
Sign up to save your podcasts
Or


iPad Workers Podcast第48回は「Logseqを使ったタスク管理術」についてのお話です。
📢 お知らせ
* 🎥 Notionを使った情報管理術(アーカイブ視聴)
* 5月22日(日)🎥 Logseqを使ったiPadタスク管理講座
* 5月28日(木)👩💻 iPad Meetup(Discord)
🎧 iPad Workers Podcastは毎週、木曜日配信予定のポッドキャスト番組です。リクエスト・感想などは #iPadWorkers のハッシュタグを付けてツイートお願いします。
Logseqはただのマークダウンが使えるアウトライナーではない
Logseqはマークダウンの使えるアウトライナーなんですが、タスク管理に関する機能が豊富です。
たとえば、TODOにも完了/未完了以外に「実行中」ステータスが存在したり、スケジュール機能やリピート機能など、タスク管理を行う上で便利な機能がたくさんあります。
Logseqでは「TODO 」と文字を打つと項目の前にチェックボックスが表示されるので、メモからタスクへの変換も簡単です。(または下にあるメニューバーからチェックマークをタップする)
👨💻作業ログからプロジェクト実行につなげる方法
チェックボックスをタップすると、チェックマークが入り完了(DONE)となり、項目に取り消し線が入ります。
キーボードで「/(スラッシュ)」を入力するか、下部のメニューから「⌘」マークをタップすると、コマンドメニューが表示されます。
コマンドメニューから「schedule」を選択すると、カレンダーで日付選択やリピート設定ができます。
スケジュールした項目は、指定日になるとデイリーページ(日誌)の下に表示されるので便利です。
Logseqにはタスクに関するコマンドだけでも、LATER/NOW/DONE/WAITING/CANCELED/Deadline/Scheduledと7種類も存在します。
Logseqはただのマークダウンが使えるアウトライナーではなく、タスク管理アプリとしても優秀なアプリです。
タスク管理機能を持つ多くのアプリが、タスクの完了/未完了の2ステータスしかないものがほとんどですが、Logseqには「実行中(DOING)」という3つ目のステータスが存在します。
実行中ステータスでモチベーションと集中力を高める
Logseqではチェックボックスをタップするとタスク完了になりますが、チェックボックス横の文字をタップすると「実行中(DOING)」ステータスになります。
チェックボックス横に表示されている文字(LATER または TODO)をタップすると(NOW または DOING)に切り替わるのです。
Logseqにはタスクの完了・未完了以外に「実行中」というステータスが存在します。さらに実行中の時間を計測する機能も持っているのです。作業を完了し、チェックボックスにチェックを入れると作業にかかった時間も横に表示されます。
⏳ Logseqには作業時間の計測機能がある
途中で他の作業をする場合は、チェックボックス横に表示されている文字(NOW /DOING)をタップして、実行中ステータスをオフにできるので、作業していた時間だけを記録可能です。
日々のメモからチェックボックスをつけてタスクに変換、さらにタスク実行中の時間計測までがLogseqアプリ1つでできます。
実行中のタスクは、デイリーページの下に常に表示されるので、「今、自分はこの作業をやっている」という意識も強く持てます。
タスクにかかった時間は「:LOGBOOK:」の文字をタップすると表示されます。実行していた日時が表示されるので「自分はこれだけやった」というのが記録によって可視化できます。
中・長期的なプロジェクトなど、すぐに成果が出にくいものも記録によってモチベーションアップにつながります。
Logseqはタスクを実行するために優れたアプリ
Logseqを使うまで、タスクは手書き手帳アプリのPencil Plannerに手書きで書いて管理していました。
それ以前はApple標準のリマインダーアプリを使用していました。
「通知」や「タスクの追加しやすさ」に関しては、リマインダーアプリが一番ですが、リマインダーアプリには「やること」しか書けません。
「やること」から実際の作業に取り掛かるために重要なことは、考えること=書き出すことで、「やること」に対して足掛かりになるようなメモだったり作業ログが残せることです。
Apple標準リマインダーアプリにもメモエリアは存在しますが、入力しやすいとは言えません。
Pencil Plannerも手書きメインで使用している限り、指定した日にちに再表示(通知)する機能や、手書き文字をテキストに変換する機能などはありません。また、たくさん書けば書くほどページが増えて一覧性が低くなっていきます。
Logseqなら「やること」に対してメモを少しづつ追記していったり、指定日に再表示することも簡単です。アウトライナーの「ズームイン機能」を使うことで特定の項目だけを表示もできます。
タスクの完了/未完了だけでなく「実行中」ステータスが存在することと、タスクに直接メモを追記していくと、それ自体が成果物につながっていくこと、これがLogseqでタスク管理をする上で便利に感じている部分です。
その他クエリを使ったTODO管理法などは、5月22日(日)🎥 Logseqを使ったiPadタスク管理講座で紹介予定です。
ということで今日は「Logseqを使ってタスク管理からその先のことまで、できるようになってきたよ」というお話でした。
☕️1on1 iPadTalk
iPad・iPadアプリについて気軽に相談できる「iPadTalk」よければ下記ボタンより予約してください。
「iPadTalk」は誰でも申込可能です。聞きたいことがある場合は申し込み時にコメント記入してください。
※相談内容(音声)はiPad Workers Proメンバー限定公開のエピソードで配信される場合があります。
📅 iPadTalkを予約する
🧚♀️ 質問・感想・リクエストなどはこちら
iPad Workers Podcast第47回は「Apple標準メモアプリは、永久保存ではない一時的なメモを手軽にいい感じに書ける最高のアプリ」というお話です。
📢 お知らせ
5/12発売の『DIME(ダイム) 2022年7月号 』にインタビュー掲載されています。
特集「ここまでできる! 最強のiPad仕事術<保存版>」メインPCのように使える神アプリの活用術を徹底解説にて、ノートアプリGoodNotes 5・Noteshelf・Notabilityの3つの違いや使いどころについて紹介しています。
🛒 DIME(ダイム) 2022年7月号
原稿確認時に気づけなかった、間違いが1点ありました👇わかるかな?答えはNewsletterの巻末で。
* 🎥 Notionを使った情報管理術(アーカイブ視聴)
🎧 iPad Workers Podcastは毎週、木曜日配信予定のポッドキャスト番組です。リクエスト・感想などは #iPadWorkers のハッシュタグを付けてツイートお願いします。
