残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

By kotaro zammaBusinessEntrepreneurship
Download on the App Store

残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか" episodes

  • 音楽は皆で見えない地図を創るもノベーション(1316回)

    菅付雅信さんより、サイエンス・ライターとして数々のベストセラーを生み出しているフィリップ・ボールさんの著書『音楽の科学』(河出書房新社)から、衝撃的な音楽の捉え方を教えて頂きました


     "音楽は脳のすべてを駆使する活動である。音楽には、理性や論理的思考も必要だし、それに加えて原始的な本能も必要になる。私たちには、音階や、リズム、拍などを無意識のうちに識別し、理解する能力が備わっている。


    (中略)

    そうした能力は訓練によって向上することが多い」 ボールは、音楽の目に見えない特質に注目する。


    彼によると音楽を理解するとは「目に見えず、手で触ることもできない抽象的なものに対応した地図を瞬時に描く能力を有していること」"


    ここから私は音楽には、イノベーター3つのフレームがあると、思いました

    1、原始的な本能はパッションの源

    2、仲間とのハーモニー

    3、具体と抽象の往復運動で見えない地図を書く大義


    音楽が脳のすべてを駆使する活動である、との言葉には、目から鱗が落ちる思いでした。


    確かに、音楽理論や楽譜を理解して演奏や歌を歌うのには、めちゃくちゃ論理的な具体思考が必要だし、それを感情を込めるとか、ハーモニーを響かせるというのは、極めて抽象的な思考だなあと


    そして、その具体と抽象を行ったり来たりしながら、オーケストラやバンド、アカペラも奏でられていくし、さらにはそれを聴く側にも、抽象的なイメージから具体的な体験へ昇華して涙したりする


    これは、めちゃくちゃ脳を駆使してるし、音楽を学んだり奏でたりするとは、きっと脳を鍛えるのにめちゃくちゃ効果がありそうだなと思いました


    さらに、音楽は、原始的な本能を必要とする、ということは、まさにそうだと思います。自らの原始的な本能からの思いの爆発があることで、その音楽は無限に人の心に響くものになるので、それは言ってみれば、イノベーター3つのフレームにおける、パッションの爆発だなと思いました


    さらにイノベーター3つのフレームで考えると、仲間の機能は、まさに自分1人だけではできない、例えば、オーケストラなどのハーモニーを、仲間と共に奏でる必要が出てくるので


    仲間との関係性や信頼性、そしてリアルに感じて一体として変化をしていく必要まであるので、半端ない仲間とのコラボレーションを必要とするものでもあると思いました


    そしてさらに思うのは、この仲間を結びつけているのは、見えない地図を、みんなで創り上げていこうという大義がある、ということなのではないかと思いました


    それは、奏でてる人を超えて、アートは見てる人がいて初めて完成するのと同様に、聴いている人も同じように、見えない地図を、自分の中に描くという、大義にのっかてるなあと、思いました


    ということで、改めて、音楽をする、ということは、具体と抽象化の往復運動、そして、イノベーター3つのフレームなど、クリエイティブな脳を創るという意味で、めちゃくちゃ大切なことだと。


    子供だけじゃなく大人になった今でも、音楽をやり続けることは、または始めることは、イノベーターのような新しい価値を創る人には、欠かせないと思いました


    音楽は皆で見えない地図を創るもノベーション


    そんなことを思いました^ ^


    参考:本: インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。 2024年6月4日 プリント版第1刷発行 著者—菅付雅信すがつけまさのぶ 発行所—ダイヤモンド社

    21 min
  • 地方創生は競合が手を組むノベーション(1315回)

    三重県多気町に3年前開業した巨大リゾート施設「VISON」を大成功せている、アクアイグニス代表 の立花哲也さんに、地方創生の奥義を教えて頂きました


    "サンセバスチャンは世界一の美食の街と言われていて、人口は18万人くらいの小さな街なんです


    何故そうなったかというと


    そのシェフたちが街のレストランの皆さんと、毎月レシピを公開して、勉強会をしたんですね


    それを20年続けたら、どこのお店も美味しくなってしまった


    これって地方創生の世界モデルだなと"


