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4000人もの証言を取材しながら書くという、ノンフィクション作家 保阪正康さんの言葉に痺れました
曰く
"自分は市民として自立してるとすれば、国家と50/50の関係なんです。"
"その権利が保障されているという自覚がなく、国家に依存するという体質で社会の中で動こうとするので有れば、それは天皇制国家の臣民としてと変わりがないと言うことです
それは自分の権利を放棄してるということです
もっと言えば、自分自身に対する基本的な認識が、間違ってるということですね"
ここから私は思いました
1、依存という安定いるのではないかという問い
2、真っさらにパッションの源を見つめ直す
3、国家と自分のベン図の真ん中は何か
4000人の証言から本を書くというのは、まさにイノベーションでいうところの現場100回を地でやられてる方だなと、だからこそ、本当の真実、イノベーションで言えば、真の課題、これが見えてくるんだろうと、思いました
衝撃的だったのは、自分は国家に依存しているのではないかという問いを出すことである、ということです
これは、いうのは簡単ですが、なかなか普段の中では思うことが難しいなあと、そんなこと言っちゃダメだよねーとか、仕方ないんだよ、とか、そんなもんだよ、みたいな言葉を使った時に、自分のアンテナを振るわすことができるか、そんなことを思いました
それは、ある意味、サンクチュアリや、タブーといった、バイアスの中で生きていることに、目を覚まさせることができる一つの手段かもしれないなと、思いました
そこから、そのバイアスのない状況だと、果たして、自分の情熱の源は、どこにあるのか?これを改めて問い直してみる、ということが大事かもしれないと思いました
もしそれができたら、自分自身が、国家という円の中に包まれるのではなく、国家という円と、自分という円を、ベン図のように表して、自分と国家の交わりが何なのかを探っていく、それこそが、国家の中で生きていく上でとても大切なことかなと思いました
そして、そのベン図が薄まっていくのならば、何を国家に働きかける必要があるのか?また逆に、濃くなっていくのならば、それは自らはバイアスに囚われていないかを確認する、そんなことが国家と自分を50/50に置いておく、方法になると思いました
つまり
自分としての独立した情熱の源を常に意識して
国家とのベン図の交わりのバランスを、常に見ていく。そこで、自分の在り方、そして国家への働きかけを、常に意識していくことが大切ではないかと思いました
一言で言えば
国家と自分のベン図ノベーション
そんな話そをしています
参考:NHK 最後の講義 ノンフィクション作家 保阪正康 初回放送日:2023年3月9日 https://www.nhk.jp/p/ts/4N7KX1GKN7/episode/te/X5Y699QV2G/
起業家のためのセーフティネットイベント第五回SEEを、皆様のおかげで本日無事終了しまして、感じたことをお話しします。
1、多様性を創る
2、セレンディピティを掴みに行く
3、パッションを浴びる
オープンイノベーションの型の中で、ミッシングピース型は、明確になっている課題を、業界や業種ごとに分けて、マッチングをすることで、よりスピーディーに新たなビジネスを立ち上げることができると思いますが
多様性を創る型は、私はUFO型と呼んでいて、業種業界も混ざれば、年齢、性別、経験値、も全て違う、唯一の共通点は、これから誰も見たことのないイノベーションを起こそうとしてることだけ
なので、すぐにビジネスに結びつくことよりも、より面白い化学反応が起きることを、この多様性を創るということで、重視してる気がします
そしてその中には、実は、今まで出会ったことのないような、セレンディピティが隠されている可能性が高まるとも思います
そこには、積極的にセレンディピティを拾いにいかないと、ニーチェの解釈論の言うように、ネガティブな解釈で、逃してしまうと言うことがあるので、なんだかわからないけど自らが掴みに行くことが大切な気がしました
最後に、今回とても感じたのは、パッションの強さでもありました。社会課題や身の回りぺインから始まって、真の課題を掘り下げようとする力や、それを解決する方向性を編み出す方法など、本当に皆さんパッションが溢れていました
まるで浅草寺のお線香を浴びるように、パッション溢れる起業家の話を聞くだけで、血湧き、心躍る気がします。
やはりこう言う場に自分の身を置くことが、自らを覚醒させてくれる、そんなことを思いました
そういう意味では今回は
パッションを浴びるノベーション
だったなあと思いました
本当に素敵な経験をありがとうございました!
