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先日圃場1300枚を管理する大規模農家を視察して改めて考えました。
農業は、事業は規模拡大するほど幸せになれるのでしょうか?
農家は減り、残った経営体へ農地が集まる日本農業。
規模拡大には大きなチャンスがある一方、農地、従業員、借入、地域への責任も増えていきます。
僕自身、農業を始めた頃に思い描いていた「成功した農家」は、たくさんの人を雇い、大きな会社をつくり、高級車に乗って遊び回るような農家でした。
でも今は少し違います。
売上が大切なのか所得が大切なのか。
一人農業か従業員20人なのか。
農地は1haなのか100haなのか。
規模拡大は本当に「目的」なのか?
農業経営を続けてきた今、僕が考える成功とは「自由であること」です。
今回は最新の日本農業のデータと、自身の経験も交えながら、規模拡大、売上、雇用、そして「何のために農業を大きくするのか?」を考えます。
10年後、何haやっていたいですか? 売上はいくら欲しいですか?
いや、その前に考えてほしいことがあります。
「10年後、あなたはどんな一日を過ごしていたいですか?」
自分が送りたい人生から、必要な農業の大きさを逆算する。
そんな目標設定があってもいいですよね!というお話。
食料品の消費税が8%から1%へ。
「これで食料品が安くなる!」と思った方も多いはず。でも、本当にそんなに単純な話なのでしょうか?
値段を決めるのは政府ではなく、スーパーや産直、そして私たち農家などの事業者です。消費税が下がったからといって、すべての商品がそのまま安くなるとは限りません。
では、農家は得をする? 簡易課税の事業者は? 本則課税なら還付で有利になる? 飲食店にはどんな影響がある? そして、2年間の減税が終わった時には何が起きる?
今回は「消費税1%」というニュースを、一人の農業経営者として徹底的に考えてみました。
実は私は、このニュースを見て「安くなる!」より先に、「政府はこの制度をどう設計するんだろう?」と考えました。
そして考えれば考えるほど、「結局、この政策で一番得をするのは誰なんだろう?」という疑問にたどり着きます。
消費者、農家、飲食店、スーパー、免税事業者、簡易課税事業者、本則課税事業者。
同じ「消費税1%」でも、立場が変われば見える景色はまったく違います。
さらに私は、消費税が1%になっても値上げします。
なぜそう考えるのか。
そして、もし自分が政府の人間だったら、本当に消費税を下げるのか。
賛成・反対だけでは終わらせず、制度変更を前にした農業経営者の頭の中を、そのままお話しします。
今回は永久保存版、規格外農産物ビジネスを思い立ったキラキラ系大学生に必ず聴いてほしい内容です。
「全部売ればいいのにもったいない。農家は頭が悪いから考えられないんでしょ?」
そんなイメージを持っていませんか?
「なめてんじゃねーぞ」
今回のPodcastでは、現役農家の視点から「規格外野菜」の本当の姿をお話しします。
実は「規格外」と一言で言っても、その理由は数え切れないほどあります。そして、規格を決めているのは見た目だけではなく、物流やコスト、品質保証、契約など、消費者には見えない多くの現実があります。
さらに、一番多く廃棄される野菜は「収穫された野菜」ではなく、「収穫されない野菜」であるという現場の実情についても、私自身の経験を交えながら詳しく解説します。
「もったいない」という気持ちはとても大切です。
しかし、その一言だけでは語れない、農家の苦悩や経営判断があります。
ニュースやSNSではなかなか語られない「規格外野菜の裏側」を、ぜひ最後までお聴きください。
『もったいない』という優しさは大切です。しかし、その優しさが本当に農家を救うためには、まず現実を知ることから始めてほしい。
このポッドキャストがそのきっかけになれば嬉しいです。
関連note記事
規格外農産物で農家も地球も救います!というキラキラ系大学生にまず読んでほしい話。ー「9つの出口」と規格外の現実を農家が解説しますー
福岡県で起きた「梨5,000個盗難」のニュース。
テレビでは「盗難によって廃業を決意した梨農家」として大きく報じられ、多くの方が心を痛めました。
しかし、公開されている法人情報や破産情報、報道を時系列で整理していくと、見えてくる景色は少し変わります。
このエピソードでは、事件そのものを疑ったり、被害者の方を批判したりすることが目的ではありません。
公開情報をもとに、
・報道では何が伝えられ、何が伝えられていないのか
・ニュースはどのように編集されるのか
・私たちは情報とどう向き合うべきなのか
について、農家であり経営者でもある立場から考えてみます。
SNSやテレビの情報をそのまま受け取るのではなく、一歩立ち止まって自分で調べることの大切さを、一緒に考えるきっかけになれば嬉しいです。
※本エピソードは、公開されている報道や法人情報などをもとに構成しています。事件の捜査状況や関係者の責任について憶測を述べるものではありません。また、梨の盗難という犯罪行為は決して許されるものではなく、被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
今回は雑談回です。
この夏、実際に使って「これはおすすめできる!」と感じた水冷服アイスマンプロの話。2026年最新モデルを実際に購入してレビュー。
そして、水冷服を使用することで生まれた体力の余裕で本を読んだり、文章を書いたりする時間ができました。
オードリー若林正恭さんの初小説
直木賞候補作『青天』を読んで感じたこと。
そして、AIや機械化が進む時代だからこそ「人間にしかできない仕事」の価値はむしろ高くなるという話。
外で働く仲間たちにも、これからの働き方を考えたい方にも聴いていただきたい回です。
栽培技術だけでは勝てない時代になりました。
SNS発信で目立つだけでも勝てません。いや、一瞬だけは勝てるかも。
では、農業を続けてきて私が感じる「伸び続ける農家」の共通点とは何なのか?
