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第179回 オンラインでKKしよう!


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このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社の提供でお送りいたします。

第179回は「オンラインでKKしよう!」と題してお送りします。

安:さて、大野さん。

大野:はい。

安:KKって、何でしょうか。

大野:これはもうお決まりの、関係構築というやつですね。

安:あ、関係構築のKKですね。

大野:はい。今回は東京のAnchorチャプターの塚尾さんから、ポッドキャストで取り上げてほしいトピックということでまとめていただいたリストがあるんですね。

安:はい。

大野:その中で、オンライン定例会になってからのコミュニケーション機会の減少をどう改善していくのがいいか、事例を知りたいというお声と、それからもう1つ、近いものなんですけども、オンライン故に対面で会うことができないので、新しいメンバーの方が、他のメンバーと信頼関係や人間関係を作るのがちょっと難しく感じているということみたいですね。

安:ああ。そういう悩み、最近私もよく聞くことがありますね。

大野:うーん。それでこのへんをちょっと取り上げていこうかなと思っています。

安:はい。

大野:今回の件をどういうふうに捉えるかは、たぶん皆さんそれぞれで、まちまちだと思うんですよね。

安:はい。

大野:「オンラインになりました」ということが、それだけでなんかやりにくい環境になっているように捉えられる方もいらっしゃるとは思うんですけども、一方で、すごくいろいろなことが便利になって、「オンラインすごい」みたいな人もいるわけですよね。

安:そうですね。

大野:なので今回、例えば対面でできていたことと、それからオンラインでできることみたいなのをちょっと整理してみたいと思うんです。対比しながら、確認していければと思います。

最初のメンバーさんの声の、コミュニケーションの機会がオンラインで減ってしまっているという解釈ですよね。これが実際どうなんだろうということで、何をもってコミュニケーションの機会が減ってしまっていると思われているのかというのは、本当はお聞きしたいところではあるんですけども。

安:はい。

大野:オンラインだからこそコミュニケーションの頻度が増えているという人もたぶんいると思うんですよ。

安:あー。

大野:例えば会社でリモートワークが増えてきていますよね。

安:はい。

大野:ナショナルオフィスもリモートワークをやっていますけども、以前と違って毎朝、朝会というか朝礼みたいな形で、オンラインで全員とZoomで会っています。何人かのスタッフは、夕礼みたいな形で1日の終わりにも会ったりとか、週1のミーティングもやっているので、むしろコミュニケーションは増えているんですよね、頻度は。

安:ああ、なるほど。

大野:そういう方もいらっしゃると思うんですよ。

安:はい。

大野:なのでそのへんはちょっと確認しなきゃいけないですけど、先ほど言った対比をしていくことで見えてくるかもしれないですね。

安:はい。

大野:まず例えば、オンラインになってしまったので今はできないんだけども、対面でできていたことをちょっと幾つか考えてみたいと思うんですけども。

安:はい。

大野:考えられるのは、例えば定例会の後に雑談とかできていたじゃないですか。それがオンラインということになって、しにくいというのはなんとなく分かるような気がするんですけども、ここはちょっと意図的にそういった機会をオンラインで作るということをしないといけないかもしれませんよね、チャプターでね。

安:ああ、そうですね。

大野:なので定例会後に雑談ができるように、例えば幾つかのブレークアウトルームを開放してあげるとか、2人で1つのブレークアウトルームに入るとか、3人でとか5人でとか。雑談していた当時の、対面の時のように、好きな部屋に入って雑談するというのは環境としては作れるかもしれませんよね。

安:そうですね。

大野:メンタリングなんかもそうですかね。定例会が終わった後にメンタリングをよくしていたと思うので。

安:はい。

大野:このへんはやっぱり意識的に、計画的にメンタリングしていかないといけないでしょうね。オンラインでのメンタリングセッションのスケジューリングをちゃんとして、例えば定例会が終わった後、何時からメンタリングやりましょうということで、メンターコーディネーターとメンターのチームがやっぱり計画的にやっていく必要があるでしょうね。

安:そうですね。

大野:あとどんなのがありますかね、対面でできていたことっていうと。

安:そうですね。飲食しながらの懇親会とか交流会、歓迎会とか。そういったことはやっぱり対面ではできていたけど、今はやりにくいというか、できないという環境がありますね。

大野:はい。これは結構皆さん、「ああ、あの時はよかったな」みたいに思っているのかもしれないですね。

安:はい。

大野:お酒も入ってとかね、飲食を伴う歓迎会、懇親会ですかね。これはあんまり、お酒はなかなか一緒にというのはちょっと難しいかもしれないですけど、それぞれの場所からオンラインで参加する歓迎会とか懇親会というのは、ないよりいいですよね、やっぱり。