参考:第五回Startup Emerging Ecosystem
カリフォルニア工科大学教授で米国科学アカデミー会員のデイヴィッド・アンダーソンさんが、カリフォルニア工科大学の同僚ラルフ・アドルフスさんと一緒に見つけた、情動の働きに驚愕でした
曰く
"アンダーソンらは一連の巧妙な実験によって、ショウジョウバエもさまざまな状況のもとで単に反射的に反応するのではなく、誘意性・持続性・一般適用性・強度適応性・自動性によって特徴づけられる情動状態に基づいて反応することを実証したのだ。"
"しかし感情神経科学はそれとは違い、情動はありがたい贈り物であると教えてくれる。素早く効率的に周囲の環境を把握して、必要に応じて反応するのに役立つ。理性的思考への入力となって、多くの場合、より良い決断を導く。また、他者と関係を築いて意思を伝え合うのに役立つ。"
ここから私は思いました
1、全ての生物に単純な反応から解き放つ贈り物
2、情熱の源の源として自らの情動を知ることが大事
3、その上でのファストアンドスロー
全ての生物に感情があって情動が起こる、ということには、驚愕のお話だなあと思いました
ということは、感情は人間だけにあるのではなく、生きとし生けるものにあるのかめしれないなと。そしてそれは、生物が生き残るための戦略的な機能として、進化してきたものなのかもしれない、そんなことを思いました
だとすると、私がいつもお話ししている、情熱の源というのは、その情動を入力装置として、さらにそこに自らの意思のようなものがかけ合わさってできてるのかもしれないなと
ということは、自らの情熱の源を知ることと共に、自らの情熱の源の源である、情動の源も、自ら知る必要があるということになるなと思いました
ある事柄が起きた時に、どんな気持ちが湧き上がって、どんな行動をしてしまうのか、それを知ることが、大切で、その中でも、自分が望ましい、自分がそちらへ行きたい、とどうしようもなく思う感情、これが情熱の源なのかもしれないなと思いました
それを自ら知ることによって、さらにその先の、ファストアンドスローにおける、すぐに判断するシステム1からの、いやいやもう少し論理的に整理してから答えを出そうとするシステム2なのか
これは人の最終的な判断のプロセスまで繋がる話だなあと、そんなことを思いました
まとめていうと
全ての生物に情熱の源の源があるノベーション
そんなことを思いました
参考:本:「感情」は最強の武器である 「情動的知能」という生存戦略 電子版発行日 2023年6月27日 Ver. 1.0 著者 レナード・ムロディナウ 訳者 水谷淳 発行所 東洋経済新報社
宮藤官九郎さん作・演出の舞台 主婦 米田時江の免疫力がアップするコント6本、観て感動に打ち震え、そしてパンフレットのインタビューに、共感させて頂きました!
