今週はみょんふぁさんの韓国訪問記の最終回を配信する予定でしたが、10月7日に起きたハマスのイスラエルへの攻撃とそれに対するイスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への空爆を受けて、急遽パレスチナ問題について話すことにしました。イスラエルという国の成り立ちやハマスの攻撃の背景、カナダ社会の反応、あじじが報道を見ていて韓国の四・三事件を思い出したことなど。この収録をした翌日(17日)にはイスラエルがガザ地区の病院を空爆し子どもたちを含む500名以上が殺されるなど今も現在進行形で攻撃が続いており、毎日苦しいです。今すぐイスラエルの攻撃をやめさせないといけません。クィアにしんにょうでは普段よくLGBTQ+への差別のことやレイシズムの話をしますが、植民地支配と人種差別が根幹にあるパレスチナ問題もそれらと地続きだと私は思っています。この回を聞いて、停戦に向けたアクションに一歩踏み出したり、今起きていることを記憶してもらえたら嬉しいです。(吉田より)
あじじの一部の発言は下調べなしに話しているため若干の誤りがありますが、今回の問題についてよく知らない者としてこれから知ろうという立場で話しています。詳しくない人も今から勉強しましょう!(あじじより)
~ガザ地区の現状やパレスチナ問題についておすすめの資料~
・TV朝日「ガザ“負傷者の4割は子ども” 16年間封鎖でトラウマ深刻」https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000319938.html
・NHKクローズアップ現代取材ノート「パレスチナ問題がわかる イスラエルとパレスチナ 対立のわけ」https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/topic015.html
・山井教雄『まんが パレスチナ問題』(講談社現代新書、2005年)
・臼杵陽『世界史の中のパレスチナ問題』(講談社現代新書、2013年)