    ここから私は思いました

    1、街ぐるみのオープンイノベーション

    2、街のレストラン全てが仲間にする大義

    3、新しい市場創造をするということ


    地方創生とはいっても、個別のレストランごとに経営状況は企業で言えば特許を効果する違うので、それらはある意味ライバルという形での競合になると思うのですが


    そのライバルに、虎の子であるレシピを教えるということは、企業においてはある意味、特許を公開するということに匹敵するくらいのことでもあるなあと、思いました


    それはある意味、街全体としての、ミッシングピースを埋め合い、そして新しいものを創発し合う、街全体のオープンイノベーションと言ってもいい状況かもしれないなと思いました


    それを可能にしたのは、街全体が仲間としての認識を持つことができたからなのかもしれないなと思います。そしてそれを仲間にしたのは、大義としての、世界一の美食の街をつくる、という大義があったのではないかと、想像しました。


    イノベーションの世界では、ピッチイベントで必ず聞かれるのが、競合はどこだ?という質問ですが、これには二つの意味があると思います


    一つは、競合優位性として、パテントやノウハウなど、参入障壁が築けているのか?ということになりますが


    実はもう一つあって、ちゃんと競合がいる市場か?たまり、誰かが同じような課題の捉え方をして、解決しようとしているのか?もっといえば、それだけの課題やニーズがちゃんとある市場なのか?ということもある気がします


    逆に言えば、一つも競合がいない、というのは、本当にそこにニーズがあるのか?または、誰かがやったがだめだったのではないのか?ということもあるように思います  


    本当にまだ誰もが手がつけられていない市場というケースもあるとは思うので、一概には言えないですが、新しい市場を創ろうというのであれば、1人や一社では、あまりにも時間がかかるということがあるため


    ある意味、競合をあえて許す、または作る、というやり方もあるように思います。


    以前、お話ししたYAMAHAさんの電動アシスト自転車の特許を公開したという話を紹介しましたが、それはまさに、新しい市場は実写では作れない、だから虎の子の特許を公開して、競合も含めて市場参入して頂き、みんなで新しい市場を創る、そういう選択だったと思います


    つまり、地方創生も、もしかしたら、同じようなことをする必要があるのかもしれないなと


    ある地方全体を盛り上げるためには、ある地方における競合同士が、仲間として、オープンに手を組んでいく、これが鍵なのかもしれない、そんなことを思いました


    もちろん、どうしても秘伝のタレ、これだけはということは、クローズとオープンのパランスなのかもしれませんが、できるだけオープンなのかなと


    一言で言えば

    地方創生は競合が手を組むノベーション


    そんなことを思いました


    参考:カンブリア宮殿 空前の美食リゾートVISON 地方の大逆転物語 2024年11月14日放送 アクアイグニス 代表  立花 哲也

    https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/smp/backnumber/2024/1114/

    18 min
  • 文学の和音ノベーション(1314回)

    菅付雅信さんより、大江健二郎さんが、小澤征爾さん語ったと言われる言葉に、感動に打ち震えました


    "音楽は、和音なら和音という垂直のものがあって、その表現を、横への音の動きのなかにおいてやるものだと。


    それは文学でもまさに同じことが言えるんですね。文学では、和音のかわりにメタファーといいますけれど、暗喩ですね。(中略)譬えです。


    それも、直喩、シミールのように、たとえば『あなたの瞳は星のようだ』と言うのじゃなく、『あなたの瞳、それは星』というのが、暗喩、メタファーです。


    それを文章に書くとき、『あなたの瞳、それは星』という表現がバーンと縦のイメージとしてそびえたつ。"


    ここから私は思いました

    1、抽象化した構造の横展開

    2、業態を跨ぐことによるイノベーション創発

    3、抽象化で異質なものへの横転可能性


    まさかの文学に和音があるという話に、目から鱗が落ちまくって、椅子から転げ落ちるほどの衝撃を頂きました


    ここから、これは、ある意味、単なる和音という具体的なことを、文学に適用するということではなく、和音の価値って抽象化するとどんなことだろうと、一旦考えた上で、じゃあそれを文学に具体化するとどうなるのか?という、まさに具体と抽象の往復運動をされているということなのかもしれないなあと思いました