ポッドキャストアプリへの登録方法などはこちら:🎧 iPad Workers Podcast
Post-itアプリから再びApple標準メモへ
少し前からPost-itアプリを使って読書メモをとるようになりました。
参考:Post-it、付箋関連の記事
* 🔲 付箋ノートをiPadでやるメリット
* 🔲 iPadで付箋を使った情報整理
* 🔲 書いた付箋をどうまとめていくか?
Post-itアプリはアナログの付箋を一気にデジタルデータ化(読み込み)できる機能はとても優秀ですが、アプリから手書きで新規メモを作成する機能は必要最低限の機能しかありません。
たとえば、Post-itの用紙サイズが毎回リセットされることや、たまにパームリジェクションが効かなくなること、書き出しの煩わしさなど、小さな不満がちょこちょこあります。
ですが用紙サイズに制限があることによって、自然と「1ノート1要素」になる形が便利だったので、Post-itアプリを使用していました。
ある日たまたま数ヶ月前にApple標準メモで書いた読書メモが目に入ったごりゅごさんは、Post-itアプリで書いた読書メモカードよりもはるかに自分の「字が読みやすい」と感じたそうです。
Apple標準メモで書いた読書メモは見た目的な満足度が高く、その理由が下記のようなものでした。
* 四角の図形がキレイに描けている
* 鉛筆ツールのおかげで線のブレが目立ちにくい
* 文字のサイズが揃っている
Apple標準メモには鉛筆ツールがあり、特定の図形をキレイに清書する機能があります。また、種類は少ないですが、罫線や方眼といった用紙フォーマットも選択可能です。
🎨 Apple標準メモアプリでイラストを描く時に便利なテクニック
ただし、Apple標準メモに長い手書きメモを書いていると、表示がおかしくなったり、描画オブジェクトの移動がうまくできなくなったりするバグ?が起こります。
Post-itアプリを使うようになった大きな理由はそこだったのですが、Apple標準メモでも1ノート1要素で次々と新しいノートを作成すれば表示がおかしくなるような問題は起きません。今は1冊の本の読書メモを小さく分割して書く形で運用しています。
メモなら後から「図形に変換」もできる
Apple標準メモには特定の図形をキレイに清書する機能があります。
iPadOS 14からの新機能で、メモアプリの描画やマークアップ中にペン先を離さず、1–2秒画面にタップしたままにしておくとキレイな図形が描けるようになりました。
矢印や星は一筆書きで書きます。(Apple Pencilを途中で離してしまうとダメ)
このキレイに図形を描く機能ですが、後から投げ縄ツール(範囲選択ツール)で選んで変換も可能です。(最近になって後から変換できることに気づきました)
投げ縄ツールで選択後、タップした後に出てくるメニューに「図形に変換」が表示されます。(図形と認識されない場合はメニューが出てこない)
この機能を使うと、書いた直後だけでなく後からでも図形に変換可能です。
ただし、後から図形に変換する場合でも、特定の図形は一筆書きで書いたものでないと認識されないので注意が必要です。
読書メモで使用する図形は、直線・四角・矢印程度なんですが、それでも定規などツール切り替えも不要でキレイな図形が描けるだけで、ノートの見やすさは格段に上がります。
一部のメモ・ノート・お絵かきアプリに搭載されている機能ですが、ツールを切り替える手間がない分「書くこと(主に内容)」に集中できるように設計されています。
読書メモは本の内容を理解するために書いている
以前は1冊の本=1つのメモに読書メモを残していました。
ですが、自分が読書メモを書く意味を考えた時に、手書きで書いた読書メモを残すことが目的ではなく、本の内容を理解するために読書メモを書いていることに気づきました。
それなら、同じ本の読書メモが1つのメモになっている必要性はないと気づいて、複数個に分けて保存するようになったこともApple標準メモアプリに戻れた大きなきっかけでした。
Apple標準メモアプリは元々、大量の情報ストックには向かないが一時的なメモには最強のアプリです。
読書メモに関しても「1枚のメモ(ノート)にまとめなければいけない」という思い込みを捨てて、1トピック1メモにすることで、とても扱いやすくなりました。
1トピックごとに書いた読書メモは、Obsidianに追加し、メモを見ながら文章化してまとめています。
📖 Obsidian読書メモ術
ということで今日は「Apple標準メモアプリは、永久保存ではない一時的なメモを手軽にいい感じに書ける最高のアプリ」というお話でした。
巻末おまけ
みなさんDIME紙面の間違いに気づきましたか?
正解は「ProdraftsとPencil Plannerのアイコンが逆になっている」でした。(原稿チェックで気づけなかった😭)
iPad Workers Podcast第46回は「PencilKitが使えてテンプレート機能のあるiPadアプリ」についてのお話です。
📢 お知らせ
* 🎥 Notionを使った情報管理術(アーカイブ視聴)
* 今夜開催!4月28日(木)👩💻iPad Meetup
🎧 iPad Workers Podcastは毎週、木曜日配信予定のポッドキャスト番組です。リクエスト・感想などは #iPadWorkers のハッシュタグを付けてツイートお願いします。
ポッドキャストアプリへの登録方法などはこちら:🎧 iPad Workers Podcast
ノート術には2タイプある
私は昔から手書きが好きで、色々な人が考案するノート術を試してきました。
どんなノート術も大きく分けると2タイプ、「時系列タイプ」と「分割タイプ」に分けられます。
時系列タイプは、上から順番に時間経過とともに書き続けていくノートタイプです。バレットジャーナルや0秒思考などが時系列タイプに分類できます。
分割タイプは、何かしらの枠を用意して、その枠に意味を持たせて枠内に書くノートタイプです。メモの魔力や紙一枚!独学法などが分割タイプになります。
たとえば、日々のタスク管理や作業ログには時系列タイプ、プレゼン資料を作成するための準備や勉強には分割タイプというように、目的によって「時系列タイプ」「分割タイプ」どちらのタイプが向いているかが変わってくるでしょう。
ノートタイプによってiPadアプリにも向き不向きがある
私は現在、Pencil Plannerという手帳アプリの使用頻度がとても高く、毎日何かしらの手書きメモをPencil Plannerに書き残しています。
👀 iPad miniに最適な手帳アプリを探し始めて、ついに見つけた
✍️ iPad miniで再び手書きメモが増えてきた
今まで他のアプリを使ってメモしていたものも、Pencil Plannerを使うようになってきて不便に感じる点が出てきました。
それは、Pencil Plannerにテンプレート機能(PDF読み込み機能)がないことです。
