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近代日本の思想と文化を専攻する配信者が、「図書館」と「歴史」という切り口から、人文系の研究と教育にまつわる話題をお届けします。なお、発信内容は個人の見解に基づくものであり、所属する組織や団体とは関係がありません。※こんな方におすすめかと思います・・・人文系の学部・研究科等に所属する大学生・大学院生、これから人文系の学部に進学しようかと思っている受験生、研究者、教員、図書館で働いている人、図書館... more
FAQs about みちくさのみちpodcast 〜図書館×歴史〜:How many episodes does みちくさのみちpodcast 〜図書館×歴史〜 have?The podcast currently has 51 episodes available.
April 12, 2025#50 NDLに行こう学生と一緒にNDLに行った話です。卒論で活用して欲しい機能も50回御礼/学生と図書館見学/国立国会図書館(NDL)に行く/納本制度/利用者登録/資料請求、受取、複写まで/一生に一度はマイクロリーダを使って欲しい/鞄を持って入れない/あらかじめ検索した資料をカートに入れて出かける/いかに時短するか/展示スペース/デジタルコレクションの威力/知り合いに会う/遠隔複写を頼む/レファレンスルーム/今の場所との共通点/大学生は図書館資料をどう使うか...more17minPlay
April 04, 2025#49 読書装置と知のメディア史新藤雄介『読書装置と知のメディア史』の書評を書きました。どんな本か/明治の書籍館、大正時代の文庫、昭和の読書会まで/本書の狙っていること/「読書装置」という概念/権力への抵抗/新聞とオーラル/学校からの政治の排除/学術研究と運動の矛盾/小学校の校舎の図書室/これまでの歴史から零れ落ちるもの/研究の難しさ/書物以外のメディアとの関係/石川県の読書会史料...more20minPlay
March 31, 2025#48 ニューヨーク公共図書館〜エクス・リブリス上映会学生とワイズマン監督「ニューヨーク公共図書館~エクス・リブリス」の上映会をしました。その感想と考えたことについてです。3時間半を超える映画/2019年の公開を今の大学生と見る/講演会、演奏会、幹部会議/『図書館情報学事典』も参照しつつ…/頑張ろうという気持ちになる映画/誇り高き図書館員たち/私の好きな場面/黒人文化研究図書館での議論/学生たちの感想/10年先を考えた議論/新しいことが普通になったとき、これまでの取り組みが忘れられていく/図書館好きだった子が図書館から離れていく?/特別コレクションのある図書館/専門資料のある場所についてもっと語る必要/学生の図書館イメージを変えていく/図書館は人...more19minPlay
March 22, 2025#47 ゲーテはすべてを言った鈴木結生『ゲーテはすべてを言った』(2025、朝日新聞出版)を読みました。帰省先で買った本/登場人物のいかつい名前/芸亭?/作中のwebサイトが本当に作ってある/小林秀雄の全集読みのすすめ/「ゲーテはすべてを言った」とは/言葉探しは学者の本分です、でもね…/大学教員の解像度/これは図書館のレファレンスである!/「天に星、地に花、人に愛」の出典/樗牛はすべてを言った?(笑)/東京ゲーテ記念館のサイト/統一は名言サイトに辿り着く/剽窃と引用/人文学において引用とは何であるのか/大学生に読んで欲しい本...more17minPlay
March 08, 2025#46 日本の歴史を教えながら考えたこと前任校で「日本の歴史」の集中講義をしてきました。自分にとってはとても良い勉強(復習)の機会でして、そこで考えたことなどお話しております。4日間の集中講義/教科書は読み通しづらい/オーディブルで読んでくれる歴史/背景がわかるとおもしろい/先入観と実態/説明が弱いところはどこか/人、史料、統計を加える/なんで歴史を勉強するのか/歴史は書き換えられる/生成AIの嘘/一人で説明する危うさ/わかりやすさは古くなる/高校と大学の知識の断絶を埋めるには/文庫本や新書の通史シリーズを読む/全ての歴史は事実を選んでいる/教科書に帝国図書館は出てこない参考文献はnoteの記事も合わせてご覧くださいhttps://note.com/negadaikon...more18minPlay
February 11, 2025#45 おきざりにした悲しみは原田宗典『おきざりにした悲しみは』(2024、岩波書店)を読みました。6年ぶりの新作長編小説/小平市の65歳男性と同じアパートに住む姉弟の物語/モデル問題/「長坂誠の朝は早い」/物語を彩る音楽/昭和の心を忘れちゃいけないよね/天才になり損ねた男/奇跡のような展開が心地よい/父親の喪失/令和版「男はつらいよ」?/それでも時間は流れてゆく作品特設サイトhttps://www.iwanami.co.jp/book/b653723.htmlおたよりフォームhttps://forms.gle/yZFRURnizUMRkMiY9...more19minPlay
February 07, 2025#44 目録を編む『坪谷善四郎関係資料目録―新潟県加茂市立図書館所蔵―』を刊行しました。※古本をめくる音がノイズになってしまっています。ご容赦ください。資料目録を作った/22年越しの実現/博文館の坪谷善四郎/歴史学者とは何をするのか/学生の協力を得る/くずし字を読む/『大東京町名早わかり便覧』から地名を解読する/『郵便消印百科事典』から年代を推定する/編集者から見た近代日本の文化史...more15minPlay
January 31, 2025#43 ノートを取る話もっとノートを取ってもらおう/アクセス可能な情報が増えている/読書ノートの記事/読書記録は大事/researchmapに載せていた資料がたくさんダウンロードされている/大学の板書/復習して考える材料を書き溜める/20年前のノートから授業内容を復元する/昔の学生のノート/脱線や板書しなかったことから内容を思い出す/『アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門』における授業ノート「傾向と対策」/友人に回覧されていた/アナログへの回帰関連情報小島よしおが「本」をたくさん読む理由 「読書が栄養になって、個性につながっていく」https://dot.asahi.com/aerakids/articles/-/247579『アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門』第3版https://www.keio-up.co.jp/np/detail_contents.do?goods_id=5128...more20minPlay
January 31, 2025#16 点と線高校生から大学生になったときに迫られた(?)勉強観の転換に関する話です。学生との読書会から/固有名詞に苦戦する/穴埋めと論述/受験科目と専門の講義/足りないものを自分で補う方法/オープンキャンパスで高校生を前にして/単語から文脈を回復すること、点を線にすること...more18minPlay
January 24, 2025#42 近代日本のショーペンハウアー翻訳受容史拙稿「媒介者としての姉崎正治:『意志と現識としての世界』受容小史」『ショーペンハウアー研究』第29号(2024年12月)の紹介をします。年末におたよりフォームを作りました/論文の紹介/姉崎正治という人/なぜ『ショーペンハウアー研究』か/2023年度学会大会の成果/翻訳する人・姉崎/日本におけるショーペンハウアー受容史/訳文の特徴/検索と表記揺れ問題/大正時代以降の受容の特徴/帝国図書館所蔵ショーペンハウアー本の受難/図書館本に落書きする読者/議論の根拠づけに採用...more18minPlay
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