技術、発信、信頼、失敗との向き合い方、そして経営理念。
「日本の農業をカッコよく」という言葉を掲げ続けてきた理由も交えながら、今の農業に必要だと考えることをお話しします。
実態もないのにSNSバズコンサルに金を払って弱者を装い助けて助けて商売を展開したり、危険を煽って怪しい農法を販売するような農業系インフルエンサーに中指を突き立てます。
鈴盛農園 農家の「今」を伝えるノート
https://note.com/suzumorifarm/
近頃お店のPOPも看板も、町内会のポスターやSNS投稿も、身の回りが生成AIでつくられたものだらけになってきました。
AIが身近なツールになった今、改めて生成AIについて考えてみます。
火、鉄、蒸気機関、電気にコンピューターにインターネット。
人類は文明を変える発明を何度も経験してきました。
そして今、その次に来る人類の生き方を変える発明がAIです。
「GoogleとAIの違いは?」
「AIは仕事を奪うのか?」
「農業ではどう活用できる?」
AIを怖がる前に知っておきたい基本から、農業や経営への活かし方まで、できるだけ分かりやすくお話しします。
今週は少し特別な一週間でした。
全国農業青年クラブ連絡協議会(日本4Hクラブ)の外部顧問に就任し、全国の若い農業者や関係者のみなさんとの会議、そして農林水産省へのご挨拶へ。
これから私がどんな役割を担い、日本の農業にどう関わっていきたいのかをお話ししています。
そして明治神宮の話。
皇室ともゆかりの深い場所であり、日本4Hクラブの事務局を担う大日本農会ともどこか不思議なご縁を感じました。
さらに訪れたのは、パワースポットとしても有名な「清正井」。
本当に力のある場所なのか。
人はなぜ”見えないもの”に惹かれるのか。
そして、今私が仲良くさせていただいている月刊ムー編集のOさんとの不思議な出逢いなどオカルト的な世界観も交えながら、歴史・神秘・農業について自由に語っています。
今週もぜひ最後までお楽しみください!
今回の農業ラブソングは、先日参加したトヨタ自動車の株主総会で感じたことをお話しします。
豊田章男会長は「車に乗るのが好きな人」、佐藤副会長は「車を作るのが好きな人」、そして近社長は「車を作る人が好きな人」。
この言葉から見えてきたのは、これからの農業経営に必要な「多様な才能」の存在でした。
トヨタ生産方式(TPS)の考え方である「改善」や「現地現物」そして有名な言葉である「モノづくりは人づくり」
世界を代表する企業の理念を農業に当てはめながら、新規就農から14年経った今だからこそ見えてきた経営の本質について語ります。
良い野菜を作るだけでは成長できない時代。
仲間を集め、人を育て、挑戦を続ける農業とは何か。
日本の農業をカッコよくするために、私たちが学ぶべきことを考えてみました。
今回はコンビニの話です。
24時間営業、いつでも買える弁当や飲み物、ATMや宅配便。
私たちはそれを当たり前のように利用していますが、その便利さは誰によって支えられているのでしょうか。
最近コンビニでは外国人スタッフが増え、セルフレジが普及し、営業時間を見直す店舗も出てきました。
その背景にあるのは、日本全体が直面している深刻な人手不足です。
実はこの問題、農業ともよく似ています。
なぜコンビニは変わろうとしているのか。
24時間営業は今後どうなるのか。
外国人材は日本社会でどのような役割を担うのか。
そして人口減少が進む日本で、私たちは何を残し、何を変えていかなければならないのか。
コンビニという身近な存在を入り口に、日本の農業の未来について考えます。
◎今週のオススメ漫画
高橋のぼる『劉邦』
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