用紙サイズやフォーマットの選択肢もあまり多くありません。Pencil Plannerはノートアプリではなくプランナーアプリという位置付けなので、当然といえば当然です。
時系列タイプのノートならテンプレート機能がなくても問題ないですが、分割タイプのノートを取りたい場合、テンプレート機能がないと毎回分割するための枠を手で書く必要があります。
分割タイプのノートを取るなら、用紙フォーマットの数が豊富なノートアプリや、テンプレート機能(PDF読み込み機能)のあるノートアプリが向いているのです。
PencilKitが使えてテンプレート機能のあるノートアプリPenbook
ページ毎に手書きで線を引いて枠(フレーム)を書くことが面倒になった私は、PencilKitが使えて、テンプレート機能のあるアプリを探しました。
見つけたアプリがPenbookです。
PenbookにはPDF読み込み機能はありませんが、豊富な用紙テンプレートが用意されています。
テンプレートはカスタマイズが可能です。Tableタイプのテンプレートなら背景色や枠線の色、カラム数や縦方向の分割数(密度)などが設定できます。
最初はPencil Plannerで書き始めた読書メモでしたが、枠線を引くのが面倒になり、途中からPenbookに移行しました。
Pencil PlannerとPenbookはどちらもPencilKitに対応したアプリなので、書いた文字を相互にやり取り可能です。
Penbookは無料アプリですが複数ノートを作成したり、PDF書き出し保存をするには有料プランへの加入が必要です。全ての機能を使うには、年1600円/買い切り8500円(買い切りの値段は以前より高くなってました)のApp内課金が必要です。
1冊分は無料のままでも試せます。(テンプレートの種類は少ないかもしれません)
今後の将来性を考えるとPencilKit
自由に考えたことや、起こったことを時系列に上から順番に書いていくようなメモならApple標準メモやPencil Plannerでも十分機能します。
ですが、複雑な問題解決や要点をまとめたいような時には枠があった方がスムーズに書けるので、テンプレート機能のあるノートアプリがおすすめです。
GoodNotes 5やNotabilityといった有名ノートアプリは外部PDFの読み込み機能があるので、簡単にテンプレート化が可能ですが、PencilKitには対応していないので、アプリ間の描画オブジェクトの行き来が難しくなります。
今後の将来性を考えると、PencilKitを使って書いたものの方が互換性が高いので、私はPencilKit対応アプリをメインで使うようになってきました。
ということで今日は「PencilKitが使えてテンプレート機能のあるPenbook」についてのお話でした。
☕️1on1 iPadTalk
iPad・iPadアプリについて気軽に相談できる「iPadTalk」よければ下記ボタンより予約してください。
「iPadTalk」は誰でも申込可能です。聞きたいことがある場合は申し込み時にコメント記入してください。
※相談内容(音声)はiPad Workers Proメンバー限定公開のエピソードで配信される場合があります。
📅 iPadTalkを予約する
🧚♀️ 質問・感想・リクエストなどはこちら
iPad Workers Podcast第45回は「クラウドをうまく使うとよりiPadが使いやすくなる」というお話です。
クラウドをうまく利用し、複数デバイス間でデータの同期ができるようになると、得意なことを得意なデバイスで作業可能になります。iPadの得意な作業と不得意な作業を切り分けることで、iPadは格段に使いやすくなります。
クラウドにデータを保存する際に、気をつけなければいけないポイントなどをまとめました。
お知らせ📢
* 4月24日(日)🎥 Notion活用講座
* 4月28日(木)👩💻iPad Meetup
🎧 iPad Workers Podcastは毎週、木曜日配信予定のポッドキャスト番組です。リクエスト・感想などは #iPadWorkers のハッシュタグを付けてツイートお願いします。
ポッドキャストアプリへの登録方法などはこちら:🎧 iPad Workers Podcast
クラウドをうまく使うとよりiPadが使いやすくなる
iPadを活用していく上で大事なポイントの1つが、「クラウドサービスをうまく使うこと」です。
iPad本体のストレージ容量が64GBと小さくても、クラウドサービスを利用すれば、本体容量の64GB以上のファイルを持てます。
データが一旦クラウド上に上がってしまえば、他のデバイスにダウンロードすることで、デバイス間をまたいだ作業も可能です。
たとえば、自宅のMacで作業をスタートしたものでも、移動中はiPadで、会社に着いたら会社のPCで引き続き作業が簡単にできます。
クラウドをうまく利用し、iPadが得意な作業と不得意な作業を切り分けることでiPadという道具は格段に使いやすくなります。
必要な情報をすぐに落とせるようにする
クラウドを活用すること=全部のデータが手元にない状態です。必要な情報を取ってこれる状態をいかにしてうまく作るかがクラウド活用の肝になります。
どうすれば素早く必要な情報を取ってこれるでしょうか?
色々な方法が考えられますが、大きく分けると「インデックス派」と「検索派」の2つに分類できます。どちらが正解というわけではありません。
インデックス派は、Yahoo! JAPANのようにあらかじめ必要な要素やカテゴリーごとにまとめられた情報の中からデータを探す方法です。データをフォルダで管理したり、ファイル種類・位置情報・日付情報など特定の条件でまとめられた中からデータを探します。
インデックス派のメリットは、最初にちゃんとしまっておく箱(ルール)さえあればデータが迷子になることがなくなることです。デメリットはどの箱にしまえばいいのか自分自身が決めたルールを忘れてしまうとデータが迷子になることです。
検索派は、Google検索のようにキーワード検索することでデータを探す方法です。Spotlight検索やアプリ内検索を使用して必要なデータを探します。
検索派のメリットは、保存のルールや保存場所にこだわらなくてもデータが素早く見つかることです。デメリットは、検索トリガーがうまく働かなくなってしまった場合データが見つけられなくなることと、データの数が増えすぎるとデータを探すのに時間がかかってしまうことです。
正解はまだ自分自身でも分かっていませんが、最近はSpotlight検索で探すことが多いです。(キーボードありなら⌘+スペース、キーボードなしならホーム画面で上から下に向かってスワイプ)
iPadOS 15になってSpotlight検索画面で写真を検索できるようになったり、Scribbleが日本語対応して手書きで書いた文字も検索できるようになったので、Spotlight検索だけでも十分必要なデータが探せます。
ただしiPadOSの仕様上、ファイルアプリではApple以外のクラウドストレージ上に保存されているデータは検索結果に反映されません。あくまでiPad本体内にあるダウンロードされたデータ+iCloud上のデータが検索対象のようです。