"今は「明日も明後日も休みでいい」ぐらいに思ってるけど、本番近づくと、絶対「もう何日か稽古やりたかったな」って思うじゃないですか。"
"なんでうまくいかないんだろう?って思うんですけど、いつも自分のキャパシティよりちょっとオーバーしたことをやろうとしてるから、かもしれないです。
グループ魂のライブもそうなんですけど、「これぐらいたったらラクだよな」っていうラインはあるんだけど、そこではやりたくないんですよね。
なんかね、手に取るようにわかるのが嫌なんですよ、お客さんの気持ちが。"
ここから私は思いました
1、期待値を超えたい
→喜んでもらいたい、利他パッション
2、No Atack No Chance
→攻めることでお客様を掴む
3、コンフォートゾーンを抜けだす
→知らない間に成長してる
最初から最後まで笑いすぎて涙を流しながら、最後には感動してうるうるするという、本当に免疫力がアップする素晴らしい舞台でした
劇場であるザ・スズナリのディープな雰囲気も、そして、キチキチの観客席と、思わず触れちゃうくらいの舞台の近さも相まって、本当に身近な話題や違和感からのコントというか、演劇は、何か原点を思い出させてくれる、人肌のするエンタメでした
このインタビューから感じたのは、とにかくお客様の期待値を超えたいという強い思いです。それは、強烈な利他パッションの炸裂なのかもしれないなと、思いました。
先日お話した、BCGの秘伝のタレの一つ、人に貢献しようとする気持ち、これにも該当するなあと思いました。自分も、同じように、とにかく仕事をくれた方には、びっくりするくらいの感動をしてもらえるほどの、期待値の超えかたをしたい、そんな思いなのでとても共感しました
そして、佐藤琢磨さんの言われる、No Atack No Chanceも感じました。宮藤官九郎さんは、稽古の時にも、同じ笑いを何度もやってて、スタッフは飽きてるのに、宮藤官九郎さんだけは大笑いをしてるという話も聞きました。
これはきっと、挑戦をする環境を作ってることにつながってるんだろうなあと思いました。だからこそ、素晴らしい役者さんが、さらなる危険な賭けを犯してでも、舞台で自由に挑戦した表現を行うことができるんだろうなあと、それくらい素晴らしい演技でした
最後に、この活動自体が、実は、宮藤官九郎さんをここまで超一流になられた原動力なのだろうなあとも思いました
以前ご紹介した私のバイブルの本、超一流になるには才能か努力かの本がありますが、ここで言われる、3つの法則、超一流の先生につくこと、コンフォートゾーンを抜け出すこと、自分に自信を持つこと
このコンフォートゾーンを抜け出すことを、少しずつできないことを毎日続ける、これこそが、超一流になるための大きな鍵なので、知らず知らずのうちに、超一流に成長されたのかもしれない
そんなことを思いました
少しマッチョな感じになりますが、私が感じたのは
あえてキャパオーバーすることで、自分が成長し、
さらには、期待値を超える挑戦をすることで、常にびっくりするような感動の結果を出す
そういうことなのかと思いました
一言で言うと
キャパオーバーで期待値を超え成長するノベーション
そんなことを思いました!
参考:舞台: Woman's lib16 主婦 米田時江の免疫力がアップするコント6本 作・演出 宮藤官九郎 出演 片桐はいり 勝地涼 皆川猿時 伊勢志摩 北香那 宮藤官九郎 場所 スズナリ https://otonakeikaku.net/2024_womenslib16/
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/-1rYb4ro--I
谷川俊太郎さんが、いのち、ってどう考えてるのか?と聞かれた際の、答えに感動しました
曰く
"僕は今んとこ、波動っていうふうに言いたいんですよね。つまり形あるものであるわけだけど、その元にある、なんか波動的なもの
人を好きになった時に、人を好きになった気持ちってのは全然目に見えないんだけど、ちゃんとどこかにある、心と体の中にある、そういう波動的なものが、いのち、なんじゃないかな、って思ってます
そうだとすると、波動的なものが直物になったり、動物になったり、人間になったりしてるっていうふうに考えるとね、いのち、というのがすごく広く考えられるんじゃないかなと思うんですけども"
ここから私は思いました
1、八百万の波動
2、一つ一つの感情・行動・現象に波動
3、音声、言葉、音楽