    イノベーションの世界では、よくある業界でやられてることを違う業界に横展開することで、イノベーション創発をするということがあって


    たとえばタイムマシンビジネスのように、先進国のソリューションをまだ追いつけ追い越せの国に展開する、または、製造業で培われたIOT技術を、全く違う業界で展開するは、よくやられてて、イノベーションの常套手段とも思います


    さらに、それを、もっとイノベーティブで、誰もが思い付かない形でやるためには、一旦、抽象化してその価値がどうとらえたら良いのか?ということに持ってくことによって


    誰もが思い付かないような横展開の可能性が広がるやり方かもしれないなあと、思わせて頂きました


    私がよくやるセッションに、強制発送法で、世界のとんがったビジネスを紹介してから、一旦、価値を抽象化してみようというセッションを挟むことによって、皆さんの業界へイノベーティブなサービスをアイディエーションするということもやってます


    大江さんのように、より、離れたことに対して、それを適用することによって、めちゃくちゃイノベーティブなものを生み出すことができる可能性があるなあと、改めて思わせて頂きました


    あえていうならば

    文学の和音ノベーション


    そんなお話をしています^ ^


    参考:本:インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。 2024年6月4日 プリント版第1刷発行  著者—菅付雅信 発行所—ダイヤモンド社


    21 min
  • コンサル秘伝のタレはマインドセットノベーション(1313回)

    BCGのコンサルに対する秘伝のたれとして、マインドセットがあるということを教えて頂きました


    つぎの3つのマインドセットが大切とのこと

    1、他者への貢献に対する強い想い

    2、何度もチャレンジを継続できる折れない心

    3、できない事実を受け入れる素直さ


    ここから話は思いました

    1、パッションから大義へ

    2、ファストフェイル

    3、無知の知


    コンサルのスキルも大切だが、同じようにマインドセットがとても重要とのお話にはとても共感いたしました。


    少しコンサルのことがわかってくると、さまざまなフレームワークを使えるようになってきて、できるようになってきた自分が面白くなっちゃうところも出てくる気がします。


    パッションの爆発は良いのですが、ともすると自己満足で終わっちゃうこともある気がしてまして、そんなときに大事なのが、イノベータ3つのフレームにあるように、パッションから仲間とともに、みんなが喜んでくれるものを作っていくという大義なのだなあとつくづく思いました


    また、コンサルには実際正解となる答えがないこともたくさんあるので、最終的にお客様の納得感を得て、行動変容まで持っていけるか、ということが勝負になるので


    何度も何度もお客様と意見交換を重ねて、何度も何度も案を修正しながら、最終的な提案に持っていくことが大事なので、最初から完璧な答えを求めるよりも、ファストフェイルで何度も軌道修正をしていくマインドが、とても大切になるなあと


    そして、それも、イノベーションを立ち上げるのに、何度も何度も軌道修正をしながら進んでいくことに、とても似てるなあと思いました


    さらには、自らがめちゃくちゃいい提案をしていると思ってるのに、どうしても上司やお客様が、納得してくれないということも、めちゃくちゃありましたが


    そこで、ネガティヴケイパビリティを発揮して、自分自身は、まだまだだと認識しながら、意見を受け入れつつ、再考しながらも、さらなるアップデートを図れるか、というところも、本当に重要だと思いました


    ともすると、最初の意見を全く変えてこないコンサルの方にも、何度か出会いましたが、ゴールはお客様が納得して行動変容をする、というというところととらえたら、この部分は本当に大切だなあと思いました


    コンサルにはもちろんスキルやノウハウも大事ですが、実は、マインドセットという秘伝のタレが1番大事、それはイノベーションとも通じるなと


    コンサル秘伝のタレはマインドセットノベーション


    そんなことを思いました^ ^


    参考:本: BCGの特訓 成長し続ける人材を生む徒弟制 電子書籍データ作成日 2015年11月25日 第1版 著者 木村亮示・木山聡  発行所 日本経済新聞出版社