安:そうですね。

大野:味気ないとおっしゃる方も少なくはないんですけど、やらないよりは、やっぱり定期的にこういったオンラインの懇親会、歓迎会はやるべきだと思いますよね。

安:ですね。

大野:それぞれが缶チューハイを持ったりビールを持ったりとかして、飲みながらでもできますもんね。

安:できます。はい。

大野:あとチャプターミーティングが終わった後、帰る時に駅まで一緒に歩いたりとか、ちょっとした時間が今はないかもしれないですね。

安:そうですね。

大野:これもやっぱり意識的に、メンバーの皆さん各自が、そういった時間を取ろうということは必要なんだと、声掛けをする必要もあるでしょうしね。

安:はい。

大野:例えば定例会が終わった後10分だけ時間を取って、パワー1to1。5分ずつ時間を押さえて話すみたいなのはやってもいいかもしれませんよね。

安:そうですね。

大野:もう1つ、新しいメンバーの方を迎えた時にやっぱり大切だなと思うのは、対面の時は、結構いろんなメンバーの方が新メンバーの方に声を掛けられるじゃないですか、気軽に。

安:はい。

大野:「どうですか」みたいな感じでね。「慣れましたか」みたいな声を掛けやすいんですけど、そこもやっぱり意図的にというか、意識的にやっていかないとなかなか難しいところであるとは思います。

安:はい。

大野:だから定例会の後とか、あるいは定例会の前の日とかでもいいですよね。

例えばメッセージを送ってあげるとか、あるいは電話をしてあげるということを、プレジデントでもいいし、メンター、スポンサーの人もそうですよね。

安:はい。

大野:例えば、同じコンタクトサークルのメンバーからでもいいでしょうし。もしチャプターの中で複数のチームに分けて、班みたいなのをやっているところは、その同じチームのメンバーからの声掛けでもいいでしょうし。

安:はい。

大野:やっぱり計画的にやらないと、むらが出てしまうと思うので。例えばメンターコーディネーターとかが、コーディネートをしてあげるといいと思いますね。

安:はい。

大野:放っておかれる感、放置プレイ感はオンラインだとどうしても強く出てしまいがちなので、ここは意識的にいろんな人が気に掛けてくれているというのがちゃんと伝わるような態勢を、やっぱりチャプターで設計する必要があると思いますよね。

安:そうですね。これはとても大事だなと思います。

大野:あとは定例会中だと、対面の時は新しいメンバーの隣に誰か、例えばメンターとかが座って、結構細かくサポートができると思うんですけども、そこもやっぱりミーティング中に戸惑いがあるかもしれないという前提で。新しいメンバーの方でZoomとかに慣れていない方もいらっしゃるかもしれないじゃないですか。

安:はい。

大野:だから例えばZoomに参加するための練習の機会とか、あるいはリハーサルの機会を提供して差し上げるのも大切かなと思いますよね。

安:はい。

大野:ミーティング中に、もしかしたら個別のチャットなんかでサポートをすることはできるかもしれないです。あるいはZoomとは別ルートでメッセージをやりとりするということが、メンターと新しいメンバーの間でできるかもしれないですけど。チャプターによっては個別のチャットをできないように制限している場合もありますので、ここはちょっと相談かもしれませんね。

安:はい。

大野:あと、1to1はどうですか。1to1は結構オンラインなどで頻度を上げられると思うんですけど。安さんは実際、1to1の頻度は増えていますか。

安:増えています。やっぱりなんか意識して1to1をしようということで、行動にそれが現れるので、結果として対面よりも移動を伴わない分、1to1をする時間が増やせているなというふうには思いますね。

大野:うん。例えば以前だと、対面だと週に2日ぐらいがせいぜいかなといった感じだった人でも、おそらくオンラインだったら週に3、4回できてしまうんじゃないですかね。

安:できますね。

大野:そのへんのハードルは下がっているはずなので、それは積極的に頻度を上げて、強みとして生かしていくべきだと思うんですよね。

安:はい。それではそろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか。

大野:はい、ありがとうございます。今回参照している英語版のエピソード689に、イギリスのフィル・バーグさんが自分自身に言い聞かせていた言葉として「オンラインとオフラインの、唯一の違いはスペルだけだ」と言っていたんだそうです。これはすごくいいなと思いました。自分のマインドセットをする、自分のマインド作りを自分自身でやっていたということなんでしょうけども、オンラインとオフラインは基本的には違いがないんだよと。スペルが違うだけで同じなんだよと。要は心の持ち方次第というかね。意識の仕方によってどうにでもなるということなんでしょうね。

安:はい。

大野:ぜひ皆さんもチャプターでこのへんの言葉をシェアしていただいて、前向きに、オンライン環境での強みをぜひ生かして。できないことにフォーカスしていたら、やっぱりなかなか行動できなくなってしまうので。むしろ今だからこそできることを積極的にやっていく。オンラインでできること、あるいはオンラインだからこそ気を付けてというか、神経を使ってやるべきところは、やっぱりチャプターでできるところもそうですし、メンバー個人レベルでできるところもやっていく必要があるかなと思いますね。

安:はい。

大野:効率はかなり上がっていると思いますから、リファーラルを出すにしても、ビジターさんに声掛けするにしても、1to1をやるにしても、はるかに行動が活動しやすくなっているはずですので。

安:そうですね。

大野:はい。ぜひ、positive attitudeで頑張っていただきたいなと思います。

安:はい、ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

安:今回もBNIジャパンナショナルディレクターの大野代表と、私BNIメンバーの安紗弥香でお送りいたしました。このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社の提供でお送りいたしました。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

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