谷川俊太郎さんのインサイトに、度肝を抜かれるくらいの衝撃を頂きました。いのちは、波動である、とのこと。
日本古来の考え方として、八百万の神というものがありますが、まさに、生きてしいけるもの、さらには物体として存在するもの全てに、固有の波動があり、各々にいのちが宿っているのだ。そんな素敵な考えなのかもしれないなと思いました
そして、実は、物体だけではなく、そこから生じた何らかの働きかけ、例えば、愛する気持ちなど、その気持ち一つ一つにも、実は、波動、つまり、いのちが、宿るのである。という考えにも、とても感動しました。
そうすると、この世は、いたるところ、いのちだらけ、ということになっちゃうなあと、でもそれは、めちゃくちゃ素敵なことだなあと思いました。
そのいのちの波動に近いものとして、音声、言葉、音楽というものがあるのかもしれないなとも思いました。つまり、波動をなすものは、直接的に、いのちに触れることが出来るからこそ
音楽に泣いたり、言葉に感動したり、声に心地よさを感じたりするのかもしれないなと、思いました
アカペラを歌っていた時に、ごくたまぁ〜に、ああ、なんかみんなと繋がってる気がする、みたいな瞬間がとても幸せなのですが、それは、まさに孤独ないのちが繋がってる気がするのかもしれないなあと
そんな事を思いました
いのちは波動ノベーション
音楽はいのちに直接触れるノベーション
そんな事を思いました^ ^
参考:NHK 追悼 谷川俊太郎さん 〜Nコン合唱曲 子どもたちへのことば〜 https://www.nhk.jp/p/ts/Q8M4R3K1XY/
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/rYgJh30Emy8
ファーストリテーリングの柳井さんが、最高の教科書と絶賛されていた、ハロルド・S・ジェニーンさんの言葉に、めちゃくちゃ勉強させて頂きました
曰く
「本を読む時は、初めから終わりへと読む。/ビジネスの経営はそれとは逆だ。/終わりから始めて、そこへ到達するためにできる限りのことをするのだ」
ここから私は思いました
1、ゴールデンサークル
2、コミットメント
3、リーンアンドスケール
以前ここでもお話ししました、TEDのSimon Sinekさんのゴールデンサークルを思い出しました。優れたリーダーの話し方は、Whyから始める、ということですが、まさに、我々は何のために存在し、何を実現するためにここにいるのである、ということを宣言することがまずは大事なんだなあと思いました
実際、自分は、Appleは新製品が出れば欲しくなっちゃうわけで、機能なんかよりも、Appleのものを身に付けたい、そんな事を思わせてもらえる、これはいってみれば、大義、から伝えるということと同じだななと思いました
そして、何のためにいるのか、何を実現するのか?というWhyからの話は、将来的に何を実現するのか?という、大義のコミットメントがある、ということも、大事なポイントに思えました
つまり、大きなコミットメントがあるからこそ、投資や社員、そしてお客様も、仲間として集ってもらうことができる、そういうことにもつながると思いました
そして大きなゴールとしての大義は、ある意味、動かない北極星としてあって、それを実現する手法や機能などは、実はどんどんピボットできる、むきろピボットしまくって大きな大義を実現する事を、様々な仲間も願っている、そんな効果もあるかと思いました
新規事業はリーンスタートアップで実施していくのが、大切ですが、さらには、リーンアンドスケールで、最初から、スケールする事を念頭に、ある意味ゴールを描いて、リーンに実施していく流れにも符合する気がしました
実は、経営は、イノベーション3つのフレームで言うと、パッションが生まれて、そして大義を作り、そして仲間が集う、こんな形になるのが理想なのかなと、そんなことも思わせて頂きました
大義や、ゴールから、逆算して経営をしていく
経営は逆算ノベーション
そんな事を思いました^ ^
参考:本: プロフェッショナルマネジャー 発行日 2013年11月22日 第2版発行 著者 ハロルド・S・ジェニーン、A・モスコー 訳 者 田中融二 発行所 株式会社プレジデント社
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/PAiKLG9csCM
株式会社ストラテジーキャンパス代表取締役の中村陽二さんのインサイトの捉え方に勉強させて頂きました
曰く