    15 min
  • パッション掛け合わせによる化学反応ノベーション(1312回)

    最も大好きなミュージシャンの一つのYMOの結成の秘密に鳥肌が立ちました


    "たとえば日本を代表する音楽グループ、イエロー・マジック・オーケストラ、省略してYMOは、一枚の組み合わせを提示するメモから生まれたことをご存じだろうか。 


    リーダーの細野晴臣が坂本龍一、高橋幸宏に声をかけて始まったこのグループの誕生時に、細野は次のようなコンセプトをメモに書いて2人に示したという。


     「マーティン・デニーの『ファイアー・クラッカー』をシンセサイザーを使用したエレクトリック・チャンキー・ディスコとしてアレンジし、シングルを世界で400万枚売る」と。"


    ここから私は思いました

    1、音楽的に離れたものの掛け合わせ

    →西洋×オリエンタル×ディスコ

    2、異分野との掛け合わせ

    →ブラックお笑い×クールな音楽:スネークマンショー

    3、パッションの化学反応

    →サスティナブルな大義


    中学時代にラジオから流れてきたYMOの東風に、身震いするほどの衝撃を受け、そしてそれが日本人の音楽ということに、さらなる感動をしたことをアリアリと覚えています


    シュンペーターがいうところの、イノベーションは、既存の掛け合わせから生まれる、さらには、その掛け合わせは、離れてれば離れてるほど、面白いと言うことを、コンセプトとして、やられていたんだなということを、今回初めて知りました


    当時は、洋楽にどっぷりハマっていた私ですが、そこに、まさにオリエンタルな、かつ、民族音楽ではない西洋音楽で、さらに、踊れるディスコティックだったということ、その掛け算に震えがきてたのかと、今になって理解できるなあと思いました


    その後、私の心掴んで話さなかったのは、スネークマンショーと言う、ブラックなお笑いがあって、めっちゃかっこいい音楽がある、と言う、このブラックお笑い×クールな音楽、と言う掛け合わせに、またしても、ノックアウトされてました


    そして、それらを形作っていたのは、めちゃくちゃとんがったパッションを持っている3人の仲間があつまり、分業というよりは、化学反応を起こし、そしてサスティナブルに売れることを目指す、と言う大義が、まさにイノベーター3つのフレームに合致してたのかもしれないかなあと思いました


    イノベーター3つのフレームにおける、パッションは大体1人からはじまり、そして仲間では1人ではできないことを分業するのですが


    YMOは各々の溢れるパッションが集まり、分業よりも化学反応というところが、並のイノベーターとはちがう、ポイントかもしれないなあと、改めて思いました


    イノベーションは、掛け合わせと言いますが、コンセプトだけではなく、強烈なパッションがかけ合わされば、化学反応となり、凄まじいイノベーションが炸裂する


    パッション掛け合わせによる化学反応ノベーション


    そんな気がしました


    そんな話をしています^ ^


    参考:本: インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。 2024年6月4日 プリント版第1刷発行 2024年6月4日 電子版発行 著者—菅付雅信 発行所—ダイヤモンド社

    13 min
  • 責任を果たすには頼るノベーション(1311回)

    哲学者の戸谷洋志さんのお話に目から鱗が落ちる思いでした


    曰く

    "自己責任論は一つの人間観を前提にしている。  それは、人間とはあくまでも自律的な存在であり、またそうあるべきである、という考え方だ。"


    "他者との関わりから隔絶され、たった一人で物事を選択し、行為し、生きる、「強い」主体としての人間─それが、自己責任論において前提とされる人間像だ。"


    "強い責任と、無責任さの間に、もう一つ別の責任概念が介在するのだとしても、決して問題はないはずだ。


    筆者の考えでは、それは人間を、強い責任において前提とされるような「強い」主体ではなく、「弱い」主体─すなわち、一人では生きることができず、他者を頼らなければならず、傷つきやすさを抱えた存在─として捉えるような、責任概念だ。