Spotlight検索やDropboxアプリ内での検索なら、検索インデックスデータを持っているのでiPad本体にダウンロードされていないクラウド上のデータも検索結果として表示されます。
この違いから、私はSpotlight検索で探すことが多いです。
データ保存の際に気をつけていること
検索派の私が、データ保存の際に心がけてやっていることが3つあります。
* 最初の保存場所は必ずクラウドに上がる場所にする
* 名称未設定ファイルをなくす
* 不要になったファイルは可能な限り消す(とりあえず置いておこうはやめる)
1つ目は、ファイルの保存場所です。
iPadの初期設定ではSafariでダウンロードしたファイルの保存場所が、iPad本体の「ダウンロード」フォルダになっています。このままだと他のデバイスでダウンロードしたファイルを操作できません。
⚙設定>Safari>ダウンロードからiCloud Driveを選ぶことで、他のデバイスからも操作可能になります。
2つ目は、「名称未設定ファイル」をなくすことです。
iPadにはファイル保存という概念がPCほどはありません。ですが、アプリによっては新規ノートやファイルを作成した時にファイル名の入力が必要です。
「名称未設定」のまま放置していても問題はないかもしれませんが、ファイル名はちゃんと変更しておいた方が検索で目的のデータを探し出せる確率が上がります。
検索でうまく見つけられなかった場合は、ファイル名を後から変更することもあります。どんなファイル形式でも「ファイル名」は存在するので、検索トリガーとして機能するようにファイルの中身がわかる名前を付けます。
3つ目は、不要ファイルの削除です。
クラウドストレージの容量も年々増えているので、とりあえずデータを残しておこうかなと考えた時期もありましたが、不要なファイルは検索時のノイズにしかなりません。
ノイズが増えれば増えるほど、検索精度も下がります。
Evernoteが1万ノートを超えたあたりで破綻したのも、ノイズが増えすぎて必要な情報が探し出せなくなったからでした。現在は不要になったら潔くデータを削除しています。
どうしても不安なものはお守り代わりの外付けSSDに保存した後、クラウド上から削除しますが、SSDからデータが必要になったことは過去1度もありません。
異なるデバイス間をつなぐために
iPadには明確に得意な作業と不得意な作業があります。
「得意なことを得意なデバイスで作業する」ことが一番大事だと思っているので、Mac←→iPad←→iPhoneを行き来しながら作業を進めることが多いです。
クラウドサービスの利用も、異なるデバイス間をつなぐためには重要です。データを相互に行き来できる仕組みはクラウドサービスによって実現できるようになりました。
クラウドサービスの利用と併せて、単体通信環境も手に入れておくことで、よりiPadを活用しやすい環境になります。現在は、月の固定費0円から契約できるプランも出てきています。
異なるデバイス間で同期しやすい環境を予め作っておくこともiPadを活用していく上で大事なポイントです。
ということで今日は「クラウドをうまく使うとよりiPadが使いやすくなる」というお話でした。
☕️1on1 iPadTalk
iPad・iPadアプリについて気軽に相談できる「iPadTalk」よければ下記ボタンより予約してください。
「iPadTalk」は誰でも申込可能です。聞きたいことがある場合は申し込み時にコメント記入してください。
※相談内容(音声)はiPad Workers Proメンバー限定公開のエピソードで配信される場合があります。
📅 iPadTalkを予約する
🧚♀️ 質問・感想・リクエストなどはこちら
iPad Workers Podcast第44回は「「iPad Airは安い」は本当か?」というお話です。
「チップはiPad Proと同じM1チップ、アクセサリーも同じものが使える、74800円から」と見るとお買い得な感じはします。ですが、よく見るとストレージ容量64GBのモデルで、iPad ProとiPad Airには見えない部分に差があります。
お知らせ📢
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
* 4月24日(日)🎥 Notion講座
* 4月28日(木)👩💻iPad Meetup
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🎧 iPad Workers Podcastは毎週、木曜日配信予定のポッドキャスト番組です。リクエスト・感想などは #iPadWorkers のハッシュタグを付けてツイートお願いします。
ポッドキャストアプリへの登録方法などはこちら:🎧 iPad Workers Podcast
ProMotionテクノロジーの有無でどれくらい変わるのか?
iPad Air(第5世代)が3月18日に発売されました。
「性能はiPad Pro並み(M1チップ)なのに、安価!これは買いのモデルだ!!」みたいな記事をよく目にするようになりましたが、本当にそうでしょうか?
目に見える差が少ないiPad AirとiPad Pro 11インチですが、よくよく見比べてみると結構違いがあります。
外観から見える差
* Face IDではなくTouch ID
* LiDARスキャナが無い(アウトカメラの数が少ない)
* 本体の厚みが0.1mm厚い
ぱっと見ただけではわからない差
* ProMotionテクノロジーが無い
* ThunderboltではなくUSB3
* スピーカーとマイクがやや劣る(数が少ない)
特にProMotionテクノロジーの有無は大きな違いです。
ProMotionテクノロジーのないiPad Airは画面のリフレッシュレートが60Hzです。1秒間に60回画面を書き換えます。対して、iPad Proは120Hzなので、1秒間に120回画面を書き換えます。
リフレッシュレートの違いは、描画した線の遅延具合を大きく変えます。 お絵かきではなく、文字を書く時にも違いが出ます。(240fpsで撮影した動画の切り出し画像)
左側 iPad Air(第5世代)の方がiPad Proに比べてペン先よりも離れた場所に線が描画されています。(遅延具合が大きい)
↓ もう少し詳しい考察はこちらの記事 ↓🤹♀️ iPad Air(第5世代)がおすすめなのはどんな使い方をする人か?
スローモション撮影だからでしょ?と思われるかもしれませんが、人間の目は非常に性能がいいので、肉眼でも違いが十分わかります。
Apple Pencilを使ってノートを取る人にも、ProMotionテクノロジーのあるiPad Proのメリットは十分あります。
「iPad Airは安い」は本当か?
iPad Airの売りの一つが価格の安さです。実際に一番安いモデルは74800円で購入できます。ただし、74800円で買えるのはiPad Air 64GBのWi-Fiモデルです。
