子供ん時に“かくれんぼ鬼”をやった際、制限時間内で最後まで逃げ切れる奴程、実は“仲間外れ”という虐めの対象になりやすい…たまにいんのよね、時間来ても姿出さず、みんなが帰った後ポツンって。勿論、軍事訓練でも敵陣営から察知されずに接近したり、逃走するスキルとしては優秀ではあるが、それを逆手に取れば、孤立無縁で戦う羽目になるんで、場合によっては味方からの兵站を受けられずに“全滅”って事態もあり得る話である。
つまり、存在を消して潜伏するってのは、仲間内での信頼関係と、常に自分で“他人を演じる”為に苦心する事であり、体調不良や災害に巻き込まれる等を理由に表に出る事すら許されない。意外だけど、地味に精神的にタフでないとできない事であり、それを貫くのは、公安に身柄確保され、刑務所で禁固刑喰らう以上にしんどい訳で、しかも、警察や公安が指名手配ポスター貼ってるだけで“何もしない”となると、却って困った事になる…支援団体が匿ってくれてたとしても、法改正の網を潜って生活するには限界があり、特に潜伏先が何らかで被災した場合、公的支援は絶対に受けられないどころか、身元不明の人物を捜査する事はあり得ない。
だから、ガチの有事において、真っ先に捜索の打ち切りや一時中断になりやすく、また、捜査関係者自身も世代交代すると、どんなに凶悪な事件の容疑者と名乗り出ても、“お前誰やねん?”になる場合もあるのです…自首しても時間が経ち過ぎると、どんなに証拠や記録があっても、信じてもらえないからです。結局、国を憎み、恨みながらも、最期に縋ったり、助けを求めた時点で、自分の弱さ、甘さから逃れられない“敗北者”なのです。