    本書はそうした責任概念を、「弱い責任」と呼ぶことにする。"


    ここから私は思いました

    1、自己責任の破綻のリスク

    2、「仲間」で責任を果たす

    3、頼れる仕組みづくり


    何かを選択した際に例えばうまくいかないことがあったとして、自己責任だから仕方がないよね、ということは、いろんなところであるなあと、ある意味、それは当たり前のものとして考えていました


    しかしそれは、もしかすると、自己責任で破綻するリスクがあることを、その人個人に背負わせている、そんな考え方があるのかと目から鱗が落ちました


    考えてみれば、ゴールは自己責任でうまくできなかった人を糾弾する、または破綻に追いやることよりも、そう言ってもなんとかその人が、うまくいくようになることが、みんなが幸せになるってゴールな気がします


    そうすると、そこをサポートすることがやっぱりあったほうがいいわけで、その一つの重要なファクターが「仲間」ということになるのかもなあと思いました


    例えば、起業に踏み切った人がいたとして、ハイリスクハイリターンに、自分で突っ込んでいったんだから、自己責任なんだから、失敗したら路頭に迷っても仕方がないよね、と突き放す世界はどうなのかと


    一方で、そのリスクがあるからこそ、背水の陣で、実力以上のものが出せるのだから、そういう人じゃないと資金は出さないし、それこそが起業の醍醐味、みたいな面もある気がします


    これは、どちらがいいのか悪いのかというよりは、その人の性格によるところもある気がしますが、それでも、ナイスチャレンジってことで、なんらかの「仲間」がささえる、そんな世の中が、私はビビリなので好きな気がします


    きっと大切なことは、自己責任という啖呵を切って始めたとしてうまくいかなかったとしても、そこで、誰かを自らが頼る、という選択肢を持っておくということかと思いました


    その上で、そういう頼ってくる人たちを受け止めることができる、仕組みづくりということが、やはり大切になってくるなと思いました


    それは、例えば最近では、クラウドファンディングで、資金が集められなくて美術品を守れなくなってしまいそうな美術館の例などを考えると、そんな仕組みの一つかなと思います


    また、私が四半期に一度のタイミングで開催してるStartup Emergence Ecosystem(SEE)もある意味、何度でも挑戦できるプラットフォームとして、そんな仕組みのは一つになればいいなあとも思っています


    自己責任の呪縛から解き放たれること、っていうことが、実は、特にイノベーションのように、挑戦する世界にはとても大事なのではないか


    あいつが勝手に挑戦してダメだったんだから自己責任と、言わずに、何度も挑戦するように、仲間が支え合う世界が素敵だなあと、思わせていただきました


    それが、実は、ゴールとしての、最終的な責任を果たす、と言うことに、実は繋がると言うところを、心に持っておくと言うことが大切かと思いました


    一言で言うと

    責任を果たすには頼るノベーション


    そんな話をしています^ ^


    参考:本: 生きることは頼ること 「自己責任」から「弱い責任」へ 二〇二四年九月一日発行 著者:戸谷洋志  2024 発行所 株式会社講談社

    25 min
  • パッションは当事者意識で継承できるノベーション(1310回)

    国宝薬師寺東塔の全解体修理を担った薬師寺 宮大工 石井浩司さんの言葉に胸が詰まりました


    曰く

    "自分の身に変えてでもこの塔を建てますよと、

    だからこの地を安穏の地にしてくださいと、そういう思いで、みんながそういう思いでやったから"


    "それで少しでも、家内の人生が長引くなら、もしかして良くなるのなら、それに代えられるなら、僕はなんでもやります、という思いで仕事してましたね"


    ここから私は思いました

    1、利他パッション

    2、当事者意識

    3、パッション継承


    1300年の歴史を誇る国宝薬師寺の修繕は、部材1万点を解体して修繕して組み直すという途方もない作業なのですが、こんな思いで乗り切ったというお話にめちゃくちゃ感動しました