対して、iPad Pro 11インチは最安モデルが94800円。価格だけみるとiPad Airが安く見えますが、iPad Pro 11インチは、128GBのWi-Fiモデルが94800円です。
もしiPad AirとiPad Proを価格で比較するなら、同じストレージ容量のモデルの価格を比べるべきです。
同じ「256GBのWi-Fiモデル」で比較すると、金額差は1.4万円になります。
* iPad Air 256GB Wi-Fiモデル:92800円
* iPad Pro 11インチ 256GB Wi-Fiモデル:106800円
1.4万円で、ProMotionテクノロジー(2倍のリフレッシュレート)やThunderbolt(4倍のデータ転送速度)、4つのスピーカーと5つのスタジオ品質マイクやLiDARスキャナが手に入るのなら、そこまで高くは感じません。
64GBモデルで容量は足りるのか?
年々iPadOSのシステムデータサイズも大きくなり、アプリやファイルを何も入れていない新品状態でもiPadOSのファイルだけで10GB近くあります。使っていくうちに溜まってくるキャッシュやログファイルも10〜20GBになることを考えると、64GBモデルはあまりおすすめできません。
どんなにクラウドをうまく使えたとしても、一時的には本体の中にデータを置かないと出来ない作業もたくさんあります。そう考えると、最低でも128GBはないと厳しいのではないかというのが私の考えです。
iPad miniの場合ですが、復元なしの新品状態(ほとんどアプリをインストールしていない状態)で使っていただけでも3日でiPadのストレージ使用量は56.8GBになっていました。(そして256GBモデルを買い直しました)
iCloud Driveを使用している場合、データがいっぱいになってくると、ファイルが勝手にクラウドにアップされてiPad本体からデータは削除されてしまいます。
ファイル本体がiPad内にないので、ファイル編集するにはダウンロードが必要です。家庭内のWi-Fi環境下としても、少しの時間待たされることになります。ちょっとしたことなんですが、この待ち時間があるとiPadの使いやすさが格段に下がるんです。
iPad Pro以外のiPadモデルは64GB/256GBの2つしか選択肢がないので、64GB以上のストレージが欲しい場合は256GBモデルしか選べません。
iPad Airの256GB Wi-Fiモデルは92800円、iPad Pro 11の128GB Wi-Fiモデルは94800円です。(差額はたったの2000円に)
64GBでは容量的に不安があるが、256GBまでは必要ないならiPad Pro 11インチの128GBモデルも購入検討対象モデルになります。
金額だけで比較しない
64GBモデル狙いの人はiPad Airを買う価値はあります。 それ以外の人は、iPad Proも含めて購入検討する方がいいです。
単純に「安いから」という理由だけでiPad Airを選んでしまうと、結果的に「iPad使いにくいな」に繋がりかねないからです。
ProMotionテクノロジーの有無でどれくらい書き心地がかわるのか?スピーカーやマイクの数でどれくらい音質が変化するのか?データの転送速度は自分の作業に影響するのか?など、しっかりと自分の目で確認した上で購入検討してもらいたいなと思います。
ということで今日は「iPad Airは高性能なのに安い!をそのまま鵜呑みにしないで」というお話でした。
☕️1on1 iPadTalk
iPad・iPadアプリについて気軽に相談できる「iPadTalk」よければ下記ボタンより予約してください。
「iPadTalk」は誰でも申込可能です。聞きたいことがある場合は申し込み時にコメント記入してください。
※相談内容(音声)はiPad Workers Proメンバー限定公開のエピソードで配信される場合があります。
📅 iPadTalkを予約する
🧚♀️ 質問・感想・リクエストなどはこちら
iPad Workers Podcast第43回は「小さな記録やメモが自分の思考を固め行動をつくる」というお話です。
現役高校教師の魚住惇先生へのインタビューです。
📘現役高校教師の「行動につながる」情報マネジメント術を出版されたジュン先生にiPadでの記録やメモの残し方についてお話を伺いました。
* ジュン先生のNewsletter:こだわりらいふ
* ジュン先生のTwitter:@jun3010me
* ブログ:さおとめらいふ – 教師のiPad仕事術
* 📘教師のiPad仕事術
* 📘現役高校教師の「行動につながる」情報マネジメント術
お知らせ📢
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
* 4月24日(日)🎥 Notion講座
* 4月28日(木)👩💻iPad Meetup
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🎧 iPad Workers Podcastは毎週、木曜日配信予定のポッドキャスト番組です。リクエスト・感想などは #iPadWorkers のハッシュタグを付けてツイートお願いします。
ポッドキャストアプリへの登録方法などはこちら:🎧 iPad Workers Podcast
小さな文章をたくさん集めれば本だって書ける
ジュン先生(@jun3010me)は書籍『現役高校教師の「行動につながる」情報マネジメント術』の執筆にiPadのNotePlan 3アプリを使用されました。
NotePlanはiPhone/iPad/Macで使えるマークダウンプランナーアプリです。
文章を編集したりまとめる作業はMacがメインでしたが、一番最初に書き出す文章はiPadで書かれることが多かったようです。
小さな文章をiPadのNotePlanに集め、最終的には1冊の本になりました。
何もないところからいきなり「1」を作り出すには大きなエネルギーが必要ですが、iPadで「0.1」を10個集めることができれば「1」になります。
アイデアが生まれる瞬間や、書きたい気持ちは「いつ」「どんな場所で」生まれるのかを自分自身ではなかなかコントロールできません。
iPadは場所や姿勢を選ばずに使えるデバイスだからこそ、「いつ」「どんな場所で」でもさっと「0.1」の作業が行えるのです。
0.1の作業には「すぐにメモできる場所」が必要
iPadはPCよりも機動力が高く、どんな場所でも手軽に使えます。Apple Pencilの登場により、テキスト入力に限らず手書きでメモを取ることも可能になりました。
「0.1」の作業のために、次に考えることは「どこに」メモを残すかです。
どんなアプリを使うといいのか?
私は記録を残す場所が明確で、振り返りも簡単な「デイリーノートシステム」のあるアプリをおすすめしています。1日分の記録を簡単に残せる場所があるノートシステムのことです。
🪆 タイプ別おすすめのメモアプリ(4/7)
NotePlan 3もデイリーノートシステムを持つアプリの1つです。