"人間や企業の行動原理、ビジネスの特性、大きなトレンドの動き方に関して多くの背景知識を持った状態で「あの商品が売れている」「顧客はあの商品に対して大きな不満を持っている」という現象を観察すると、「このようにすれば勝てるのではないか?」という発見(インサイト)を得ることができる。"
"インサイトは多くの人が合意するもの(コンセンサス)ではなく、少数派の意見であることが望ましい。「あるインサイトを信じている人は少数派であるが、実は正しい」という状態であれば効果的な成長戦略を形成できる。"
"すでに多数派が信じるインサイトを採用するなら、インサイトに競争力を求めるよりも、物量や実行能力の接戦で勝利するという考えを持つ必要がある。これで勝ち抜く企業も珍しくはない"
ここから私は思いました
1、問いの発生
→背景知識と現場100回
2、少数派
→賛成する人がほとんどいない大切な真実 by ピーターティール
3、多数派
→Why not yet
デザインシンキングの中でよく使われるインサイトですが、なかなかどんなものなのかを定義できてなかった私ですが、今回の中村さんからのお話で、かなりわかったような気がしてきました
一つは、自らのパッションの源からの、問いを発してそこに何らかの理由を見つけていくことなのかと、思いました
そのためには、まずはその取り組むべき分野に対する徹底的な知識が必要となってくるということ。コンサル時代には、3ヶ月で専門家を超えろとばかりに、とにかく本を読み漁った事を思い出しました
その上で、現場100回をやることによって、何らかの違和感や、または気づきが生まれて、それを大切に育て仮説検証をくりかえすことで、インサイト(発見)までたどり着くのかなと、そんな事を思いました
そしてそのインサイトは、実はアンケートの多数決のようなものではなく、極めて少数派なのだけれども、ピーターティールさんが言われたように、賛成する人がほとんどいない、大切な真実だと、思えた瞬間に、自らのパッションが爆発するのかもしれないと思いました
しかしながら、この極めて少数派な、大切な真実を、まずは自らが、心の底から信じることが大切かと思いました。様々なバイアスや批判を浴びる中での、これを追い続けることの困難さも、一方では相当あるなと思います
そして実は、インサイトは、少数派だけでなく、多数派を追うということもある、ということにも、気づかされました。多数派なのだから、間違いなくそこにはニーズがあるのだけれども、ともすれば先行者がいることで腰が引けてしまうこともあるかなと思いました
しかし、実はそう見えていても、実はそこには、Why not yetのような、実は解決してるようで解決していない、そんな状況のこともよくあって、そこに既存の課題をよく理解して取り組んだものが、市場をかっさらっていく、そんなことも確かにあるなあと思いました
ファーストペンギンが必ずしも、最終的な勝者になるとは限らないということは、歴史がなん度も繰り返していることかなと、思います。それだけに、もし、Why not yetに、自らのケイパビリティががっつりハマるのなら、多数派を狙う戦略も大いにある、ということも、改めて気付かされました
ということでまとめると、
インサイトは少数派と多数派の両方にあるノベーション
そんな事を思いました
参考:本: インサイト中心の成長戦略 上場企業創業者から学ぶ事業創出の実践論 電子書籍版 2024年9月19日発行 著者 中村陽二 発行所 株式会社実業之日本社
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/YGL3ve1BKuU
書店には置いていない定期購読雑誌で、販売部数47万部の“日本一売れる雑誌”「ハルメク」の宮澤孝夫(みやざわ たかお)社長の経営方法に衝撃を頂きました
曰く
"例えば雑誌をつくる場合 6、7カ月先、どういう特集をしょうか調査をかける。このテーマがいいんじゃないかという特集の仮説をつくって、今度はその仮説に対する反応をまた調査する
どういう切り口で特集を組むか、またここで調査をかける。最後は 新聞広告でA案B案をつくって、どちらの反応がいいか、また事前に調査をかける
最後に読んでもらった後に、毎月 1000通のアンケートを送るが、そこで記事単位に読んでもらえたか
面白かったかをしっこく聞く
上流から最後までたくさん調査をやるところが他社との違い"
ここから私は思いました
1、現場100回
2、お客様の真の課題に拘る
3、BCG秘伝のタレ