    奥様の体調が優れない中での本当に過酷な仕事だったと思うのですが、それを支えていたのが、奥様のご無事を願う究極の利他パッションだったのかもしれないなと思います。


    1300年の歴史の中で、そのような祈りとしての利他パッションは、きっと古の頃より薬師寺の東塔に来られた方々の気持ちと、重なったのかなと思いました


    以前の師匠より、作った人の気持ちにならなきゃダメだと言われていた中で、奥様を思う気持ちが、東塔で1300年間毎日行われてきた皆様の祈りと重なることで、そこにまさに圧倒的な当事者意識が生まれて、この困難なミッションを達成できたのだなと思いました


    この当事者意識を持つことは、イノベーション創発の中でもとても重要なことだと思います。以前コンサルにいた際は、じゃあ、お前はそれを使いまくったのか?と良く言われました。


    デザインシンキングの世界でも、エスノグラフィーなどで、ユーザーにへばりついて何日も撮影をしたり、ヒアリングをしたりしますが、それも当事者意識をいかに持つかということへのアプローチかと思います


    石井さんは、まさに当事者になられながら作られたのだ、そんなふうに思いました


    ここから思うのは、古の宮大工さんのパッションを、見事に継承されたのだなあということです。その時代のことを想像し、そして自らの思いと重ね合わせることで、その境地に達せられたのだなあと


    イノベーションの中では、ビジネスアイディアや戦略づくりと、構築や実装の人がまま変わる場合がありますが、この際にパッションが継承されない問題を沢山見てきました


    今回のお話は、それへの有効な処方箋になるのではないかと思います。つまり、パッションが継承されない真の課題は、当事者意識を持たせれないことにある


    とすれば、どんな方法で当事者意識をもたせられるか、それが鍵を握ることになると思います


    パッションは継承できない、とこれまで言ってきましたが


    パッションは当事者意識で継承できるノベーション


    その方法は、いろんな方法がありますが、薬師寺のように1300年も前の人のパッションの当事者意識になるのは本当に難しいですが


    同じ時代を生きてる人なら、当事者意識が生まれる際に、継承すべき人がいる状態を作り出すことが、一つの答えにもなるかなと思います


    そんなことを話してます^ ^


    参考:新プロジェクトX  祈りの塔 1300年の時をつなぐ~国宝薬師寺東塔 全解体修理 初回放送日:2024年8月31日 https://www.nhk.jp/p/ts/P1124VMJ6R/episode/te/VKGGY83M6P/


    20 min
  • 身の回りの違和感が世界を救うノベーション(1309回)

    国連事務次長の中満泉さんからの、小学生からの世界の社会問題に自分は何ができるか?との回答にとても共感しました


    "戦争、格差、貧困で、苦しんでる人達が実は世界中には沢山いて、本当にそれを考えると心苦しく思うんですね


    実は、もちろん日本は平和で戦争ではないですけれども、日本の国内でもいろいろな意味でね、困窮してる人が沢山いる状況はあるわけですね


    そういった身の回りの様々な不公正だったり差別の問題だったり、そういったことに気づくように、目を向けて、そして心を寄せる


    そしてそれを解決していくためには何が必要なのかということを、身の回りで、学校だったりクラブだったり家庭であったり、そういったところでぜひお話ししてください


    どのような形でお互いに助け合うことができるのかということを、ぜひ考えてみんなで話してくださればなと思います"


    ここから私は思いました

    1、身の回りの違和感に心を寄せる

    2、仲間と共に何ができるかお話しする

    3、そこから生まれるパッションと大義を思う


    社会問題への取り組みなど言われると、自分とは遠いお話しだと思ってしがちな気がして、関係ないと思ってしまいますが、まずは、身近なところに注目してみようというのは、とても素敵なアドバイスですし、イノベーション創発のやり方ととても似ているなあとも思いました。