今日やったこと・考えたことは「今日のノート」に書けばいいという明確な作業場所があるので、どこにメモを書くべきかという迷いがなくなります。
デイリーノートシステムは、さまざまなiPadアプリで作ることができます。デイリーノートシステムの作り方や振り返りの仕組みを作る方法は過去のiPad Workersでも紹介しています。
📚 iPadで記録を活用するなら何のために記録するのか?考えてみるといい
最初のルールは出来るだけシンプルに、整理や分類が必要なものは後から時間をかけて作業します。まずは小さなピースを集めることに注力します。
0.1のピースは文章で書くこと
メモの取り方は人によって様々です。箇条書き、図解、文章など。
素早くメモを取りたいならキーワードの羅列や箇条書きになりますが、自分がちゃんと理解できているのか考えるためには「文章」が一番最適です。
✍️ 読書メモは文章を書く練習になる
箇条書きや図解は非言語表現(位置関係や矢印などの記号など)を含んでいるため、曖昧な理解のままでも書けてしまいます。
その点、文章で書くためには内容を自分なりに咀嚼し、言語化できないと書くことができません。
タスク管理においても、「防災グッズ」よりも「おしゃれ防災アイデア帖を見ながら防災グッズの用意をする」の方がより具体的で行動を起こしやすくなります。
読書メモでも同じです。本の内容を自分の言葉で文章化することで、より深く理解できるようになります。
本を書く、Newsletterを書くといった具体的なアウトプット先がないとしても、記録やメモを文章で書く習慣は、自分の理解を深めるためにも効果的です。
🗣 書く→整理→暗記の3ステップで学びを定着させる
小さな記録やメモが自分の思考を固め行動をつくる
「書く」という作業は、誰もが毎日自然とおこなっている作業です。
たとえば、LINEのメッセージに返信することだって「書く」ことです。頭で考えていることも、書き出すことで初めて相手に伝わります。
「書かないとわからない」は他人に対してもそうですが、自分自身にとっても同じことが言えます。
小さな記録やメモを集めることで、自分が何をどう考えているのかが見えるようになり、物事をより深く考えられるようになります。
書くことで自分の思考が固まっていき、自然と「やるべきこと」や「やりたいこと」が見つかります。
4月新生活スタートのタイミングで、iPadを使って小さな記録やメモを取る習慣を身につけられれば、自分の思考が固まり、どう行動すべきかの方向性も見えてくるようになるはずです。
ということで今日は「小さな文章を集めることで、自分の思考が固まり行動につながる」というお話でした。
☕️1on1 iPadTalk
iPad・iPadアプリについて気軽に相談できる「iPadTalk」よければ下記ボタンより予約してください。
「iPadTalk」は誰でも申込可能です。聞きたいことがある場合は申し込み時にコメント記入してください。
※相談内容(音声)はiPad Workers Proメンバー限定公開のエピソードで配信される場合があります。
📅 iPadTalkを予約する
🧚♀️ 質問・感想・リクエストなどはこちら
iPad Workers Podcast第42回は「改めて考えたこれからのiPadデジタルノートテイキングの世界」についてのお話です。
Apple Pencilの登場から変わり始めたiPad
私の中でiPadが特別なツールになったのは、初代Apple Pencilが登場したタイミングでした。
2015年の11月、iPad Pro 12.9(第1世代)と同時にApple Pencilが発売され、他社製スタイラスペンとの天と地ほどの使用感の違いに衝撃を受けたことは今でも忘れられません。
そこから3年後の2018年の11月、板状のiPad Pro発売のタイミングでApple Pencil(第2世代)が登場します。多くの人が不満に思っていた、Apple Pencilの充電スタイルやペアリング方法がスマートに解消されました。
Apple Pencil(第1世代)は電池切れや、謎のペアリング解除により、すぐに使えないことがストレスでしたが、Apple Pencil(第2世代)はiPadの側面にくっつけるだけで常に充電された状態&ペアリング状態を維持できます。
さらに3年たった現在、PencilKitの登場により手書き機能を持ったアプリが爆発的に増えました。手書き機能を持ちつつも、特徴のあるアプリが増えたことでiPadの手書きツールとしてのポテンシャルがもう一段階引き上げられたように感じています。
iPadが手書きの得意なデジタルツールとして進化してきた中で、Apple Pencil第1世代から第2世代へのアップデートやPencilKitの登場は大きな影響を与えています。
詳しくはこちら👇
https://ipadworkers.substack.com/p/iwpodcast-42
☕️1on1 iPadTalk
iPad・iPadアプリについて気軽に相談できる「iPadTalk」よければ下記ボタンより予約してください。
📅 iPadTalkを予約する
🧚♀️ 質問・感想・リクエストなどはこちら
iPad Workers Podcast第41回は「アプリとアプリを“つなぐ”PencilKit」についてのお話です。
お知らせ:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
* 3月19日(土)🎥 iPad版Obsidian講座
* 3月23日(水)👩💻iPad Meetup
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🎧 iPad Workers Podcastは毎週、木曜日配信予定のポッドキャスト番組です。リクエスト・感想などは #iPadWorkers のハッシュタグを付けてツイートお願いします。
ポッドキャストアプリへの登録方法などはこちら:🎧 iPad Workers Podcast
Apple標準メモとPencil PlannerとProdrafts
私が最近よく使っているiPadの手書き系アプリが3つあります。Apple標準メモ、手帳アプリのPencil Planner、無限キャンバスアプリのProdrafts、の3つです。
3つのアプリの共通点はPencilKitを採用していること。つまりApple標準のメモアプリと同じ鉛筆ツールが使えるアプリです。
PencilKitはWWDC 2019で発表され、アプリ開発者にとっては大きな発表でした。独自に手書きツールを開発しなくても、シンプルなコードを数行入れるだけでApple標準メモと同じ手書き機能が使えるようになったからです。
この発表以降、爆発的に手書き機能を持ったアプリが増えました。
現在、App Storeを見ると、手書き機能を持ったアプリのほとんどがApple標準機能のツールを使っているものです。Pencil Plannerのように、ツールパレットの見た目だけアプリデザインに合わせた独自デザインで、中身は標準機能を組み込んでいるものも多いです。