雑誌でこんなに事前に調査をかけるとは、全く想像もできてませんでした。これは、イノベーションの世界でいうところの、いわゆる現場100回と同じかもしれないと思いました
とにかくお客様にリーンに仮説をぶつけて検証し、そしてさらにアップデートした仮説を検証していく。
もちろん、頂いたお話から、どんな仮説を持っていけるか、その内容と回転速度が試されるわけですが、よりお客様に寄り添った答えに辿り着くスピードが早くなると思いました
そしてこれは、イノベーションの世界で言ってみれば、お客様でさえ気づいていないような、真の課題を掘り下げていく作業にも、相当する事だと思いました
お客様自身も表面的な課題はわかっているのに、ずっと解決されない課題がある事を認識しつつも、色々やっても上手くいかない、そこに何があるかを掘り下げることができれば、確実に刺さるプレゼンができる、そんな作業と同じかもしれないと思いました
真の課題を探る時には、私の場合、隠れたトレードオフを探すということをやりますが、それを見つけるためにはとにかく現場100回いかないとわからない、でもそれを見つけられれば、そのトレードオフに集中できるので道筋が見えてくる
そんな事を、毎回の雑誌ごとにされているのかと思うと、気が遠くなるような大変さに思えますが、きっとそれを仕組み化されたという事なんだろうなあと思いました
これらを聞いていて思ったのは、先日1313回でお話しした、コンサルの秘伝のタレです。BCG出身だからではないですが、3つの秘伝のタレがここには散りばめられてるなあと思いました
特に思ったのは、他者への貢献に対する強い思いです。特にお客様への貢献のために、真の課題を発見して解決策を提示することに、妥協がない、その貢献することに、相当な稼動をさいてるということでした
現場100回の真の価値は、実は、真の課題の発見もあるのですが、ある意味、お客様を巻き込んで検討している、という状態に持っていける、ということかと思います
そうのれば、自分だけでなく、お客様と共に歩んでるわけですから、真の課題への道のりも見えてくる気がします
お客様と共に作る、これこそが、現場100回の真髄だと
お客様とともに作るノベーション
そんな事を感じました
参考:カンブリア宮殿 2024年12月5日放送 "日本一"の雑誌から広がる 驚きのハルメク経済圏 https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/smp/backnumber/2024/1205/
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/ejKWhFdO2BI
レーシングドライバーの佐藤琢磨さんから、異国のチームでどうやって上手くやっていくのか、その究極のソリューションに感動しました
曰く
"その中に入った時に、彼らには彼らのやり方ってのがあるので、まずはそれを受け入れる。で、彼らのやり方が違うかなって思っても、これは自分にとって、チャンスだと思って"
"だから、自分が大事にしてるカードってのは、常に持っておく、ポケットの中に入れておいて、まずは彼らのをやってみるんですよ"
"で、全部やり尽くして、ま、大抵うまくいかないです。そこで初めて自分のカードを出す。これはどうですかね?みたいな。"
"そうやっていくと、人間関係も上手くいくし、結果としていろんな事を経験することができるので、更に自分の引き出しが増えて、もう一回挑戦することができると、そんな風に進めたらいいなと自分の中で思ってやってきました"
ここから私は思いました
1、まずは傾聴、無知の知
2、自分のカードはポケットに
3、ワントゥワン、オープンイノベーション、紛争、対話の基本
佐藤琢磨さんが、海外のチームにどうやって溶け込んでいったのか、ということにめちゃくちゃ感動しました。メンバーと泊まり、食を共にしていく中で、赤ん坊が何を言いたいかわかるレベルにまで、なっていくコミュニケーションのチャレンジにもとても感動しました
そして、上記の言葉からは、さらに全く異国の風土習慣のチームに、仕事として、どうやってコミュニケーションを取るのかについて、金言を頂いた気がいたしました。
一つ思ったのは、まずは、相手の話を聞いて、さらには乗っかっていくということ。自らは全く理解できなくとも、もしかしたら、自分が気づいてないことなのかもしれない。
これはソクラテスの有名だけれどもなかなかできない、無知の知、のように、謙虚な心でまずは相手のお話を傾聴する、これがまずは大事ということに改めて気付かされました
