パリトレ第106回で語られたミステリー満載のマレ地区の歴史。今回は現代につづく「その後」の歴史をご紹介！テンプル騎士団のいなくなったマレ地区は貴族たち御用達の高級分譲地に。ユグノー戦争で荒れまくったフランスをナントの勅令でなんとか平和に持ち込んだ王様・アンリ4世が、パリの街を美しくしたい！と自ら設計したのが今のヴォージュ広場になる「ロワイヤル広場」。しかしその後マレ地区は衰退の危機に！その理由は？？どでかい煙突のあるユニクロの謎、ユダヤ人やLGBT、アートの聖地という現代の顔まで、マレ地区の栄枯盛衰を語ります！

番組後半のコーナー【Paris Quotidien】（パリの日常）はパリのテロ警戒レベルが最高に！という話題をお話しします！

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【出演】

夫：Takeshi Sugiura 杉浦岳史（ライター）

妻：Kyoko Sugiura 杉浦今日子（刺繍家）

毎週木曜日午前7時（日本時間）に配信！いまお聴きのポッドキャストでぜひ番組登録をお願いします！

オートクチュール刺繍の部門では日本人で初めてフランス国家最優秀職人章（Meilleurs Ouvriers de France）を2015年に受章した刺繍アーティストの関元聡（せきもとさとし）さん。パリのオートクチュール刺繍学校エコール・ルサージュで学んだあとオートクチュール刺繍の最前線で働き、2022年からは独立して「MAISON SEKIMOTO（メゾンセキモト）」を設立。いまはアートやプロダクトデザインに刺繍を活かす新たな道を開拓しています！職人たちの憧れでもある勲章MOF受章までの苦労話。大統領府エリゼ宮での式典裏話、そして彼にとっての「オートクチュール刺繍」とは？他ではなかなか聴けない貴重な90分のおしゃべりをどうぞ！

特別編集のため、今週の【Paris Quotidien】（パリの日常）はお休みします。ご了承ください。

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【出演】

ゲスト：Satoshi Sekimoto 関元聡（刺繍アーティスト）

HP: https://maisonsekimoto.com/ja/

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妻：Kyoko Sugiura 杉浦今日子（刺繍家）

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パリトレ夫婦が独断で選んだルーヴル必見10作品！の後編5点をご紹介！！まだまだありますルーヴル美術館でひとり独占できる名画！！今回はセーヌ川沿いにある建物「ドゥノン翼」1階のイタリア・スペイン絵画部門からお届けします！TVや雑誌、パリのガイドブックなどに出てくる超有名絵画のすぐそばで、ひっそりと佇む美術史の巨人たちの作品。その裏に隠れた素敵な、時に悲しき物語をお聴き逃しなく！！

ご紹介している作品（すべてルーヴル美術館ドゥノン翼1階）

1 ジョット・ディ・ボンドーネ《聖痕を受ける聖フランチェスコ》708展示室

2 フラ・アンジェリコ《崇拝の天使》709展示室

3 ピサネッロ《エステ家の公女の肖像》709展示室

4 作者不明《二人の青年》または《ジョヴァンニとジェンティーレ・ベリーニの肖像》または《二人のヴェネチア貴族》710展示室

5 エル・グレコ《フランス王・聖ルイとその従者》718展示室

番組後半のコーナー【Paris Quotidien】（パリの日常）は、パリの水道水についてのあれこれ、お話しします！

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【出演】

夫：Takeshi Sugiura 杉浦岳史（ライター）

妻：Kyoko Sugiura 杉浦今日子（刺繍家）

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今回ご紹介するのは「パリトレ的ルーヴル必見絵画」！！TVや雑誌でおなじみの超有名な絵画や彫刻がならぶルーヴル美術館ですが、この美術館の本当の楽しみは、歴史的な名画なのにあまり知られていなくて一人静かに鑑賞できる贅沢さ。あるんです！！そんな作品が！というわけでパリトレ夫婦の独断で選んだ必見10作品をお届けします。パート1の今回はルーヴル美術館の2階に展示された名画から5点をご紹介！！

ご紹介している作品（すべてルーヴル美術館リシュリュー翼2階）

1 ハンス・メムリンク《オリーブの枝をもった天使》818展示室

2 ヒエロニムス・ボス《愚者の舟》815展示室

3 ルーカス・クラナッハ（父）《マグダレナ・ルター》810展示室

4 ピーテル・ブリューゲル（父）《足なえたち》812展示室

5 ヤン・ファン・エイク《宰相ロランの聖母》（818展示室）6月17日まではSalle de la Chapelleの展覧会会場に展示

番組後半のコーナー【Paris Quotidien】（パリの日常）は、伝統のカフェとはちょっと違う、パリの若者に人気の新しいカフェスタイルについてお話しします！

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夫：Takeshi Sugiura 杉浦岳史（ライター）

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なんと400年も前にルイ13世によって創設された王立薬草植物園は、いまパリ植物園として開放され市民の憩いの場に。その中にある「自然史博物館」は美しい建築のなかに「地球」の歴史と今がつまっていました！！しかもその展示方法のコンセプトが度肝をぬく素晴らしさ！そこでは・・・動物たちが○○○！そして併設された解剖学のギャラリーではなんと骨までが○○○！！さすが哲学とアートの国・フランスの芸術的なまでの博物館の歴史と今について語ります！