AppleとしてもApple Pencilの優れた描画体験をより多くのアプリでユーザーに体験してほしいという願いがあるので、このようなキットを提供し、誰でも簡単に手書き機能を組み込めるようにしています。
私がアプリを選ぶ時、PencilKitを採用しているか?も大きなポイントです。
Apple標準の鉛筆ツールの書き心地が個人的に好きなことも理由の1つですが、もう1つPencilKitを採用しているアプリを選ぶ理由があります。
PencilKitならデータのやり取りが可能
PencilKitを組み込んだアプリ同士なら、手書きで書いた文字や絵が簡単にコピー&ペーストできます。
画像書き出し/読み込みなどをしなくても、選択ツールで範囲指定しコピー&ペーストすれば別アプリで編集できるのです。再編集可能な状態で書いたものを動かせることがポイントです。
たとえば、Pencil Plannerには手書き文字をテキストに変換するような機能はありません。ですが、Pencil PlannerからProdraftsへコピー&ペーストすれば「Copy αs Text」機能が使えます。
「Copy αs Text」でテキスト変換されたものがクリップボードにコピーされるので、あとは好きなアプリでペーストすればテキストとして貼り付けできます。
PencilKitを組み込んだアプリ同士であれば、再編集可能な状態でデータを行き来することができる。これは「得意なことは得意なアプリでやろう」という私のiPadの使い方と非常に相性のいい機能です。
私がアプリを選ぶ基準にPencilKitを採用しているかどうかを重視するのは、アプリ間でデータのやり取りが可能になることにメリットを感じているからです。
iPad1台で完結を目指す方法
iPadには数多くのアプリが存在します。アプリそれぞれに得意なこと不得意なことがあるので、1つのアプリで全てをまかなえる万能ツールはなかなか存在しません。
なので私は「特定のアプリ1つだけで完結」ではなく「iPad1台で完結」を目指しています。
iPadつまりiPadOSがコア機能で、個々のアプリ1つ1つがアドオンのようなイメージです。
1台のiPadの中に、自分が欲しい機能を満たしてくれるアプリを入れて、最終的にはiPadが1台あれば自分のやりたいことが完結できる状態を目指せば、ある意味万能ツールになるのではないでしょうか。
今回紹介したPencilKitを採用しているアプリを使えば、アプリ間を自由に行き来することができます。他にも別のアプローチとして、リンク機能でアプリ間をつなぐ方法もあります。
その辺りは別記事で紹介していますので、よかったら参考にしてみてください。
👩🏭 iPadを万能ツールにする方法(3/8)
ということで今日は「なぜPencilKitにこだわってアプリを選んでいるのか?」についてのお話でした。
☕️1on1 iPadTalk
iPad・iPadアプリについて気軽に相談できる「iPadTalk」よければ下記ボタンより予約してください。
「iPadTalk」は誰でも申込可能です。聞きたいことがある場合は申し込み時にコメント記入してください。
※相談内容(音声)はiPad Workers Proメンバー限定公開のエピソードで配信される場合があります。
📅 iPadTalkを予約する
🧚♀️ 質問・感想・リクエストなどはこちら
iPad Workers Podcast第40回は「iPadの手書き読書メモ」についてのお話です。
みなさんは本を読んだ時に「読書メモ」を残していますか?
今回紹介するのは、iPadを使って手書きでメモを残す方法と、書いたメモの活用方法です。
お知らせ: ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
* 3月19日(土)🎥 iPad版Obsidian講座
* 3月23日(水)👩💻iPad Meetup
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🎧 iPad Workers Podcastは毎週、木曜日配信予定のポッドキャスト番組です。リクエスト・感想などは #iPadWorkers のハッシュタグを付けてツイートお願いします。
ポッドキャストアプリへの登録方法などはこちら:🎧 iPad Workers Podcast
iPadを使えばデジタル付箋にメモが書ける
Post-itアプリを使えば、iPad上で直接デジタル付箋にメモが書けます。
最近、Post-itアプリを使ってメモを書くことが増えました。主に読書メモを取るために使用しています。
🧾 ポストイットでフリーライティングをする
ポストイット用紙サイズはSQUARE /WIDE /TALL 14種類から選べます。私は「WIDE 6x4」ごりゅごさんは「WIDE 8x6」を使っています。
12.9インチのiPadでWIDE 8x6サイズを表示すると、京大式カード(情報カード)と同じB6サイズ(182×128mm)ぐらいになります。
付箋のカラーは14色。書いた後でも付箋のサイズ変更やカラー変更ができます。
Post-itアプリの描画ツールはとてもシンプルです。ペンの太さも選べないし移動選択ツールもありません。ですが、そのシンプルさこそがメモをとる時にはちょうどいいのです。
デジタル付箋なので、何十枚、何百枚と付箋の枚数が増えても問題ありません。
ただし、Post-itアプリは「メモを取ること」に特化しているアプリなので、このアプリだけではうまくメモを繋げたり、まとめたりができません。
そこで付箋画像を書き出して、別のアプリでまとめる作業をしています。
メモを見ながら文章に書き起こす
Post-itアプリには、たくさんの書き出し方法が用意されています。
ボード全体のデジタル付箋をPDFにしたり、TrelloやMiroのボードにも変換可能です。1枚1枚の付箋画像を保存したい場合は、ZIP書き出しを選択します。
iPadでもファイルアプリを使えば、ZIPファイルが展開できます。
書き出した付箋画像をObsidianに追加していきます。iPad版のObsidianはSplit Viewからのファイル読み込みに対応していないため、画像追加ボタンから追加します。
手書きのメモを見ながら、自分の言葉で文章化していきます。
🔁 デュアルコーディング実践のためにiPadで手書きする
読書メモで自分の言葉で「書く」能力が上がる
実際に「手書きメモを見ながら自分の言葉で再度文章にする」作業をやってみて感じたことは、めちゃくちゃ難しいということでした。
本を読んでいる最中はなんだかわかった気になって、手書きのメモもスラスラと書けるのですが、本を読み終わった後に自分の書いた手書きメモを元にして文章化しようとすると途端にできなくなります。
なんとなく概念は掴めているものの、ちゃんと理解できていないので文章化できません。
つまり、書くために必要な理解が足りていないから書けないのです。
これは読書メモに限らず、何か文章を書く時にも同じことが言えます。