    世界のイノベーションみたいなことだと、とても自分には手の届かないことが思い浮かびますが、全ては小さい身の周りの違和感から始まってると思います


    それを普通は、まいっかで終わっちゃうところを、いかに拾って蓄積して熟成させていくかというところが、大切な気がしました


    それから、自分だけでは自己満足になっちゃうので、仲間とその違和感を話してみる、というところができると、自己満足じゃなく、みんなもやっぱり違和感なんだ、とか、違う捉え方もあるんだな、とか、少しずつ違和感の正体が見えてくるのかもしれないなと思いました


    そこから、みんなが思ってるなら、自分がその違和感をなんとかしたいなぁとか(利他パッション)、みんなが思うこととは違うことが面白い(個性パッション)、など、まさに情熱のポートフォリオのどこかに火が付いたら、それがパッションの原動力となって、自己満足じゃない大義も生まれて、イノベーションが始まることになるなと思いました


    これがイノベーション3つのフレームである、パッション、仲間、大義が生まれてくる一つの構造だと思うのですが、これによって、社会課題解決をする人になることへの道として二つのことがあるなと思いました


    1、課題解決ノウハウ

    一つは、課題を解決するスキルとノウハウがつくことかなと思います。それは、身近な課題解決だけど、そのやり方をプラクティスしておくことで、それは大きな課題でも基本は同じだと思います。


    そしてそれが、世界中の人ができるようになったら、そのノウハウが伝播することでも、世界が変わる可能性があるなと思いました


    2、バタフライエフェクト

    6時の隔たりみたいに、実は、人やメディアによる拡散や効果は俄然高まっているような気がします。それは、どこかでゼロがイチになることで、実はさざなみが知らないところで大波になってるかもしれないし、または自分がいなくなった未来において、実は役になってたり


    自分の身の回りの小さな違和感への取り組みが、実は社会課題を変えることにつながることも、本当にあると思いました


    あえてまとめると

    身の回りの違和感が世界を救うノベーション


    そんなことを思いました^ ^


    参考:NHKアカデミア 中満泉(前編)瀬戸際に立つ世界 初回放送日:2024年9月25日 https://www.nhk.jp/p/ts/XW1RWRY45R/episode/te/5G6JK2G51V/

    21 min
  • なりたいではなく、したいノベーション(1308回)

    考古学者の河江肖剰(ゆきのり)さんの言葉に、なりたいものを探してる時の考え方、を教えて頂きました


    曰く

    "考古学者になりたかったんですか?って聞かれるんですけど、私別に考古学者になりたかった、何々になりたいってのなかったんですよ


    私は、したかったんですよ。発掘したかったとか、エジプトに行ってみたかったとかいうので


    未来じゃなくて、現在のことを自分は常に考えていました


    でそれにもう邁進して行った結果、一つずつ一つずつ階段が登っていくようにして、考古学者に最終的には呼ばれるようになった、周りから。"


    ここから私は思いました

    1、今のパッションの源を見つめる

    2、したいことに飛び込むFastFail

    3、何になるかはお楽しみに没頭する


    大谷翔平さんのように、小さい頃からなりたいものがあって、それを実現している人たちの素敵なお話を聞いて、凄い人だなあと、そんな小さい頃全然考えてなかったもんなあとよく思います


    じゃあ、そうでなければ、どうすりゃいいの?ってことに答えをくれてるような気がしました。


    シンプルに、今、したいことをやる


    でもそれは、本当にしたいことなのか?だせいでやってることではなく?ということが大切な気がします。


    そのためには、自分が心からワクワクすることってなんだろうって頭を常に持っておくことが大切かなと思いました。そのためには、情熱の源を知っておくことかなと。


    その上で、もし、情熱に乗っかっているなら、とにかく飛び込んでみる、ということが大切かと。FastFail精神で、失敗望むところって感じで飛び込むことが大切かと思いました


    その上で、自分がどんな人になるかなんて、考えないほどに、没頭する、つまりチクセントミハイのいうところのフローに入れるかどうかが実は大切かなと思いました。


    フローに入るためには、スキル軸と挑戦軸のどちらかから登っていってもいいものの、それなりの時間をかけてフローに突き進む


    何になりたいかなんてことはお楽しみにとっておいて、したいに、没頭する


    そんな生き方があってもいい気がしました


    なりたいではなく、したいノベーション


    そんな話をしています^ ^


    参考:NHKアカデミア 河江肖剰(エジプト考古学者) 初回放送日:2023年3月28日 https://www.nhk.jp/p/ts/XW1RWRY45R/episode/te/J642LRYP11/