番組後半のコーナー【Paris Quotidien】（パリの日常）は、フランス家庭御用達の冷凍食品ブランド「Picard ピカール」の本場フランスでのリアルな様子とその意外な歴史についてお話しします！

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もうすぐパリ五輪。主催国のフランスはもちろん過去最多の金メダルを狙っていきたいところ！表彰台でもきっとフランス国歌が流れることでしょう。ところがこのフランス国歌『La Marseillaise ラ・マルセイエーズ』が実は驚きの歌詞！こんな激しい歌、表彰式や学校で歌っていいの？？と日本人なら思ってしまいそうな内容をじっくり解説。そしてその誕生にまつわる意外な事実や作曲家の苦悩、そして禁断の「パクリ疑惑」までいろいろ語ります！

番組後半のコーナー【Paris Quotidien】（パリの日常）は、フランス人の日常に絶対欠かせない「バター」。旅行で覚えておきたい美味しいバターの選び方などお話しします！

番組中の楽曲

（冒頭）Présidence de la République HPより

（合唱）フランス教育省HPより

（フランス国歌歌詞）

「La Marseillaise （ラ・マルセイエーズ）」

Allons, enfants de la Patrie,

Le jour de gloire est arrivé !

Contre nous de la tyrannie

L'étendard sanglant est levé, (bis)

Entendez-vous dans les campagnes

Mugir ces féroces soldats ?

Ils viennent jusque dans vos bras

Égorger vos fils, vos compagnes !

Aux armes, citoyens,

Formez vos bataillons,

Marchons, marchons !

Qu'un sang impur

Abreuve nos sillons !

いざ進もう祖国の子たちよ

栄光の日が来た！

我らに対し、

暴君の血塗られた旗が掲げられている。

聞こえるか、

野蛮な兵士たちの唸り声が？

奴らは我らの腕の中に入り込み、

我らの息子や愛する者の

喉をかき切るつもりだ！

武器をとれ、同志たちよ、

隊列を組め！

進め、進め！

汚れた血が、

我らの畑を濡らすまで！

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没後に高く評価されて世界中が欲しがったセザンヌの絵画たち。パリで観るなら、まずはやっぱり「オルセー美術館」、そしてセーヌ川を挟んだ「オランジュリー美術館」。セザンヌの故郷エクス・アン・プロヴァンスの「グラネ美術館」も捨てがたい！・・・オルセー美術館の第35展示室を中心に、彼らしい制作のエピソードも交えてセザンヌ作品について楽しくお話しします。なぜ彼が自画像を好んで描いたのか、いまその真実がわかる！！かも？

番組後半のコーナー【Paris Quotidien】（パリの日常）は、フランス人たちに聞かれる日本についての質問について。彼らは何を知りたがるのか？についてお話しします！

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セザンヌ特集の第2話はズバリ「なぜセザンヌは『近代絵画の父』なの？？教えて！！」絵を描かない私たちに気づけない深い理由がありました！セザンヌがなぜ印象派展から距離をおいたのか？彼がなぜ「りんご」や「サント・ヴィクトワール山」をたくさん描いたのか？なぜパブロ・ピカソやほかの”画家”たちが最初にセザンヌを称賛したのか？？そのいくつもの疑問や不思議の謎が解ける、かも？！彼の後半生とともに探ります！

番組後半のコーナー【Paris Quotidien】（パリの日常）は、パリのゴミ分別・リサイクル事情はどうなってるの？？！についてお話しします！

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今回の主役は「近代絵画の父」と呼ばれ、りんごの絵で有名な画家ポール・セザンヌ！南仏の美しい街・エクサンプロヴァンスに生まれ、フランスを代表する大作家エミール・ゾラとの意外な出会い、そして息子に跡を継がせたい銀行家の父親の想いもむなしくパリへ旅立つポール。しかしそこで待っていた世間の仕打ちとは？！美術史に燦然と残る1874年の印象派展での反応、時代の波が彼についていくまでの長～い道のりについてお話しします。

番組後半のコーナー【Paris Quotidien】（パリの日常）は、これもフランス家庭でのある冬のお楽しみ・・・という話題をお話しします！

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日本やフランス、アメリカなど世界各国での展覧会に招聘され、現在は箱根のポーラ美術館で展覧会開催中の現代美術家・大西康明さんにインタビュー！思いがけない数の観客が詰めかけたパリでの展覧会の思い出。空間の彫刻、時間の痕跡とも呼ばれる作品のスタイルが生まれた意外な出来事とは。河原をトレースし、地球を測りなおすような作業が描いた、まるで満開の花を思わせる光景が語る意味・・・などなど、ほかでは聴けないパリトレならではのゲストトークで、アートの新しい面白さ、新たな地平を学ぶ90分！

開催中の展覧会：

ポーラ美術館　HIRAKU Project Vol.15「大西康明　境の石」

2024年5月19日（日）まで

同時開催：「モダン・タイムス・イン・パリ 1925ー機械時代のアートとデザイン」

美術館HP：https://www.polamuseum.or.jp

ポーラ美術館公式instagram @polamuseumofart

大西康明さんinstagram @yasuakionishi

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夫：Takeshi Sugiura 杉浦岳史（ライター）

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ゲスト：大西康明さん（美術家）

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