何かを書こうと思って、書き始めたけどなかなか書くことができないのは「書くために必要な理解=抽象的なイメージを言語化する力」が足りていないからです。
頭の中にあるモヤモヤした考えを正しく理解し、言語化できれば、書けない悩みは無くなります。
手書きで書いた読書メモを文章化する作業は、考えたことをちゃんと言語化する練習に最適です。繰り返しこの作業を続けていくことで、自分の言葉で「書く」能力はかなり上がると思います。
ということで今日は「読書メモは自分の言葉で書く練習になる」というお話でした。
この辺りの詳しい内容については、📖 Obsidian読書メモ術でごりゅごさんが解説しています。
☕️1on1 iPadTalk
iPad・iPadアプリについて気軽に相談できる「iPadTalk」よければ下記ボタンより予約してください。
「iPadTalk」は誰でも申込可能です。聞きたいことがある場合は申し込み時にコメント記入してください。
※相談内容(音声)はiPad Workers Proメンバー限定公開のエピソードで配信される場合があります。
📅 iPadTalkを予約する
🧚♀️ 質問・感想・リクエストなどはこちら
iPad Workers Podcast第39回は「Obsidian Mobile」についてのお話です。
Obsidian Mobileにもライブプレビュー機能が追加されたことや、Excalidrawプラグインが使いやすくなってきたことで、Obsidianに手書きメモを追加することが現実的になってきました。
参考:
* Obsidian
* GitHub - zsviczian/obsidian-excalidraw-plugin: A plugin to edit and view Excalidraw drawings in Obsidian
🎧 iPad Workers Podcastは毎週、木曜日配信予定のポッドキャスト番組です。リクエスト・感想などは #iPadWorkers のハッシュタグを付けてツイートお願いします。
ポッドキャストアプリへの登録方法などはこちら:🎧 iPad Workers Podcast
Obsidianは手書きメモツールになるのか?
iPadのObsidianにもアップデートによりライブプレビュー機能が付きました。
📝 2026年4月 追記: この記事は2022年当時の情報です。現在のExcalidrawプラグインはさらに進化し、AI機能との組み合わせも可能になっています。最新のObsidian活用法は👉 193:AI×Obsidianで過去記事を”資産化”するノート術 もご覧ください。
今までだったらプレビュー画面に切り替えないと表示されなかった画像ファイルが、エディタ画面でも表示できるようになったのです。
ライブプレビュー機能によってiPad版Obsidianの使いやすさがグッと上がりました。
Excalidrawで手書きメモにリンクを追加
Obsidianにはたくさんのプラグインが存在します。たくさんあるプラグインの中で、Excalidrawプラグインを有効にするとObsidian内で手書きのメモや図の作成ができるようになります。
描画オブジェクトに対してリンクを追加したり、Obsidian内の特定ページへのリンクを追加も簡単です。
Excalidraw自体は前からあったプラグインですが、Apple Pencilを使っていてもパームリジェクションがきかず使いづらかったので、あまり使用していませんでした。
最近、ExcalidrawプラグインにもアップデートがありScribbleやパームリジェクション(ツールバー左にあるペン+カギのマークをオンにする)に対応しました。
手書きの「書きごこち」はApple標準メモにはかなわないですが、「Obsidian内で手書きメモが追加できる」「手書きメモ内にリンクが入る」というメリットがあるので、Excalidrawプラグインを使用する価値は十分ありそうです。
Excalidrawで書いたオブジェクトはSVG(非破壊形式のデータ)なので、後から大きさ、色、線の太さなども簡単に変更できます。もちろんオブジェクトの移動もできます。
Excalidraw内にも追加機能があり、右上の歯車マークから機能を増やすことができます。
たとえば、2つの図形を選ぶと図形同士を繋ぐ矢印を自動追加してくれる機能。手動で矢印を書いても図形の接続は可能ですが、2つの図形を選んでボタンを押すだけで接続されます。
接続された図形は、オブジェクトを移動させても矢印が伸びたり曲がったりして、つながった状態を保ってくれます。
追加機能がなくてもScribbleには対応しているのですが、Scribble有効エリア判定がいまいちわかりにくいです。手書きでテキスト入力したい人はScribble用の入力エリアを表示するプラグインを有効にするといいでしょう。
どちらもExcalidrawプラグインを有効にした後、さらにExcalidraw内でプラグインを追加する必要があります。
手書きメモ×リンク
Obsidian Mobileがライブプレビューに対応したことや、Excalidrawプラグインのアップデートにより、iPadのObsidianも手書きメモツールとして使えるのではないかという気持ちが芽生えました。
Excalidrawで書いた手書きメモは、別のノートに貼り付けも可能です。複数のノートに同じメモが貼り付けられることや、手書きメモ内の特定オブジェクトにリンクが貼れることはデジタルノートにしかできないメリットです。
メモやノートのリンクは使ってみた人にしか便利さがわからない気がするので説明がものすごく難しいのですが、「このアイデアとこのアイデアがつながった!」「この考えってもしかしてこういうこと?」みたいなものが自分の中で発見できるところがすごくいいです。
今までメモやノートのリンクはテキストベースが基本でしたが、Excalidrawを使えば手書き要素を入れられるので、「手書きメモ×リンク」がより現実のものになりました。
ということで今日は「Obsidianは手書きメモツールになるのか?」についてのお話でした。
🔗 ObsidianをiPadでもっと活用したい方へ
* 193:AI×Obsidianで過去記事を”資産化”するノート術 — AI+Obsidianの最新活用法
* 186:Obsidianモバイルが便利になった理由 — モバイル版の進化
* 🚀 日々の作業を快適にするAntigravityワークフロー設計 — AIエージェントとObsidianの組み合わせ
From the publisher's feed

8 Listeners

50 Listeners

10 Listeners

5 Listeners

16 Listeners

243 Listeners

21 Listeners

16 Listeners

5 Listeners

170 Listeners

22 Listeners

1 Listeners

1 Listeners

6 Listeners

5 Listeners