ともすると、海外では自己主張が大切、みたいな話もありますが、お互いのリスペクトがあって初めて成り立つというのは、どこの世界でも同じな気がしました
でも聴くばかりではいけない、という点がとても大事な気がしました。それは、あくまでも、先方のリスペクトであって、自らの主張を捨てるということではないと
自分の主張は、ある意味戦略的に、ポケットの中に忍ばせておいて、然るべきタイミングでは、出せる状態で、虎視眈々と機会を狙ってる、というのが、あることがとても重要な気がしました
もちろん、先方のアイデアが優れていて、全く気づかない観点だけど、めちゃくちゃいいじゃん、ということならば、それは自らの勉強になる、渡欧スタンスがありながらということが大切かと思いました
きっとこの姿勢ややり方は、すべての対話における基本となるソリューションなのかなとも思いました
家庭内における妻と夫の会話、企業内における上司と部下のOne 2 One、オープンイノベーションにおけるベンチャーと大企業、紛争地域における調整、全てにおいて、この基本形をお互いが分かった上で話をするというのが、実は幸せを作る大きなソリューションなのかもしれない
そんな事を思いました
自分のカードはポケットにノベーション
そんな話をしています^ ^
参考:NHKアカデミア 佐藤琢磨(後編) 初回放送日:2024年12月4日 https://www.nhk.jp/p/ts/XW1RWRY45R/episode/te/LWZG3R2QJG/
カリフォルニア大学バークレー校ゴールドマン公共政策大学院教授のロバート・B・ライシュさんのコモングッドの考え方に、思いを巡らせました
"「コモングッド」とは、同じ社会の一員として連帯する市民が、互いにどんな義務を負っているかを示す共有価値である。それは、私たちが自発的にそれに従おうとするような規範であり、また、私たちが成就させたいと願う理想でもある。"
"「コモングッド」を取り戻せるかどうかは、信頼に基づいた新しいリーダーシップの倫理を確立できるかどうか、適切に名誉を与え恥を知らしめることができるか、「真実」の追求を刷新できるか、私たちやその子どもたちに対して、市民が互いに負う義務についての市民教育を徹底できるか、といったことにもかかっている。"
ここから私は思いました
1、本とペン by マララ
2、成功はカスに過ぎない by 渋沢栄一
3、道徳的進歩への対話 by マルクスガブリエル
954回に放送した、マララ・ユフザイさんのお話を思い出しました。紛争地域から駆けつけた国連総会で、彼女がお話ししたのは、とにかく、本とペンを紛争地域の子供達に送って欲しい、と言うものだったと言うお話しなのですが
シンプルでお金はほとんどかからないけども、それほど、本とペンの力は強いと言う事を、改めて認識させて頂きました。
自らの地域における、コモングッドだけでなく、あらゆる地域における考え方を知って、それを考えると言う行為、それがどれほど大切かを教えて頂きました
また、1302回にお話しした、渋沢栄一さんの、成功はカスに過ぎない、の回では、どれだけ社会に尽くしたか、そしてどれほどの効果をもたらしたのか? それこそが問われるべきである、と言うお話しでした
これは、コモングッドをひとり1人が作り上げる大切さを教えてくれてる気がしました。ある意味、主張をするだけではなく、仕組みとして、一人ひとりが作り上げていこう、そんなことを教えて頂いた気がします
そして最後に、1201回に話した、マルクスガブリエルさんの倫理資本主義では、道徳的進歩をするためには、対話が必要とのお話をおもいだしました
そう言う意味では、ほんとうに本とペンから始まったコモングッドのパッションは、仲間や外の世界の人たちとも対話しながら、コモングッドを作っていく仕組み作りを大義として行なっていく
イノベーション3つのフレームで語る子どう言うことになるのかもそれないなあと、そんな事を思いました
最終的には
コモングッドの仕組みを作るノベーション
そんな事を目指してみたいなと思いました
参考:本: コモングッド 暴走する資本主義社会で倫理を語る 電子版発行日 2024年10月29日 Ver. 1.0 著者 ロバート・B・ライシュ 訳者 雨宮 寛/今井章子 発行所 東洋経済新報社
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