    そんなことを思いました^ ^ 


    参考:NHK Eテレ東京 初回放送日:2025年3月15日 映画 アニメ「アイの歌声を聴かせて」

    ポンコツAI、約束のうたを届けます。https://www.nhk.jp/p/ts/YRPRKZWKX2/

    参考:映画:アイの歌声を聴かせて 吉浦康裕(原作・脚本・監督)  大河内一楼(共同脚本) 出演:土屋太鳳 福原遥  https://ainouta.jp


    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/SzrFPpv2dgw

    20 min
  • 表の2割で裏の8割を感じさせるノベーション(1425回)

    脚本家の大石静さんが、何にこだわって脚本を書いているか、に関する考え方に、真のイノベーターマインドを頂きました


    曰く

    "常に意識している事は、規制の価値観を疑ってみると言うことです。さっきの全共闘の話もそうですけど、世間で正しいと言われていることが、誰にとっても正しいのか、必ずそれを考えてみることをドラマの中でやりたいと思っています。"


    "不倫を肯定したり、奨励したりする気持ちではありません。しかし、常識の向こう側にあるもの、規制の価値観の向こう側にあるものを見ようとする心が私たちには必要なのではないかと思います。この世の真実を探し続けてドラマを描き続けたいと思っています。"


    ここから私は思いました

    1、「反証可能性」by カール・ポパー

    →クリティカルシンキング

    2、「善悪の彼岸」by ニーチェ

    →ラテラルシンキング

    3、「方法的懐疑」by デカルト

    →グリッド


    大石静さんの作品は最近では、"光る君へ"が空前の大ヒットとなってる、私の大好きなドラマの一つでもあるのですが、その秘密がやはりイノベーターマインドに溢れているからこそ、惹きつけているのだなあということが、改めてわかりました


    一つは、カール・ポパーさんが言われている、「反証可能性」のように、常日頃から物事の表側だけでなく、裏側に何があるのか?自分たちが当たり前に思っていることが、本当にそれで良いのか?ということを、反証し続けるマインドセットを持たれているんだなあと思いました


    それはイノベーションの世界で言うと、クリティカルシンキングのように、常に批判的な思考をすると言うことにつながってるかと思います。新しいことは良い面悪い面考えますが、難しいのは、当たり前になっていることに、この目を持つことこそが、良き脚本、またはイノベーションの種を見つける源泉かと思いました


    また、不倫のような一般的に不道徳と思われることについての切り込みが、ドラマの中ではめちゃくちゃ面白いのですが、その秘密として、ニーチェの「善悪の彼岸」を思い出しました。例えば、愛する人を守るために嘘をつくことみたいに、愛からなされること」は「善悪の判断を超える」と言うような問いかけが、一層ドラマを面白くしているのかもしれないなあと改めて思いました。


    これはイノベーション的な話からすると、普段の常識に違う観点から、そもそもを問い直す、ラテラルシンキング的な考え方にもつながるなあと思いました。


    そして、そういった挑戦を常に疑い続けながら諦めずに突き進む姿勢は、デカルトの、「方法的懐疑」のように、常に真実を追い続け、疑い続け、問い続け、そして諦めない、グリッドな姿勢も、ひしひしと感じました


    さらにそこから驚愕なのは


    "表の2割で裏の8割を感じさせるのが脚本の仕事で、小説よりもテクニックがいると私は思っているんですけれども"


    とおっしゃっていたように、そういった数々の規制の価値観を揺るがす思考を、裏に隠れていながらも沸々と湧いている思いを、脚本家の物凄い技術で見事に表の2割で描くという、圧倒的スキルを持たれている、真のイノベーターなのだなあと、感動させて頂きました


    一言で言うと

    表の2割で裏の8割を感じさせるノベーション


    そんなことを感じました^ ^


    参考:NHK Eテレ東京 最後の講義 脚本家 大石静  

    2025/3/12  https://www.nhk.jp/p/ts/4N7KX1GKN7/episode/te/4LKLYNJG5N/


    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/k2J2-vmqhLM

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