2023年上半期 Japan Startup Finance - 国内スタートアップ資金調達動向 -
https://initial.inc/enterprise/resources/japanstartupfinance2023h1
2021年末からグロース市場の低迷がはじまっている中でも、2022年の国内スタートアップ資金調達額は過去最高の9459億円を記録していました。しかしながら、2023年上半期においては3354億円と、昨年の同時期に集計した2022年上半期4160億円よりも減少しました。一方で資金調達社数は同比17%増の1,242社であり、新設ファンド数は例年と同水準と、不安材料ばかりではありませんでした。
この変化に適応して、チャンスを掴めるか。
1社あたりの調達額の平均値は前年を下回り、10億円以上の大型調達社数が30%超の減少
シリーズDの評価額下落幅が大きい
研究開発型スタートアップから2社が調達額100億円超を達成
前年からVCの投資額が約30%減少する一方で、事業法人・金融機関は10%超増加
上半期に観測された新設ファンド数は61本で、例年と同水準の年間5000億円台後半に着地する見込み