    20 min
  • 時間と空間を操るノベーション(1307回)

    言語学者の山口仲美さんから、清少納言の、春はあけぼの、がとてもイノベーティブであることに、衝撃を受けました


    曰く

    "①それまでに描写対象として取り上げられることのなかった風景という新しい対象を散文世界に取り入れたこと


    ②しかも、その風景を、普通の人が思いつかないような「時間」の観点から描き出していること。


    こうして、清少納言は、随筆という新ジャンルを生み出したと察せられます。"


    "和歌を詠むことが自分に向いていないことを自覚し、それを周囲に認めさせているのです。そして、自分に合った散文の世界に身を投じていく。歌詠みの家に生まれ育っても、それを継がないという自己主張をしたのです。"


    ここから私はおもいました

    1、風景描写

    →空間ノベーション

    2、時間描写

    →時間ノベーション

    3、継がない

    →パッションノベーション


    風景描写とは、別の見方をすると、これまでの空間を新たに捉え直すことにより、新しい価値を生み出すと言うことをされていると言うことかと思いました


    イノベーションの世界でも、空間の新たな価値の捉え方という意味で、例えば空いてるスペースをシェアするサービスや、さらにそれを細分化するマイクロスペース、衛星から空き地の発見や、土地の情勢度計測など、いまだに様々なイノベーションが生まれているように思います


    さらには、バーチャルで3Dな空間の創発や、現実とバーチャルの融合、が今後新たに出てくるグラスやホログラム技術でさらに加速していきそうです


    一方で、時間の世界では、もともとのコンピュータの発明から、どれだけ効率的な時間の使い方ができるか、ということに焦点が当たってきましたし、飛行機などの登場は大幅に時間を効率化できることになるかと思います


    時間の新たな捉え方という意味で、隙間時間でバイトできるとか、お休みの日や時間に副業、もちろん、飛行機などによる移動時間短縮や、さらにはオンラインで移動時間ゼロ化など、たくさんのイノベーションがあるなあと思います


    そう考えると人にとって、空間と時間というのは、イノベーションを産むための大きな二大要素かもしれないなと、それを清少納言は随筆の中でやってのけたというところが、また凄いイノベーターだと思いました。


    和歌の家に生まれながらも、その枠から飛び出していく、パッションがあったからこそ、なのかもしれないなと、つくづく情熱の源に従うのがイノベーターだなと改めて思いました


    時間と空間を操るノベーション


    そんなことを思いました^ ^


    参考:本: 千年たっても変わらない人間の本質 日本古典に学ぶ知恵と勇気 令和6年5月発行 著 者 山口仲美 発行所 株式会社幻冬舎


    動画で観たい方はこちら

    https://youtu.be/9z5JPEY5HkU

    18 min

About 残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

From the publisher's feed

イノベーションで世界をよりよく変えていこう、という闘う人々を応援するチャネルです。スタートアップや大企業、音楽家やアーティストなど、様々なイノベーターのビジョン、考え方、パッションを是非是非、全身で感じてください!

More shows like 残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

Tokyo Midtown presents The Lifestyle MUSEUM by TOKYO FM

Tokyo Midtown presents The Lifestyle MUSEUM

44 Listeners

大竹紳士交遊録 - 大竹まことゴールデンラジオ! by 文化放送PodcastQR

大竹紳士交遊録 - 大竹まことゴールデンラジオ!

61 Listeners

おとなのための教養バラエティ『こねくとゼミナール』 by TBS RADIO

おとなのための教養バラエティ『こねくとゼミナール』

0 Listeners

どうぶつとのちょっとイイ話 ~アナザー・ニッパー・ストーリー~ by J-WAVE ARRTSIDE CAST

どうぶつとのちょっとイイ話 ~アナザー・ニッパー・ストーリー~

0 Listeners